おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

あほんだら東電

2013年07月31日 | Weblog

 

7月も今日で終わり、早いものでござる。

そんな午前6時の気温はプラス20度。どよ~んとした曇り空でござる。

空気もいつになく湿っぽい。いつ雨が降ってきてもおかしくない天気なのです。

予報によると、日中はこんな天気が続き、夜になって弱い雨だそうな。

きのうは喉が痛くて、午前中に我が家の家庭医真狩村の「野の花診療所」にハニーさんとそそくさと出かけました。

暑い夏だからでしょうか、順番待ちの患者もいなくて、診療所は閑散としておったです。

こんな陽気に風邪引くバカは、おぢくらいのもので、世間にはほとんどいないのでござる。

さっそく診療に入り、喉の定番、ルゴールをお願いしたら、薬液が探してもなかなか出てきませんでした。

「喉といえばルゴール」って思っておるのは、おぢ世代だけか?

効くんだけどなぁ、、、

でもって、薬をいただいて、きのうは終日床に入っておりました。

そんなことで、今朝はほぼ回復じゃ。風邪は早め早めの対処がよろしいようです。

さて、

あほんだら東電のお話でござる。

同社の広瀬直己社長は26日記者会見し、福島第1原子力発電所から放射能に汚染された水が海に流出し、その公表が遅れたことについて「3.11の教訓を学んで対応できていない」と述べ、同社の一連の対応は不適切だったとの認識を示した。

その一方、新潟県の柏崎刈羽原発の再稼動にむけた申請にはこだわっておるのだそうな。

ロイターが伝えておる。

3.11の教訓に学んでいないことを自ら認め、不適切だったとしておるところはまことに潔い。

けれども、世界を震撼させた大事故の教訓を、いまだに学んでいない企業が、原発を再稼働させたいってどうよ。

教訓を学んでないなら、また同じことやっちゃうってこと。

世間常識からすれば「バカ言ってんじゃないよ」って話でござる。

その柏崎刈羽原発を抱える新潟県の泉田裕彦知事は29日ロイターのインタビューに応じておる

それによると、広瀬直己社長が「3.11の教訓を学べていない」と発言していることについて、「原発を運営する責任者としてあるまじき状況。そもそもまだ再稼働を議論するほうがおかしい」と強調した。

まことにごもっとも!!

さらに知事は、東電による同原発のベント設備の設置計画が、原子炉建屋と一体でないことを問題視しているそうな。

つまりは、事故が発生して排気に至った際に、余震などにより原子炉建屋とベント設備をつなぐ配管が破断したら、大量の放射性物質が外部に放出されることを懸念しておるのだそうな。

3.11の事故でも、津波が事故原因との見方がある一方、、その前の地震によって、原子炉建屋内の配管がすでに破損したともいわれておる。

泉田知事が、「配管」について危惧するのは、当たり前田のクラッカーと申しておきましょう。

さらに知事は、新規制基準を策定した原子力規制委員会に対しても、「福島事故の検証・総括も終わっていない段階で基準を作って、安全ですと言われも社会を説得できない」と批判しておるそうな。

至極当然でござる。

これまた週刊現代ですが、3.11を予言したアメリカ人が、「今年の9~10月に阪神大震災や福島以上の大きな災害が大都市で起きる」と語っておるそうな。

予言ですから怪しい話ではありますが、もし仮に福島以上の大きな災害が起きたなら、停止中の原発だってたいした危ないことになる。

3.11の教訓が生かされないままで、再稼動だ、大災害だと、なんだかんだ心配なことでございます。

こんなことでニッポン国、大丈夫か???

 

 


「事件」は闇から闇???

