ただいま、午後6時でござる。あれこれ忙しくしておって、更新忘れてました。そう朝のうちは、「書かなきゃ!」と覚えておるのだけれど、昼前にはすっかり忘れてまうのじゃ。
そんなことで、きょうは、これまで!!スマンねぇ~
ただいま、午後6時でござる。あれこれ忙しくしておって、更新忘れてました。そう朝のうちは、「書かなきゃ!」と覚えておるのだけれど、昼前にはすっかり忘れてまうのじゃ。
そんなことで、きょうは、これまで!!スマンねぇ~
午前7時の気温は、プラス1度。どんより曇り空の朝でござる。夜に雨が降ったらしく、デッキは濡れて、雪も融けておりまする。
まもなく12月というのに、温かな冬ですなぁ。若いころなら、「もっと寒くなって雪がごっちゃり降らんかなぁ」と思ったところでしょうが、ぢぢぃはなんかホッとしたりして。60の爺さん、情けないことになっておる。
昨夜は、毎週恒例のテレビ朝日「TVタックル」を観たのでござる。元財務省の官僚で、現在は嘉悦大学教授の高橋洋一さんが、財務省のプロパガンダを大批判しておった。
おぢも「ニッポン経済、このままだとそのうち破たんする」と思っておりましたけど、それもこれも財務省によるプロパガンダ、大ウソだというのじゃ。
我がニッポン国には1000兆円という借金がある。とんでもない巨額の借金なわけで、だからニッポン経済が破たんの危機かというと、そうではないのだそうな。
ポートフォリオってことで考えるなら、しっかりこの国の資産も見なきゃならんという。その資産、650兆円あるという。
したがって、差し引き350兆円の負債があるわけだけど、貿易黒字やらなんやらを加味すると、ギリシャなどのように、経済破たんするレベルではないのだという。
リスクを回避するために開発された金融商品のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)でみても、ニッポンの評価、ギリシャなんぞと比較するレベルではないそうな。
もちろん、現在のように、税金として入ってくる金の2倍を超える金を使うなどというのは、世界のどっから見ても異常事態でござる。
ではありますが、財政が破たんしかねない状況かというと、これがまるきり違うのだそうな。
そう、おぢはすっかり財務省のプロパガンダに乗せられておったってことじゃ。この高橋さん、財務省に居た時は、対外向けにニッポン経済の実情を広報しておったそうな。
つまり、外国向けには、「ニッポン経済は健全で問題がない」と正しい広報をする一方、国内向けには、「ニッポン経済は、危うい、破たん寸前」とプロパガンダしてきたのだという。増税したいがためにそうしてきたのが財務省だそうな。
とんでもないのぉ、財務省。でもって、この路線に丸々乗っかっておるのが、野田どじょうだそうな。財務省、怖いところですなぁ。
それにしても、こんなことでは、国益を無視して省益のみ。あまりに酷くないか? 国滅びて官僚だけが生き残る、んなことでいいのか。加えて、この円高じゃ。
円高についは、これはあちこちで言われておるけれど、ようは日銀が、お札を増やさないから。これにつきるのだそうな。円をジャンジャン増刷さえすれば、円安へ簡単に誘導ができるという。
つまりは、インフレに誘導すれば、デフレも解消し、円高も解消されるという、まことに結構なことになっておる。ではそんな簡単なことを何で日銀はしないのか?
日銀が恐れておるのは、どうやらバブルの再来だそうな。とはいえ、もう20年も資産デフレが続き、株価も税収も落ち込んでおる。
まさに「熱ものに懲りてなますを吹く」状態。財務省も日銀も、一体全体、このニッポン国をどこへ導こうというんかねぇ。頭がクラクラいたしまする。
しかも、今回の消費税の増税も、実際、税収アップになるかというとかなり怪しい。みんなの党幹事長の江田憲司さんに言わせれば、前回3%から5%に消費税を増税して以降、税収は逆に減っておるそうな。
消費税の増税によって、消費が鈍り、税収が落ち込んだということか。だったら消費税の増税、意味ないじゃんって話でござる。
しかも、財務省の走狗と化した野田どじょうは、増税の決定後に解散するとか申しておる。どっからどうみても、おかしい。
なんとかせんかい、二千回、と思うけど、国税庁を抱える財務省と闘おうという、性根の座った政治家は、見当たりませぬ。
やっぱ、父がヤクザだったくらいの橋下徹さんを、国会に呼び寄せないとニッポンはダメかねぇ…
午前8時の気温は、マイナス4度。天気は写真のように、ほぼピーカンでござる。爽やか穏やかな朝だよねぇ。
おぢの仕事、実はほぼ土、日で決着がつくことが多い。そんなことなもんだから、月曜日は解放感があるのでござる。それに加えて今朝のこの天気、なんかウキウキもしたりしまする。
そんなこんなの月曜朝の話題といえば、そりゃもう大阪市長選に大阪府知事選でござる。しかも、結果は、大阪維新の会の圧勝でござる。
民主党に自民党、さらには共産党という既成政党を敵に回してのこの大勝利。どんだけ大阪もニッポンも閉塞感に満ちておるか、象徴的な出来事と申せましょう。
公務員改革に挑む橋本さん、そりゃ大阪市役所の公務員の皆さんからしたら、とんでもない首長の誕生でござる。
その一方、一般庶民、一般サラリーマンからは拍手喝采でござる。なにせバブル崩壊以降、給料はほぼ下がりっぱなしなのに、その間も給料は増え続けた公務員、これに対する恨みつらみは計り知れませぬ。
公務員の給料が相対的にサラリーマンより高くなって、住民サービスが向上したとか、役所の対応が良くなったとかあるかぁ?
