おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「差別発言」巡って、会社が社員を支援だって、へぇ~

2006年07月31日 | Weblog
大阪の積水ハウスに勤務する45歳の在日韓国人が、「差別発言で傷つけられた」として、お客に300万円の慰謝料と謝罪広告の掲載を求め地裁に提訴するそうだ。
で、驚くことに、積水ハウスは「雇用管理や社会的責任の観点から支援していく」のだそうだ。
でもって積水ハウスは、さらに訴訟費用の負担、裁判に出席する間を勤務時間と認めるなどの措置を取るという。
社員が受けた差別発言をめぐり企業が訴訟を支援するのは異例だそうだ。

会社と個人のあり方って意味で、とっても注目される出来事でございます。
積水ハウス、ちょっとイメージいいじゃん、ってなる。

在日のこの社員は、顧客の男性が所有するマンションの修理などについて説明に行った。漢字やハングルで併記された名刺を差し出すと「北朝鮮にいくら金を送っているんだ。おまえのような人間がいるから拉致問題が起こるんだ」など、仕事と関係ない発言を約2時間繰り返されたのだそうだ。

帰社後に経緯を報告。
上司らが電話や手紙で事実確認をしようとしたが、男性は事実関係を否定し、謝罪もしなかったという。
積水ハウス広報部は「明らかに人権侵害と認められる発言があったと把握しており、顧客であっても許されない」としている、のだそうだ。

この在日の会社員は、きっととても信頼されておる優秀な社員だね。
そこまで会社の信頼を勝ち得ているのも凄いし、この社員を全面的に支援する会社も凄い。
翻って、顧客だというこのお方は、なんとも情けない。

パロマじゃ無理だろなぁ~
パロマは、爪の垢でも煎じて飲んだら良い。

ラーメン「なかま」

2006年07月30日 | Weblog


週末は眠り病にでもかかったように寝ておりました。
金曜の夜から8時間以上寝て、明けて土曜日は、昼寝を3時間、その夜も8時間以上。
どうやらかなり疲れが溜まっておるらしい。

土日はあれやこれや、しなきゃならんことがごっちゃりあったけど、結局は、日曜日の午前中に薪をちょこっと積んだだけ。
ごろごろうだうだ状態でおました。

こんな風に過ごさんと体力が持たない年齢なのかと、シミジミしましたです。
あたり前だけど、若くないなぁと痛感。

で、先月号の「ポロコ」をペラペラめくっておったら、倶知安のラーメン屋「なかま」が美味いと書いてあったので、試しに行ってみた。
これまで、ニセコ界隈で不満なことといったら、美味いラーメン屋がないことだと思っておったゆえ、さっぱり期待しておらんかった。
なにせ数年前札幌の有名チェーン店が開店したが、このラーメン屋が繁盛するってことで、たかが知れておると思っておった。

行くことにはしたものの、大体にしてポロコに載っておる地図がデタラメじゃ。
反省せんかいポロコ!!ってぐらい探しちゃった。
ラーメン屋「なかま」は、倶知安町の駅前通を直角に走る「都通り」にありました。
黄色いノレンが目印。

平日は午後4時から午前2時まで、日祝祭日は午前11時から午前2時の開店。
どうやら、酔っ払いが〆にいただくパターンのお店らしい。
「当店人気ランキング」の2番目に、「梅塩ラーメン」ってのがあったので、これをご注文。

見た目普通の塩ラーメンに、梅肉とカツオを合わせたものが乗っており、これを混ぜていただくのだそうだ。
ズルッと一口、いやはや、これがなかなかよろしい。
で、ズルズル、ガンガンいただいた。
きょうびコッテリっていうか豚骨の脂まみれラーメンが流行っておるゆえ、アッサリしていてたいした美味かった。

食べ終わってから、ヒンヤリしたおしぼりがサービスされて、この辺の気配りも嬉しい。
店は汚いけどね…
ポロコが書かんかったら、地元の酔客だけの御用達ってことで、おぢは行かんかったね。
飲食店は口コミ情報だね。
倶知安町の一押しラーメン店でござった。

次回はおぢの好物、味噌ラーメンにトライでおます。

薄ものが大好き!!