2013年07月30日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。曇り空の朝でござる。

おぢは昨夜からのどが痛いです。

ここんとこ、デッキの改修工事をニセコのKさんにお願いしておって、そのお手伝いをしておるのですが、そこでジャブジャブに汗をかいてるためらしい。

シャツが濡れたり、乾いたりしてるうちに、どうやら風邪を引いたらしいのです。何度も着替えはしているのですがねぇ。

さて、

きのうの引き続いて週刊現代8月10日号のお話、今回はスクープです。

「痴漢で『検挙』された警視庁の元スゴ腕刑事 知ってて報じなかった新聞・テレビって」って記事には呆れました。

痴漢で逮捕された男が、元刑事だったことから、事件が闇から闇に葬られようとしておるというのだからびっくりでござる。

現代によると、この痴漢事件は東京の東武東上線の急行電車の中で起きたのだという。

女子高生が「この人痴漢です」と叫び、周囲の男性が協力して取り押さえ、痴漢男の身柄を警察に引き渡したのだそうな。

ところが、この女子高生の事情聴取もしなければ、この男も逮捕されず、釈放されたというからあ然呆然でござる。

この場合は、現行犯ですから一般人でも「逮捕権」があります。

「私人による現行犯逮捕」というそうです。

過去の事例から見て、こういう場合は冤罪の可能性もあるけれど、良くも悪くも、たいていは即座に報道されて、男の人生が一変するのがこの国の常識でござる。

なぜ逮捕されなかったかというと、この男が元警察官で、あの「耐震偽装事件」で姉歯秀次被告らを逮捕した元スゴ腕刑事だったからだそうな。

それに加えて、この男が連行された先の警視庁高島平警察署の署長が、当時のこの男の部下だったというから呆れます。

「問題は、他の容疑者と比べた場合の、目に余る『VIP』待遇」ってことだ。

記憶に新しいところでは、去年12月にJR西日本の執行役員が痴漢で逮捕され、4日後に自殺しておる。

マスコミ各社が大々的に一斉報道したためじゃ。逮捕から数時間後に、顔写真も出せば、過去の映像まで報道しておる。

この落差、酷いのではないかね。

現代はこう締めくくっておる。

「身内の犯行なので事件をうやむやにしたい警察。警察の都合の悪いことは報じたくない新聞、テレビ。この国はいつもこんな感じである。」

週刊現代がここまで報じておる以上、痴漢事件があったのも、これが揉み消されようとしておるのも事実でしょう。

この国における正義って、なんじゃらほい。

今回は、現代が報じたことで、高島平警察署内では「書類送検せざるをえない」という判断になったそうで、8月中に書類送検となる見通しだそうな。

この記事のネタ元は、たぶん、どこぞのサツ回りの記者でしょう。

自社では書けないから、週刊現代にリークしたってこと。

事件が明るみに出たことは、かろうじて良かったけれど、痴漢が元警察官によって行われたわけで、書類送検で済む話ではござりません。

JR西日本幹部との落差、大きすぎではないのかね。

ここでも公務員天国ってことか?

酷い話だなぁ、、、

 

 

 

 


理財局の高笑い

2013年07月29日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。曇り空で、外はジメッとした空気で、湿気が身体にまとわり付くようです。

行ったことはないけど、アフリカのジャングルはこんな感じかしらん?

きのうから東京の旧友Tがやってきておりまする。

なんでも、8月にひとり娘とその友だちがやって来るので、その準備だそうな。

小学生の娘がはるばる東京からひとりでやって来るならわかるけど、もう大学生でござる。

おまけにラフティングやらなにやら遊びの予約まで、こちらに来てからしたりしておって、なんじゃらほいなのじゃ。

いまどき予約は最低でも電話、フツーはネット予約でござる。親がわざわざ足を運ぶこともないような…

いずれにせよ、さっぱり子離れしておらんわけで、「なんでもかんでやってしまって、大丈夫か?」と心配にもなりまする。

さて、

週刊現代8月10日号の古賀茂明さん「官々諤々」によると、「廃止するはずだった公務員宿舎の生き残り作戦が始動した」そうだ。

どういうことかというと、日経が「公務員宿舎を保育所に」「待機児童解消へ転用」と掲載したためだという。

一見すると、「公務員宿舎を待機児童のために活用する」なんて、なんていいことなんだ!! と思うけど、どっこいこれが、公務員宿舎廃止を回避するための作戦なのだそうな。

いやはや、官僚さまはなんてずる賢いのか。

財務官僚は公務員宿舎は廃止しても、なぜ売りたくはないのか。

古賀さんによると、財務省には理財局というところがあって、ここの主要業務が各省庁の庁舎や公務員宿舎などの管理運営なのだそうな。

で、土地を売ってしまったら、仕事がなくなるから、なんとか売らないための方策を編み出したのだそうな。

それが保育所をつくるとか、幼稚園をつくるとか。

本来なら、宿舎の用地を売却し、大きなマンションでも建てれば、莫大な収入も、固定資産税も自治体に入る。

だけどそうしないのは、理財局の仕事がなくなるからだそうな。

そして、昨年関西のある廃止予定の公務員宿舎で保育ママ事業がスタートしたそうな。

しかし「よく見ると預かる子どもは2名と書いてある」そうな。

公務員宿舎の温存と理財局の失業対策が、「公務員宿舎を保育所に」の陰に隠されておるというのだ。

官僚にすり寄るっておるのか、官僚の手口にまんまと乗せられておるのか、古賀さんによると「俺たちは優秀。マスコミはバカ」と高笑いだそうな。

ア・ホ・ク・サ!!


「二世古」が「富良野」に絶対勝てないわけ

2013年07月28日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス20度。小雨が降っております。

昨夜は、お隣旧友宅に「香港のレストラン王」とそのお友だちら計7人がやって来て、すっかり呑んでしまいましたです。

その前に、お隣ニセコ町のホテル甘露の森でお祭りをやっておるというので、きのうの温泉はこのホテルへ。

そこで過日、血管年齢90歳と医者に指摘されたお方に、久々にお会いしましたです。

で、9キロ体重を減らして、いまはなんと血管年齢56歳だとか。

以前聞いた血管年齢90歳にも驚きましたけど、そこから体重を減らすと、一気に血管年齢が若返るというのにも驚いたです。

いずれにせよ大変な努力で60キロ台まで体重を減らしたわけで、まことに偉い!!

ちゃんと努力すれば、「生命の危機」から脱出できるわけで、自己管理がいかに大切か、よくわかりました。

さらに体の筋肉だけみれば、おぢよりはるかに付いておって、少し痩せてるはずのおぢは「太ってますね」とか言われてしまいましたです。

このお方、ついこの間まで、お腹が出ておってデブってたのになぁ、言葉もございません…

で、温泉に浸かったあと、タープの下でバーベキューを楽しみました。

流ちょうな日本語を話す華僑の方が一人おって、今回は富良野やご当地ニセコ、登別などあちこちを観光旅行しておる話を聞きました。

そこで驚いたのですが、この華僑の方は、「富良野」を絶賛したのです。

なぜか。

まずは、キレイなお花畑が無料で見られる。駐車場も、なにも見学するだけならほぼ無料ってことが良かったのだそうな。

そして富良野という名前そのものが、中国人などの華僑をひきつけるのだとか。

ようするに富良野ですから「富が良い」。金運がたいしたよろしい、たいした縁起がいいのが富良野という名前だそうな。

翻ってニセコには呆れておりました。ニセコは二世古とも書きますけど、ポイントは一世ではなくて「二世」ってこと。

しかもそれに加えて「古い」のがくっつくのが「二世古」なわけで、さっぱりよろしくないと言うのです。

で、ニセコをあちこち観光したそうですけど、結論から言えば「富良野に比べれば、さっぱり見ることろがない」のだそうな。

冬の間は欧米人を中心に述べ20万人が訪れるご当地ですけど、夏の集客が課題です。

だけど、華僑の方から見れば「見るところがない」のではご当地の夏の観光、根本から見直すことが必要かもしれませぬ。

それに加えて漢字名の二世古も、何か別の漢字を使わないと、ダメなのかもしれませぬ。

なるほどなぁ、といろいろ勉強になった昨夜の宴会でござった。

  


