おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

スキー場から外国人が消えた…

2020年02月29日 | Weblog

午前6時です。

気温はマイナス4度、冷え込みも緩んでおります。

きのう午後からジムで汗を流してきましたが、ほとんど人がいなくて「ジムで感染」など、ご当地では考えにくい寂しさです。

温泉に浸かって脱衣場で着替えていたら、スキーに行った人がこんな話をしておりました。

「いやぁ~外国人がせいぜい5%ぐらいしかいないのさ。95%がニッポン人でスキー場はガラガラ」

へぇ~って話です。

今シーズンは1度もスキーに行っておりません。

スキーをしない冬は10代から68歳のいまに至るまで、たぶん初めてのこと。

ですが昨シーズン行ったときには、ニッポン人客の姿がほぼなかった。

スキー客の98%は外国人だったわけで、それが今シーズンはまったく逆転、びっくりなのだ。

滑っていたという5%の外国人は、ここらで働く人たちでしょう。

帰り際、ジムにも若い外国人が来てましたけど、何度も顔を見てますから、どこぞのスタッフだ。

つまり、ほぼほぼ外国人客が姿を消したわけ。

「新型コロナウイルス」の影響、恐るべしってことになる。

それにしても北海道内で計70人の感染者がいるというのに、ご当地「後志管内」からは一人も出ていないってどうなのよ???

年始や旧正月にも大量の中国人が来ておったわけで、そこからご当地に暮らす多くの人たちに感染してもおかしくはない。

なのに「後志管内の感染者ゼロ」って、どうにもおかしな気がするおぢなのでした。

さて、

安倍総理はきのう夕方記者会見をした。

車の中で聞いておりましたけど、言葉が空虚なこととといったら、何とも言いようがない。

クルーズ船などで亡くなった方へのお見舞いも申しておりましたけど、この人からは「誠意とか誠実さ」のかけらも感じられないのですから聞いていて嫌になった。

毎日新聞電子版によると、事前に20分の記者会見だと告知されたそうだ。

でもって、安倍さんがべらべらしゃべり倒したのが19分だという。

記者の質問は幹事社の朝日新聞とテレビ朝日に米AP通信の3社が質問して終わり。

挙手しても無視されたそうだ。

ひとりで勝手にしゃべり倒して何が記者会見だ、腹が立つなぁ。

刊ゲンダイ電子版に吉田潮さんというコラムニストがこう書いておったのでご紹介。

「過去、数名の虚言癖(きょげんへき)に遭遇してきた。虚言癖には2種類いる。賢くて話題と語彙(ごい)が豊富、案外魅力的なサイコパス系と、吐く嘘が下手すぎて残念だが、逆に笑いを提供してくれるエンターテイナー系だ。いずれにしろ嘘つきに違いないが、近寄らなければ、害はない」

「ところが、このどちらでもない、賢くもなく笑えない嘘つきが今、日本の総理大臣だ。深刻な害である」

まことにごもっともなのだから、ニッポン国民は大いに困る。

さらに福島の事故のあと「何ひとつ進まぬ状況なのに、スピーチで『シチュエーション イズ アンダーコントロール』と大嘘こいたのだ。耳を疑った。この人、世界中に向けて堂々と、とうとうと嘘をついている! 違和感は一瞬で不信感に」

これまたごもっとも!!

あの「アンダーコントロール」にはおぢも口あんぐりだった。

そして「その後も出るわ出るわ、口利きにもみ消し、嘘と隠蔽(いんぺい)が雨後のタケノコ状態。法律や憲法の勝手な解釈変更などありえないし、国民の血税を自己顕示欲丸出しの宴(うたげ)に使うなど言語道断。顔を見るのも、名前を書くのも嫌。不信感はすっかり嫌悪感に」