2006年07月28日 | Weblog

ニッポン列島の北の果て、わが北海道も本格的に夏らしくなってまいりました。
そこでやたら目立つのが、ヘソ出しやら背中丸出しやら、まぁほとんどあちこち丸出しのおねーちゃんたち。
よろしいのぉ~
おぢは「目のやり場に困る」などと、大嘘はつきませぬ。
布の少ない、ひらひらの着物は、大好きでござります(キッパリ!!)。

だけどさぁ、女性ならだれでもいいかってぇと、そりゃ違うんでないの、ってのがきょうのお話。
きょうびの布の少ないウッフンな服は、流行りものゆえ、だれかれなく着てみたい心境はわからんではない。
しかも、これはせいぜい二十代までの所業。
三十代は着てはいけません、などとは言いませんが、人によっては見ていてかなり「イタい!!」。

実は最近このイタい、って表現がぴったりくる婦女子がやたらに目立つ。
明らかに四十代、いやそれ以上かもしらんけど、怪しいほどに若作りのお方を目にした。
それも「お水系」ではないから困っちゃう。

過日目撃したのは、怪しいコスプレおば。
ピンクのひらひらを纏って、ピンクの日傘じゃ、口あんぐりしてもうたけど、本人は意に介さぬ様子。
お洒落なんて、そりゃジコチュー、ジコマン(自己満足)の「極み」だとは思うけど、見ている他人さまが鳥肌立っちゃうんだから、こりゃもう公害と言ってよい。

同様にヘソ出しもよいのだけれど、ポッコリお腹とか、下腹プックリとかいうお方も困る。
おぢがスポーツジムの勧誘なら、絶対入会させたいようなポッコリ、プックリが見るも無残なヘソを出しておる。
無残てぇのは、肉でつぶれて横一文字型のヘソのことじゃ。
そこにヘソがあるらしいのだけれど、五木ひろしの目みたいになっておるのよ。
おまけに、わき腹の肉がミニスカやらパンツからはみ出ておる。

おぢも一応見える、っていうかしっかり見ちゃうんだけど、なんか見てはいけないようなもんを見たようで、モッコリとは正反対のショボン系になってまうのじゃ。
新庄さん並みに腹筋シッカリ割れてなきゃ着ちゃダメ、とは言いません。
だけど、せめて、せめてはみ出ないようにせんとねぇ、お肉をさぁ、、、

あれ見てると、はみ出た肉ってことで、これからニッポン人が食わされそうな、米産牛みたいでやだなぁ~
もっとも、おぢの競泳パンツもギャランドゥな(古いかぁ?)やつで、モッコリでもしようもんなら凛々しいヤツが「こんにちはぁ」しそうになっちゃう。

こちらのはみ出たお肉は、ニッポンの婦女子にパクリと口にしていただきたい今日このごろでござる。
きょうもきょうとてスマンこってす。



牛肉輸入再開とか

2006年07月27日 | Weblog


ニッポン国民か、米政府か、どっちを向いてのかね~この国の政府は?
という疑問に、とうとう決着がついた。
政府は、27日付で米国産牛肉の輸入再開を正式に決めたのだそうだ。
つまりは、はっきりと「米政府のワンコです」「われわれは米国のご機嫌伺いしとります」と言っちゃった。
ようするに米政府のLOVE WANCOだ。
WでMでないだけましかぁ?

理由は「日本向けの輸出条件を守る体制が整ったと判断したため」だそうだけど、そんなもん信じておるノー天気なニッポン人はそうはおらん。
実際、イトーヨーカ堂やイオンなど大手スーパーは、消費者の理解が得られていないことを理由に当面は販売を見送る方針だという。

この国の政府(あいまいだなぁ、政府って言い方は…自民党と公明党と官僚さまと言わんきゃねぇ)は、国民の安全など二の次のようだ。
さっぱり頼りにならん。

で、8月中旬までには再開第1号の牛肉が到着する見込みだという。
これを決めたのは、農林水産省が開催した牛海綿状脳症(BSE)対策本部などだそうだけど、与党と官僚の言いなりの諮問会議では、どもこもならん。
単なる隠れ蓑に使われておる牛海綿状脳症対策本部の学者の皆々様にきっちりご意見聞いてみたいもんじゃ。

「日本政府は今回の輸入再開決定に当たり、専門家を米国に派遣し、6月下旬から約1カ月かけて35の牛肉処理施設を査察した。34施設では深刻な問題はなかったとして輸入再開を認める。」と、ある新聞は書いておった。

問題はここじゃ。
「34施設では深刻な問題はなかった」。
深刻な問題はなかったけど、若干かそれなりの問題は、あったってことじゃ。

問題がゼロじゃないのに輸入しちゃうんだ、こいつらは…
国民の命と健康をどう思っておるのかねぇ~
たぶん、「俺たちエリートは危険な安い米産牛など食わんから大丈ブイ」と思っておるのだろう。

安いファストフードをワシワシ食べて、ぶっくり太っておる米国の下層階級の皆々様とニッポンの我々庶民はいよいよ同レベルってことじゃ。
吉野家は、9月下旬をめどに牛丼の販売を再開する予定だそうだけど、あそこで食うのは、もう「納豆定食」のみ!!