「しぶとい」のが大事

2013年07月27日 | Weblog

午前6時の気温はプラス18度。雨上がりの朝で、どんよりしたスッキリしない空模様です。

おまけにきょうも少し風がある。

なんだかなぁ、、、

雨は昨夜から今朝にかけて降ったわけですけど、まるで気づかず熟睡しておりました。

年寄りというものは、夜は何度も目が覚めたり、トイレに何度も行ったりすると聞いてましたけど、そんなことはまるでありません。

眠くて眠くて午後10時に寝てしまいましたけど、朝5時半過ぎまで熟睡でござる。

暑くて寝苦しい夜はあっても、眠れなかったり、頻繁に起きることなんぞまるでないのです。

すこぶる健康なことで、スマンこってす!!

ところで、幕末は官軍となった元は長州藩の山口県、ここで5人を殺害した事件の犯人63歳が捕まったそうな。

「♪生きていたとは、お釈迦様でも、知らぬ仏のお富さん」とは、おぢが子どものころはやった流行歌「お富さん」ですけど、生きていたとはねぇ。

3人殺せば死刑が常識。強盗殺人なら2人でも死刑の可能性大だ。

で、5人に加えて放火だもねぇ。3回ぐらい死刑にならんとどもこもならん事件でござる。

精神が異常をきたしておるのか、なんなのか?

いずれにせよ、お近くに住む皆さんは、ホッとしておるに違いない。

田舎に住むおぢも、想像を超えるほどだれかに嫌われておるんでないかと、内心ビビっておりまする。

毎日、勝手なこと書いてますからねぇ、、、

さて、

すっかり忘れておりましたけど、官邸前のデモ、いまも続いておるのですなぁ。

東京新聞ネット版が伝えておりまする。

熱しやすく冷めやすいニッポン人ですけど、こういう「しぶとさ」は大事です。

「本紙は、参加者の発言を『金曜日の声』として記録していきます。」という東京新聞、おぢは応援したくなりまする。

また、「海汚染 再度拡大の恐れ」として高濃度汚染水の漏出の危険についても記事を掲載しておる。

こういうことをちゃんとチェックし続けるしぶといメディア、おぢは好きです。

 

 


泊3号機もありゃりゃなことで

2013年07月26日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス18度。晴れの良い天気です。

きょうも少し風があって、涼しい朝でござる。

きのうも最高気温は20度前後と、このところ続いておった夏の暑さは一服状態じゃ。

最高気温が25度を超えないと、なんだかホッといたします。

札幌は、25度を超える夏日が連続20日間続いたそうな。

夏日が20日も続くって、7月としては史上2番目に多い記録だそうな。

ようは暑い夏ってことでござる。

それでもきのう、きょうはなんだか涼しくて、まことに過ごしやすい。

暑さにも、寒さにも弱いひ弱な北海道民にとっては、適度に暑い夏がよろしいことになっておりまする。

さて、

読売新聞によると、きのう原発の第3回安全審査会があった。

そこでは泊3号機の課題の多さも指摘されたそうな。

重大事故に対応する夜間・休日の作業員の構成に対して疑問視する意見が相次いだとか。

例えば、夜間・休日に3人しか中央制御室に人がいないってどうよ?って話だ。

「そんなことで、大きな事故に対応できるのか」、と規制委は指摘しておる。

北電は、なにもかにも3.11以前と変わらぬ対応で済ませたいということらしいけど、それでいいのか。

もっとも、おぢに言わせれば、免震重要棟がないまま、フィルター付きベントもないまま、再稼動の申請ができるってこと自体、そもそもおかしな話ですけどね。

第2回会合では、原子力規制委の田中委員長に「代替え受験みたいなもので、審査のしようがない」とバッサリ切られた泊原発1、2号機。

炉内の蒸気発生器が二つある構造なのに、三つある泊3号機の解析結果を流用したのだからしょうがない。

丸々流用って、ようは原子力規制委を欺こうという「詐欺」でござる。

泊原発周辺に住むおぢたち地域住民を舐めておる。

ふざけた話じゃねぇ。

ふざけた話といえば、消費増税のセールの際「消費税は転嫁しません」「増税分3%値下げ」という表現は、禁止なのだそうな。

なんだかよくわかりませんが、政府は「宣伝文句」のガイドラインを発表したそうな。

これって、憲法で保障された「表現の自由」に抵触するのではないのかね?

呆れるのは「8%還元セール」は認めるけど「消費税8%還元セール」は認められないのだとか。

「箸の上げ下げ」までとやかく言う政府、おかしくはないか。

新聞、TVはこんなこと放置しておっていいのか???


福島第一原発、さっぱり収束してませんけど…

2013年07月25日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス16度、久々に雨の朝です。

未明に強く降って、その音で一度目が覚めたほど。

いまは降ったり止んだりですが、空気が少し生ぬるくて風が強い。

台風でも近づいておるような天気なのです。

年がら年中強い風が吹く札幌と違って、穏やかなところが気に入ってるご当地ですが、どうしたことか?