しかも、ここんとこいわれておるように、公務員の年金が3階建てで、加えて税金まで投入されておるとなれば、不公平感は募るばかりじゃ。
さらに、我がニッポン国では、いま入ってくるお金が40兆円しかないのに、借金して90兆円も使うという異常事態。日本一「生活保護」が受けやすいという大阪市なんぞ、似たりゴンベのチョー赤字体質でござる。
さらにさらに、大阪市職員には、関係の別枠入庁なんかがあるそうで、まことに不透明。ま、ヤクザの父がいたくらいの首長でないと、改革などできないとは思いますです。
それにしてもですが、自民党長期政権を倒したころの民主党に、世間はたいそうな期待をしたもんですが、実際は、ご承知ような体たらく。
だからもう、政治への関心を無くしたかというと、どうやら違ったのね。これまでの政治をひっくり返すような大阪維新の会に期待が集まっておるということ。
そんだけ既成政党は、庶民感覚、庶民の気持ちから乖離してしまっておるってことなのだろう。いずれにせよ、我がニッポン国、そう遠くない将来には、ちゃぶ台をひっくり返すような、「強烈な痛みを伴う大改革」をしないと経済破たんは免れない。
ギリシャだ、イタリアだ、スペインだ、そのうちニッポンだと言われる日はそう遠くないと思うけど、どうよ?
午前8時の気温は、プラス1度。しとしと細かい雨の降る朝でござる。きのうお近くのスキー場が、あちこちオープンしておりまする。
といっても、オープンしているゲレンデはそれぞれごく一部。雪があと2~3メートルは欲しいところだそうで、ようは雪不足でござる。
それでも、スキー場のゲレンデをハイクして滑るスキーヤー、スノーボーダーが結構来ておりまする。まだリフトが動いていないけど、圧雪はしているわけで、その上に雪が少し降って、なんともよろしい感じでござる。
いまどきなら、山スキーもまるで無理。完全にオープンしているとみられるスキー場も札幌国際か、中山峠と限られる。若いころなら、そそくさと行ってましたけどねぇ。
写真は過日我が家にやってきたスズメでござる。雪の日に飛び回るスズメ、なんとも愛らしいのでござる。この日はほかに四十雀なんかも来ておりましたです。
こいつら、これからの冬をどう過ごすのでしょうか。余計なことですが、心配になったりと、今朝は心優しいおぢなのでござる。
さて、世界経済が何ともややこしいことになっておる。世界恐慌も危惧されるほどでござる。子供のころに夢に描いた21世紀は、こんなではなかったけどなぁ。
おぢが感じるのは、以前も書いたとは思いますが、東西冷戦後の資本主義の大暴走。なかでも問題なのは、「強欲資本主義」を主導する、一握りの大金持ちじゃ。
怪しい金融商品を売りつけて大儲けしたり、怪しいゆえに各国経済を混乱させたりと、やりたい放題じゃ。その金はいま、またもや原油に来ておるそうな。
ってことで、冬を前に価格は上昇中じゃ。貧乏人を苦境に陥れても儲けるという強欲な大金持ち。こんなもんは、昔はおりませなんだ。
功成り名を遂げた大金持ちは、社会に還元したり、カーネギーさんのようにホールなどを造って、文化に貢献したりと、社会に恩返ししたもんです。
最近でも、来日しました有名なアメリカの投資家、ウォーレン・バフェットさんというお方がおりまする。このお方は、06年になんと資産の85%を慈善団体に寄付してるんだなぁ、これが。
それとはまるきり違うのが、いまどきの「強欲資本主義者」でござる。ニューヨークで「我々は99%」と怒っておる若者の気持ちもよくわかりまする。
なにせかの国では、7人に1人が貧困層とか。ニッポンも似たりゴンベでござる。かつては、北欧諸国並み、「一億総中流」と言われましたが、いまは、貧富格差が拡大して、貧困率はアメリカとそう変わらぬところまで来ておりまする。
最も問題なのは、その格差が固定化されるってこと。そこがドンドコ進んでおるところが、社会をさらに逼塞させておりまする。困ったことだわなぁ。
ところで、オリンパスの株価、最安値の424円から金曜日は1276円まで3倍に化けておる。元々オリンパス株を持っておった株主の皆さんは、2500円あたりからほぼ半値の事態にあ然呆然でござる。
一方、おぢのように440円を捨てるつもりで買ったヤクザもんもおる。いまんとこ、ホホゥとほくそ笑んではおりますが、それも上場が維持されればっことで、まことに先行き不透明。
そういう意味では、火中の栗を拾わんことには、お金は儲からんことになっておる。とはいえそれもこれも、自己責任で、人に迷惑などかけませぬ。
ところが強欲どもときたら、経済の危うい国の債権を空売りして、大儲け。かくして国経済は大混乱。巨万の富を得るために、多くの善良な市民が犠牲になっておる。
なんか、おかしくないか、21世紀!!