悪いけど、牛丼はカンベンじゃ。
でも神戸牛なら、牛丼でもステーキでもいただきたい。
だけど、これからは神戸牛という名の米国BSE肉を食わされるかも分からん。
悩ましいことになってもうて、どうにもこうにも許せんねぇ~

やっぱ、安全で美味しいジンギスカンってことのようだ。



夏休み

2006年07月26日 | Weblog


短パン・Tシャツのとーさんと子どもがあちこちにいるなぁ~と思ったら、世間はどうやら夏休み。
いいなぁ~
おぢは今年夏休みは取れそうにありませぬ。
シクシク…

おぢのブログもきょうは勝手に夏休み。
いわゆる手抜きってことで、おやすみなさい。

あっ、そういえば、何の脈絡もなくてスマンけど、過日溜飲を下げたのが下記の一文。

「この名前は見たくもないし、もう書きたくもないのだが、終わりの近い小泉首相関係のことである。自民党をぶっこわすと稱しながら、政敵を片っぱしからこわし、<改革>などなに一つしないで、挙句は<ご主人>ブッシュの前で、プレスリーの下手な物真似を演じて、世界中の失笑を買った。『ああいう場面を<社長シリーズ>の中で見た』とラジオで語っていた人もいた。三木のり平の役ですね。」

おぢを大いに納得させたこの原稿の主は、小林信彦さんだ。
先週号の週刊文春「本音を申せば」の冒頭で書いておった。
知性も教養もサッパリ感じさせない小泉あんちゃんゆえ、何やってもしょうがないけど、サルに毛が生えたみたいなブッシュにプレスリーの物真似をたしなめられたってことで、あまりに情けない。

社長シリーズの三木のり平さんは、大好きだったけど、一国の総理があれではなぁと、小林さんならずとも思うのでござった。

ってことで、ホントにおやすみなさい。
こういうのを「手抜き」って言うけど、「手で抜く」って言うと別の話になっちゃうなぁ…

ほんにニッポン語は難しい。





ムダなもの…

2006年07月25日 | Weblog

写真は、札幌に夏の訪れを告げる大通公園のビアガーデン。
今夜は給料日とあって、大混雑じゃった。
札幌らしい風景じゃ。

若いころなら、当然のようにここでガンガン飲んでおったけど、きょうは見るだけじゃった。

さて、世間はこうはノンビリしておりませぬ。
すし屋だか自宅だかが、濁流に削られ、流されていくのをTVで見た。
ちょっと古いけど、TVドラマ「岸辺のアルバム」でも見た風景じゃった。
あれは多摩川が氾濫し、家が流されていくやつだった。

ニッポン人にとって、家が流されていくってのは、感慨深いし、とっても重い。
なにせ20年も30年ものローンで家を建てるのじゃ。
定年まで、せっせと返済しなきゃならんのに、流されちゃったら、ローンだけ返済するんかねぇ、考えただけで身震いする。

今回の長雨による被害は、九州、山陰、長野とあちこちに点在する。
内地のあちこちはエライことになっておる。
だがね、「未曽有の大雨、長雨」ってことのようだが、ここは冷静に考えんと、どもこもならん。

たとえば、国土交通省の官僚の皆さまにあらせられては、「100年に一度の災害に備えてダムを作る」とのたまわっておったのではないのかね。
今回の雨、100年に一度の大雨じゃぁないのかね?
で、氾濫しちゃうってのは、どっか根本的なところに問題がありゃせんかい、って話だ。

過日、滋賀県知事選で当選した京都精華大教授の嘉田由紀子っていうお方は、ほぼ同年代。
「新幹線の駅は、いらない。もったいない」と言って新滋賀県知事にご当選だ。
TVで説明しておったけど、どっからどうみても不便この上ない駅、この建設を止めるのは、ごもっとも。

その「ごもっとも」が、お役人さまやら一部の土建業の皆々様には、とんと判らんらしい。
まだ、あれもこれも作りたいらしい。
滋賀県でも「地元の要望」という大義名分掲げておったけど、それもどうやら「土建業者の要望」というホントのことが、今回はっきりわかっちゃった。

羊蹄山ろくでも、似たり寄ったりのムダな公共工事がいまも行われておる。
真狩村では、村の中心を通る道路を拡幅し、坂道も平坦にするのだという。
おかげで、店舗は立ち退きとなり、そのまま閉店しちゃうという寂しさだ。

