おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「♪あちち!! あちっ」

2012年07月31日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス21度。昨夜も寝苦しい夜でござった。

北海道も夏本番でござる。夏休みということもあり、ここら山の中でも、なんだか人通りが多い感じがしまする。

本州方面から、暑さを逃れて来た人たちなのか?

北海道とはいえ、ここんとこ日中はというと、連日のように30度もあるわけで、避暑といえるかどうか…

とにもかくにも、今年は夏らしい夏と申せましょう。

そんなことで、お近くの農家の皆さんにとっては、どうなんだろ??? 雨は少ないか?

一方、世間はというと、ロンドン五輪一色でござる。

「ロンドン、ロンドン!!あなたのロンドン!!」は懐かしいピンキャバロンドンのCMでござる。

若いころ、あれこれ、お世話になりました、スマンこってす!!

そんなことで、なんだかんだと、深夜・早朝にライブでTV観戦しておる方も多いのか知らんけど、我が家は普段通りの生活でござる。

ニッポン選手の活躍も気にはなりますが、暑い夏ゆえ、我が家の最優先は、体調管理、夜はトットと寝ておる。

そんなことで、試合結果は朝のTVニュースでも観戦が中心じゃ。

夜更かしはあきまへん。

それにしても、選手強化策がうまく機能しておるためか、競泳はメダル獲得数がとても多いような。

でもって、男子サッカーはモロッコにも勝ったそうな。

サッカーは男女とも凄いです。

それもこれも、いわゆる海外組が増えてから。国際的に活躍する選手が増えれば増えるほど、ニッポンサッカー、強くなる印象でござる。

さて、

旧聞ではありますが、8月5日号の週刊現代「ドクターZは知っている」の「焼け太る復興予算」の記事見て、腹が立ったので、しっかり書いておく必要があるのじゃ。

大震災の復興予算(2011年分15兆円)、な、な、なんと使いきれずに余ったというのだ。

さらに国の一般会計予算でも約2兆円の余りが出たそうな。

で、財政再建が必要だから増税に突っ走っておる野田政権、この余った金を財政政権に使うと思うのが当たり前田のクラッカー。

ところが、ドクターZ氏によると、アッパラパー財務大臣の安住は、な、な、なんと「復興予算枠の拡大を検討する」と表明したそうな。

復興のための予算が余るというのが、そもそも、被災地の皆さんのことを思えば、どうかと思うわけですが、それが余ったのに、さらに増やすって、なんじゃらホイ?

氏によれば「要するに、復興予算だろうが、景気対策だろうが名目は何でも、官が民のカネを搾り取って、官が民の代わりに使いたいだけだ。」そうな。

復興予算は、4割にあたる5.9兆円が使い残しだそうな。

こんなことなら、復興増税を見直すことが必要だと思うけど、イカレポンチのヒキガエル野田は、そんなことには言及しておらんです。

予算が余ってるのに、増税ってどうよ?

大震災発生時に「千載一遇の好機」とのたまった財務官僚がいたそうだけど、シナリオはまさにその思惑通りに進んでおる感じか。

そして、「消費増税の直後から、整備新幹線の話が進んだり-中略-バラマキのオンパレードが続いている」としてる。

世論調査で「消費増税はやむを得ない」としておる人のいいニッポン国民を騙しておるのが財務省とそのパペット、ヒキガエル野田なのじゃ。

酷いと思いませんか???


まるっとビーフ天国

2012年07月30日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス19度。連日30度前後の暑い日が続いておりまする。

ま、本州に比べりゃ屁みたいなもんですけど、そもそも、暑さにも寒さにも弱い道産子にはきついです。

そんな中、きのう日中は、車で約1時間離れた黒松内町恒例の「まるっとビーフ天国」という催しに出かけましたです。

前売り2300円なりで買い求めた、ビーフとポークとハンバーグに野菜付の「バーベキューセット」を持って、会場のあちこちをウロウロ。

会場は広い野球場で、ステージや屋台、そしてメインのバベキューセットが置かれておって、あちこちでジュージュー焼いておりましたです。

おぢとハニーさんは、1本200円のビーフ串を食べたり、ご当地の名物でもあるアユの塩焼きをいただいたり。

一袋700円、二袋で1000円というツブ貝を買い求めたり。

でもって、車には冷凍ボックスと氷を入れてきたので、買い求めたバーベキューセットは、そこに入れて持ち帰りましたです。

実は、この町にあるピザ屋さんがたいそう評判というので、お昼はそこへ行くことにしたのでござる。

過日TVで放映されたこともあり、ビーフ天国の催しってこともあり、さらには夏休みってこともあって、大混雑。

30分以上待たされて、ようやくいただいたのですが、確かにとろとろチーズがたっぷりではありましたが、わが町のスキー場そばで外国人が経営しておる「ニセコピザ」には一歩届かぬ味でござった。

そのニセコピザも、お店で食べると薫り高いチーズなのですが、時おり町内のイベントで見かけるバスを改造した移動店舗だと、これまたイマイチ。

これ、おぢは国産モノのチーズを使うとイマイチになるのではないかと睨んでおる。

国産モノ、コクがないというか、淡泊というか、イタリアなんかのものとは、だいぶ違うのじゃ。

ようは寝ているナポレオンの鼻づらにチーズを近づけたら「ジョセフィーヌ、、余は疲れておる」とのたまった強烈なのが美味しいのでござる。

たぶん!!