午前8時の気温は、マイナス2度。穏やかな朝で、昨夜から今朝にかけて、5センチほどの積雪でござる。そんな中、お近くのニセコグラン・ヒラフスキー場は、きょう安全祈願祭でござる。
ようはスキー場のオープン。とはいえ、パフパフパウダー狙いのおぢには、雪の量が少なすぎ。も少し降ってもらわんと、どもこもなりませんです。
話はゴロンと変わりまするが、つい先ほど、TBSの「朝ズバッ」観ておって、どうにもこうにも驚いた。
福島県のとあるゴルフ場、今年原発事故で営業ができなかった。そこでゴルフ場の除染を、東電に求めたそうな。
そしたら、帰ってきた答えは、降り注いだ「放射性物質は、無主物」で除染費用を支払う義務はない、と文書で回答してきたそうな。
驚きましたなぁ。そもそも無主物というのが凄い。ようは「誰のものでもない」と言っておるのだけれど、こんなもん、明らかにフクシマ第一原発の事故で放出されたもの。
それをなんという詭弁、口あんぐりでござる。しかも、東京地裁に損害賠償の申し立てをしたら、ゴルフ場側が負けてしまっておる。
この東京地裁の裁判長、ゴルフ場の土壌や芝が原発事故で汚染されたことは認めたが、「除染方法や廃棄物処理の在り方が確立していない」として、東電に除去を命じることはできないとしたのでござる。
加えて、ゴルフ場の地上1メートル地点の放射線量が、文部科学省が子供の屋外活動を制限するよう通知した毎時3.8マイクロシーベルを下回ることから、「営業に支障はない」と判断し、賠償請求も退けたという。
いやぁ、なんという裁判官。そんならこのゴルフ場に、二週間でも三週間でもご招待して、連日ゴルフを楽しんでいただこうではないか。
営業に支障ない、気分爽快なゴルフを実感するといい。もし本当にそうなら、何でみなさんこぞってフクシマにゴルフに来ないのか。
放射性物質が3.8ミリシーベルト以下なら、ゴルフは楽しくプレーできるのか?
東電、経産省、司法の場が一体となって、やりたい放題の印象でござる。この国に、正義というもんはないのかね? はらわたが煮えくり返りましたです。
それにしても、東電の傲慢さは目に余りまする。自民党の河野太郎さんではないけれど、しっかり東電を潰さないからこうなる。
庶民、国民の期待を裏切り続ける民主党政権には、トットと退場してもらわんことには、もはやどもこもならん。おぢ、朝からプンプンでござる。
午前8時の気温は、マイナス5度。ジャンジャン雪が降っておりまする。きのう一日ですっかり融けた雪ですが、今朝は一面の雪景色が復活でござる。
コロコロ変わる天気です。ご当地の場合、雪が一旦降りだしたら、とにもかくにも止まらない。ジャンジャンガンガン降り続くのでござる。
間違いなく日本有数の豪雪地帯でござる。それでも近年はずいぶん積雪も降雪も少なくなってきたと、生まれも育ちも羊蹄山麓という方は、声を揃えて申しますです。
とはいえ、なんだかんだで札幌の2倍の量は降るわけで、しんどいといえば、しんどいことになっておりまする。それでも、というか、だからこそ、人々をひきつける魅力があるのがご当地でござる。
ここんとこ、ハニーさんがお付き合いしておる「脱原発」の女性たちも、そのほとんどが移住組。東京、大阪はもちろん、フランスはパリまでいるから驚いちゃう。
田舎ですけど、単なる田舎でないところが、ご当地の面白いところ。移住者を受け入れるおおらかな地元の体質や肥沃な大地、美味しい水、都会にはない良さがごっちゃりあるのでござる。
さて、写真はニセコのTさんから届いたもの。我がニッポン国の汚染状況が一目でわかります。フクシマ原発事故によって、日本列島はどんでもないことになっておる。
田坂広志前内閣官房参与の日本記者クラブでの講演では、3月末の時点で、もし停止中のフクシマ原発4号機のプールの水が無くなり、臨界状態となったら、首都圏3000万人の避難も視野にあったという。
ぎりぎりの状態だったのですなぁ。いまだから言える怖い話ではございます。もっとも、フクシマ原発は、2、3、4号機から、いまも放射性物質はダダ漏れ状態。
図でみても、北海道の東、道東方面は、首都圏ほどではないものの、けっこうな汚染状態でござる。ニッポン国の危機は、終わったわけでも、消息したわけでもござりませぬ。
このパターンだと、もし泊原発で事故が起きたなら、北海道はほぼ丸々汚染状態。危ないったらありゃしない。
そして、下の図は海洋汚染の実態でござる。こうなると、太平洋側の魚は、ちょと怖い。やっぱ悲しみ本線、日本海の魚かねぇ。それにしても、こんな状態で、さらに原発を動かそうという動きがあること自体、信じられませぬ。
この先、フクシマを中心に首都圏も含めて、子どもたちにどんだけ健康被害が出ることか。まことに心配なことでござる。それもこれも、国民そっちのけの経産省の大罪でござる。
原発マネーとそれに群がる既得権益、それがこの国を滅ぼすかもしれませんなぁ…
午前8時の気温は、プラス3度と温かでござる。空も晴れ渡っておりまする。ではありますが、明け方にはざぁざぁ雨が降って、ここ数日で降り積もった雪も、すっかり融けておる。
本格的な冬へ向けて、いまは一進一退の状態でござる。身体がまだ冬に慣れてはいないせいか、これぐらい温かいと、ちょいとホッとしたりもいたします。このあたりが歳ってことなのでしょう。
きのうは夕方に温泉に行ったっきり、ほぼ丸一日、床に就いておりましたです。胃は痛いは、吐き気はするは、ようするに酒の呑み過ぎ。意地汚く呑んでしまって、酷いことになってました。
休肝日明けは、どうしても深酒になるんだわなぁ。困ったじいさんでござる。
さて、日本初「市長の査定」を市民が行うという、東村山市が大注目でござる。東京の東村山市で、「株主総会」が開かれ、市長のボーナスを市民の代表が査定したそうな。
きのうの勤労感謝の日におこなった、というものなんかよろしい。加えて、市民が市長の市政運営を評価してボーナスの支給額を決めるというものいい。
それを株主総会と呼ぶのもいいね。市民は株主、その株主のために市長は頑張る、って発想、素晴らしいと思いますです。