きのう日中も30度前後のちゃんとした夏の気温でしたが、やっぱ終日風が強くて曇り空。

日差しがなかった分、過ごしやすい一日ではありました。

おぢは若いころ、ジリジリ照りつける夏の日差しが好きでした。

映画「太陽がいっぱい」は、若いアランドロンのギラギラした感じが魅力的で、照りつける太陽がそれを引き立ててましたね。

けど、いまは太陽さんが目に痛い、日差しを浴びるだけで、なんだかしんどい。

シミも増えて怖いです。

だけど、十代、二十代のころ、夏といえば「海」でした。

ビキニのねーちゃんを横目で見ながら、パンツを膨らませ、うだうだ砂浜で過ごすのが夏のお楽しみ。

そりゃぁ、ひと夏の恋も、アバンチュール(古いねぇ)もありましたよ。

だけど、歳を重ねるごとに、肌を露出する海はずんずん遠くなる。

不思議なものです。

キュッとウエストにくびれのあるスタイル抜群の十代、二十代は、女性もこぞって海に出かけます。

自慢のスタイルを、これでもかって見せつけるかんじです。

だけど、これが三十代ともなるとハワイなど海外を除いて国内で水着になることなんぞは激減じゃ。

子どもが出来て、海に連れて行っても、お母さんはTシャツに短パンです。

昔、キュッとくびれておったウエストがずんずん無くなって、それに伴って、露出部分はずんずん減っていくのです。

肌を露出する「海と夏」、いつの時代も若者の特権なのだなぁ、としみじみ思う夏の朝。

そんなこんなで、じーさんとばーさんは、やっぱ「山」へ芝刈りか…

さて、

福島第一原発3号機から、もやもや湯気が出ておるとか。

これについて、当初は「放射線量はいつもとかわりません」みたいなこと言っておった東電。

ところが23日の発表では最大毎時2170ミリシーベルトを計測したとか。

東京新聞ネット版によれば、「人が数時間もいれば確実に死亡する高い線量。」だそうな。

数時間で人が死亡する放射線がいまも放出されておるって酷くはないか?

「作業員は放射線を遮る重いタングステン板入りのベストを装備して作業に当たる。それでも一人が現場で作業できる時間はわずかしかない。」というから、とんでもない状態でござる。

さらに、原子力規制委員会は「敷地内に溜まり続ける汚染水は浄化して国の基準を下回れば海に排出することはやむを得ないとの考えを示した。」そうだ。

つまり、汚染水を敷地内に溜め続けるのはもう限界ってこと。

福島第一原発は、どもこもならんところに追い詰められておるってことだ。

げに恐ろしきは原発事故でござる。

福島の汚染水も限界なら、使用済み核燃料の処理だって、もう限界でござる。

過日のNHKスペシャルによると「使用済み核燃料は、全国で1万7千トンに達している。」という。

国が、使用済み核燃料を「資源」として貯蔵・再利用する、「核燃料サイクル」を推進してきたためだ。

だけど、このサイクルの要となる青森県六ヶ所村再処理工場は、トラブルの連続で操業開始を延期し続けておって、再開のめどはまるでない。

おまけに高速増殖炉「もんじゅ」も、1995年の事故以来、ほとんど動いていない。

加えて、再処理に伴って生じる高レベル放射性廃棄物を埋設処分する場所も決まっていない。

原発はトイレが「ないないずくし」のまんま、再稼動へ突き進んでおる。

これではニッポン国中、原発から出るウンチまみれでござる。

イヌやネコのウンチなら、臭くて不潔な程度で済むけれど、原発のウンチは危なくて、危なくてどもこもなりませぬ。

核のゴミ、原発のウンチはいまも行き場がどこにもない。

それなのに、ああそれなのに、再稼動なんて、あり得ないと思うはおぢだけか???

 


あきれ果てた北電の「安全意識」

2013年07月24日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。真夏の朝でござる。

きのうは「大暑」だったそうで、ご当地も日中の気温が30度まで上がっております。

風があって、湿度も低かったせいで、さほど暑さは感じませんでしたけど、それでもやっぱ30度。

それなりに暑かったりいたしました。

当然のことながら、夜も寝苦しいことが予想されたので、冷却マットとアイスノンを準備。

おかげで熟睡いたしましたです。

十分な睡眠は、人を元気にしますね。

その大事な睡眠が、昨年4月群馬県の関越道で起きた乗客45人が死傷する高速ツアーバス事故で、クローズアップされておる。

事故を起こした運転手が、睡眠時無呼吸症候群だったことが裁判の争点として浮かび上がったのだ。

朝日新聞によれば、運転中に「病気の自覚がないまま、予兆もなく眠りに落ちていれば、過失は認定されない可能性がある。」のだそうな。

この病気は、「気道を舌がふさぐために起き、肥満の人に多い。眠っていないのと同じ状態が続いて脳が休まらず、起きている時に突然の眠気に襲われ、『意識を失ったように感じる人もいる』という。」のだ。

おぢの旧友にも、睡眠時無呼吸症候群とみられるヤツがふたりおる。

いずれも我が家に泊まったことがありますゆえ、間違いない。

大きないびきをかき、その後、呼吸が5~10秒の間、ピタリと止まる。

そして再び大きないびき、そこで呼吸が始まるのでござる。

テレビニュースでは医者のインタビューがありましたけど、「8時間睡眠をとっても、実際には1~2時間しか寝ていないのと同じ」なのだそうな。

そのせいで、運転中に「意識を失ったように感じる」ことがあるというから尋常ではありませぬ。

治る病気なので、自分の命も、他人の命も守るため、トットと治療してほしいものでござる。

さて、

再稼動を巡る泊原発について、動きがありましたです。

規制委の更田豊志委員は、安全審査の第2回会合で泊原発について「1、2号機は明らかに準備不足。審査に入れる状態にない」と批判したそうな。

北海道新聞によると、「規制委は1、2号機の炉心溶融などの過酷事故対策で、炉内の蒸気発生器が二つある構造なのに、三つある泊3号機の解析結果を流用して評価したと指摘。」しておる。

つまり、1、2号機の蒸気発生器について、3号機の資料を丸々流用したってこと。

1、2号機と構造が違う3号機の資料を、そのまま流用するって、なんじゃらほい!!