そして、帰宅して、夕方は甘露の森へ。併設するおぢ夫婦御用達のジムで汗かいてから、当該ホテルで開催中のお祭りへ。

あれこれうんまいビールと、なんだかんだをいただいて、おぢはたいそう上機嫌で帰宅したのでござる。

そんなことで、きょうはこれから忙しいので、またあしたなのだぁ~


年寄りばかりが元気で…

2012年07月29日 | Weblog

午前6時の気温は、プラス20度。朝霧に覆われております。

湿度も高いけど、なんとも清々しい。

ご当地では、地元倶知安神社のお祭りが開催中なのじゃ。

金曜日の夜、おぢは、そのお手伝いに駆り出され、就学前以来という、ハッピなんぞというもんを羽織ったのでござる

でもって、初めて「カラオケ大会」の準備と、後片付けに参加したのでござる。

ようは、なんだかんだの「お手伝い要員」。

出場者23人というカラオケ大会、どんなもんかと思ったら、これがほぼ99%高齢者!!

若くて40代後半、先は70代、80代までのごっついカラオケ大会なのじゃ。

ビール飲んで酔っているせいもあって、皆さんそれなりに楽しそう。

盛り上がりがないわけではないのですが、正直「老人クラブの催し」といった印象でござる。

で、やっぱ田舎町の縮図。

出演者の中には50代独身男性が複数いたり、道議会議員秘書が出演したり。

そして、恐ろしいことに、参加者にも、見物客にも、20代、30代の若者がまるでいなかったのでござる。

それでも、最後の方で、ビールを販売したり、焼き鳥を焼いたりしておった農家の若者の一人が元気に歌って、たいそう盛り上がったのですが、若者の出場は、あとにも先にも、これっきり。

大トリに至っては、元プロ歌手とかいうじーさんが、すっかり声が出ないにもかかわらず、2曲も歌ったりなんかして、おぢはすっかり白けたのでござる。

年金生活者を中心にした、じいーさん、ばーさんが、ニコニコ顔で盛り上がり、若者たちが隅に追いやられておる感じが、なんとも痛かったです。

毎年ほぼ確定しておるだろう出場者も、この先はずんずん鬼籍に入られるわけで、カラオケ大会の存続そのものが危ういのでござった。

逃げ切り、勝ち組の年寄りが、元気で若々しい。しかも人生を楽しんでおる

それはそれで結構ですが、このご時世、苦しい生活を送る若者たちから、逃げ切りした年寄りへの、怨嗟の声が聞こえてくるのではないかと、たいそう心配な気分にもなりましたです。

そうしてみると、ロンドン五輪の開会式、若者と年寄りが絶妙に組み合わさっておった印象でござる。

ただし、見た目あまりに年老いたポール・マッカートニー、少々、痛くて、観ていて辛かったなぁ…

ところで、ご当地では、夏祭りが周辺の町村で開催中なのですが、きょうはここから車で50分ほどのところにある黒松内町の催し「まるっとビーフ天国」へ行ってまいります。

地元産の黒毛和牛なんかのバーベキューだそうな。

初めて参加しますけど、どうなんだろ?

 


「無敵艦隊」を撃破!!

2012年07月27日 | Weblog

午前6時の気温は、プラス20度。曇り空でござる。

きのうは、ご当地も30度を超えるこの夏一番の暑さでござった。

日中は、暑くて、暑くて、昼寝したり、節電を兼ねて冷房のあるカフェへ行ったり。

夫婦で、うだうだ過ごしましたです。

で、夜になってジムでボクササイズ。

汗をどっぷりかいて、ビールをゴクゴク飲んで10時に就寝するはずでござった。

その時ハニーさんが「今日はサッカー観ないの?」というではないの。

サッカー男子U23の試合をコロッと忘れてましたです。

すでにヘロヘロに酔っ払っておりましたけど、最後まで観戦。

おかげさんで、勝利の瞬間映像もブレブレでござった。

サッカー評論家の松木さんは試合前「スペインは初戦がよくない」とか申しておりましたけど、まさにその通り。

我がニッポンも詰めの甘さがあったりして、あと2点はゴールできたと思いますけど。

とはいえ、勝ちは勝ち!! サッカーニッポン、凄いです。

この先も、たいそう楽しみなのじゃ。

そのせいでしょうか、今朝は久々に1本モノの極上ウンチを生み落しましたです。

しかも、しっかりした「Jの字」でござったのよ。

おお!!なんと素晴らしい!?

さて、

8月3日号の週刊ポスト「鳥越俊太郎 長谷川幸洋」の対談「世論調査は世論操作である」が興味深かったです。

なかでも、鳥越さんが「現状で異物として排除されているのが『小沢一郎』です。私は必ずしも小沢氏を支持するわけではないけれど、そういうあり方には危機感を覚えます」は同感でござる。

小沢狩りというか、魔女狩りというか、マスコミはどこもここも執拗に小沢バッシングを続けておって、もはや小沢に期待していないおぢでさえ、異様な、異常な事態と感じまする。

小沢には「期待しない」声が7割だとか8割だとか、あえて言い募るあたりが気持ち悪いです。

その前の記事、「次の選挙は圧勝すると断言した小沢の自信の根拠」によると、ヤフーニュースのネット世論調査で、小沢氏らの離党支持が約55%、不支持が40%だったそうな。

「ネット調査の内容を詳細にみると、民主党支持層の74%をはじめ、自民、公明、みんなの党など既成政党支持層が軒並み離党を支持していた」そうな。

「次の選挙は圧勝する」という小沢、一方、小沢には「期待しない声ばかり」という世論調査。

どっちがどうなのか、総選挙が待ち遠しいですわ。

はやく来い来い総選挙。

とその前に、ご当地北海道4区に「維新の会」でも、鈴木宗男の真民主でも、鉢呂の対立候補が出て来ないと、どもこもなりません。

泊原発にしっかり反対しない、消費増税に賛成する鉢呂、あんなもんはもういらんです、ハイ!!