その東村山市の渡部市長、「市民の皆さまに経営情報をきちんとお知らせして、ボーナスに、業績評価が反映させられる」と述べたとか。
ことと次第によっては、ボーナスが減ってしまうかもしれない渡部市長、たいそう勇気がありまする。やってきたことに自信がないと、こうはいきませぬ。
全国各地の知事やら市長も、こうした方法を導入すれば、のんべんだらりと仕事なんぞしてられません。ちゃんと市民の方を見て、しっかり仕事するに違いない。
ちゃんと経営情報を公開して、市民に仕事を査定してもらう。まことに分かりやすいです。こういうシステム、官僚さまにも導入できないもんかねぇ。
こんないいシステムができる一方、この国には、あまりに旧態然とした仕組みごっちゃり残っておる。それが、非効率、不透明、不可解な行政を生み出しておる。
ニッポン国は、利権に既得権益でカチンカチンのコンクリート状態。なんとかならんのかねぇ…
更新が遅れましたです。スマンこってす!! 実は、ずーっと死んでおりました。恐怖の二日酔いでございます。
午後になって、ようやく人間らしくなったわけですが、不調につき、また寝ます。ゲロッゲロで、スマンこってす!!
午前8時の気温は、マイナス3度。昨夜から延々と雪が降りっておりまする。もしかすると、このまま根雪になる勢い。困ったなぁ。なにせ、冬支度がまだ終了していない。参ったなぁ…
お近くのニセコグラン・ヒラフスキー場ですけど、去年は11月20日にオープンの「安全祈願祭」があったのだけれど、結局は、雪不足で12月に入ってから滑走可能でござった。
今年は、暖冬の予想もあったためでしょうか、スキー場オープンの安全祈願祭は、26日と去年より一週間の先送り。
ところがこんな調子だと、今週末の26日は、スキー場の本格オープンとなるやもしれませぬ。まことに結構。「かかってきなさい!!」と思う、パウダーフリークのおぢでござる。
そうこうしているうちに、いつも除雪をお願いしているご近所農家の重機がやってきて、どうしたもんかと困っておった家の前の雪を、ちゃっちゃと片付けてくれましたです。
そういえば、今年はまだ、きちんと除雪のお願いをしていない。なのに、雪が降れば、ちゃんと除雪に来てくれる。田舎の人は、ホンに優しいです。
おぢもいまやすっかり田舎の人ゆえ、爪の垢でも煎じて飲まんとねぇ。「心優しい田舎人」目指して、ガンバるか…
さて、きのうの「TVタックル」観ましたぁ? 判りにくいTPP、ちょいと目から鱗でござった。こと、この問題に関しての問題といえば、やはり農業。
例えば、いまニッポンでは「遺伝子組み換えしていない大豆」と表示されていて、これが食の安心につながるのだけれど、TPPによって、こういった表示がなくなる可能性があるという。
これは大問題でござる。ちゃんと表示してもらわんことには困る。そんなことは、あれこれ枚挙にいとまがないのでござる。
だから、TPPに参加するならするで、「ここはダメ」「これは認めない」などガイドラインを定めて、国内のコンセンサスを得ておればよかった。
ところが、国内の論議も何も、まるきりないままに突っ走るから、「不安だ、どうなってんだ?」となる。そんなことで、いま国論を二分する事態となっておる。
しかも、野田総理は「参加すると表明したわけではない」というし、アメリカは「参加すると捉えている」とまことに分かりにくい。それもこれも、TPPを見切り発車したための野田二枚舌なのじゃ。
さらには、過日も書いたけれど、ニッポンには交渉能力ってもんがさっぱりない。あれもこれも、アメリカに押し切られるじゃないかと、誰しも心配しておる。
それにしても、TVタックル観ていて思ったけれど、ニッポンの農政って酷いです。考えてみれば、いや、考えてみなくても、食糧自給率が40%を割っておるから、自給率を上げなきゃならん。農業振興をせにゃならん。
そう叫ぶ一方で、実態はというと、作付を減らす「減反政策」を推進してきておった。これって、ブレーキをかけながら、アクセル踏んでる状態じゃ。どもこもならん。
そして、やっぱ農協が問題じゃね、悪いけど。
諸外国ではその昔から、農家は生産者であり、優れた経営者であって、尊敬を集める人気職業のひとつでござる。
我がニッポン国では、かつて、農地解放で地主となった元小作農は、「農」はもちろんプロだった。しかし、「業」(なりわい)はというと、経営というもんをしたことがなかったので、当時は彼らの農業経営に疑問符が付いた。
そんな当時は、農協に任せさえすれば、農家は経営について考えなくてよかったし、それでうまく事が運んでおった。
ところが、その後の実態はというと、農協は農家の上に君臨し、農業を牛耳るという本末転倒状態。しかもTVタックルによれば、現在農協を支えておるのは、3ちゃん農業に代表される、兼業農家だそうな。
大規模化を目指さねばならん農業が、農協によって零細な兼業農家の利益代表になっておるところ、問題なしとしませんです。
例えば、ご当地でもこんなこともありましたです。
おぢの地元で生産される「倶知安じゃが」は、東京の三越デパートでも販売されるという、押しも押されもしない「ブランドじゃが」でござる。
その地元農協が、このままでは経営が立ち行かないと、何年か前に合併し「ようてい農協」に改称いたしましたです。
これに伴って、何を勘違いしたか、すでに大ブランドとなっておる「倶知安じゃが」の名称を、勝手に「羊蹄じゃが」と、突如変更したのでござる。
そのおかげさんで、その年の「羊蹄じゃが」、チョー安値で取引されることになりましたです。いくら中身はいつもの「倶知安じゃが」と言っても、これまで聞いたことのない「羊蹄じゃが」と箱に書いてあっては、売れるはずもござりませぬ。
地元農家が、いつものように丹精して生産した高品質のジャガイモが、突如、安値になったのでござる。農協による安直な名称変更で、不利益を被った、ってことでござる。
この顛末はというと、ようは農家が損しただけ!!