なにが「安全には万全を期す」だ。

ずさん極まりないとは、このことでござる。

「規制委ったって、どうせ仲間内の原子力ムラの皆さんだから、テキトーにやっておけば、通るんでないの」って感覚だったか。

または、「1、2号機は3号機をコピペしておけ!!、3号機だけ運転できればいいんだ!!」と幹部が指示したか?

サラリーマン社会で、こんなデタラメを幹部が知らないはずはない。

幹部が知らないまま勝手に担当者がやったなら、近々、関係者が相当な処分をされることだろう。

何もなけりゃ、幹部も先刻ご承知で、やったことなのだろう。

たぶん、3.11以前は、こんなずさんなやり方が、ニッポン全国の原発でまかり通っておったのでしょうな。

現在の原子力規制委、少しは機能しておるらしい。

しかも今回は「他の評価でも規制委の聞き取りに対し、北電が十分に説明できていない点を問題視した。」そうだから、北電のデタラメぶり、かなりなものだと思う。

安全審査をないがしろにする電力会社の姿勢、3.11以前とまるきり変わっていない印象じゃん。

泊原発の実態、「相当ヤバイ」。

心して「万が一」に備えておいた方がよろしいと思いまする。

 


連続殺人事件が勃発

2013年07月23日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス16度で、晴れの良い天気です。

きのうは昼前からパラパラ雨が降り出し、夕方まで降り続きました。

久々のお湿りってことで、農家もホッとしているでしょう。ここんとこ雨がまるで降ってないかったもねぇ。

予報によると、きょうは終日晴れだとか。

いい一日になりそうですが、おぢはなんだか胃の調子が悪い。

太田胃散を服用して、スッキリしましたけど、胃が弱っておるのかもしれませぬ。

過日も宴会で暴飲したからなぁ。

いずれにせよ、夏はなにかと胃に負担がかかりますゆえ、注意しないと拙い。

ご承知のように、おぢは60歳をとうに過ぎたじーさんなのです。

血液検査など数値はほぼクリアしておって、いまはたいした健康ですけど、年齢が年齢ゆえ、いつ何があってもおかしくないことになっておる。

いつなんどき大病になるか、覚悟だけはしておかんとヤバい年齢なのです。

ところで、山口県の片田舎で、前代未聞の大事件でござる。

放火殺人と殺人で5人も死んでおるからビックリ。

殺人事件など凶悪事件が右肩下がりで減り続ける「平和ニッポン」にあっては驚天動地。

しかも犯人とおぼしき男の自宅の窓に「つけびして 煙り喜ぶ田舎者」とあったりで、まことに異様な事件でござる。

ミステリー小説みたいな雰囲気がプンプンする事件なわけで、ニッポンの事件史に名を遺しそうでござる。

亡くなった方がすべて70歳以上で、この集落自体もわずか12世帯というから絵に描いたような過疎地域。

そもそも、閉鎖的な田舎では、昔からこうした大量殺人事件が起きておる。

けど、犯人はたいてい殺された方の縁者か近所に住む人と相場は決まっておる。

事件は早期に解決するのでしょうが、どんな恨み、動機があったのか。

行方不明の63歳、2人を鈍器で殴って殺し、2軒に放火としておるわけで、かなかなの体力と気力でなわけで、そうとうな動機があるんだろ。

田舎に住んでて言うのもなんですが、「田舎のドロドロ感」なんか怖いです!!

 


