おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

N国の統一会派にも呆れるけど…

2019年07月31日 | Weblog

まもなく午前6時です。

外気温はプラス22度で、室温は25度だ。

きのうから今朝にかけては、エアコンをほぼつけっぱなし。

暑い一日でした。

写真のように薪割りは終盤ですけど、暑くてとても作業ができません。

ニャンコもぐったりしておりました。

一方、体調はというと、つい先ほども美形の1本物ウンチを産み落とすなど、絶好調だ。

これは3度の食事のあとに服用しております「強力わかもと」のおかげらしい。

すっかり50代のころの元気な胃腸に戻っております。

「強力わかもと」の主成分は「アスペルギルス・オリゼーNK菌培養末」という長ったらしい名前の菌だ。

日本酒、味噌、しょうゆなどの発酵食品の製造に欠かすことが出来ない代表的な菌」だとか。

ほかに「ビール酵母」「乳酸菌培養末」も入っておる。

いずれにせよ、加齢とともに衰えてきた胃腸の調子ですが、強力わかもとがこれを補っておる感じがいたします。

胃腸、とりわけ腸の調子が悪いニッポン人にチョー勧めでござる!!

さて、

「NHKから国民を守る党(N国)」が元みんなの党の代表で無所属の渡辺喜美参院議員と統一会派を組むときのう発表した。

その前日は、衆議院の丸山穂高という北方領土で酒飲んで大暴れし、「戦争しないと北方領土は戻らない」としたトンデモ議員がこのN国に入党だそうな。

いやはやな党なのです。

もっともロシアとの交渉は「ウラジミール」「シンゾウ」と、プーチンさんと安倍総理がファーストネームで呼び合っても、領土問題は1ミリも進んでません。

プーチンさん、ついこの間は中国と軍事演習ですから、習近平さんともファーストネームで呼び合ってるかもしらん。

中国とロシア、アメリカへの対応で利害が一致しておるのでしょう、ニッポンなど蚊帳の外だ。

「お笑い外交の安倍」と申しておきましょう。

話は戻って、N国です。

「数は力」とはよく言ったもんで、野合といわれようと、なんといわれようと、N国は「党勢拡大こそすべて」ってことらしい。

これを民放が報じておったので、昨日午後7時のNHKニュースがどう報じるのか楽しみにしておったら、7時のニュースは完全に「スルー」

NHKさん、いくらなんでもスルーはないだろうと思いましたけど…

この噴飯ものの野合、どうやらこれから自民党が憲法改正でやろうとしておることと「クリソツ」だ。

ついこの間、野党共闘で「憲法改正に反対」を表明していたのが国民民主党代表の玉木雄一郎さんですわ。

参院選が終わったと思ったらこれが一転、憲法改正に積極的な日本維新の会との統一会派結成を目指す動きが浮上しておるというから呆れます。

「変節漢」とはこの男のことだ。

国民民主党に投票した皆さん「はぁ???」って話にもなる。

そんなこんな、自民党は憲法改正に慎重な公明党との連立を解消し、維新と国民民主の統一会派で「憲法改正」を目指すってことにでもなるのか?

やってることはN国と「ほぼ一緒の数合わせ」って話なのだ。

2年前、モリカケ問題で窮地に立っておった安倍政権、北朝鮮からのミサイル発射を「国難」とまで呼んでおった。

「Jアラート」をギャンギャン鳴らして、散々危機を煽ったけど、ついこの間はミサイル飛んでも安倍さんは「夏休みゴルフ」だ。

一貫性がないというか、デタラメというか、この男にも節操ってもんがない、国民も舐められたもんですわ。

北朝鮮のロケットはもう国難ではなくなった? 

ならば拉致問題が進展してもいいはずだけど、こっちも1ミリの進展もない。

なんだかんだ、ニッポンの国会議員というのは揃いも揃って大ウソつきばかり。

いろいろあるにせよ、涙ながらに記者会見した芸人さんの方が、よっぽど信用できる気がしてくるのはおぢだけか…


BSテレ東「土曜ドラマ9W県警の悲劇」が面白い!!

2019年07月30日 | Weblog

きのうは当ブログの更新をいたしませんで、数少ない読者の皆さま、ごめんなさい。

だるくてだるくて、起きていられませんでした。

風邪でしょうか? ほぼ丸1日寝ておりました。

今朝はスッキリ目覚めております。

おかげさまで、1日で復活したようです。

しぶといじーさんでスマンことです。

そんなこんなの午前7時の気温はプラス23度。

雲が低く垂れ込めておりますが、窓を開け放ってますと、小鳥のさえずりが聞こえます。

これがいい。

夏らしい気持のいい朝なのです。

きょうは昼過ぎから時々晴れで最高気温は30度の予想だ。

なので、午前中に少しだけ薪割りをいたします。

薪を割って、運搬機であと2回運べば終わりますが、暑いので、どうだろか?

上の写真は紅茶のお店「ルピシア」の工場で土曜日に開かれるアウトレット。

土曜日の午前中にニセコ町にある工場で開催中です。

国道5号をお隣ニセコ町に行く途中、左にある白いお地蔵さんの道を行くと工場です。

こんなところに工場と職員住宅があることなど知りませんでした。

そもそもこの道路を知りませんでした。

焼き立てクロワッサン1個200円とか、あれこれアウトレット品があり、この日の昼ごはんはここで購入したもので済ませました。

美味、お勧めでござる!!