同感ですなぁ~

おぢなんか、テレビに安倍さんの顔がうつるとソッコーチャンネルを替えるもん。

きのうの記者会見も官僚が書いた字ずらを追って、薄っぺらなことをとうとうと喋るもんだから、段々腹も立ってきた。

「賢くもなく笑えない嘘つき」を長々と国のトップに置いておいては子どもの教育にもよろしくないと思いますわん。

つい先ほどのTBSテレビ「関口浩サンデーモーニング」では「感染研」の話が出ておりました。

やっぱ、感染研は旧日本軍につながる組織だった。

研究組織が「PCR検査」しているから数が増えない。

ここのOBが「データがほしい」は、そりゃそういうことを目的とした組織に任せていたからなのだ。

おかしな国だねぇ~

民間でドライブスルーの韓国だから感染者が増えるけど、そもそも検査する人数が少ないのだから感染者が少ないのは当たり前。

「感染者数の隠ぺい」にもってこいのシステムだった。

また、どなたからも批判してましたけど「高齢者は2日間自宅待機で重症化するのは当たり前」はシロウトでもそう思う。

この政府には「危機管理」が決定的に欠けておる気がします。

安倍さんは「政権維持の危機管理」には手腕を発揮しますけど、国民に対する危機管理はないの等しいのだと申しておきましょう。

 


韓国PCR検査はなんと!!「ドライブスルー」、たらい回しのニッポンとの違いにがく然!!

2020年02月29日 | Weblog

寝坊いたしました。

午前7時31分の気温は今日もしっかり寒いマイナス12度。

お天気はスカッと青空だ。

火曜日から4クール目の入院をしているハニーさんですが、きのう抗がん剤を投与されました。

副作用を心配しておましたが、投与後にウオーキングやスクワット、ランジウオークなどをしたそうです。

夕食も食べたというから吐き気もないようだ。

4クール目は副作用も感じずに過ごしているようで、安心いたしました。

渓仁会病院のグラマー美人女医さんが、吐き気止めの投与など、あれこれ対策を考えてくれている結果なのでしょう。

おぢも嬉しい限りです。

今朝はちょっと吐き気があるようですけどね。

リンパ腫に関する限り、医療は確実に進歩している印象です。

さて、

新型コロナウイルスです。

昨夜のテレビ東京のニュースを見ていて驚いた。

ニッポンではさっぱりできない新型コロナウイルスの検査「PCR検査」が韓国では「ドライブスルー方式」でできるをみてビックリ。

マイカーに乗ったままで、ドライバーの鼻に長い綿棒を突っ込んで検体を採っているのだ。

国内500か所以上で検査ができるという。

また、中国北京では1日5万人が検査できるという。

なんだよニッポンの検査!!

…って思ったら、きのうの羽鳥モーニングショーで、ニッポンにおけるPCR検査が極めて少ない理由がわかった。

告発したのは、国立感染症研究所ウイルス部元研究員の岡田晴恵白鴎大教授だ。

ニッポンのPCR検査の体制が不十分なことについて、岡田さんは「国立感染症研究所のOBがデータを独占したがっていることが背景にある」と暴露した。

ようするに民間の検査体制があるにもかかわらず、これを活用しないのは、感染研OBがここは千載一遇のチャンスとでも思ったか「データの独占」もくろんでいるためというのだから酷い話だ。

ようするに、国民の命より「データがほしい」ので民間に検査をさせないというのだ。

岡田教授は「論文がどうだ、業績がどうだということよりも、人命を守る元々の感染研の方針に還っていただきたい。一部のOBのせいで、人命にかかわってくるのは怖いことです。現場の人間が悪いわけじゃありません。感染研の人間も衛生研の人間も疲弊しています」と述べたのだ。

ニッポン国民「モルモット」か?

旧日本軍「731部隊」が中国人を生きたまま人体実験して殺してしまったのを思い出します。

あまりにおぞましい実験ですが、アメリカはこのデータがほしくて731部隊の責任追及をしなかったという。

話は戻りますけど、こんなOBのいいなりではどもこもならん!!

こんなんことしてるから、「学校は休校」で、「北海道が緊急事態宣言」になった。

ふざけるな!! 