ただでも広い道路をさらに広げるわけで、寂しさがいっそう募る。
ご近所の皆さまで、この工事を喜んでおるお方はほとんどおらんそうな。
潤うのは土建屋さんだけ。

地元住民は、だぁれもこの工事を喜んでおらんという。
農家出身の村長さんだけど、さっぱりわかっておらんね。
村の財政はアップアップだというのに…

滋賀県民の賢い選択に学ばねば、この国の将来はホントに危うい、と思う。


続「LOVE ×××××」

2006年07月24日 | Weblog

昨日のブログで「LOVE WANCO」というペットショップをご紹介?したけど、「あれは、大ウソじゃ!!」との声が寄せられた。
だけど、「見たものは見たのじゃ、しょうがないじゃないのぉ~」なのだ。
まぁ、「あいつのことゆえ、捏造したに違いない!!」との声もありぃのなので、ちゃんと裏を取ったね。
http://shop.lovewanco.net/
でしょう!!ちゃんと「LOVE WANCO」ってお店があるんでおます。

WがMに見えたのも、おぢがまだ老境に達しておらない、未熟ゆえじゃ。
でへへぇ~若くてスマンね。
っていうか、ピンピンではないが、それなりに元気なのじゃ。
ほっといてほしいワイ!!

ところで、話はゴロンと変わるけど、
セルジオ越後さんがブログで面白いことを言っておった。
「監督より組織変えるのが先」はおっしゃるとおりじゃ。
http://blog.nikkansports.com/soccer/sergio/
「協会の人事の日に、新監督就任は、組織・体制から目をそらそうという意図さえ感じる。」ってのは、もっとマスコミ各社は問題にしないとダメじゃないの?

なんだかんだで、川淵さんは悪い意味での“天皇”になっちゃった。
W杯惨敗の責任をあんたが取らんで誰が取るの、って話。
セルジオさんご指摘のとおり、「日本のサッカーの底上げまでもオシム監督に押し付けるのは筋違いだろう。」はごもっともじゃ。

で、今夜はヤマさんに誘われて飲んじゃった。
休肝日なのにねぇ~
古いお友達と飲むのは、面倒がない。
ようするに、楽しく飲めるわけ。

「酔生夢死」と言ったのは、李白か杜甫かしらんけど、実に上手いこと言ったね。
昔の人はさ。
ということで、へろへろ酔っ払いでおやすみなさい。
きょうもつまらんブログに来ていただいて、ありがとさんでした。

懲りずにまた来てねぇ~









LOVE ×××××

2006年07月23日 | Weblog
週末はまずまずの天気に恵まれたんだけど、しかたなく今シーズン2回目の草刈じゃった。
夏の汗だく草刈は、いつものように辛かった…
これだけは、どーしても好きになれんね。

ただ、4~5年前にいただいたミントがドンドン・じゃんじゃん増えて、刈るとそこここに香りが漂って、ちょいといい感じ。
もっと増えて、そこら中がミントになると良いのだけれど、なかなかそうはいかん。

それでも、ゴールデンウイーク明けに除草剤をまいておったので、朝から始めて昼には終了。
除草剤を使うってことで、心が痛むけど、背に腹は代えられませんのよ。
農薬使う農家のお方の気持ちが分かるなぁ~

午後からは、わずかに残った薪割りをようやく終了。
長い薪との格闘もようやく終わったのだけれど、これからは薪積みじゃ。
これはコツがあって、きっちり積まんことには乾燥するにつれて崩れてきちゃう。

おまけに降雪量14メートルに耐えて、一冬過ごすわけなもんだから、いい加減にはできないわけで、けっこうしんどいのじゃ。
そのコツってえのは、両端を井げたに組むこと。
薪小屋があればボンボン積んでよいのだけれど、小屋がない場合はこれをしないと崩れてきちゃう。
けっこうシンドイのじゃ。
北海道弁で言うなら、「ゆるくない」わけ。

不思議な言葉じゃねぇ、「ゆるくない」っての。
パンツのゴムがきつくても、「ゆるくない」ってかぁ!?
スンマセンです。

日曜日は、例によってババのご機嫌伺い。
きょうは、完全に意味不明な発言ばかりで、あ然ボー然、さっぱり会話にならんかった。
先週はもっとしっかりしておったのに…
痛み止めの麻薬の量が増えたんじゃろかねぇ。

っていうことは、痛みを訴えることもあるのかもしらん。
ババのガンは、静かに、でもしっかり進行しておるようじゃ。
余命半年のはずが、もうまもなく10カ月だもんねぇ。

見舞いのあとジムへ。
サッパリ汗かいて帰宅途中、中央区の石山通りでとある看板が目に入った。
「LOVE MANCO」とあるではないの。

さすがに目を疑った。
疑ったのは正しかったね。
「LOVE MANCO」ではなく「LOVE WANCO」だった。

目を凝らしてみれば、ペットショップじゃ。
それにしても、MとWはよう似てるねぇ…
あっ!!似てないかぁ?
スマンこってす。

天皇が靖国参拝止めたわけ

2006年07月20日 | Weblog


昭和天皇が、靖国神社のA級戦犯合祀に強い不快感を示しておったことが明らかになった。
1988年、昭和天皇は「私はある時に、A級が合祀され、その上、松岡、白取までもが」「だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と、当時の宮内庁長官に語っていたことが分かったのだそうだ。
「松岡」「白取」はA級戦犯の松岡洋右元外相、白鳥敏夫元駐イタリア大使らしい。
日本経済新聞のスクープでござった。
各紙が夕刊で追いかけておったね。