なでしこはエライぞ!!

2012年07月26日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス21度。曇り空で、今日も湿度が高いです。

ちなみに、我が家は現在室温26度、湿度71%でござる。

北海道らしくないジメジメした空気でござる。ま、夏らしいといえば夏らしいことでござる。

そんなことで、夜も多少寝苦しかったですけど、意外に目覚めはスッキリしておりまする。

昨夜は、なぜしこジャパンのロンドン五輪初戦でしたけど、試合開始は午前1時ってことで、はなから参戦しませんでした。

試合の結果は、朝のニュースで知ったわけですけど、快勝でござった。

カナダには、シンクレアさんとかいう、牛みたいな強烈パワーと技術を持った選手がいて、ヤバイ感じがしてました。

でも、映像で見る限り、なでしこは、3人がかり、4人がかりで、彼女を完全に封じ込めてました。

澤さんも、ゴールこそなかったものの、攻守に大活躍でござった。

五輪本番前の試合では、ボロ負けしておって、「もうアカン」と思ってましたけど、やるときはやるのですなぁ、なでしこは。

写真は、今月15日、樺山にオープンしたルピシア・ブティック。

09年にオープンしたレストラン・ルピシア・ニセコの裏に工房とともに完成しましたです。

呼び方も3棟合わせて「ヴィラ・ルピシア」だそうな。

ブティックでは、惣菜、焼き立てパン、スパイスもちろん紅茶のほか、750円のサンドイッチランチ、ティータイムはお茶にスコーンかタルトがついて500円でござった。

惣菜も、ちょっとおしゃれなコロッケが、5分待ちで熱々を持って帰ることができるのじゃ。

ハムやソーセージ、パン、惣菜は隣接する工房でつくっておる。

ランチにアフタヌーンティーに勧めなのでござる。

あれこれ忙しいので、きょうはこれまで。スマンね!!


嗚呼、SR弁!!

2012年07月25日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス20度もありまする。

でもって、空はどんより曇り空、加えて湿度が高いです。

予報によると、これから午前中は弱い雨が降るそうな。

きょうはどうしよう…

昨夜は、休肝日明けってことで、ビールを2缶いただきまきました。

ズンバで汗かいて、いただいたプレミアムモルツを呑んだわけですけど、やっぱ旨いわ。

おぢはここ10年ほど延々とキリンの一番搾りが気に入っておる。

値段のお高いプレミアムモルツは、特別なときや、いただきものでしか呑めませんけど、これがなんといっても一等賞でござる。

人によっては、サッポロのエビスだったり、アサヒのマスターだったりするわけですけど、おぢは圧倒的にプレモル。

ま、嗜好品とは、そんなもんでござる。

さて、

世間では、原発をはじめ、オスプレイやイジメの問題で、たいそう騒がしいです。

しかし、どの問題も、この問題も、なんか構造が似ておる気がするのはおぢだけか?

どれもこれも、当事者や被害者は蚊帳の外で、利益関係者だけがこそこそ進めてる構図。

ニッポン中に逼塞感が蔓延しておる。

スカッとしませんなぁ…

先週の日曜日、NHKスペシャルは、フクシマ第一原発の2号機と3号機の問題を取り上げておった。

事故当時、3号機には12ボルトの電池が必要だったのに、届いたのが2ボルトだったりというお粗末。

「日本には、放射能汚染の中で必要物資を届けるシステムがなかった」としておった。

フクシマの事故後、これを総括し、全国の原発で「放射能汚染の中で必要物資を届けるシステムが確立した」という話は、ついぞ聞いたことがない。

でもって、3号機は水素爆発するわけですが、これも「食い止める仕組みも、能力もなかった」と結論付けておる。

いま残っておる全国の原発で、水素爆発を食い止める仕組みとか、その能力が整ったという話も、いまだに聞いてないです。

そして2号機。

見た目は、最も無事そうな2号機からは、大量の放射性物質が漏れ出しておったです。

なぜかというと、格納容器内の水蒸気を逃がすために備わっているSR弁という装置に問題があったためらしい。

水蒸気爆発を避けるためには、容器の圧力を下げるわけですが、まずは水蒸気を逃がし、そして水を注入して冷やす必要があるそうな。

そのためにこのSR弁を使って水蒸気を逃がすわけですが、その際に大量の放射性物質が格納容器から漏れ出したそうな。

去年3月14日、東京方面へ大量の放射性物質が流れ、首都圏を酷く汚染したのはこのときでござる。

そして、一旦メルトダウンが起きると、このSR弁が開かなくなるのだそうな。

番組では構造的な欠陥ではないかと指摘しておったです。

でもって、怖いのはこのSR弁が、全国26の原発についておるってこと。

一体全体、どうなっておるのか?