ところで、

今クールのテレビドラマでござる。

黒木華さんの「凪のお暇」とか、石原さとみさんの「ご苦楽レストラン」とか、「ルパンの娘」とかおぢ的にはどれもこれもイマイチなのだ。

どれも見てますけど…

残念なのは「ルパンの娘」の深田恭子さんだ。

お腹周りの肉は何とかならんのか!!

前回の「初めて恋をした日に読む話」もお腹のまわりばっか気になって…

今回もカメラや編集でゴマ化してますけど、ふかきょんの「太目感」どうにもこうにも隠せません。

それなりに楽しく見てはおりますが、女優としてもう少し気合を入れてほしいです。

そんな中、さっそく見るのをやめたのが杏さん主演の「偽装不倫」

独身女性が人妻を偽装するって設定が、そもそもおぢ世代にはまったくピンとこないのです。

好感持ってる杏さんだけに残念です。

そこそこ面白く見ておるのが、北海道民が愛する洋ちゃんこと大泉洋さんの「ノーサイドゲーム」だ。

これは大泉さんの長台詞が見せるのです。

そんな中、土曜日にスタートしたBSテレ東「土曜ドラマ9W県警の悲劇」が出色の面白さ!!

BSでテレ東ですから、おカネはかけられないわけですが、なんといっても脚本がいい。

最後に「どんでんがえし」と思ったらさらに「大どんでん返し」

いやはや、やるもんです。

8話でお終いというから今週土曜日は見逃さないようにね!!

ほかにも月9が「監察医 朝顔」で主演は上野樹里さんとか、テレ東「リーガル・ハート」が反町隆史さんとあれこれあります。

ですが、面白さでは「土曜ドラマ9W県警の悲劇」がおぢのチョーお勧めなのでござる!!

 


年金が目減りするシステムが「マクロ経済スライド」by池上彰

2019年07月28日 | Weblog

午前6時を回りました。

気温は21度あって、夏真っ盛りです。

ただし、ただいまのお天気は冴えない曇り空。

予報によると、きょうは朝晩晴れのお天気で、日中の最高気温は27度だ。

熱中症に注意が必要だとか。

今日は、あとわずかになった薪割りを終えたいのですが、どうだろか???

さて、

今週号の週刊文春「池上彰のそこからですか!?」はご覧になりましたか?

表題は「マクロ経済スライドとは?」だ。

基本、おぢが指摘したように「マクロ経済スライド」は実際、年金が目減りする仕組み。

受け取る年金は目減りするけど、年金制度そのものは破たんせず維持される。

ようは「制度が100年安心」ってことで、国民生活が100年安心ではないということだった。

でもって、池上さんは具体例を示しておる。

記事によると「安倍政権は、物価上昇を2%にすると公約しています。まだ実現していませんが、もし2%上昇すると『スライド調整率』分を差し引いて(年金の)支給額を決定します」

「つまり支給額は2%の上昇より低いので、手取りは目減りします」とある。

ようするに、物価上昇率に「絶対に届かないシステム」で、実質的に目減りしてしまうのが「マクロ経済スライド」だ。

しかし問題は、かつての年金が「物価スライド方式」だったってことだ。

これは物価が上昇すると、これに合わせて支給額を増やすという、「まっとうな年金のあり方」だったのでした。

これが「制度維持」の名目で改悪された。

今年度はこの「マクロ経済スライド」が実施されたそうです。

2018年の賃金上昇率が0.6%とプラスだったためだ。

で、どうなったかというと、賃金上昇率の0.6%からマクロ経済スライドで0.5%を差し引いて、0.1%年金は上昇した。

厚生年金のモデル世帯で、年金は月額227円増えたけど、実質は0.5%目減りした。

年金生活者は、手取りが増えたと喜んでいる場合ではないのです。

これが2%や3%、さらにインフレになったりすると、物価にスライドしないわけだから、事実上ドンドン目減りしていくのがニッポンの年金なのだ。

これを自慢げに国会で説明する安倍総理、ちゃんとわかって言ってんだろか? 

わかって言ってんなら、国民に対してまことに失礼、相当噴飯ものなのだと申しておきましょう。


おいしく楽しく昨夜はバーベキュー

2019年07月27日 | Weblog

朝食を終えて、食器洗いして、NHK「チコちゃん」を見ながら、書いております。

ただいま8時45分をまわったところ。

二日酔いです。

昨夜は、若い方中心のバーベキューにおぢ夫婦も加わったのでした。

参加者は、冬季オリンピックに4大会連続した超有名スキーヤーに札幌のエフエムラジオ番組MCのハワイアン女性。

びっくり仰天のケーキで全国的に知られる「Mケーキ ジャパン」の御夫婦。

奥さんは最近、錦織選手のテレビCMでチョー有名だ。

加えてLGBTの方に演歌歌手、東証一部企業の創業者などなど多彩な顔ぶれなのでした。

土砂降りの雨の中でバーベキューというからビビりましたけど、いただいたのは室内で、料理はデッキや厨房で小樽の方が担当したのでした。

でもって、最近さっぱりお目にかかっていない「生ハムメロン」、びっくりするほど柔らかい牛肉のステーキ、そしてウニにイクラ。

などなど次から次へと高級食材と料理が登場したのでした。

おぢはスパークリングワインをがぶがぶ呑んで、バクバク食べて、おかげで今朝は頭がぐるんぐるん。

それにしても楽しかったなぁ~

若い皆さんとの会食は、楽しさ全開ですが、呑みすぎにも要注意なのでした。

 


「ALSが国会議員!!」カナダにもいたとNHK

2019年07月26日 | Weblog

まもなく午前6時です。

気温はプラス21度、お天気はどんより曇り空で、空気は湿っぽい。

今日は雨のお天気で、ところにより朝まで雷を伴って激しく降るそうだ。

大雨も予想されるとか…

きょうあすと、お天気はよろしくないようで、夏らしいお天気は日曜日以降のようです。

さて、

きのうの羽鳥モーニングショー「そもそも総研」はご覧になりましたでしょうか?