自公過半数で、この国の行く末に不安

2013年07月22日 | Weblog

午前8時の気温はプラス19度、曇り空でござる。

午前4時に起床して、あれこれ仕事を片付けて、またまた床に入って、8時前に起床いたしましたです。

きょうは少し風がありますね。

さて、

TVの開票速報など、さっぱり見る気もなく、昨夜は就寝いたしました。

仕事で疲れていたこともありますがね。

で、今朝の新聞によると、参院は自公で過半数が実現したとか。

おぢはもう60歳をとうに過ぎたからいいようなもんですけど、自民党は徴兵制なんか考えておるわけで、ニッポン国の行く末、まことに心配なことでござる。

もっとも、安倍政権の支持基盤である「ネット右翼のにーちゃん」も徴兵制が現実となって、実際徴兵さればはたしてどうなのか、とは思いますがね。

加えて、国民の7割が反対する原発の再稼動も、これで「GOサイン」と与党は思うわけで、泊原発を抱えるご当地、いよいよ心配なことなのでござる。

それもこれも民主党が役立たずに成り下がったのが一因。心ある民主党政治家は、トットと泥船から逃げ出して、新党を作ってはいかがかね。

政権樹立までは、散々支持してきた民主党ですけど、いまはすっかり見捨てておるって人は、おぢだけではあるまい。

2030年を目標に原発をなくすことを野田政権が「閣議決定」しておれば、ここまで落ちぶれたかどうか。

電力会社の労組をかかえる「連合」が、その傘下にあったのでは、それもままならんかったってことだ。どもこもならん政党だね。

ご当地を基盤とする元国会議員で民主党の鉢呂だって、原発に関してはムニャムニャじゃ。次の衆院選でもこいつには絶対投票はいたしません。

そんなこんなで、「もう、金輪際、民主党になんぞに投票するもんか」と思っておる国民が山ほどいることに、当の民主党国会議員はまだ気付かんらしい。

維新の会や共産党、みんなの党が伸びたもの、「反自民」の受け皿がほかにないからでござろう。

個人的には「脱原発政党による連携」にも期待したわけですが、さっぱりそんな気配もなかった。

おかげで野党は「ないに等しい状態」となりました。

でもって、予想通りの低投票率にも支えられ、自公が大勝利となったのでした。

これで、消費増税てことかねぇ? この景気の状態で増税すれば、せっかく株価も上昇し、景気が回復基調だというのにこれに水を差すことになる。

自公に対抗する、民主党以外のちゃんとした政党が育ってくれないと、与党の大暴走が始まるんじゃないかとちょいとばかり怖くなる月曜の朝でござる。

 


シマエビの季節

2013年07月21日 | Weblog

 

午前6時の気温は今朝もプラス12度と涼しくて気持ちのよい朝でござる。

天候は晴れておるし、過ごしやすいし、なんかいい夏になってきましたです。

写真は、きのう我が家に届いた「北海シマエビ」でござる。2パックがクール便で届いたのですが、ビールともにトットと胃袋に収まったもんだから、写真を撮ったのは1パックのみとなりました。

旨くてすいません。

ってことで、札幌の旧友Sが、いつものようにサロマ湖産のものを送ってくれたのでした。

なんでこんなに旨いのかなぁ~

このシマエビが届くたびに書いてるような気がしますけど、北見北斗高校の卒業生と偽って、同窓会にちん入し、旧友ヤマさんとテーブルの上に山と積まれたシマエビを、黙々と食べたのを思い出します。

もう25年以上も前のことですけど、後にも先にも、あんなにシマエビ食べた記憶がありません。

まだ30代のころですから、わしわし、がしがし、いいだけ食べたわけで、だから今でも記憶が鮮明なのでしょう。

この北海シマエビ、ビールとの相性がこれまたいいんだなぁ~

ジャンジャンビールも飲んだような…

これも書きましたが、その後札幌に転勤になって、ススキノの居酒屋でシマエビを発見。

当時、痩せたシマエビが4匹で1000円だったような…

海の幸で忘れられないのが、礼文島で食べたウニ丼です。

これも30代だったでしょうか

まだシーズン初めで、あっちこっちの食堂を探して、探して、どこにもウニがない。

で、何件目かに訪ねた食堂の玄関を開けると、裏口から入ってきたおばちゃんが、ザルいっぱいのウニを持っておったです。

ちょうど剝いて戻ってきたところでした。

ここで、採れ採れのウニの中割り丼をいただいたのでした。

いまでは道内でもなかなか食べることはできませんが、その時はすべて「バフンウニ」でござった。

そこらで売っておる「ムラサキウニ」とは訳が違います。

その濃厚さは比較になりませんね。

で、これが中割り丼ですから、表面に山盛り、ご飯とご飯の間にぎっしり。

しょうゆを垂らしてかきまぜると、上から下までまさに「卵かけごはん」のようでした。

これも忘れられない「味の記憶」なのでござる。

いいなぁ~美味しいものってば!!

あっ!!忘れてましたけど、シマエビ送ってくれた旧友Sに心から感謝です。

ありがとう!! おぢはオホーツクの海明けの毛ガニも大好きですけど、知ってたか?

 


医療費、社会保障費を減らす究極の方法とは

2013年07月20日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス12度、あたりは朝モヤに包まれております。

たぶん、きょうはこれから良い天気になるのでしょう。

きょうもあれこれ外で作業しなきゃならんわけで、ホントは曇り空の方がいいんだけど、どうなるんだろ?

それでも、今月初めの30度近いアチチな日々がすっかり遠のいて、幾分ホッとしております。

おかげで連日、タオルケットに夏掛け布団で熟睡、爆睡じゃ。

アイスノンも、冷却マットも、窓を開けることもなしでござる。

ま、北海道のごくフツーの7月に戻っておりまする。

そんな中、薪割りがようやくきのうで終了いたしました。

再来年の冬に焚くことになる薪なわけで、冬までにのんびり作業してもいいようなもんですが、延々と放置プレーしておっては、ご近所から不審な目で見られかねません。

片付かないことには、なんとはなしストレスも溜まる。

そんなことで、作業が終了してスッキリ、昨夜はビールもたいした美味だったのです。

ただし、写真のように薪小屋に隙間があって、今年のトラック1台分の薪は少し量が少ない気がしますけど、どうなんだろ???

さて、

株価が順調に回復してきたと思ったら、きのうの日経平均株価は一時300円超の下落、終値でも200円超の急降下でござった。

「選挙まで」と言われておりましたけど、そういうことかなぁ。

確かにこの先は悪材料ばかり。

参院選後は、これまで先送りしてきた財政健全化や消費税増税だも、下落するのは当たり前田のクラッカーじゃ。

しかし、安倍政権、財務省のいいいなりで消費増税なんかしてて、いいんかい?