ことほど左様に、こういう事態であっても、損失を被るのが農家だけというおかしなことになっておる。きのうのTVタックルでも、規模拡大を進めるTPP賛成派の農家が言っておったけれど、農協だけの独占販売状態がそもそも問題じゃ。
TPP参加によって、食の安全が脅かされるのは、大いに問題じゃ。しかし、その一方、農協に代表される閉塞したニッポン農業は、外圧でないと何も変わらんのではないかとも思いますです。
そういう意味で、TPPは「諸刃の剣」。悩ましい問題ですけど、やっぱ、国内のコンセンサスを得て進めるべきでした、と思うおぢなのでござる。
なんだか凄いぞ今朝は。風がウンウン唸っておって、その音で目が覚めましたです。外は、強い風がビュービュー吹いておって、びっくりでござる。
午前6時の外気温はというと、なんとマイナス8度、ヒェ~。時おり地吹雪に猛吹雪。いきなりの真冬、加えて、吹雪の朝ってことでござる。道東みたいな天気じゃんか。どうなってんだろ?
そんなとんでもない天気にもかかわらず、ニャンは、ノソノソ物置から出てきておる。胸まで雪に埋もれ、雪を漕いで、玄関前に集まっておる。アタマ悪すぎです。
ご飯はちゃんと寝床まで届けておるのに、なんでこの吹雪に出てくるのか。バカ息子にバカ娘が可愛いというの、よくわかりますです、ハイ。
そんな凄い天気ではありますが、今朝のおぢ、やたらと爽やかな目覚めでござる。昨夜が休肝日で、就寝は10時と、健康を絵に描いたような生活だからでしょうか。気分爽快、体調良好、よしよし。
さて、土曜日のことですけど、札幌の琴似工業高校の先生による「原発出前授業」というのを聞いてまいりましたです。
世間では収束に向かっているかのような雰囲気のフクシマ第一原発ですけど、どうも、そんなことはないというのが、先生の見立てでござる。
第一、1号機は建屋で覆われたけれど、2~4号機にはそんな気配がない。つまりは2~4号機は、放出される放射性物質が多くて、手が付けられないのではないかという。
そういうことで、いまも2~4号機からは、放射性物質がダダ漏れ状態ってことでござる。
チェルノブイリでは、事故を起こした原発を覆う石棺が完成するのは、事故発生から7か月。それを超えることのないよう必死の作業でフクシマでも建屋が建てられたのだろうけど、でも、それは1号機だけの話でござる。 2~4号機、どうなってんの? って話でござる。
さらに事故を起こした原発が、冷温停止状態に近づいているような発表ですけれど、原発の温度が下がっているのは、別の事情ではないかという。
つまりは、核燃料がメルトスルーして、温度計のある場所から、さらに地下に落ちたってことだと、先生は申しておる。そうだろうなぁ、お釜の底が抜けて、核燃料がさらに下に落ちれば、こりゃ手が付けられませぬ。
このドロドロに溶けた核燃料をどう始末するのか。この先何十年の話でござろうけれど、いまはその手段さえないのでござる。
その間、放射性物質はダダ漏れ。ニッポン国中、放射性物質まみれでござる。米国の資料などによると、北海道でも道東方面は汚染が進んでおるらしいという。なんだかなぁ…
で、今回のお話で一番重要なのは、やっぱ、電力は足りてるらしいってことじゃ。政府や東電発表の大ウソは、ニッポンの電気の30%が原発で、だから原発が止まると電力不足になるという論理でござる。
そりゃ、原発が全て稼働していたらそうでしょう。ただし実態はというと、原発は13か月、18か月、24か月を超えない範囲で定期点検で停止する。
ゆえにご当地の泊原発もいまは1、2号機が停止中でござる。そんなこんなで、ニッポン国中で常に数多くの原発は止まっておる。
したがって、原発が必要電力の30%も担っておるはずがない。「エネルギー・経済統計要覧」によれば、2009年時点でも、火力と水力をフルで動かせば、原発はまるでいらない算数になっておる。
つまり、火力発電の稼働率を下げているから、電力不足になりかねない。火力発電を全て稼働させれば、最大電力需要は賄えるとしておる。
そんなこんなの大ウソをこいてまで、なんで原発にこだわるのか。原発を持っておるということ、原子炉を制御できるということは、とりもなおさず「核兵器」がいつでも造れます、ってことを世界にアピールするためだという。
原発から出る核のゴミの中には、放射能が強いため取り扱いの難しいプルトニウムという物質も生成されておる。
実は、このプルトニウムがあると、原子爆弾を造ることができるのだそうな。なんでも、自衛隊幹部は、外国プレスからの質問に答えて「原爆は半年でできる」とのたまったとか。
ようは潜在的な核保有国であることをアピールすたるため原発が必要だというのだ。なるほどねぇ。仮にそうであるとしたって、この狭い地震国に、55基だかの原発は必要かねぇ?