昭和天皇は1978年にA級戦犯が合祀されて以降、参拝はしていない。
だが、その理由はこれまで明らかになってはいなかったのじゃ。

一方、
「千鳥ヶ淵墓苑」の「拡充構想を大いに議論しよう」、というのは、過日の読売の社説じゃ。
「無宗教の国立施設である千鳥ヶ淵墓苑には、先の大戦の海外の戦没者で、引き取り手のない約35万人の遺骨が納められている。」として、「8月15日の全国戦没者追悼式典の会場となる日本武道館や靖国神社から、徒歩で数分の圏内にある。」という。

で、欧米諸国の「無名戦士の墓」のように公園化し、外国からの要人が献花できる施設としては、という内容。
ようするに、千鳥ヶ淵墓苑を拡充し、世界各国の要人が戦没者をお参りする施設にしてはどうじゃろか?ってことだ。
これだと、国立追悼施設を新たに建立する必要もない、ということのようだ。

小泉あんちゃんの靖国参拝については、このブログでは、ついぞ触れてこんかった。
だって、ネット右翼とか何とか、ちょと怖いもん。

靖国参拝をこころよく思っていないのは、別に韓国、北朝鮮、中国ばかりじゃない。
ブッシュと小泉の個人的な関係で黙ってはおるが、ホントに怒っておるのは実は米国じゃ。
当たり前だけど、あの大戦を指導し敗戦に導いた、いわゆるA級戦犯が祀られておる靖国神社へ参拝に行くってことは、米国から見ればあの戦争を全て肯定しちゃうわけで、こりゃ面白くもあるまい。

兵士だけでなく、一般市民多数が犠牲となった戦争ゆえ、その責任はきっちりとっていただかなければならんてのは、昭和天皇に止まらずニッポン国民の多くも思っておるに違いない。
当の昭和天皇本人だって、大いに責任を感じていたはずじゃ。

そこへ、深い思慮もなく、各国の反発も無視して靖国へ行く小泉あんちゃんってのは、いかがなもんじゃろか。
ようするに「あんた、頭悪いんでないかい」って話だ。

読売じゃないけど、千鳥ヶ淵墓苑を拡充して、すんなり、誰もが参拝ってのが、すっきりしてよろしい。

中東を中心にドンパチやっておるキリスト教徒とイスラムの争いは、どっからどう見ても、不毛じゃ。
ここは、かつての不毛の争いを大反省して、いまは賢い対応をしておるヨーロッパに学んだらぁ、って思いますです。



パパパパァ~なパロマ

2006年07月19日 | Weblog

ここんとこ世間はパロマで賑やかしい。
30代そこそこのお坊っちゃん社長は、当初の記者会見で居直っておったが、きのうはとうとう謝罪した。
「私は同族企業の高慢ちきなバカ息子でおまけに社長です」、って言ってるようなもんじゃった。
まぁ、サンプルのようなアホタレぶり。

あの記者会見、どこかで見たような光景と思ったら、今は亡き「雪印」じゃね。
それにしても、何かあったら、徹底的に情報公開して、トットとしっかりお詫びする。
これが企業存続のための必要最低条件だと、学んだんじゃなかったのかねぇ、雪印で…

あちこち報道しておるが、ここは「松下電器」とあまりに対照的じゃ。
天下の松下さまは、とんでもない金かけて、TV、新聞、雑誌メディアを使って石油ストーブの回収をした。
一見恥の上塗りのようだが、金は使っても、企業イメージはちっとも傷つかなかった。
かえってイメージアップしたかもね。
賢いというか、当たり前というか、ようするに危機管理がキチンとしておる。

翻って、こちら同族企業は「パロマ製品には問題なく、修理に問題があって、おれたちにゃぁ関係ない」って言っちゃった。
アンポンタン社長とその父の独断専行で、このパロマはまもなく死に体になる。
あんちゃん社長の下に仕え、はるかに年長の取締役であらせられる皆々様は、だぁれもこの社長に苦言を呈すことが出来なかった、ってことだ。

同族企業で、きっちり物申す優秀な方は、出世など出来ませんからね。
ようするに周りはこぞってイエスマン。
これもどっかで聞いたような話だなぁと思ったら、プリンスホテルじゃね。
各地のプリンスホテルに堤様がヘリコプターでご到着になると、赤絨毯がひかれ、社員一同かしづいたという。
だれも口出しできないうちに、企業は傾いた。