消費増税は、せっかく上向きかけてきた景気に水を差すってことぐらいわかるだろうに、と思うけどねぇ。

そこは財務官僚にいいように丸め込まれておるに違いない。

月曜日の鉄火場、果たしてどうなりますことか…

そんなことで、あすはさっぱり面白くもない参院選の投票日でござる。

どこへ投票したらよいものか、選択肢がございませんです。棄権は嫌だしねぇ、困った政治です。

困った政治といえば、政治家はいつも「社会福祉や医療費が増えて困る」から減らせといいます。

社会福祉や医療費、なんとか減らす方法はないかといいますが、単に減らせば困る方がごっちゃりじゃ。

しかし、しっかり、ちゃんと、確実に医療費を減らしていく方法は、昔から北欧にはあるのです。

北欧の知恵に学べば、医療費削減なんぞ恐るるに足らず、ってことだとおぢは思うのです。

例えば、医療費減らすには、患者を減らせばよい。患者を減らすには、病気の人を減らせばいい。

病気にならないためには、国民を健康にすればよいのです。

スウェーデン政府は、「会社従業員にスポーツを義務化」いたしました。

もう20年以上前ですが、おぢがかの国を訪れたとき、就業時間内の夕方3時、4時ともなれば、プールや体育館、サッカーグラウンドなどには人があふれておりましたです。

結果、「国民皆スポーツ状態」となり、みなさん健康になり、医療費は大きく減ったのです。

ニッポンでもこれを企業に義務付ければよいのです。

もしくは、国民にインセンティブを与えること。例えば「月8回以上ジムに通って運動すれば、税金を控除する」とか、「月に4回水泳すると野菜が10%引きとなるバウチャーを貰える」とかね。

医者はというと、病気の治療より、予防に力を入れると、診療報酬を「従来の10倍、100倍にする」。

病気にしない方が儲かるとなれば、医者だってガンバルって病気の予防に力を入れまする。

国民が病気にならないための知恵や、病人を減らす知恵は、いくらでもあると思うのです。

介護費用もズンズン増えるというけれど、運動すると年寄りにメリットあるようなシステムにすれば、寝たきりは大きく減るでしょう。

多少助平なじーさんには、「毎日運動すると、風俗1回無料券を進呈」。

元気なバーさんには「月に5キロ泳げば、ホストクラブ1回ご招待券を進呈」とか。

少々のカネで、皆さん元気になりまする。でもって、ぽっくり死んでもらえるなら、医療費は大幅削減じゃ。

病気予防の手立ては、いくらでもありそうじゃ。

発想を転換すれば、解決策は必ず見つかりますね。

ちなみに選挙投票だって、投票率の低さが問題となるけれど、なんの手だてもしないからこうなる。

投票に行けば、税金を控除するとか、持ってるカードに100ポイント追加されるとか、食料品が5%引きになるとか、インセンティブが働くようにすればよいことなのじゃ。

それをしない為政者、「低い投票率を狙っておる」と見られてもしょうがないのではなかいねぇ~

本音は、低い投票率こそ、目指すところか?

怪しいなぁ、、、

 


えびせんと薪ストーブは、「やめられない、止まらない」

2013年07月19日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス12度、今朝も涼しくて気持ちのよい朝です。

きのうもあまり暑くない一日だったので、おぢは薪割りに精を出しました。

といっても、2時間程度ですけどね。

そんなことで、今年の薪割りは、きょうこれからの作業でようやく終了するのでござる。

おぢが愛してやまない薪ストーブ、なんだかんだしんどい作業が伴いますが、値段が安いのと、なんといってもホァっとした優しい温かさがたまりません。

灯油ストーブと違って、気兼ねなくジャンジャン燃やせるところも、CO2の排出が差し引きゼロとされるところも、気に入っておりまする。

ただし、いま焚いておる良質の薪「追い上げ材」ですが、硬くて重いゆえ、作業は年々しんどくなってきておるかんじ。

ゆくゆくは、もう少し高価な薪にしないと、体力が持たない。

写真中央の直径80センチある太い丸太は、とてもひとりでは動かすことができす、最後まで残っておる。

薪割り機に乗せるのに、きょうはハニーさんに手伝ってもらわんことには、どもこもなりませぬ。

斧を使った薪割りなら、体力的にもそう長く続けられるもんではありませんが、大枚叩いた機械のおかげで、元気であればあと10~20年は薪を焚き続けたいと思ったりもいたします。

道東のある地域では、都会の息子が「危険だから」と薪ストーブを止めさせて、灯油ストーブに変えたとたん、父親はボケたって話もあったと聞きまする(以前も書きました…)

でも、薪ストーブは炉内の薪が無くなれば、自然に火が消えてしまうので、安全なんですけどね。

それでも、ニッポン人は神代の昔から薪や炭で暖を取ってきたわけで、石炭だって明治以降、灯油なんぞはつい昭和30年代からでござる。

そんなことで、ニッポン人は延々と薪を作ったり、炭を作ったりしてきたのです。

薪割りはおぢのご先祖様もたぶんしておったわけで、DNAにも刷り込まれておるに違いない。

多少はしんどい薪ストーブですけど、まだしばらくは「やめられまへんなぁ~」

 


「固有の想定」をしていない北電

2013年07月18日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス15度。涼しい朝でござる。

昨夜はズンバ・エクササイズで、おまけに休肝日明けでござった。

そんなことで、どっぷり汗をかいて、ビールをぐびぐび流し込んだためでしょう、久々にアイスノンも使わずにぐっすりと就寝いたしました。

だけど、なんだか気だるい朝でもありまする。

きのう日中、少しだけ薪割り作業をしたせいでしょうか。さほど暑くはなかったけど、ジャブジャブに汗かいたもねぇ。

薪割りして、さらにスンバでは体力的にヤバイのかもしれませぬ。

「歳をとってきたなぁ~」と感じる朝でもありまする。シクシク、、、

その薪の片付け、残すところ1割程度でしょうか。ずるずるだらだら作業しておったのですが、ようやく目途がつきました。

三浦雄一郎さんいうところの「年寄り、半日仕事」、おかげで作業はなかなか終了に至らないわけ。

いいんだか、悪いんだか、、、

さて、

朝日新聞電子版によると、泊原発再稼動をめぐる原子力規制委の審査が始まったそうな。

でもって、びっくらこいちゃったのだけれど、規制当局は「泊原発で起こりうる固有の重大事故」をどう想定するかなど、事故と防止対策についての考えをただしたが、北電は固有の想定はしていない、として具体的事例を示さなかったのだそうな。

固有の想定はしていないって、どうよ???