世界には440基の商用原発があるそうだけど、1割を超える原発が日本にあるってなんか変ではないのか? TPPは、参加していいもんか、ダメなもんか、さっぱり判断のつかないややこしさでござりまするが、原発は、はっきりしておりまする。
地元民やら地元自治体を、交付金でがんじがらめにしておいて、否が応でも作り続けてきた我がニッポン国の原発。もうそんなドロドロしたエネルギーは、止めるのがよろしい。
風力、水力、地熱、バイオマスなどなど、新エネルギーを開発して、新たな産業や新たな起業をする方が、前向きで明るいのではないかねぇ。原発建設を巡る嫌らしいあれこれ、もう聞くもの見るのも嫌でございます、ハイ。
http://www.youtube.com/watch?v=bMRD3p2nuuI ←田坂広志、前内閣官房参与の日本記者クラブでの講演。聞いてみてみ!!
今朝は、寝坊してしまいましたです。8時の気温はプラス5度と温か。雪もすっかり融けておる。とても、11月も下旬とは思えぬポカポカ陽気でござる。
いつまで続くんだろ? この陽気。そんなことなもんだから、きょうはデッキの上の片付け作業をせねばなりませぬ。ほかにも草木の雪囲いもあるし…
あれやこれや、しなきゃならんことはごっちゃりだけど、仕事もせんとならんしで、「♪困ってしまってワンワン、ワワン」でござる。
そんなこんなではありますが、昨夜は、寿司職人と化したおぢが腕を振るって、巻寿司大会でござった。二人で1合半炊いたご飯は、あっという間に無くなりましたです。
お寿司の場合、子どもだけだと、ひとり1合のシャリは食べるのだそうな。朝ご飯はふたりで1合という我が家で、晩御飯で1合半は、けっこう食べた、ってことでござる。
昨夜のネタは、教わった通りのマグロにサーモン、キュウリのかっぱ巻き。写真には撮りませんでしたけど、けっこういい感じの巻寿司でござった。
来週は、握り寿司の講習だそうで、たいそう楽しみなことになっておる。新しいことに挑戦するというのは、結構楽しい。さらに、料理だと、食べる楽しみという実益があるから、もっとよろしいのじゃ。
札幌なんかだと、ちゃんと寿司を教える料理学校が、あるんだろなぁ。そのうちヒマになったら通ってみたい気もしたりしておる、柔らかい日差しが注ぐ朝でござる。
さて、過日アマゾンで注文をした中村天風さんの本が届きましたです。当ブログをしつこくチェックしておる札幌の旧友Sは、この中村天風さんの本をしっかり読んだことがあるらしい。
でもって、過日おぢに電話してきて、「哲学者の中村天風さんは甘くない!!」とわざわざご指摘。流行ものに弱いおぢ、単に天風さんを読んでみたいとは思った。けど、そんな難しいもんだとはつゆ知らず。
そんなご指摘なもんだから、どんだけ難しい本が届くかとビビっておったら、この本、ようは「天風語録」を分かりやすくまとめたもののようでござる。
まずはお気楽に読んでみることにいたしまする。今朝も、あれこれ書きたいこともごっちゃりあるけれど、きょうはシャカシャカ仕事もしないといけないので、中途半端ですけど、また明日でござる。スマンねぇ~
まだ真っ暗な午前6時でござる。気温はプラス5度と温かですけど、あたりの木々がゆらゆら揺れており、風がある。デッキも雨で濡れておりまする。
寒くても、暑くてもよいけれど、いつものことですけど、風が強いのだけは、勘弁でござる。きょうは午前中にお近くの喜茂別町へ行きますけれど、日中の天気、どうなるんだろ?
昨夜は、久々にジムで汗をかきましたです。肉離れした右足は、まだ、サンバでもズンバでもござりません。そんなことで、足に負担の少ない自転車を、40分ほどエッサホッサ。ペダルを坦々とこいだのでござる。
それでも10分も過ぎたあたりから、汗がジャンジャカ出だして、気分はずんずん爽快に。身体を動かして、汗をかくというのは、身体より圧倒的に心の方によろしいようでござる。
帰宅してからのビールもとりわけ美味しいもんねぇ。そんなこんなの昨夜、TPPを巡る議論をNHKTVでしておったので、ちょいと拝見しましたです。
この問題、ミスター円と呼ばれ、タフ・ネゴシエーター(手ごわい交渉相手)とも言われた、榊原英資氏の言葉に尽きるのでござる。
「わたしも数々の交渉をしてきましたけど、日本は交渉能力が弱い」。アメリカと喧々諤々の駆け引きをしてきた元財務省官僚の榊原さんが言うのだから間違いない。
まぁ、ニッポン人ならだれしも「ニッポンって交渉能力がないよなぁ」と漠然と思ってはおるけれど、実際アメリカとの交渉にあたり、タフ・ネゴシエーターとまで呼ばれたお方が、交渉能力が弱いというのが、悲しいニッポンの現実でござる。
闘う元経産官僚、古賀茂明さんを放逐した、古川元久民主党国家戦略担当大臣や、なんちゃらいう民主党の外務副大臣が、幾ら詭弁を弄しても、こりゃダメでござる。
交渉能力がまるきりないんだも、アメリカに何でもかんでも押し切られるのは目に見えておる。アジャパーなことでござる。
だからといって、TPP参加はよくない、と言い切るのもどうかなぁ? とも思うのじゃ。なにせ、平均年齢65歳の農業、10年後は平均年齢75歳、存在できるのか? TPP以前に事実上の崩壊状態ではないのか。現状改革こそ、いまは必要だと思うけど、実態は放置プレーだもんねぇ。「ガイアツ」以外に手はあるのか?