それにしてもひどい話だなぁ~


オスプレイ1基114億円、新型コロナ対策費153億円、いまニッポンを守るのはどっちだ!!

2020年02月28日 | Weblog

午前6時半をまわっております。

今日もスカッと晴れておって、放射冷却でしょうか?

気温はただいまマイナス14度と、連日厳しい冷え込みです。

さて、

連日新型コロナウイルスで世界は大騒ぎです。

株価も連日の急降下でいいとこなし。

そんな中、安倍総理は「小中高の休校を要請した」とか。

基本的に休校は、ウイルス感染拡大防止にはいいことだとは思う。

とはいえ、全国一律はどうなんだ?

各都道府県に任せるべきだった。

さらに共働き家庭はどうしたらいいの???

そういう家庭に対しては金銭的な補償などしないと、どもこもならん。

毎日新聞電子版によると「共働きはパニック」だそうな。

そこをスルーして「いきなり休校」はどうなんだ???

「小中高の休校」、ようは国民ウケを狙った付け焼刃、やっつけ仕事に過ぎないのだと申しておきましょう。

また、「検査希望者が病院と保健所をたらい回しにされたり、保健所でも断られるケースが相次いでいる」という。

韓国は26日までに約4万5000件の検査を実施した。

ニッポンの検査件数は18~24日でたったの約6300件という。

どうなってるの???

しかもコロナウイルス対策費は各国に比べて桁違いに少ない「153億円」

ここからさっぱり増えません。

この先、太平洋戦争でニッポンが敗戦した原因、「戦力の逐次投入」=「対策費の逐次投入」を繰り返すことになるんだろう。

安倍さんは、トランプさんから1機114億円の「オスプレイ」を17機も買った。

ほかにF-35Bという短距離離陸・垂直着陸機が88億円でこれを目先18機も買うという。

「ニッポンを守るため」だそうだけど、ただいま現在、コロナウイルス対策費はオスプレイ1機に毛が生えた程度だ。

いまニッポンを守るのは、1兆円規模の新型コロナ対策費ではないのかね!?

オスプレイとコロナ対策、いまニッポン国民を守るのはどっちだ!!

国民の生命と財産を守らんで、トランプさんのご機嫌伺ってオスプレイやら何やら爆買いしてる場合か。

いまニッポン国民を守るのは、オスプレイ爆買いではなくて、「新型コロナ対策費」の増額なのだと申しておきましょう。


コロナ対策費、検査もケタ違いに少ないニッポン

2020年02月27日 | Weblog

食事を終えた午前8時半になります。

気温は今もマイナス10度と冷えております。

今日もスカッと晴れのお天気で、そこがいつもの年と大きく違うところだ。

きょうは暖冬感はないけど、しみじみ小雪なのだと感じます。

さて、

新型コロナウイルスです。

写真は「咳エチケット」ができない厚労大臣。

もし大臣が新型コロナウイルスに感染していたら、世界の笑いものとなる噴飯ものの写真ですわん。

アメリカのウイルス対策費が24日に発表されました。

トランプさんは2800億円を補正予算を議会に提出したそうだ。

シンガポールでは新型コロナ対策に約5000億円だ。

韓国では経済対策だけで1800億円だ。

香港は1兆円。

世界有数の感染国ニッポンはというと、対策費はなんと桁違いに少ない153億円だ。

韓国では、ウイルス検査をしたのはすでに3万人を超えるという。

ニッポン国では、ウイルス検査数が韓国のわずか50分の1だ。

そんな中、北海道では感染者が多いという。

ですがちゃんとした検査ができてないわけですから、北海道がホントに突出してるのかも怪しい。

実態数、ちゃんと掴めてないでしょう。

だって、重症者しか検査できない上に、軽症者は自宅待機だ。

感染者が自宅待機してたら家族にうつるし、治療ができないから治るものも治らない。

これで大丈夫かニッポン?