何度も書いてしつこいようですが、再稼動しておる大飯原発には、そもそもベントがないです。圧力を逃がすことができないので水素爆発します。

フクシマ第一原発のような小型の沸騰水型には、圧力を逃がす弁が付いている。ただし、ニッポンの原発のベントには、フィルターが付いてないので放出された放射性物質は空気中にダダ漏れになる。

ところが大飯原発のような、加圧水型にはそもそもベントってもんがついてない。

つまり、まるきり水素爆発を想定していないってこと。

もし爆発すると、フクシマのような沸騰型に比べ、容器が大きい分、大爆発になるそうな。

スリーマイルと同じ加圧水型、甘くないです。

そんなことで、ここへきて、泊も大飯原発も2015年までにフィルター付きのベントを付けるそうな。

つまり、いまは泊にも大飯にも、ベントはありませぬ!!なのに稼働中。

「たぶん大丈夫」という、あまりにノー天気なことで、大飯は運転されておるのだよ。

ヒキガエル野田!! どこが大丈夫だ???

2015年まで、かの地に大地震が来ないとだれが言えるのか。

アホでござる!!

 


節電の夏に、「ヤラセ」疑惑!?

2012年07月24日 | Weblog

午前6時の気温はプラス14度。朝霧が立ち込めておりまする。

きのうの予報では、雨でしたけど、今朝の予報では終日曇りとか。

いまのところ、暑からず寒からず、心地よい夏でござる。

30度超えが続くような夏は、じーさんにはしんどいもんねぇ。

ご当地北海道は、きのうから「夏の節電」を迎えておりまする。

なんで節電になるのか、一般庶民、理由がよくわかんないです。

おぢの知るかぎりでは、道内最大出力の「苫東厚真火力発電所4号機(70万キロワット)が10月22日まで定期検査で停止中」だからだ。

なんと、5月の20日から、このどでかい出力の火力発電所は延々と停止しておる。

定期検査を前倒ししておれば、何の問題もなかったはず。

夏に電力不足が予想されるのに、これを放置しておった北電、どう釈明するのかねぇ。

北電の今年のプレスリリースによると、20、21日と相次いで、火発が停止したり稼動したり。

これがさぁ、去年のプレスリリースだと、停止したり稼動したり、ってことがさっぱりない!!

見ていただくとよくわかるのですが、去年の夏から冬にかけては、定期点検なんかもまるでない。

なんでこんとき、70万キロワットという、北海道最大の苫東厚真を、前倒しで定期点検しなかったのか、チョー不思議でござる。

ってことで、この夏の節電「ヤラセ疑惑」が、大いにあるのじゃ。

上品にいえば「つくられた電力不足」とでも申しましょうかね。

まことに怪しい節電の夏なのでござる。

そんなことで、我が家ではNHKテレビを見ながら、リモコンのDボタンを押して電力事情をチェックしておりまする。

きのう夕方も、北海道における使用量が81%から83%に上がったとき、家の電気をすべて消して、温泉へ。

北海道は日中から夕方にかけて、このつくられた電力不足ゆえ、おぢ夫婦はTVのDボタンを押してチェックしながら、外出することにしたのでござる。

電力不足の時間帯、スーパーへ買い物に行ったり、カフェでお茶したり。

どうしても電気を使う必要のある場所へ出かけて、我が家は節電するのでござる。

計画停電などという、経産省と電力会社の陰謀は許さんのじゃ!!

もっとも、我が家はほとんどLED化しておりまする。

加えて、外国人から「ニッポンの家は、ファクトリーライトだもねぇ」などと揶揄されるカンカンに明るい家では、そもそもありませんしね。

外国人からみれば、工場のように明るいニッポンの家庭は異様なのだそうな。

夜は薄暗いほのかな明かりの中で、家族そろって穏やかに過ごすのが西欧諸国では、当たり前田のクラッカー。

それに比べりゃ、ニッポンの家庭は、目が痛くなるほど明るいそうで、さっぱり落ち着かないそうな。

そろそろ寝る時間に、目が痛くなるほど明るいってのも、どうかとは思いますけどね。

ま、この際はニッポンの皆さんも、夜は西洋並みのほのかな明かりで辛抱してくださいな。

もっとも、ご当地は、なぜか計画停電の範囲外でござる。

観光地だからか??? 原発に近いからか???

はたまた、ほかに理由があるのかしらん???

 


「電力会社」を持ち株会社に「送電会社」をぶら下げる!?

2012年07月23日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス19度。晴れの良い天気でござる。

きのうは、午前7時に出発し、午後6時半に戻ってくるという、弾丸バスツアーで、新冠町へ行ってまいりましたです。

目的地は、ディマシオ美術館というところ。

な、な、なんと、「世界最大の油彩画」が学校の体育館に展示してあるのでござる。

その大きさ、高さ9メートル、幅27メートルというからハンパない。

このディマシオさんという方、現代フランスを代表する、幻想絵画の画家だそうな。

でもって、これらの絵画、まるでハリウッドのSF映画のような趣に加え、ヨーロッパの宗教画を組み合わせたような感じ。

さらにこの美術館、さっぱり何にも知りませんでしたけど、太陽小学校という廃校を利用しておるのでござる。

これがまた、いい小学校でねぇ。建物は内部が板張りで、たいそうお金がかかっておる小学校なのじゃ。

聞くところによると、大阪のある不動産屋さんが、この廃校をわずか3000万円で買い取り、美術館にしたのだそうな。

で、展示しておる絵画は200点を超えるという。

たぶん凄いお金です。金持ち、恐るべし!! 