同族に牛耳られた企業で、なんとも可哀相なのは、末端で働く従業員の皆々様じゃ。
父親で会長のとーさんは辞任の意向だそうだが、社員は浮かばれまい。
いまさらではあるけれど、自主回収と無償交換を始めたそうだ。
なもんだから問い合わせの電話が殺到しているという。
おぢも、倶知安の小屋の瞬間湯沸かし器を見てみないとねぇ、こんなアホウな事故で死んでられませんてぇの。

ついでながら、二階経済産業相も、「パロマの責任者は経産省に出向いてきちんとした報告をすべきだ」と怒っておるらしい。
加えて、「経産省がもっと早い段階で関知すべきだったとの批判も、もっともだ」としているけど、企業とすっかり癒着しておる経産省が知らんはずはなく、目をつぶる代わりに「天下らせてねぇ」と言ったとして、不思議はない。
っていうか、その辺りは週刊誌がシッカリ書いてくれると思う。

こんな素晴らしい瞬間湯沸かし器は、ぜひとも金正日にプレゼントしてお使いいただきたいなぁ、できれば一酸化炭素でも二酸化炭素でもたっぷり出る、もちろんパロマ製のやつを万景峰号で千台ぐらい送ってやろうかしらん。




買い物ツアー

2006年07月18日 | Weblog

ようやく、薪割りもほぼ終わりました。
まだ少し残ってるけどね…

で、連休最終日の月曜日、昼過ぎに札幌へ。
なにせ、きょうはババのお買い物ツアー。
たいした楽しみにしておるらしい。

これまで一度だけ買い物に連れて行ったことがある。
だけども、車の乗り降り、トイレの心配とおぢひとりでは、なんだかんだとってもシンドイ。
車イスのババは、とてもおぢひとりで面倒は見きれません。

だけど、今回は頼もしい援軍がいる。
真狩村のスイートハートじゃ。
しかも、「母さんのおかげで彼女から結婚のOKもらった」とババにご報告することになっておる。
ババの笑顔が目に浮かぶ…

札幌は時折雨の降るどよ~んとした天気。
病室に着くと、ババは天気と裏腹にウキウキ気分で待っておった。
スイートハートとのキンコンカンコンについて「おかげでうまくいった」と報告すると、にっこり喜んだ。
で、着替えから何から彼女がお手伝い。
あれこれ準備のあと、おぢの車に乗せて南区川沿のポスフールへ。

後部座席では、近い将来のお姑と嫁が仲良く手をつないでいるではないのぉ。
不思議な光景じゃったねぇ。
車への乗り降りも介助したのは彼女ってことで、ふたりは気持ち悪いぐらい仲がよいのじゃ。

1年半前から彼女にボランティアしてもらったおかげですっかり打ち解けておる。
こんなシナリオは想像もしておらんかったけど、まことに結構な結果とあいなった。

で、大好きな六花亭のお菓子をしこたま買い込んでご満悦。
ついでに3分パンツやらババシャツなぞ買っちゃって、お茶した。
「小倉の氷水がいい」とかいうので冷ゃっこいのを一口、二口食べて大満足の様子だった。

自分のおかげで不肖の息子がようやく結婚、しかもそれがボランティアに来てくれた優しいおねーちゃんとあって、ババは幸せそうでござった。
アンポンタンな息子のできることといったら、まぁここまで。

いつ何があっても、後悔しないで済むってことだ。
ある意味、ガンは残された人々にはとてもよいってことだ。
「お役めご苦労」、とババを病院に送って、自分をねぎらった3連休の最終日でござった。










ニセコにも夏

2006年07月17日 | Weblog


ニセコでは、そこここでジャガイモの花が満開じゃ。
天候不順の年だけど、ようやく夏らしい日差しがやって来た。
予報では、この三連休の界隈の天気もあんまりよろしくないとのことでござったが、結果的には、きょう月曜を除いてとってもいい陽気に恵まれました、です。

なもんだから、ニセコを特集した「ポロコ」の今月号を片手に、おねーちゃんからババまでこぞってここら辺りを訪れておったらしい。
で、同誌に掲載された飲食店やらなにやらは大繁盛。
ネット時代とはいえ、雑誌の威力、恐るべし。
結果、ご当地のお店がたいした潤ったってことで、まことに結構でござる。

十数年前、NACがラフティングを始める前の界隈は、夏はガラ~ンとしておった。
飲食店も冬までお休みし、かろうじてテニスコートを持っておるペンションが開いておるくらいじゃった。