会社の思想そのものが、単に「横並び」ってことでござる。あの電力会社が「こうしたから、こうする」、こっちの電力会社が「ああしたから、ああする」ってことらしい。

原子力規制委がご指摘する、泊だけの固有の重大事故を想定していないって、なんじゃらほい。

全国一律、金太郎飴みたいに、どの原発も同じだから、起きる事故も同じだというのかね。

呆れますなぁ。

地形もなにも、それぞれ原発は違うでしょうに。そこを踏まえて、個別具体的に対策するってのが重要なポイントではないのか。

すなわち「個別具体的に最悪の事態に備える」って思想がないらしい。

だらんと、横並びで済んでおったのは、3.11以前の話でござる。

北電はいまだにそこから抜け出ていないってことか。

そんなことで大丈夫か???

不安なのはおぢだけでないと思うけど、、、

 


泊原発、津波の高さを下方修正の怪?

2013年07月17日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス18度。お近くのニセコアンヌプリは霧に覆われて見えませぬ。

予報によると、きょうのご当地、昼まで曇り空なのでござる。

爽やかな小鳥の鳴き声も聞こえますが、湿気も多くてなんだかうっとうしい感じもするのです。

子どものころ、30度近い真夏の日差しがあるのは7月下旬から8月上旬のわずか10日ほどの間に2~3日だけでした。

「北海道の夏」はそんな短いものだった気がしますけど、今年なんかは延々と冬が続いて、そのあといきなり夏が来た感じでござる。

もっとも昨夜は涼しく就寝しましたけど、まだ7月中旬、暑い夏には違いありません。

さて、

我が北電泊原発では、津波の最高水位を9・8メートルと想定し、原子炉格納施設や建屋などの主要設備を海抜10メートルの高さに建設しておる。

3.11の福島第一原発事故を受けて、我が北海道電力はこの年、記者会見して以下のように述べておる。

舟根俊一原子力部・原子力設備グループリーダーは、泊原発では現在は建物が 津波をかぶることを想定しておらず、想定以上の大津波に襲われた場合、 非常用ディーゼル発電機や海水ポンプが故障する可能性もあると説明。 泊原発沖合への防潮堤建設や建屋の出入り口の防水対策などを挙げ、「津波が中に入らない対策が必要」と述べておる。

フクシマの事故当時、泊原発では津波が中に入らない対策をするとしておったです。

で、きのう原子力規制委は、北電など電力4社から聞き取り調査をしておる。

ところがこの中で北電は、従来9.8メートルとしておった津波の最高水位を、「想定される最高水位は海抜7.3メートル」と、なぜか下方修正しておる。

今回再稼動を申請した4社で唯一、北電は最大津波の想定を引き下げておるのじゃ。

これは、一体全体、なんじゃらほい???

報道によると、近くにある「岩礁が防波ブロック」となって「津波が低くなる」算数だそうな。

はぁ???

いきなり岩礁を持ち出して、津波が低くなるって、どうにもご都合主義のような気がしますけど、どうよ?

「岩礁があるけれど、さらに万全を期して防潮堤を高くする」なら判りますけど、津波対策が甘くなるってどうなんだ???

単なる防潮堤の「建設費削減」と感じるのは、おぢだけか?

さらに、「フィルター付きのベント」は、いまだにありません。

これは現在工事中で、2015年度の完成だそうな。

最低限、このフィルター付きベントの設置が終わってから、動かすか、動かさないか、って話ではないのかね?

フクシマのような過酷事故が起きたとき、原子炉本体が水素爆発する危険があるから、これまで泊原発では不要としてきたフィルター付きのベントを、フクシマの事故を受けて設置することにしたのではないのかね。

必要だけど、これまでなかった、その大事なフィルター付きベントが、いまだ完成していないというのに再稼動の申請ってなんじゃらほい?

 さらに北電は、泊原発敷地内にある断層も「将来活動する可能性はない」と言ってますけど、ここまでくると信じられませんね。

 地元住民を舐めてもらっては困ります。

とにもかくにも、津波の想定を引き下げておいて、「津波対策は万全」って、意味が分からん。

加えて、フィルター付きベントは未完成。

どこでどうして再稼働申請なのか、前提条件がまるで整ってないじゃんって話でござる。

まずは「再稼働ありき」って話でおかしくはないかね、北電さんよ!!

ついでながら、スリーマイル島事故で大問題となった「温度計」、それと同じものが泊にはついておるのです。

あれやこれや、泊で過酷事故が起きたなら、ご当地は福島県の飯館村と同じことになるのでござる。

この歳になって、土地も家も、売るに売れない状態になって、我が家に二度と戻れない生活だけは勘弁してほしい。

ただそれだけが希望ですけど、このまま再稼動だと、「最悪を想定」し、トットと逃げる算段だけはしておく必要がありまする。

ったく、こんなことでいいのか、ニッポン国!!