「れいわ新選組」の山本太郎さんが生出演でした。

やはり印象的だったのは、舩後(ふなご)靖彦さんと木村英子さんという、障がいを持った方の当選だ。

このふたり「ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者」と「重度の障がい者」、ゆえに、ほとんど体を動かすことができません。

これは強烈なインパクトです。

国会内には、昇降用のエレベーターやスロープ、車いす用のトイレが設置されているそうだ。

ケガで車イス生活になったタレントで国会議員だった八代英太さんの当選がきっかけだったという。

ですが、舩後さんは歯で装置をかみ、パソコンに文字を打ち込んで会話をするため、意思疎通に時間がかかるそうだ。

こうした対応も考えないといけません。

政治家ではなく、障がい者の代表が直接国会に行くことに、意義も意味もあるとおぢは思う。

すべての人にとって「やさしい国会」になることへの期待も大いに高まる。

NHKニュースによると「2015年、カナダ自由党のモーリル・ベランジェ議員はALSであることを発表し、次第に声を出すことや体を動かすことが難しくなっていきました」

「それでも、車いすに乗りながら、タブレット端末を使って議会の場でみずからの意思を伝え、議員としての活動を続けました」というから、ALSの議員誕生は世界初の出来事でもない。

そして2016年、このベランジェ議員は、カナダ国歌の歌詞にあった「sons(息子たち)」を性別を問わなくてすむよう「us(私たち)」と変える法案を下院で通過させたという。

可決された瞬間、ほとんどの議員がスタンディングオベーションでベランジェ議員の功績をたたえ、院内では、新たな国歌が歌われたそうです。

この2か月後、ベランジェ議員は61歳で亡くなりましたが、その後、法案は上院も通過し、去年、国歌は正式に変更されましたと、NHKは伝えておる。

専門家は、障害のある人が議員を務めることは、「誰もが暮らしやすい社会につながる大切な一歩だ」と指摘したそうだ。

まことにごもっとも!!

そもそも総研で山本さんは「生産性で人を計らせない」「生産性で物事を語らせない」と申しました。

こういうことを「ふと忘れがち」なのが、いまどきの荒んだ社会だ。

「LGBTは生産性が低い」と言った杉田水脈という自民党議員もいる。

れいわ新選組には、今回落選はしたけど「女性装」の東大教授もいた。

当選した二人が初登院する日、大手メディアもこれを大きく取り上げざるを得ない。

世間の空気がこれでガラリと変わる可能性もある。

政治家が代弁するのではなく、「当事者が国会で意見を述べる」って、なんとも画期的ですワン。

いきなり参議院が面白くなってきた気がしますけど、当ブログの読者はどうだ???


高コストの「原発」は前世紀の遺物、廃炉産業へシフトだと思うけど…

2019年07月25日 | Weblog

午前6時です。

きのうもそうですが、梅雨空のようなお天気です。

気温は20度ありますが、空気が湿っぽい。

30度を超える夏らしい日は、日曜日からだそうな。

さて、

上記グラフは「全世界の電源別の発電コスト(新設案件、助成なしの均等化発電原価)」だ。

出典は、アメリカの投資銀行「Lazard(ラザード)」が去年11 月に発表した資料。

原発のコスト、太陽光発電の4倍近い高コストになったもうたのです。

こんなにも原発のコストが高くなった原因の一つは、福島第一原子力発電所の事故だ。

この事故によって、安全対策の強化が求められるようになり、新設する原発はもちろん、既存の原発も対策を余儀なくされ、コストは急増した。

だから安倍さんがアベノミクスの柱として世界中に「原発を輸出」しようとしたけど、すべてアジャパー、あっさり全滅したのはムリがない。

世界の流れはというと、もう原発なんぞという「過渡期のエネルギー」から再生可能エネルギーへと完全にシフトしておったのだ。

さらに去年北海道で起きた「ブラックアウト」で明らかになったように「一極集中型発電」は大きな問題を抱えておる。

どう考えても地域分散型の小規模発電が圧倒的に安全なのだ。

そんなこんな、コストが高い上に、放射性廃棄物の処理もままならない原発では、もはや、どもこもならんのです。

きのう東京電力は、福島第二原発の1号機から4号機まですべてを廃炉にすると福島県知事に伝達したそうだ。

古い原発にコストをかけて、新基準の安全対策をしても、たいした運転期間が望めないから「やーめた」ってことだと各紙伝えておる。

福島県では、これで福島第一原発と合わせて10基が廃炉だ。

これからは、ニッポン国内のあっちでも、こっちでも、原発が廃炉となる可能性が高い。

30年とも40年ともいわれる廃炉作業という「新産業」がニッポン中で創出されるのでしょう。

去年6月末の時点で、全世界で約 170 基の原子炉が運転を終了したそうだ。

その中で廃炉を終えた原子炉は去年3月末の時点でわずか19 基だという。

そんなことなので、ニッポンは廃炉技術を磨いて世界に進出する手もある。

ヒロシマ、ナガサキの被爆国で、フクシマを体験した我がニッポン国、世界に貢献するのは廃炉技術だと思うね。

フクシマで培った技術を輸出すれば、「原発輸出のアベノミクス」よりはるかにニッポン経済に貢献できると思うけど、どうよそのあたり。

 