校舎の3000万円なんて、屁みたいなもんだろねぇ。

ここを見学し、さらに同じ新冠町内のレ・コード館を見学したり、たいそう楽しい時間を過ごしたのでござる。

それにしても、約12時間ものロングタイム、バスに揺られたのはトルコ旅行以来なのでござる。

あんときも、朝から晩までたいそう長かったですけど、乗り心地が決定的に違っておったです。

今回は尻は痛いは、揺れるはで、トルコで乗車したメルセデス製のバスとは大違い。

おまけに、下ネタに走りそうな、やかましいバスガイド嬢と車内の温度設定がわけわかんない運転手のおかげで、皆さん寒かったり、暑かったり。

これを除けば、たいそう楽しい旅でござった。

昼ごはん、静内町のホテルでいただいたツブご飯のランチもおいしかったしねぇ。

で、この会の主催者で、当ブログの読者というハニーさんの高校の同級生Tさんが、小間使いのように働いて、しかもおぢ夫婦をあれこれ気遣ってくれたりして…

ハニーさん、たいそう喜んでおったです。

こんなに気遣いしていただいて、芸術には、さっぱり疎いおぢですが、年に一度ぐらいアカデミックな気分に浸るのもよいかと思いましたです。

次回はケツが痛くならん程度の時間でヨロピクなのじゃ。

さて、

きのうの読売新聞一面の「JX・東ガス 火力倍増」の記事中に気になる記載がありましたです。

「枝野経産相は、電力会社の発電事業と送電事業を分ける発送電分離について、電力会社を持ち株会社とし、傘下に発電会社と送電会社をぶら下げる方式が望ましいとの考えを明らかにしている」

はぁ??? なにこれ!! どこが分離か???

とりあえず、東電は国有化したんだから、最低でも発電会社か送電会社は国営だろう。

国営でも経産省が天下るから問題だけど、これではどもこもならんです。

記事は続けてこう書いている。

「その場合、新電力が不利にならないよう、送電会社に対し、電気を家庭や企業に送る際にかかる手数料を透明化することを義務付ける見通しだ」とか。

おバカなことを言ってもらっては困ります。

「手数料の透明化を義務付ける」というから危なく納得しそうですけど、これでは発送電の分離でも何でもござりませぬ。

発電会社と送電会社を単に別会社化しただけ。

透明化さえすれば、価格は好き勝手にやってもいいってこと。

これでは9電力体制が、何にも変わらん、ってこと。

大事なのは、価格決定のプロセスと価格でござる。

発送電の分離といいつつ、これでは意味ないじゃんって話なのじゃ!!

経産省、姑息なことを考えておる。

発送電分離は有名無実、完全に骨抜き!!

官僚さまのやりたい放題、電力会社に大ベンチャラして、官僚は天下りし放題ってこと。

しかも、電力会社労組の票も確保できるか、枝野!!

既得権益の確保だけが最優先される、まやかしの「発送電分離」でござる。

こんなことは絶対に阻止せんと、発送電分離という世紀の大改革が、台なしじゃ。

「ひで~国だぜぇ」と、朝から風前のともしび、一発屋「スギちゃん」風のおぢなのじゃ、プンプン!!

 


ディマシオ美術館へひろみGO!

2012年07月22日 | Weblog

午前6時の気温は、プラス15度。

いまにも泣き出しそうな天気でござる。でも、予報によろと、雨はないそうな。

涼しくて、作業日和でござりますが、おぢとハニーさん、これからバスツアーでござる。

日高の新冠町にあるディマシオ美術館へ油彩画を観に行くのでござる。

ちょいと眠いのですが、そろそろ時間でござる。

きょうの当ブログ、アリバイづくりでござった。

スマンねぇ~


北海シマエビ

2012年07月21日 | Weblog

午前6時の気温は、プラス14度。静かで穏やかな朝でござる。

どんより曇っておって、ほんの少し風があるのですが、これが何とも心地よい。

暑くもなく、寒くもない、とってもよろしい夏の朝でござる。

写真は、きのう札幌の旧友Sが送ってくれた「北海シマエビ」。このごっりゃりエビの入ったパックが2つ、クール便で届いたのでござる。

何が嬉しいって、こういう高級な美味しいものを送ってくれるってどうにもこうにも嬉しいです。

友人は大事にせねばなりませぬなぁ。

もっとも、送って来なくなったら、一気に価値は落ちますけど、ま、とにもかくにもありがたい。

そんなことで、昨夜はビールにシマエビで、ガンガン呑みましたです。

それにしても、エビとカニをミックスしたような北海シマエビ、旨いです。

以前も書いていて、しつこいのだけれど、30代のころ、北見市に転勤しておったおぢ、地元北斗高校のOB会に紛れ込んだことがありましたです。

でもって、旧友ヤマさんと、山のように積まれた北海シマエビの前に陣取り、ビールとシマエビ、シマエビとビールを次々胃に流し込んだのでござる。

後にも先にも、あんだけシマエビを食べたのは記憶にござりません。

至福の時でござった。

昨夜も旨い、美味いと連発しましたけどね。

このお礼に、旧友Sには、この秋ご当地で採れます「新じゃが」を届けるのでござる。

値段にたいした格差はありますけど、気は心なのじゃ、スマンね!!

さて、

金曜日恒例、首相官邸前のデモに、な、な、なんと鳩ポッポが現れたそうな。

でもって、反原発を訴えたというから、「へぇ~」って話なのじゃ。

いよいよ危ないのかねぇ、次の選挙。悪いけど、このパフォーマンス、それしか考えられませぬ。

ま、「再稼働反対」に賛同してくれるのはありがたいけど、どうよこのあたり?