さて、話はゴロンと変わりまするが、この間からおぢは、恥ずかしながら文化講座「男の和食」へ通っておる。ようは「握りから巻物まで、寿司の基本を学ぶ」のでござる。
これ、全3回で寿司を学ぼうなんぞという、まことに無謀な試み。過日の1回目は巻寿司でござったけど、これがとにもかくにも難しい。
講師の先生によると、食べて、口の中でふわふわ感のある巻物になるようにするのが大ポイントだそうな。とはいうけれど、プロでも難しいといわれる巻物が、ど素人に簡単に作れるわけがない。
それ以前に、きれいに巻くのがなんとも難しい。高級すし店の巻物は、切り口が四角くて、海苔はパリッとしていて、口の中でほろほろ崩れる。
ところが、素人だと、どうしても巻は硬くなるは、きれいに巻けないはで、悪戦苦闘を繰り返したのでござる。それでも、なんだか楽しいことになっておる。
ってことで、今晩はハニーさんを試験台にして、鉄火巻やらカッパ巻の夕ご飯でござる。目にもの見せてやれないのが残念だけどね。
写真は、TVCMでここんとこ、盛んに宣伝しておるインスタントラーメン。インスタント麺は、おぢが子供のころに生まれ、延々長いおつきあいでござる。
学生時代など、ヌード写真とインスタントラーメンには、どんだけお世話になったことか… で、役所さんのCMゆえいただいてみたけれど… コメントは次回にでも。
午前7時の気温は、な、な、なんとマイナス8度!! いきなり真冬でござる。こんな寒いのに、写真のように我が家のニャンは、玄関前でご飯を待っておる。
アタマが悪いのぉ~ 寝床でぬくぬくしておれば、勝手にご飯がやってくるのにねぇ。もっとも、アタマが悪いからメンコイとも言えまする。
そういえば、おぢの中学、高校の同級生で、アタマの悪いのがひとり、おりまする。とある会社を経営しておるMというアンポンタンでござる。
同級、同期生の間では、おぢとこやつはいつも喧嘩しておる天敵同士じゃないかと、揶揄する向きもあるけれど、そんなことはござりませぬ。
向こうはいつもケンカ売ってるつもりかしらんけど、おぢはいつも温かい目でMを見ておるのじゃ。ま、我が家のアンポンタン・ニャンコがメンコイのとほぼ同じ、悪いけど。
しばらく会っていませんけど、この不況下、元気にしておるのか? 心配もしたり、気にしたりもしておりまする。これって愛情??? んなこたぁ~ありませぬ。
そういえば、過日、やはりおぢの中学校の同級生が、ひょっこり当ブログを訪ねてきましたです。
競走馬のきゅう舎を経営しておるF君なのじゃ。おぢたちが卒業した、今はなき札幌市立陵雲中学校の同級生でござる。陵雲中学校でネット検索したら、当ブログに引っかかったということでござる。
ひょんなことで、ブログの威力を思い知ることになるのよねぇ。このF君、若いころから乗馬に親しみ、結果、現在はお馬さんでご飯を食べておるらしい。
お付き合いも、馬主になるくらいのお金持ちばかりですから、あれやこれや、気苦労があるやもしれませぬ。メールでやり取りしたら、少々お疲れのご様子じゃ。
もう還暦ゆえ、少しづつ仕事の量を減らして、好きな乗馬を楽しんだりするのがよろしいかと、思いますけど…
さて、おとといから「国会の事業仕分け」だそうな。参考人として呼ばれた古賀茂明さんがなんともかっこいい!! 国民こぞって、大拍手でござる。
「国家財政が破たんするかもしれないから増税をお願いしますという時に、福利厚生(公務員宿舎)をどうしようかという話が出てくること自体が不思議」という発言に、国民こぞって大拍手じゃ。
まさに、ごもっとも。官僚天国、官僚支配国家の現状を、一言で喝破いたしましたです。 ついでながら、恥知らずの国家公務員の皆々さまには、この際あらためて「恥を知れ!!」と申しておきましょう。
そんな輩と比較するのもなんですが、ブータン国王のそのお言葉やら、姿勢、物腰がなんと素晴らしいこと。国会での演説をどう聞いたかねぇ、野田アンポンタンやら鬼畜・官僚の皆さんは!!