北海道ローカル、タカトシの「ジンギス談」が面白い

2019年07月24日 | Weblog

午前6時の気温はプラス17度。

いまは霧雨のお天気で、これからは曇りのち雨だそうな。

パッとしないお天気です。

ところで、

7月25日号の週刊文春の「勢力拡大中の〝北海道芸能人〟その強みとは?」という記事がフムフムなのだ。

芸能人排出県といえば福岡が有名ですが、最近、北海道も負けてない。

歌手でいえば、中島みゆき、松山千春、吉田美和だ。

近年はなんといっても大泉洋さんでしょう。

同じTEAM NACSの安田顕さんも大活躍だ。

脇では小日向文世さんだし、お笑いではタカアンドトシだ。

アナウンサーでは安住紳一郎さんだし、「スッキリ」は加藤浩次さんだ。

記事ではタカアンドトシが持ってるローカル番組「ジンギス談」にも触れておった。

この番組は北海道放送で火曜深夜に放送しておる。

もちろん我が家は録画して、昼に見ておるのだ。

内容はというと、タカアンドトシが、吉本の芸人たちを北海道に呼んで、全国ネットでは到底しゃべれない「ぶっちゃけトーク」を繰り広げるのです。

北海道限定の放送ですから、全国ネットではとても言えないあれこれが飛び出すわけ。

これが面白いのだ。

あなどれない、北海道ローカル番組なのでした。

話は変わりますが、

7月25日号の週刊新潮では「飢餓俳優 実録 菅原文太伝」がスタートした。

大好きな俳優さんでしたので、今後の展開が期待されます。

いきなり、「希薄な人間関係」だったそうで、ふーんと読ませていただきました。


10議席減らして、3分の2を割って「自民党勝利」? だから「改憲」ってアタマおかしくないか???

2019年07月23日 | Weblog

まもなく午前6時です。

気温はプラス16度で、昨夜から降り続いた雨は、ただいま小康状態だ。

昨夜は休肝日でしたが、疲れておったのでしょう蒸し暑い夜でしたが〝アイスノン〟を枕に爆睡。

いい目覚めなのでした。

さて、

呆れますなぁ~

この総理大臣、言ってることが相当おかしい。

安倍さんは、きのう午後の記者会見で憲法について「『少なくとも議論をおこなうべきだ』、これが国民の審判だ」とのたまった。

妙ちくりんな〝すり替え〟が進行中です。

なんとも気持ちが悪い。

安倍さんは、自身が決めた議席数を確保したから「勝った、勝った」と申しておりますが、自民党はしっかり10議席減ったのですよ。

改選前の67議席だった自民党ですけど、57議席に10も減らした。

前回より議席を減らしたので、これをフツー「負けた」と申します。

自身が決めた議席数を確保しただけで、「少なくとも議論をおこなうべきだ」とは、だれも申しておりません。

きのうも書いたけど、どっちかというと政権寄りの読者が多い「読売新聞の世論調査」でも以下の通りなのだ。

「憲法9条に自衛隊の存在を明記する条文を追加する安倍首相の考え」に「反対」41%に対し「賛成」は34%なのだ。

そんなこんなですから、改憲論議なんぞムチャクチャな話。

バッカじゃなかろかサンバなのだ。

第一「比例で自民党に投票したのは全有権者のたった17%前後」に過ぎない。

しかも今回の投票率は50%を切っておる。

70%とか80%の投票率があって、自民党への投票が有権者の50%を超えて、議席が67から77にでも増えたというのなら、それこそ「国民の審判」でしょう。

えばって「『少なくとも議論をおこなうべきだ』、これが国民の審判だ」と言ってもよろしい。

これならそれも許す。

ですが、結果は10議席減らしたわけですから「国民の審判」は「安倍改憲にNO」ってこと。

だから〝狂気の沙汰〟とおぢは申しておる、とち狂っては困りますワン。

しかも考えてみてくださいな。

「イージス・アショア」で注目された秋田選挙区は、野党候補が勝利しておるのよ。

「♪あつもり、ハタハタ」の秋田県民は「イージス・アショアにNO」ってそれこそ審判を下したのだワン。

ジャーナリストの横山一さんがいうように「イージス艦を秋田沖に停泊させればいい」だけのことなのだ。

6000億円かけて「ハワイとグアム」を守る「イージス・アショア」は不要だと秋田県民は判断したのです。

「勝った、勝った」など、バカも休み休みにしていただきたい。

各種世論調査で、不支持の理由のトップは「安倍総理の人柄が信用できない」だったけど、国民はちゃんと見抜いておる。

ですが、人のいいおぢもさすがにプンプンしておる2019年7月23日の朝でござる。


世界中が哀悼する「京アニ」は凄い会社だった!