今週号の週刊新潮の見出しは「屈辱の落選シーンが見えてきた『鳩山由紀夫』を『松山千春』が撃ち落とす日」。

なんだかなぁ…

ところで、今朝の読売新聞が枝野経産相とのインタビュー記事を掲載している。

これによると、電力に競争原理を導入するため、発送電の分離を「分社化」で行うのだそうな。

しかも、電気事業法による法的な分離でござる。ここだけ聞けばたいそう結構。

ただし、いまは電力会社の力が強いので自由化に踏み切っても「規制なき独占」となる可能性もあると読売新聞は述べておる。

そんな事では困るわけで、しっかり実のある発送電分離にしていただかないとならん。

このあたり、経産省のことだから、ちゃんと監視していないと、単に「焼け太り」の可能性もある。

なんせ、大臣や国会が、ああだこうだと決めたとしても、実際に法律を文書にするのは官僚さまだ。

本則に、ちゃんと書かれておっても、「附則で骨抜きにする」のが官僚の常とう手段。

実態は、官僚のやりたい放題、省益優先ってこと。これが、官僚さまが事実上、この国の支配者である所以でござる。

実際官僚さまは、国民の代表であるはずの政治家なんて、「屁みたいなもんだ」と思っておる。

政治家に面従腹背し、ちゃっかり省益を最優先。そのサンプルが野田ヒキガエルか。

自民党時代は、族議員とバターでしたけど、民主党政権では、歯止めが効かないことになっておるのよねぇ、そこらあたり。

気が付けば、民主主義とは名ばかりで、選んでもいない、選ばれてもいない官僚さまによる実効支配。

我がニッポン国は、官僚支配による国家社会主義ってこと。

とんでもないことになっておる。

だからこそ、「国の在り方」を変えないとダメだと思うけど、先行きは、まるきり不透明、困ったことだなぁ、、、

 


美浜原発が、さっそく「40年超」だと!!

2012年07月20日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス14度。今朝は冷えると聞いておったので、昨夜は就寝前に窓を閉めて寝たのでござる。

夜ボクササイズで汗をたっぷりかいたこともあり、朝までぐっすりでござった。

運動のあと、ビールをゴクゴクいただいて、肴はおととい風車見学の帰りに買い求めた「生干せのイカ」。

これをさっと炙って、一味にマヨネーズにしょうゆをつけていただく。

ゴクゴクにもぐもぐ、何度繰り返してもこれが美味いのよ。

まさに至福の時でござった。

そんなことで、おぢはまことに健康で、お酒がたいそう美味い、なによりなのじゃ。

さて、

朝からどんよりと暗くなる原発関連のニュースでござる。

新聞報道によると、経産省原子力安全・保安院は、今月25日に運転開始から40年を迎える関西電力美浜原発2号機の運転延長を認めたのだそうな。

ったくもう、許せんね。

原発の寿命を40年とする新制度導入を前にした駆け込みでござる。

なぁ~んにもにも体質が変わっていないのねぇ、経産省。

毎週金曜日、多くの人が首相官邸を取り囲み、再稼働に反対しておるのに、どういうことかね。

法律の施行前なら、何をやってもいいのかい?

原発は危険で、取り扱いがまことに面倒な怪しい代物ではないのかね?

だから法律の施行前に、前倒しして廃炉にするのが正しいのではないのかね。

だれをみて、どっちを向いて、政策を進めておるのかね。

そもそもこの法律だって、しっかり40年で廃炉と決めておるわけではない。

ちゃんと抜け道のあるザル法なのじゃ。

経産省の皆々さまよ、古い原発の稼働を延長するってことは、国民の生命、財産にかかわる一大事なのですよ。

40年も経過したオンボロ原発を、とりあえず3年とはいえ、さらに稼働を延長する、ってどういうことよ?

以前も書きましたけど、皆さんの家庭にある家電製品で、40年も前のもの、使ってますか。

単純な構造の「トースター」なんかなら、あるかもしらんけど、たいていは使い勝手の悪い、オールドファッションではないのかね。

それが、24時間強烈な放射能の影響を受け続ける原発なら、どうよ?

とんでもない放射線量があるわけで、いくら部品を頻繁に交換したとしても、原発容器やコンクリートの劣化は避けられませぬ。

それでもオンボロ原発を動かすっていう原発ムラ、どこまで国民をコケにしたらすむのかね。

金と天下り先の確保のためなら、国民の安全も犠牲にするという経産省の官僚さまよ、あんたらにどう鉄槌を下してやろうか。

はらわた煮えくり返る朝なのじゃ!!


寿都の風力発電

2012年07月19日 | Weblog

午前5時の気温は、プラス16度。晴れておって風が少しありまする。

うんうん唸るほど寝苦しくて、午前4時過ぎに目覚めてしまったのよ。そんときは室温27度でござった。

おかげんさんで、パジャマは汗でべったべた。夏ですなぁ…

写真は、強風の町として知られる寿都町の風車。

きのうハニーさんらと「コープクレア会」というさっぽろ市民生協の見学会があって、これに便乗させていただきましたです。

寿都町には、こうした風車が計10基だか11基だかあって、これを売電して、けっこうな収入があるのだそうな。

当然のことながら、国からの補助金がごっちゃり入っておるわけですが、北海道のあちこちにある大赤字の箱モノとはエライ違い。

こちらは赤字を垂れ流す施設とは一線を画し、金をじゃんじゃん生む施設なのじゃ。補助金が有効に活用されておるという、稀有な例でござる。

もっとも、ほとんどが1基5億円もするドイツ製。かなり高級な風車で、いわば風車界のメルセデス・ベンツだそうな。

そのおかげだろうけど、この風車は「風切り音」とか「低周波振動」なども少ないようで、まことにけっこうでござった。

過日放映しておったNHKスペシャル?かなんかによると、ヨーロッパでは幾つかの農家が共同出資して、風車を建設、売電して大きな利益を上げておるそうな。

発電が現在の地域独占状態から、一般人や農家が新規に参入できるようになると、地域の活性化にもつながるのじゃ。

寿都町ではこのほか、民間の風力発電会社も、風車を建設する計画があるそうな。

また、現在町が所有する風力発電機の年間発電量は、一般家庭に換算すると約9600世帯分だそうな。

我が倶知安町の世帯数は7400だから、丸々カバーできる発電量だ。凄いです!!