いまは、手作りのパン屋さん、うんまい蕎麦屋にあちこち居酒屋が夏の営業、真っ盛りじゃ。
隔世の感がある。
それもこれも、いまはここが夏もアウトドアスポーツのメッカとして注目されておるからに他ならない。
オーストラリア人のロス・フィンドレーさんがわずか3台のゴムボートで始めたラフティングは、大きく花開いておる。

まちおこしは、「よそ者、若者、ばか者」が担って初めて成功するといわれておるが、ニセコのある種の成功は、よそ者が切り開いたといって言い。
冬場のオーストラリアスキー客の急増も含め、ロスさんには、道民栄誉賞を差し上げるべきだろね。

そんなこんなの三連休、おぢはというと、クソ暑い中でまき割りに明け暮れておった。
きっちり乾燥させねばならんゆえ、夏に薪割りでは、冬に間に合わん。
したがって、本来ならどもこもならん。
それでも、この冬分の薪は残っておるゆえ、なんとか薪ストーブが楽しめる。
あれやこれやで薪割りも進んでおらんかった。
まぁ今年はしかたないね。

それにしても暑い中での薪割りは、機械を使ってもしんどかった。
ご近所Sさん「格闘」と言っておったが、おっしゃるとおり!!
直径1メートルのどんころ割るのは、確かに格闘じゃった。

これから冬までになんとか薪を積まねばならんけど、これも結構しんどい。
しんどいことばっかだけれど、ほんわか薪ストーブのぬくもりには代えられん。

北海道の夏の盛りはこれから8月のお盆前までと言ってよい。
お盆過ぎると、秋風が吹くことになっておる。
本州に比べ、確かに短い夏ではあるけれど、そんな儚げな北海道・ニセコの夏が好きだね、おぢは…

それまでに決着つけねばならんことが山積しておって、考えただけで、頭がガンガン痛くなる。
ようするにトホホなのじゃ。




カスベの干物

2006年07月14日 | Weblog

昨夜は旧友Sと飲んじゃいました。
まぁ例によって例のごとくの、うだうだ四方山話。
「オチのないバカ話」で大いに盛りあったのでした。

話題はW杯にボクシング、極めつけは「口撃で麻雀に勝つ」方法などなど。
Sからはマテラッツィ並みの“汚い手口”が開陳された。
とっても公にはできないが、「この口撃は使える!!」ってことでたいそう納得したのでござった。

もっとも、これに引っかかるのは、ごく少数のアンポンタンな雀師、たとえば旧友のMじゃね。
まぁこのブログは見てないと思うから書いちゃうけど…

そんなこんなで、新規に仕事を始めるSにエールを送りつつ、ビールに焼酎ガバガバ飲んだ。
場所は琴似の居酒屋「ひもの屋」。
ここで旨かったのが「カスベの干物」。
かすべといえば、煮こごりか煮つけと相場が決まっておるが、干物は初めてじゃった。

これが酒の肴にとってもよろしいのでござった。
なもんだから、おぢ御用達の「佐藤水産」に出向いて買い求めたのだけれど、ベテラン店員さんも「カスベの干物ですかぁ?」と首をかしげておった。

これ、納得のうんまい珍味ってことで、どなたか売っておる地方、お店などご存知でしたらお教えを。

さて、あすからは待ってましたの3連休。
天気は悪いそうで、まことに残念だけれど、楽しんじゃいますぅ。

月曜日は、ババの買い物ツアーにお付き合いせねばならんということで、ちょいとしんどいが、親孝行の真似事して罪滅ぼしじゃ。
では、みなさん良い週末を。

伊能忠敬は凄かった…

2006年07月12日 | Weblog
伊能忠敬さんといえば、江戸時代にニッポン地図の原型を作ったお方として知られる。
今週号の週刊現代「クローズアップ日本史偉人列伝」でこの伊能さんを特集しておった。

伊能さんは五十歳で隠居するまで商人だったのだそうだ。
それから江戸へ出て、測量などを学んで、最初の測量に出たのが五十六歳だそうだ。
おぢとほぼ同じ年齢ではないのぉ。

その後、七十二歳になるまで17年間、地球一周ほどの4万キロも歩き続けたのだそうだ。
測量を終えて、1年半後、ニッポン地図の完成を見ることなく死んじゃったのだそうだが、なんとも凄い。

江戸時代の平均寿命は六十歳というから、伊能さんが転身した五十六歳は、今で言えば六十歳をとうに過ぎてるってことだろう。
たいへんなもんだね、伊能さんは。

旧友のSは、大学卒業後、家業の「油売り」をしておる。
まぁ世に言う、ガススタンドの社長さんじゃ。
だけれど来月、本やCD、などなどのリサイクルショップを恵庭市に新規にオープンさせる。