2019年07月22日 | Weblog

Eテレ朝のラジオ体操が終わった午前6時35分です。

晴れております。

ですが夜には雨だそうな。

最高気温は23度の予想ですから、日中は爽やかな一日となるのでしょう。

さて、参院選挙です。

改憲勢力が3分の2を維持できなかったのは、ひとまずよかった。

憲法改正は一歩後退となったわけで、ホッといたします。

安倍さんは何をとち狂ったか、憲法改正に躍起で、早くも野党の切り崩しだそうです。

ですが各種世論調査、中でも読売の世論調査でもこうだ。

「憲法9条に自衛隊の存在を明記する条文を追加する安倍首相の考え」に「反対」41%に対し「賛成」は34%なのだ。

いやはやです。

10議席減らしたとしても、とにもかくにも自民党は過半数を確保した。

とはいえ、「自民党の大勝利、勝った、勝った!!」と大騒ぎするのは少し変だ。

投票率50%割れの低投票率と野党共闘の足並みの乱れが原因で、「過半数を維持するに止まった」というのが正しい。

結果、ほぼほぼ予想通りの残念なことになりました。

北海道選挙区は、3人目が自民党で、結果2議席を許した。

共産と国民民主が候補者を一本化すれば、票数からいって、勝てた選挙でもありました。

イージス・アショアで注目された秋田選挙区は、野党候補が勝利した。

おぢが期待した「れいわ新選組」は残念ながら2議席に止まった。

ではありますが、政党要件を満たしたそうで、これからマスコミへの露出が格段に増える。

さらに、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者と重度障害者が当選した意義は大きい。

国会も、あれこれ対策しなきゃならんわけで、それだけでも意味も意義もある。

「れいわ新選組」が台風の目となって、政治をかき乱すことも考えられる。

そんなこんなではありますが、10月には消費税が10%になるのでしょう。

ニッポン経済がさらに落ち込む危険があるわけで、一体全体どうなることか、不安でござる。

話は変わりますが、

「京都アニメーション(京アニ)」の放火事件が、世界的な注目を集めていたというので驚いた。

そもそも、おぢは京アニって名前すら知りませんでしたけど、アニメ界では世界的なチョー有名企業だった。

ロシアでは280人がコスプレして黙とうをささげたという。

アメリカではアニメの配給会社「センタイ・フイルムワークス」がクラウドファンディングで募金を呼びかけ、すでに1億円以上の義援金が集まったとか。

アップルのCEOも哀悼の意を示しておるというから、「京アニ」を知らないおぢの方が、よっぽど認識不足だったってことらしい。

米業界誌ハリウッド・リポーター(電子版)は特集記事を掲載。

ほかのアニメ制作会社と比較し、女性の監督や作家が多く、「けいおん!」などの女子高校生が主役の作品が生まれたと功績を紹介したそうだ。

しかも「同社はアニメーターを正社員として採用して待遇を改善し、時間をかけて制作していた」と、とても働きやすい、いい会社だったことがうかがえるのだ。

そういう意味では、優秀な多くの人材を失ったとんでもない放火事件だった。

あらためて被害者とそのご家族にお悔やみを申し上げる、選挙明けのおぢなのでした。

 


投票に行こう!!

2019年07月21日 | Weblog

まもなく午前7時、気温はプラス18度。

いまは曇り空ですが、これから晴れる予報です。

日中の最高気温は25度の予想ですから、夏らしい一日だ。

仕事が昨日で一段落したので、きょうは暑い中で薪割りです。

ガンバルゥ~

さて、

きょうは参院選の投票日です。

北海道選挙区は3議席を争います。

トップ当選は自民党のはるみちゃんで、2番手は立憲民主の勝部賢志さんで決まり、というのが各マスコミの世論調査の結果だ。

問題は残る1議席なのだ。

自民党の岩本剛人さんと、共産党の畠山和也さんの競り合い。

これが今回の参院選で北海道選挙区の明暗を分けることになる。

北海道の読者の皆さんの賢い選択、ヨロピクね。

イージス・アシュアで注目される秋田選挙区はというと1議席を争う。

野党統一候補の寺田静さんと、再選を期す自民党現職中泉松司さんの一騎打ちだ。

安倍さんは秋田入りして、まずはイージス・アショアについてお詫びしたそうだ。

イージス・アショアについては緊張感を欠いた不適切な対応がありました。極めて遺憾であり、言語道断であります。まず秋田県の皆さまに、心からお詫びを申し上げたいと思います」

ようは説明会で居眠りした自衛隊関係者についてのお詫びらしい。

ですが「私は日本の安全保障政策の責任者であります。国民の安全を守り、命を守り抜いていくためにはイージス・アショアがどうしても必要です」と、言葉は悪いが「ほざいた」のだ。

悪いけど、秋田沖と萩の沖に、機動性の高い「イージス艦」を停泊させれば、いいだけのこと。

秋田にも、萩にも、バカ高い上に、強力な電磁波を発する陸上設置型「イージス・アショア」は必要ない。

しかもハワイとグアムを守るためなのだ。

2021年にはイージス艦は8隻体制になる。

ようするに「弾道ミサイル防衛に2隻、バックアップに2隻、整備点検に最大4隻を想定している」とか。

整備点検を少々見直せば、秋田沖と萩沖へ停泊させてなんの問題もないと思うけど…

だから、しつこいようだけど「イージス艦」を停泊させれば済むのです。

「イージス・アショア」で6000億円は、どっからどうみてもムダ使いだ。

今度の参院選は、そんなバカげた無駄遣いに一矢報いる選挙なのだと申しておきましょう。


久米宏さんはなんともお洒落、ワイシャツの左襟と右袖に小さな模様があった!!