「五輪開催予定」の東京で感染者が少ないのは、なにかほかに理由でもあるのじゃないかとうがった見方をしておりますけど、どうなんだろ???


「新型コロナは戦争」ならば戦争遂行能力が欠如したニッポン政府

2020年02月26日 | Weblog

まもなく午前6時半になります。

スカッと晴れのお天気で、気温はマイナス14度と厳しい冷え込みだ。

室温もまだ18度ですからおぢも着こんでパソコンに向かっております。

写真のニセコアンヌプリは、くっきりはっきりしております。

さて、

新型コロナウイルスです。

バカも休み休みしていただきたいと申しておきましょう。

きのうの羽鳥モーニングショーによると、クルーズ船では新たに厚労省職員と検疫官が感染したそうだ。

しかもこの厚労省職員はクルーズ船から下船して、そのまま職場に復帰したのだという。

下船したら、隔離とはいかないだろうけど、ソッコー職場復帰はないでしょう。

厚労省は「発症するまで勤務を続けたのは適切な行動だった」としておるそうだ。

感染対策の中心であるはずの厚労省内で、あろうことか感染を広げてどうするの???

口あんぐりして、情けなくもなる。

また、韓国での患者が急増しておることが指摘されてますけど、「ウイルス検査」できる数が違うというではないですか。

なんでも新型コロナウイルスを高精度で検出できるPCR検査は韓国で「1日5000件で、23日は4593人検査し、これまでに2万6179人が検査済みだと」玉川さんが紹介した。

一方我がニッポン国はというとクルーズ船を除くと「千数百人」というからケタ違い。

ニッポンでは検査したくてもできない状況ですから、そりゃぁ患者数も増えてこない。

中には「よっぽど重篤でないと検査ができないと医師から断られた」ケースもあると、羽鳥モーニングショーは伝えておった。

なのでニッポンでは、現在わかっている患者数の10倍、100倍はいる可能性がある。

民間を使うと検査はもっとできるというけど、そこをさっぱりしていないのが安倍内閣だ。

そんな緊急事態の中、きのう政府は「基本方針」を示した。

だけど、新味があったのは萩生田文科相の「学校の臨時休校の適切な実施」ぐらい。

あとは「風邪症状なら外出を控える」なんて、至極当たり前のこと言ってる場合か? って話なのだ。

重要なのは「ウイルス検査に保険を適用」して誰でも検査できるようにすること。

ですが、実際には「意向を示した」程度。

ここは「保険適用を決めました」「今月中に実施する」と言ってもらわんかったらどもこもならん。

誰でも健康保険でソッコー「PCR検査」ができる体制を整えるのが喫緊の課題なのだ。

きのうの「基本方針」では、危機管理ってもんができておりません。

大体にして、国内感染がどんどん広がっている中、いまも「帰国者・接触者相談センター」って名称さえ陳腐。

でもって、ここに相談したからただちにウイルス検査してもらえるかというと、そうではないのが実態というからどもこもならん。

おまけに先ほどの羽鳥モーニングショーでは諸外国の対策費がニッポンに比べけた違いに多いそうだ。

ニッポンは金額も少なくちょっとだけなのだ。

こういうの「戦力の逐次投入」といって太平洋戦争で日本がボロ負けした原因でもある。

「新型コロナウイルス」との戦いは外国では戦争にも例えられておるという。

なのに我がニッポン国は戦力の逐次投入を継続中だ。

この先ニッポン国には、新型コロナウイルス「敗戦」が待ちかまえているのだと申しておきましょう。

 

 