もっとも、現実的には、風が強い日もあれば、弱い日もあるわけで、それ以外の安定した電力も必要だそうな。

このほか、太陽光だったり、水力だったり、バイオマスだったりと、多様な発電があると、なんだか楽しい。

一般家庭でも、何らかの発電施設を一つぐらい所有して、電気自動車のバッテリーに電気を保存。

夜は、このバッテリーからの電気で過ごすといったスマートグリッドなどへの補助金など、政府の早急な支援が求められるのじゃ。

そんなこんなで、現在のように電力会社に完全に依存する体制から、補助的に依存する方式へ、速やかに変更することが大切でござる。

ま、その分、不安定になって、停電なんかも増えるかしらんけど、原発のリスクに比べりゃ屁みたいなもんでござる。

な~んてことは、ヒキガエル野田の目の黒いうちはムリ。

国民の方を見て、仕事なんかしてないもんねぇ、野田は。あんたが見ておるのは、官僚さまの方だけだもなぁ、ホンに情けない。

わが町でも、共同出資で風力発電をするようになったりしたら、出資してみたいなぁ。

アパート経営で生活するみたいに、「うちは風車でメシ食ってます」みたいな時代が、早く来てほしいものでござる。


ヒキガエル野田政権、崩壊寸前

2012年07月18日 | Weblog

午前6時の気温は、プラスの13度。過ごしやすい朝だなぁ。

空はスカッと晴れておって、たいそう気持ちがよろしい。

我が家の三毛ネコも、朝っぱらからゴロニャンと甘えておる。

6匹もいると、メンコイんだか、どうなのか。

うっとおしい気もしまするが、ハニーさんがニャンコ好きですから、しょうがない。

以前も書きましたけど「ウンチ片づけていただいて、いつもお世話になってます」「ご飯、ありがとう。また、よろしくね」とか1度でいいから、喋ってほしいけど、いつまで経っても「ニャァ~」だけだもなぁ…

東京新聞によると、首都直下地震を想定し、「陸上自衛隊は十六日夜、東京都内の全二十三区役所への初の展開訓練を行った。十七日朝から、陸上自衛隊練馬駐屯地との通信訓練を行う予定で、七区役所には各二人が宿泊した。」のだそうな。

自衛隊員が迷彩服で街中を歩いたり、区役所に入るのを批判する声もあるそうだけど、それってどうよ?

万が一の際、しかも刻々とその時が迫っておるというのに、そんなこと言ってる場合かね?

NHK見ておったら、休日の夜だったことで、対応した区役所の職員がたったひとりってのも、どうかと思いましたです。

ここは区役所と連携し、しっかり訓練しておく必要があるのではないのかね。

間近に迫った首都直下地震、この際、都民の命を守ってくれるのは、自衛隊員でござる。

東京新聞によるとこうのたまったお方もいた。

「自衛隊はあくまで軍隊。迷彩服のまま市街地を歩き、頼んでもいないのに区役所に来るのは反対だ」。

ったくもう、世の中で最優先されるのは、「命」ではないのかね? それを守ろうってのに、軍隊だとかどうだとか、わけわからん!!

ところで、参院民主党で3人、衆院でも1人が離党だそうな。さもありなん。

宇宙人、鳩ポッポに原発パニック親父のカンと、わけ判らん総理が続いて、とうとう民主党の頭に自由が付いたヒキガエルが、消費増税から原発再稼働までやっちゃっては、誰も支持しまい。

一方、今回の離党により女性ばかり4人の新会派「みどりの風」ができたそうな。

この先、支持を集めるのでしょうなぁ。女性ばかりの政党、いいかもなのじゃ!!

で、新聞によると、これら離党で輿石幹事長は「政権崩壊する」と嘆いたそうだけど、悪いけど「早く崩壊してほしい」のが国民の声でござる。

スマンね!!

さて、

毎日、毎日、原発ばかりでまことに申し訳ござりませんが、ネタがあるのよねぇ。毎日、毎日。

まずは、大手広告代理店の「博報堂」が取り仕切る、政府のエネルギー政策の意見聴取会じゃ。

電力会社社員の意見表明は認めないことになったそうな。

抽選で当たっても、外すのだそうな。こんなこたぁ、当たり前田のクラッカー!! 

もって、発表者を3人から4人に増すそうだけど、何の意味があるのか、わけわかりませんです。

そもそも、この意見聴取会、2030年の原発比率を15%に落とし込めたい政府による「出来レース」と国民こぞって思っておる。

それでも、なんとか原発を止めたい必死の思いの国民が、会場に詰めかけて、意見を述べておる。

4人に増やしたから「ガス抜き」ができるとでも思っておるのか、国家戦略室の古川!!

いや、古賀茂明さんら、闘う官僚を役所から追い出した元官僚にして、いまはすっかり官僚の手先として動く古川よ!!