2019年07月20日 | Weblog

午前6時です。

薄曇りのお天気で、気温は18度。

空気が湿っぽい。

昨夜は2週間ぶりにヨガ教室に参加いたしました。

2週行けなかったら、格段に進歩していて、かなりハードになっておりました。

ま、筋肉が足りない、体が硬い、ってことにほかならんわけですけどね。

特に「チャトランガ」(板のポーズとか杖のポーズ)からの、ひじを曲げて体が床と平行になるのがちゃんとできないのだ。

ようするに、二の腕の筋肉がやたらに弱い。

このポーズは体のだるさを取るのによいそうですから、頑張っておかないといけません。

いまんとこへなちょこなのです。

呼吸法と言われるヨガですが、どうやらしっかりした筋トレでもある。

まずは二の腕の筋肉を何とか人並みにせねばならんと心に誓う朝なのでした。

ところで、

きのうのNHK「あさイチ」はご覧になりましたでしょうか?

いつもなら朝の連続ドラマが終わって、博多華丸・大吉さんと少々貧相な女子アナが画面に映ると、ソッコー、羽鳥モーニングショーにチャンネルを変更する。

ところがきのうは久米宏さんがご出演ということで、初めて「あさイチ」を最後まで見たのでした。

裏番組の羽鳥真一さんも、たぶんこの番組は「録画」して観たに違いない。

とにもかくにも、きのうの「あさイチ」は久米さん生出演のインタビュー番組だったわけ。

NHK批判からニュース報道の姿勢まで、あらためてこの人は大変な人なのだと思い知りました。

「NHKは民間放送にすべき。人事と予算で政府や国会に首根っこつかまれている」は納得でした。

国に「人事と予算」を握られて、公平公正な報道など到底ムリ。

女子アナの方が一応反論はしましたが、久米さんが「何代前の会長でしたかね?」と振って、話はお終い。

そう、「政府が右ということを左というわけにはいかない」と申したのは2104年当時、NHK会長だった籾井勝人さんだ。

そんなお方がいたわけですから、グウの音も出ない。

また、久米さんは「神は細部に宿る」とか申しておって、ニュースステーションの時は手に持つボールペンの色などにもこだわったそうだ。

だれも見てない、見えないところにこだわったわけで、そんな話も面白かった。

「なるほど!!」と思わず納得したのが「右肩上がり」という場合のテレビでの表現でした。

フツーなら左手を右方向の斜め上に動かすと「右肩上がり」だ。

だけど、これをテレビの視聴者からみると「左に上がる」ように見える。

なので、「右肩上がり」をテレビで表現するときは、「右手で左上斜め上に手を動かす」のだという。

ようは鏡に映る自分の姿を想像していただければよいのですが、視聴者にどう伝わるか、どう見せるか、よく考えた人だったのです。

そして久米さんは、おしゃれでもありました。

きのうの放送では番組のだれひとりとして突っ込みませんでしたが、久米さんの着ていたワイシャツです。

まずは右の襟に小さな模様が見えた。

よくはみえませんでしたが緑っぽい「椰子の木」かなんかだったろか?

あんなところに模様のついたシャツは、おぢはついぞ見たことがない。

で、何かの拍子に久米さんは右腕のカフスのあたりを見せた。

そしたら、同じ模様が右の袖口にもあったのでした。

テレビ的に考えに考えてきた、チラリのお洒落なのだ。

トークの達人、その話術にも恐れ入りましたが、洒落っ気たっぷりで、さらりと権力批判も混ぜつつの久米さんに、おぢは感心しきりなのでした。

毎週土曜午後1時からのTBSラジオ「久米宏ラジオなんですけど」、パソコンなら聞けるぞ!!

こういう人が元気だと、ニッポンもまだまだ捨てたもんではないなぁ~ と思ったきのうの朝なのでした。


「“束ねられる”ファシズム化」にフムフム…

2019年07月19日 | Weblog

まもなく午前7時です。

お天気は薄曇りで、そよそよ風が吹いてます。

気温はプラス18度。

予報によると、今日のご当地は大気が不安定で曇り空、最高気温は26度になるそうだ。

きょうは薪割りに精出すことにいたします。

ところで、京都のアニメ会社の放火事件、これまで聞いたことのない被害者の数です。

唐突で、悲惨な事件、被害者とそのご家族にお悔やみを申し上げます。

さて、

先日、札幌で遊説中の安倍総理をヤジった人を道警が排除した問題だ。

これに「元道警警視長」が苦言を呈した。

元道警警視長で警察ジャーナリストの原田宏二さんはWEB論座で「この程度のヤジが自由妨害にあたる行為とは思えない」として、道警の対応を非難しておる。

まことにごもっともなのだ。

そして「今回、警察のやった排除行為は法律的な根拠を欠く違法な行為ではないかというのが私の結論だ」と述べておる。

これまたごもっともだ。

なんともおかしな国になったものです。

ファシズムの匂いを感じて、気持ちが悪い。

そしたら日刊ゲンダイ電子版に「日本は〝束ねられる〟ファシズム化が進んでいる」と慶大教授の片山杜秀さんの発言が載っておってフムフムいたしました。

片山さんはこう申しております。

「日本では国民に選択肢が少なく自動的に体制翼賛化している」

「55年体制のようなイデオロギーの対立がない」

思想や政策に十分な相違がないとすれば、有権者は同じことをやるなら経験を積んでいる政党の方が安全と考える」

「だから、安倍首相が面目を失うことがあっても、『悪夢のような民主党政権』とリフレインすると、一定数の国民がリセットされてしまう。現政権の方がマシだと考えて、失敗が棒引きになる」