「新型肺炎は人災だ」By週刊文春

2020年02月25日 | Weblog

午前5時を回っております。

気温はマイナス6度でちらちら雪が降ってます。

静かな朝です。

さて、

世界を震撼させております新型コロナウイルスだ。

北海道内での感染者は30人だそうで、なかには教員やスクールバスの運転手もいるという。

幸いにしてご当地「後志地方」からの感染者はいまのところ出ておりませんけど、これはもう時間の問題でしょう。

2月27日号の週刊文春は「新型肺炎は人災だ」としておる。

理由の一つは「伝家の宝刀」である「入国拒否」だ。

法相は「日本国の利益又は公安を害する行為を行う恐れ」がある場合に入国を拒否できる権限があるのに、これをしなかった。

実際、入国規制に日本政府の腰は重かった。

中国が集計した1月末までに入国制限措置を導入した国は「62か国」

日本が河北省に滞在していた外国人の入国拒否を始めたのは2月1日で63番目だそうな。

隣国なのに、どっからどうみても「遅きに失した」感がある。

渡航禁止にしなかったのには3つ理由があるそうだ。

ひとつは「日中経済の停滞を避けるため」

もうひとつは「インバウンド需要」だった。

そして、「桜の咲くころに習近平さんを国賓として招く」の3つだ。

考えてみれば、安倍政権の成長戦略で唯一好調なのがインバウンド。

そのインバウンドも、去年の夏以降、韓国との関係をぐちゃぐちゃにしたもんだから、韓国からの客は半減。

そこで今年はというと、春節を迎えた中国から待ってましたの大勢のインバウンド客に期待した。

そんなことで、春節の中国人客に対し、ただちにブレーキをかけなかったため、国内でのウイルス拡大を許した可能性は否定できない。

文春によると春節の前日1月24日「安倍晋三首相の春節祝賀メッセージが北京の日本大使館のホームページにアップされた」そうだ。

これにはこう書かれていたという。

「春節に際して、そしてまた、オリンピック・パラリンピック等の機会を通じて、さらに多くの中国の皆様が訪日されることを楽しみにしています」

ってことで「さらに多くの中国の皆様が訪日」でインバウンドへの期待、安倍総理もパンパンだった。

ですがこのページ、春節が終わる1月30日には削除されたそうだ。

そんなこんな、春節でやってくる「中国人客への期待」が「新型コロナウイルスの危険」を上回った可能性は大きい。

実際、北海道では「さっぽろ雪祭り会場」から感染が広がった可能性もある。

週刊文春は「春節の前に手を打っておきべきだった」と記事を締めくくった。

新型コロナウイルスを巡る政府の後手後手、まことにごもっともなのでした。

リンパ腫のハニーさんが、コロナウイルスを筆頭に感染症にかかる危険はなんとか排除しないといけません。

いま感染症にかかると「人一倍、命の危険がある」のが我が家なのだ。

困ったなぁ~と、安倍政権のおかげさんで感染症に心底怯えるニセコのおぢなのでした。


新型コロナ「だれでも検査」にしないと広がる一方だ

2020年02月24日 | Weblog

まもなく午前6時半になります。

気温はマイナス5度、雪は降っておりません。

穏やかな朝を迎えております。

きのうは朝から大雪に見舞われました。

しかもこれがご当地では珍しい重い雪。

そこで、新潟県民ご愛用のスノーダンプが大活躍した。

小回りが利き、前後左右にスルスル動いて、しかも丈夫です。

ようするに雪の重さを感じなくて済むのが新潟県のスノーダンプなのだ。

これによりデッキの除雪はスムーズに終了いたしました。

ただし家の屋根から落ちてきた雪が溜まり、そろそろ窓がふさがる気配でビビっております。

「屋根雪」ちゃんと除雪しないとねぇ、、、

さて、

新型コロナウイルスです。

毎日新聞電子版に「皆検査で不安ぬぐえ」という山田孝男特別編集委員の記事にフムフムいたしました。

「自分が感染しているかどうかを、最寄りの医療機関で、いつでも、誰でもチェックしてもらえるPCR検査の普及と医療保険適用を急ぎ、受け入れ体制確立の見通しを示せ」

というのは、感染症に詳しい上(かみ)昌広医師の主張だそうな。

そう、いまグルーズ船でもニッポン国内でも、新型コロナウイルスの検査対象は重症者に限られる。

厚労省のホームページにも「風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合」に最寄りの保健所で検査という。