「衣食足りて、礼節を知る」とか申しますけど、本来貧しいはずのブータンに学ぶことばかり。タコスケ政治家に国家・国民を食い物にする官僚は、ブータン国民の爪の垢でも煎じて飲むがよろしい、と申しておきましょう。
久々に早起きしておりまする。といってもまもなく午前6時。外はまだ、真っ暗で、気温はマイナス3度でござる。ちらちら雪も舞ってます。
ぐずぐずしておりました鼻かぜ、ようやく良化の気配でござる。ハニーさんも良くなってまいりましたです。どういうわけか今年の風邪、目の辺りがどうにもこうにも痒い。
おぢだけかと思いましたけど、けっこうあちこちに目が痒いとか申す人がいたりして、今年の風邪の特徴なのかねぇ? なんだかアレルギーみたいな風邪でござる。
さて、ご当地ではきのう発売の週刊現代11月26日号の、後半のグラビア特集、「静かなブーム 中村天風 怒らず 怖れず 悲しまず」を読みましたです。
ちょっとぉ、こういう凄いお方がおったのですなぁ。このお方の考え方というのがまさに「ポジティブ・シンキング」。きょうはこの方の本をお取り寄せして、「読まずにいられるか!」という気分の朝でござる。
この天風さん、「物事を悲観的に考えたり、取り越し苦労をしたりせず、どんな過酷な状況に置かれても、気持ちはつねに溌剌(はつらつ)と保っていることが幸福へ通じる」と考えるのだそうな。
なんともまことに分かりやすい。で、この天風さん、多くの方に影響を与えているそうな。古いところでは、松下幸之助、東郷平八郎、原敬に昭和天皇だそうな。
最近では、稲盛和夫や王貞治、長嶋茂雄から石田純一、松岡修造というから幅広い。ということで、多くの方に影響を与えておる。
曰く「どんなに気持ちが落ち込んでいても、そんなことはおくびにも出さず、明るく元気に振る舞って見せる。つまり『空元気を出す』のも一つの方法です。そんな態度や行動が次第に潜在意識を変えていき、空元気が本当の元気になってくる」
なんともわかりやすいではありませんか。そして、これら実践方法が「心身統一法」というのだそうな。この要点は、「人間の営みを自然の営みに同調させること」だそうな。この辺り、よくわかりませんけどね。
天風さんは「人生はこころ一つの置き場所」と言うそうな。つまりは不安にとらわれない、しなやかな強いこころが、人生を好転させるのだそうな。
そんなことを実践しつつ、92歳まで生きたというから、まさに有言実行の人でもあったのじゃ。
で、こうも言っておるそうな「40や50はもちろん、70、80になっても情熱を燃やさなきゃ。明日死を迎えるとしても、今日から幸福になって遅くない」
「どんな目にあっても、どんな苦しい目、どんな思いがけない大事にあっても、日常と少しも違わない、平然としてこれに対処する。これが私の言う積極的精神なんであります」
まさにポジティブ・シンキングでござる。ということで、これからアマゾンで天風さんの本をお取り寄せいたしまする。「明るく、楽しく、元気に」って単純であるからこそ、大事なことかもしれませぬ。
午前8時の気温は、零度。雪は、きのうから降ったり止んだり、降ったり。みるみる雪が積もって、このまま根雪になるんではないかと、怯えておりまする。
なにせ、まだあれこれの片づけ作業が、ごっちゃり残っておるのじゃ。考えるとクラクラいたしまする。あしたあたりから晴れそうだというので、今週末までにデッキの片づけや冬囲いなどなど、せねばならんけど…
肉離れの右足は、ようやく痛みがなく歩けるようになった程度。全治2~3週間ゆえ、それもせんないことでござる。
それに加えて、夫婦して鼻かぜが治らない。そんなことで、あれこれ作業もままならないわけで、参ったなぁ、、、
ところで、TPPを巡ってあれこれ論議がござりまするが、経済評論家の山崎元さんのご意見が、おぢにはしっくりくる。
つまり「こんな調子で国の重要事項が決まってはたまらない」ということ。そして「民主党のTPP反対派の議員たちが、TPPに本気で反対の立場で真剣に議論し、行動しているとは、到底思えない。」のも同感でござる。
「野田プロセスの嫌な感じ」とはよく言ったものでござる。
で結論としては「TPP参加は、菅前首相の頃からすでに方針として決まっていた。今回の一連の騒動は、いわゆる『ガス抜き』に過ぎず、特に、農業従事者などTPPで損失を被りかねない有権者を選挙区に抱える議員のためのパフォーマンスの場を提供したもので、曖昧な権限のまま検討会合を開き、曖昧な結論でその場をやり過ごすことも予定の筋書きだった、と考える方が、辻褄が合うのではないか。」
…というのも、まことにごもっともで、ストンと落ちる。ようはあれもこれも、政治的パフォーマンスに過ぎないってことでござる。
で、さらにこう申しておる。「彼は官僚から見て、『首相の着ぐるみ』のような便利な存在だ。実質的には、中に官僚が入って、首相の立場で言いたいことを言っているようなものだ。」は言いえて妙!!ご無理ごもっともでござる。
ことTPPに関しては、賛成すべきものか反対すべきか、何とも判断のつかないおぢでござるけど、山崎さんのご意見こそ、おぢがなんとな~く感じている「嫌な感じ」を代弁しておる。
それにしても、国家の浮沈がかかったこんな大事な問題を、なんだかんだ言いつつ、スルスル決めて委員会? あまりに官僚主導のこの政治、「自民党政治の進化系」ではなかろうかと思いますです。
民主党はこの先、党名の頭に「自由」を付けたほうがいんではないのか。野田総理の中には、官僚も自民党総裁も入ってるんではなかろうか。
少しは民主的な手法で政治を進めてくれないと、どもこもなりませんです。酷い国になっちゃったなぁ、、、