なるほどねぇ~

確かに安倍政権、失敗ばかりだ。

ついこの間は「北方領土が還ってくる」と大手マスコミは大騒ぎしたけど、あっという間に雲散霧消した。

2島も4島もない、ゼロなのだ。

そして、アベノミクスの「成長戦略の柱」だった「原発の輸出」は、まったくの総崩れ。

1カ国の輸出も決まらなかった。

原発の建設コスト、すでに再生可能エネルギーの3倍の高コストだも、ムリはない。

安倍政権が「最重要課題」と何べんも三遍も申してきた拉致問題だって、政権発足してこの6年、1ミリの進捗もない。

拉致家族もよく我慢してるもんだと思いますわ。

中国に対しては、敵視政策を取って、一触即発だと思ったら、「インバウンドの中国旅行客が急増して」これもムニャムニャになっておる。

ここで中国からも嫌われてインバウンドの超大口が無くなってはどもこもならんからねぇ、、、

北朝鮮ロケットで散々危機を煽って「国難」とまで叫んで解散総選挙までしたけど、いまは大転換して「私自身が金正恩委員長と向き合う」とか申している。

だけど、その進捗率はというと、まったくのゼロ。

参院選前の党首討論で「拉致問題は何合目に来ているか?」と問われて「努力はしているが、詳細については言えません」と進んでいないことがわかっちゃった。

トランプさんがツイッターだけで金正恩とチャッチャと会ったというのに、すっかり蚊帳の外なのだ。

などなど、枚挙にいとまのないお粗末さが安倍政権の実態なのだ。

それでも、安倍支持層が離れないってことは「現政権の方がマシ」ってことになるかららしい。

片山さんは「資本主義の危機の時代に没落する中間層の“希望の星”としてファシズムが現れる」と申しております。

「ワイマール共和国時代のナチス支持者、トランプ米大統領に熱狂するラストベルトの白人労働者は、もっと豊かになるはずだったのにどうもおかしい、社会のせいでうまくいかない、と感じている階層だ」という。

そこで、日本も「〝束ねられる〟ことで助け合い、危機を乗り越えようという発想になる」というのだ。

片山さんは「世論ウケのいい政策を次々に打ち上げ、中途半端なまま別のテーマに移っていく」と、安倍政権の実態を喝破しておる。

そしてこうも言う。

元号が変わった、新しい時代を迎えた、お札も変わる、それぞれの花を大きく咲かせることができる……。そんなことで内閣支持率が上がる。政府の考えと国民の求めが無限にかみ合っている。終末的ですね」

そんなこんなで、おぢはいま「れいわ新選組」に期待をかけております。

今回の参院選で「2、3議席」獲得しようもんなら、大化けも期待される。

〝束ねられる〟なんぞ、「真っ平ごめんだ!!」と申しておきましょう。



愛国者とは…

2019年07月18日 | Weblog

まもなく午前6時になります。

気温はプラス18度で、曇り空で日中の最高気温は26度の予想だ。

空気が湿っぽく梅雨みたいですが、夏らしい陽気でもあります。

さて、

安倍総理が札幌で街頭演説中のこと、これにヤジを飛ばしていた人を警察官が体をつかんで排除したという。

こんな異常なお話をおぢはついぞ聞いたことがない。

戦前の特高警察なら、したであろうことを、21世紀の民主主義社会であるはずのニッポンで再現ですか…

朝日新聞電子版が伝えておるそうですが、ほかのマスコミはどうした?

これはちゃんと報道しなけりゃならん、民主主義の根幹、言論の自由にかかわる大問題だ。

古賀茂明さんも申しておりますが「記者が委縮し、官僚が忖度する」異常事態がニッポンで進行中なのだ。

世の中を見回してみれば、韓国との関係は悪化の一途だ。

韓国から来日する観光客も激減だそうな。

戦後、こんなにも日韓関係が悪かったというのは記憶にない。

しかも日韓関係が改善する糸口さえ見えてこないというから、安倍政権、大切な隣国との関係をどうするの???

戦争でもするというのなら、まさにキチガイ沙汰だ。

小泉政権下で歴史的な日朝首脳会談を実現し、拉致被害者を帰国させることに尽力した元外交官の田中均さんはこう話す。

「韓国との関係は出口が見いだせない。北朝鮮についても無条件の首脳間対話の呼びかけに応えはない」

「ロシアとも頓挫しつつある」のが安倍政権なのだ。

田中さんのおっしゃるとおりだけど、ネトウヨはこの田中さんも非難する。

俳優の古舘寛治さんは、

ツイッターで自民党の改憲草案を憂いております。

「たとえ干されようとも」と覚悟の上で政治発言しておるからエライ。

「おかしいことはおかしい」と発言することは大事だけれど、これがしにくい社会ってどうなんだ???