これが拙いというのだ。

上医師はこう申しております。

「いま、日本は非常にまずいイメージになっています。PCR(検査)の対象が重症者に限られ、一般の人たちは検査しないから重症例ばかり出てくる。日本のケースはとても毒性が強い――という印象が広がってしまっている。検査を広げて感染者数を公表し、致死率を下げている中国の流れと対照的です」

検査対象を広げた中国では致死率が下がっているけど、ニッポンでは重症者に限って検査してるから重症例が出てくるというのだ。

政府は大量の検査が容易ではないという。

ようするに「解析装置は国立感染症研究所と各自治体の衛生研究所にしかない」からだ。

何で民間を活用しないのか? って問題でもある。

「患者は自分が感染しているかどうかを知りたいのです。それなら遺伝子検査しかない。機材がなければ緊急輸入すればいい。皆検査への道筋を早く示すべきです」

上医師の言うこと、まことにごもっともなのだ。

そこで上医師は「政府は、誰でも検査を受けられるよう(1)民間の検査会社が解析できる体制をつくる(2)検査キットを半年から1年で開発」すべきとしておる。

民間での検査、検査キットの開発、これを急がないと「東京五輪」も怪しくなる。

もはや「待ったなし」だと思うけど、どうよそのあたり???

 


「ふつうのことをしたANAホテルを支持する」By小説家中島京子

2020年02月23日 | Weblog

午前5時半になります。

横殴りの雪で、気温はマイナス3度。

風はゴーゴーと唸り声を上げております。

きのうはザーザー雨が降り、きょうは猛吹雪、連日大荒れのニセコになっとります。

さて、

「ANAインターコンチネンタルホテル東京」について、小説家の中島京子さんは「ふつうのことをした」と高く評価しておりました。

2月20日付「日刊ゲンダイ」電子版が伝えた。

このころ、「桜を見る会」前夜祭をめぐり、ANAホテル側は以下についてすべて否定した。

「見積書や請求明細書は主催者に発行しないこと」「宛名が空欄の領収書の発行」

パーティーの代金を「参加者個人から受け取る」

どれもこれも「ございません」と否定するなど、世間常識の至極まっとうな回答をしております。

これについて中島さんは、

「それが、安倍総理の答弁を完全に否定する内容であったことから、2020年2月の日本では、勇気ある『ございません』になってしまった」と書いた。

真っ当なことを発言したANAホテルですが、

与党議員が「もうANAホテルを使うのはやめよう」「ああいう対応をされてはかなわない」と言い出した。

その後、ホテルは自民党本部を訪れ、これ以降、事実上この言葉に屈することになる。

2月19日付の毎日新聞電子版には、安倍総理の答弁とホテル側の回答がスカッと整理されております。

安倍さんは「営業の秘密に関わる」としておるけど、ホテル側はそんな事実はないと申しておった。

つまり安倍さんは「自分たちは例外だった」と申しておるわけだけど、ホテル側は毎日新聞の取材にも「例外はない」と答えたのだった。

もう一つ大事な点を毎日新聞は指摘しております。

「ホテル側がメールの文面で説明したのに対し、首相の答弁は口頭のやり取りを引用したものだ」

ホテルは文字でしっかり説明したけど、安倍さんは口頭でのやり取りなのだ。

どっちに信ぴょう性があるか、もうそこは明明白白なのだ。

だから中島さんは「こんなの、絶対おかしいでしょう。ふつうのことをふつうにやったANAホテルの姿勢を、私は絶対に支持するし、そういうホテルにお世話になりたいものだと思う」と言った。

さらに中島さんは「大新聞やテレビの報道にも問題があると思う」と言っておる。

「『ホテルと総理、どっちが真実なのか』みたいな報道は変。ホテルが嘘つく必要はゼロなんだから、ちゃんと『総理の虚偽答弁』と書いて、引導を渡すべきでしょう」と、まことにごもっともなのだ。