恥を知れ!! と申しておきましょう。

さらに、原発に関しては、北陸電力滋賀原発の直下に、活断層があるとわかったそうな。

経産省原子力安全・保安院は、ちゃんと仕事してなかったってこと。旧通産省はデタラメ審査をしたってこと。

国会事故調が指摘した、まさに「虜」でござる。よくわかんない表現だけどねぇ、これ。

もっと分かりやすいように、「電力会社と経産省はズブズブの関係だった」とでも言ったほうがよかったのに。

これで福井県敦賀原発に続いて活断層が指摘され、この先、廃炉の可能性のある原発は2基となったです。

おかげさんで、ニッポンの原発行政が、まったくの「デタラメ」とわかっちゃった。

フクシマの事故、起こるべくして起きた事故と申せましょう。

なのに不思議なのは、活断層の再調査は電力会社が行うという。

これって、「泥棒が自ら犯罪の証拠調べ」するようなもんではないのかね?

なんで、TVも新聞も、一番大事なこのことを報じない?

ここは第3者機関が活断層の調査をすべきではないのかね、どうよこのあたり?

フクシマの事故後も、ニッポンの原発を取り巻く事情は、ほとんど変わっていないじゃん。

これでは、大事故が再発しないわけがない。

ここは、東電幹部と監督官庁である保安院の責任者の「刑事責任」を明らかにして、まずは即刻「逮捕」すべきではないのかね。

世界に放射性物質を振りまいた大公害企業と当時の幹部、これと結託した経産省保安院の当時の幹部を逮捕し、責任を追及することが急がれる。

まずはそこからじゃ。

ついでながら、我が泊原発も、しっかり調査していただかないことにはねぇ。

ここにも危ない活断層の可能性はあると指摘されておるのです。

それにしても、検察庁、なにをしてるんだね。


「意見聴取会」の八百長

2012年07月17日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス16度。

少し湿気はありますが、風がそよそよ吹いて、爽やかな朝でござる。

天気も良く、気持ちのいい一日になりそうです。

そんな中、「セクシャルバイオレットNo1」で知られる桑名正博さんが、脳幹出血で重体だそうな。

おぢより若い人が瀕死の重体と聞くと、どうにもやりきれませぬ。

桑名さんの父親も脳出血で亡くなっているそうで、予防のための対策はしていなかったのか?

このあたり、悔やまれます。

読者の皆さんも、祖父、祖母、両親、兄弟に起きた病気は、自分にも降りかかる「可能性がある」、と思ったほうがよろしい。

中高年はしっかり自己管理していただくよう、ヨロピクなのじゃ。

さて、

きのうは「脱原発」を訴える大規模な市民集会「さようなら原発10万人集会」が、東京の代々木公園で開かれたそうな。

その数、主催者発表で17万人。警察発表は7万人で、ありゃりゃなことになっておりますが、いずれにせよ、フクシマ第一原発に関するこれほど大規模なデモは、初めてでござる。

新聞によると、坂本龍一さんは「たかが電気のためになんで命を危険にさらさないといけないのでしょうか。子どもを守りましょう。日本の国土を守りましょう」。とあいさつしたそうな。

まことにごもっとも。

原発事故を危惧しておる一般国民の声は、まさにここでござる。

そりゃ電気は必要だけれど、子どもや子孫に禍根を残す「危険な発電方法」が、このままでいいわけがありません。

そして、狭いニッポンが、この事故のおかげでさらに狭くなった。人の住めないところが増えちゃった。こんなことを、また繰り返すのかね?

それにしても、きのう名古屋で行われた「意見聴取会」の八百長ぶりにも呆れますなぁ。

報道によれば、博報堂が仕切っておるそうですけれど、こういう広告代理店、許せんね。

商品でも売っているなら、不買運動したいところじゃ。

はらわたが煮えくり返ります。

「厳正な抽選」というものの、あれだけ、原発関係者、原発ムラばかりが発言するのでは、どっからどう見ても八百長のそしりは免れませぬ。

「5年後、10年後も原発事故で死者は出ません」とのたまった中部電力職員、きょうは幹部か社長に呼ばれて、褒められるんだろう。

あんたはこれで将来の社長候補か?

恥知らずもほどほどにせんかい、と世間の人は思ってますけどね。

そもそもこの意見聴取会、2030年の時点の原発をゼロとするか、15%とするか、20~25%程度とするかという、3択しかないというあたりが怪しいと、誰もが気付いておる。

3つなら、中を取って15%と、政府は当初からここに誘導したいということにほかなりませぬ。

でもって15%というのも、少しはよさげに聞こえますが、原発2基の新設を含んでおるそうな。

いずれにせよ、フクシマ事故の反省がさっぱりないわけで、とんでもない暴挙と申せましょう。

とはいえ、国民の意見を反映させる場は数少ない。皆さんのご意見、こちらでしっかり表明いたしましょう

そんなきのう、野田ヒキガエルはフジテレビに出演して、「いじめは卑劣」と涙目で演出、うだうだのたまったっていうから、呆れてもうたです。

これも演出は博報堂か? まことにいやらしい。

ヒキガエル野田よ、選挙前と180度違うことを平気で言って、収束してもいない福島第一原発事故を収束したといい、ベントもなければ、防潮堤も免震棟もない大飯原発を「安全だ」として再移動するおまえは、卑劣ではないのかね? 

経産省の言うまま、財務省の言うまま、これって官僚の利益代表者、国民を欺いているわけで、これは卑劣ではないのかね。

吐き気がいたします。

こんな、権力者のちょうちん持ちをしたフジテレビのFNNスーパーニュース、どこがジャーナリズムかね。

安藤優子に木村太郎、ジャーナリストを装うふたりの恥知らずには心底、呆れておりまする。