この国では、俳優やタレントが政治的発言をすることのリスクはあまりに大きい。

とはいえ、こういう人が出てこないことには、ニッポンの行く末が危惧される。

ネトウヨはこうした人たちを「反日」と呼ぶけど、こういう人こそ愛国者だとおぢは思うね。

「最高の愛国心とは、あなたの国が不名誉で、バカげた、悪辣なことをしているときに、それを言ってあげること」

こう申したのは英国の作家、ジュリアン・バーンズさんだ。

ニッポン政府があっちでもこっちもでバカげたことをしていているいま、これを指摘し、諌言する人々が大きな声を上げないと、この国はますますおかしな方向に進むのだと申しておきましょう。

 

 

 

 


「報復の連鎖」泥沼の日韓関係、拉致問題はさらに逆風

2019年07月17日 | Weblog

午前6時です。

気温はプラス16度、清々しい夏の朝ですワン。

気持ちがいいなぁ~

ですが、さっぱり気持ちがよろしくないのが日韓関係だ。

どう考えても「徴用工問題での報復」というのが、ニッポンが対韓輸出規制に踏み切った理由だった。

ようは「意趣返し」

言ってみれば「子どものケンカ」、大人のすることではございません。

韓国へ去年輸出した3品目のうち「フッ化水素」の額だけで計75億円に上るというから、日本企業への影響も凄まじい。

さらには信越化学や昭和電工といった規制品目に関係する会社の株価も下落中だから、どうしてくれるって話にもなる。

ところがここにきて、徴用工問題ではなくて、韓国に不正輸出があるから輸出規制に踏み切ったとニッポン政府の論調が変わってきた。

韓国がWTOに訴えると言い出してからのことだ。

ようするに、徴用工問題でこの問題をWTOに訴えられたら、ニッポンは負けてまうのだ。

そこで、フジテレビのニュースは「兵器に転用できる戦略物資が不正輸出された案件が4年間で156件もある」といきなり大騒ぎし始めた。

「徴用工問題での報復」だったのに、不正輸出があったから輸出規制したと「すり替え」が進行中なのだ。

ですが、この「4年間で156件」というのは、韓国が摘発した件数だ。

不正を未然に防いだ件数が156件ってこと。

マレーシアやアラブ首長国連邦に不正輸出されるところを摘発したわけで、だからどうした? って話なのだ。

これを根拠に輸出規制って話は、かなり妙ちくりんなのだ。

輸出規制によって、参院選を前にニッポン国民は、理不尽な韓国に溜飲を下げておる。

すっかり安倍政権の思う壺だ。

だけどこんな輸出規制する安倍政権に対しては、北朝鮮からの反発も大きいわけで、拉致問題なんぞ、一歩も前に進むわけがない。

なんだかなぁ~とおぢは思ってますけど、世間は違うんだよなぁ~

ありゃりゃなことです!!

 


伊藤詩織さんと法廷対決する山口記者は「安倍一強の生みの親」だそうな、だからか…

2019年07月16日 | Weblog

今朝も寝坊すっ!!

午前7時の気温はプラス16度。

暑い雲に覆われておりますが、時おり日差しものぞいております。

きのう同様、空気が湿っぽい。

予報によると今日は曇りときどき晴れのお天気だそうな。

最高気温の予想も24度だ。

さて、

7月18日号の週刊新潮「『伊藤詩織さん』VS『安倍官邸べったり記者』の法廷対決」はお読みになりましたでしょうか?

2015年、高輪署の捜査員は準強姦容疑で山口記者を逮捕しようと成田空港でスタンバイしていたが、その直前に逮捕は中止になったそうな。

当時の中村格警視庁刑事部長が「逮捕は必要ないと私が決裁した」(新潮の取材に本人が答えた)そうだ。

この中村さん、ただいま警察庁ナンバー3の官房長だそうな。

この中村さんは「菅官房長官の秘書官」を長く務め、絶大な信頼を得ておったそうだ。

「総理ベッタリ記者の逮捕中止命令は官邸への忖度ではという疑問が、世の中に今もなお熾(お)きのように燻(くすぶ)っている」と週刊新潮は書いておる。

忖度で山口記者は逮捕を免れたのか?

ニッポンの警察、おかしなことになってはいないかね?

官邸が、なんでこんなにも山口記者を守るのかがわかりませんでしたが、新潮にはこうある。

山口記者の著書「総理」にはこんなくだりがあるそうだ。

「あの夜の山口君からの電話がなければ、今日という日はなかった。ありがとう」

安倍晋三氏が自民党総裁選に勝利した12年9月、山口記者は菅氏からこう謝辞を述べられたという。

「それは、山口記者が『あの夜』に菅氏に電話を入れ、出馬を渋る安倍氏本人の口から聞き出した心境をつたえた結果だという」

「煎じ詰めれば、山口記者がいまに至る『安倍一強』の生みの親ともいえるわけ」だそうな。

つまり、安倍さんの心境を伝え聞いた菅さんが、安倍さんを説得して、安倍総理が誕生。

結果、安倍政権誕生の功労者が山口記者だというのです。

だから準強姦罪で逮捕状が請求され、逮捕寸前だったけど、これがなかったことになったのだというのだ。

酷い話ではないですか。

こういうの「政治の私物化」とでもいうのでしょうか?

はたまた「権力の乱用」でしょうか。

これが事実なら、政治が犯罪をもみ消したのです。

こんな所業が菅官房長官と中村格警視庁刑事部長によって行われたとすれば、ニッポン警察の信頼は地に落ちたと申せましょう。

なにが「令和おじさんだ」酷い話だなぁ~