そして最後にこう申しております。

「ANAホテルの広報の方には、お礼を言いたい。嘘と詭弁と隠蔽と捏造ばかりがまかり通るとんでもない時代、あたりまえとまっとうを貫いたホテルの『ございません』に、胸のすく思いをした人はたくさんいたはずだから」

ニセコのおぢも、まさに胸のすく思いをしたのでした。

ではありますが、ホテル側はその後、自民党本部を訪れたそうだ。

そしてとうとう「国会での質疑に関しては、返答を差し控える」とホテルは時事通信に答えざるを得なくなったのでした。

ニッポン国、なんとも薄気味悪い国になったものだ。

ため息が出ますなぁ~


「ダイヤモンドプリンセスか屋形船にご招待!!」って、いま船はねぇ、、、

2020年02月22日 | Weblog

午前5時になるところです。

気温はマイナス5度で雪は降っておりません。

今日は午前中曇りのお天気で、午後から雨か雪のお天気だそうな。

そして明日は大荒れだという。

「もう春の嵐なのか?」おかしな冬ですこと!!

そんなきのうは、小樽に朝食用のサカナの買い出しに行ってまいりました。

午後に余市で仕事があったため、ちょっと遠回りしたのでした。

サケにツボダイ、縞ホッケ、ナメタガレイなど、約1万円分をいつものように買い込んだ。

これが1か月の朝食用で、小分けして冷凍し、ほぼ毎朝おいしくいただきます。

お米は途中の「赤井川村道の駅」で旧知の農家の「ゆめぴりか」を買い求め、大きくて立派な写真のシイタケ(500円)もゲット、

このシイタケはバターでゆっくり、しなしなになるまで焼く。

火から下ろして、少し焦げたバターを上からかけて、そこにしょうゆをタラリ。

これが旨いのなんの…

ご飯はもちろん、ビールとも相性がよろしいのだ。

健康にも悪いはずがない!? 

ってことで赤井川村を通るときは必ず買い求める巨大シイタケ。

リーズナブルなので、すっかりおぢの「マイブーム」となっておる。

うまいどぉ~

そんなこんなのきのう、札幌の旧友Sから手紙が届いた。

先日、やはり旧友で旅館の女将の母親が亡くなり、香典を旧友Sに立て替えていただいた。

このときの香典返しとともに手紙があったのだ。

出身地の雄武町の特産品「毛ガニ」がチョー不漁だと伝える内容だった。

北海道の魚介類、ここんとこ、いい話を聞いたことがない。

函館の名物イカがさっぱり獲れないに始まって、道東ではサケが獲れない、ホッケはどこも脂がなくてパサッパサ。

サンマもチョー不漁だ。

いい話は今年「網走湖のワカサギが大豊漁」で無料で配るほどだそうな。

ほかの北海道の魚、ほぼほぼ全滅なのだ。

そんなこんなで、北海道の今年の「毛ガニ漁」の厳しい現状がよくわかった。

最後に追伸としてこうあった。

「○○○さん(おぢの奥さんハニーさんの名前)の体調がよくなったら、お二人をダイヤモンドプリンセスに招待しようと思っていたが、どういう訳か最近評判が悪いので東京の屋形船(品川発)に変更したことをお知らせします」

ダイヤモンドプリンセスだけでなく、屋形船もフューチャーしたところが給油S、元へ旧友Sが笑かせてくれるところなのだ。

おバカな追伸は、少々疲れ気味の我が家をほっこりさせてくれたのでした。

持つべきものは友人です。

 


お笑い!!「クルーズ船のゾーニング」と「北海道庁の対応」

2020年02月21日 | Weblog

午前5時です。

気温はマイナス7度、昨夜から今朝にかけての積雪は数センチに止まる。

無風で静かな朝を迎えております。

さて、

上記写真は今日のハイライト!!