伊能忠敬さんと何やら似ておるではないの。
伊能さんはリタイア後の転身だったが、Sの場合は二束のわらじ。
とはいえ、どちらも異業種参入じゃ。

ここ何年間かは、毎日10キロほど歩いているってことで、そこも似ておる。
いずれにせよ、年齢に関係なくチャレンジするってところがたいしたもんじゃ。
もっとも、これから結婚しようというおぢもチャレンジャーには違いないがね。
比較にはなりませんが…

過日、高校同期の女性が亡くなった。
なんとも悲しいが、これからこんな話が続くのだろう。
あすはわが身でもある。

一度の人生をどう生きるのかは、その人次第。
どうせなら、やりたいことをやりたいようにやって生きるのが本望ってもんだ。
アンポンタンなこのおぢだが、何をどこで、どうやりたいのかは、はっきりしておる。

ただねぇ、これがなかなか思い通りには進まんのよ。
人生、谷あり谷ありじゃ。
「とかくこの世はままならん」と言ったのは、誰じゃったかねぇ~

なにはともあれ、旧友Sにはエールを送ろうと思う。



マテラッツィこそMVP!!

2006年07月11日 | Weblog


日常の疲労蓄積で、へなへな状態。
なもんだから、今回のW杯はほとんどVTRで観賞いたしました。
それでもたいそう盛り上がっておったね。
やっぱスポーツは楽しいのぉ。
今回の極めつけは、決勝戦のジダンこん身の頭突きじゃ!!

ご承知のように、イタリアのマテラッツィに頭突きを浴びせちゃったもんだから、一発レッドカードで退場。
ということで、今W杯の最優秀のMVPはなんと言ってもこのマテラッツィ。
こいつが「××××××××××」と言っちゃったもんだから、ジダンは退場、結果PK戦にも参加出来ずで、イタリアが勝っちゃった。

たぶん「お前のかーちゃんデベソ」とか「お前のねーちゃんソープ嬢」みたいなこと言って挑発したんだろねぇ。
おぢがイタリア首相だったなら、内閣機密調査費を1千万ほど流用して、「マテラッツィ君、君の暴言がわが国に勝利をもたらした、こっそり1千万円やる。だから、なんて言ってジダンを挑発したか、おせーて」と聞くだろね。

何いわれたか知らんけど、ジダンはよっぽど頭にきたんだね。
たとえば、「お前のかみさんの、内腿のほくろは色っぽいねぇ」とかなんとか…
気になるのは、フランス語でじゃべったのか、イタリア語か、それとも英語かぁ。
ってぐらい。

これがイタリア監督の指示で言ったなら、もっと凄い。
監督こそMVP!!
これがホントに監督の指示だったとしたら、ニッポンは100年たってもW杯優勝は無理じゃね。

言ってみれば、W杯は戦争じゃ。
北朝鮮のミサイル発射に「なんでこんなことするんですかねぇ?」とかノー天気にのたまわっておるアンポンタン総理ではどもこもならんのよ。

それにしてもジダンはここが正念場ってことで、我慢すりゃ母国おフランスが優勝したかもしらんのにねぇ、こらえ性のない奴じゃ。
リタイア後は、きっと失敗人生になっちゃうんだろなぁ~

まぁそれでも、フランス国民の英雄として名を残すね。
できればそれを汚さぬようトットと人生にオサラバするのが英雄ってもんだ。
鮮烈なイメージ残して亡くなるってのが英雄だ。
アッパラパーのアルゼンチンの何がしになってはいけません。

対極にいる市井のおぢは、なにがなんでも長生きしてやるぅぅぅ。
まぁ、将来のかみさんも若いことだし…

ところで、中田とかいうあんちゃんも、なんだかなぁ~
ピッチで泣くなら、相手フォワードの弱点探して、頭突きいただくぐらいでないとねぇ。
勝てんわなぁ、外国チームには。

振り返れば、オーストラリア戦じゃ。
ニッポンチームは相手フォワードの私生活ガッチリ握って、試合中ねちねち言っちゃうぐらいせんかったら、勝てませんってぇの。

「悪いけど、あんたのかみさんはいがったねぇ~」とか「かみさんから聞いたけど、チ○チ○が右に曲がってるのねぇ」とか情報収集して、頭突きいただかんと勝てません、てぇの。

そこはなんといっても、マテラッツィ!!
頭突きくらったあとの倒れ方ももプロレスラーかTVの芸人並みのリアクション。
素晴らしいのぉ~
できればニッポンのバラエティーで熱湯にでも入っていただきたいナイスリアクション!!

マテラッツィの将来は明るいぞぉ、だたし活躍の場はニッポンのTVぐらいじゃろけどね、チャンチャン。