橋本岳厚労副大臣が撮影した「清潔ルート」と「不潔ルート」を分けたとするクルーズ船内の写真だ。

橋本センセイは「ほら!!しっかりルートがわかれているでしょう。清潔が保たれています」と言ったつもり。

残念なことに、この写真はすでに自身のツイートから削除されたそうだ。

ですが、ネット上には橋本岳厚労副大臣が撮影した「自爆画像」として哀れ拡散中だ。

ユーチューブで船内の衛生管理を告発した神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授は、

「グリーン(ゾーン)もレッド(ゾーン)もグチャグチャになっていて、どこが危なくてどこが危なくないのかまったく区別かつかない」

…と申しておったけど、「その通り!!」ってことが、あろうことか、橋本岳厚労副大臣が自ら撮影した写真で判明したのだった。

チョーおマヌケ画像のサンプルなのだ。

どっからどうみても「入口が別なだけジャン!!」だもねぇ、、、

確かに入口は別だけど、よく見えない2枚の張り紙があるだけ。

で、その先はちゃんとつながっているというチョーお粗末「ゾーニング」

おぢは突如、その昔あった「混浴風呂」を思い出しました。

確かにあれは入口が男女別々だった。

衣服を脱いでガラッと戸を開けるとそこは混浴の浴室なのだ。

若かったおぢはそりゃもう嬉し恥ずかし、ドキドキもんだった。

混浴とはゾーニングされてない「嬉しいお風呂」なのでした。

話は戻りますけど…

この写真から「毎日、感染症や公衆衛生を専門とする医師が乗船して指導している」って言っても誰も信じないわなぁ~

岩田健太郎教授はこの画像について、こう書き込んでおります。

なかなか皮肉たっぷりでよろしい。

そんな中、「ダイヤモンド・プリンセス号」におられた80代のニッポン人男女が亡くなったと伝えられた。

とうとう死者ですか…

お悔やみを申し上げます。

告発した岩田健太郎教授が正しくて、またまた政府は「大ウソ」をこいちゃったと1枚の自爆画像が明らかにした。

吉本興業もビックリのお笑いクルーズ船ですが、とうとう死者が出てますから、ことは重大だ。

神奈川県の黒岩知事が「徹底的な感染防止対策ができず、隔離中に新たな感染が広がった可能性は否定できない」と申してますけど、まさにその通り!!

「ダイヤモンド・プリンセス号」の衛生管理、岩田教授ご指摘の通り、ずさんだった。

だから感染が拡大した。

酷い話ですわ。

酷い話といえば、これはもう19日の北海道庁の発表だ。

道は先日の「石狩管内」の感染者、実は「札幌市在住」だったのと同様、「4人目の感染者は渡島管内の60代男性」としか発表しなかった。

この時点でバカです。

1回大恥かいたのだから、今回こそ、ちゃんと町の名前を公表すべきだった。

そしたら、渡島管内七飯町は、60代男性は町の町議会議員だとして、きのう日中、町内で広報車を走らせて、町民の皆さんにこれをお知らせしたのだった。

町内大感染の危機ですから当たり前。

それを受けて、きのう午後6時半、鈴木ぼくちゃん知事は緊急記者会見を開いた。

その理由は「感染者本人の了解が得られた」とか。

まるで感染者が「公表してもいい」と言ったから、公表することにしたみたいに聞こえます。

だけど、その日七飯町では、広報車を走らせて住民に広く「感染者は町内の人」ってことで広報しておったのだ。

いまさら「感染者の許可」ですか?

会見の内容は「60代男性は七飯町議で、家族や中宮安一町長、町職員、町議会関係者ら48人を濃厚接触者とみて健康状態を調べている」と発表した。

濃厚接触者が48人という大事件を丸一日公表しなかったわけで、こういうのを世間では「暴挙」と申します。

濃厚接触者の中には町長もいるそうだから、七飯町内は驚天動地の大騒ぎに違いない。

2例目での失敗を教訓に、北海道庁は七飯町議と判明した時点で、速やかに公表すべきでした。

結果的には、アホバカを2回も繰り返したわけですからどもこもならん。

道民、国民をバカにしてるのか知らんけど、北海道庁も、厚労省も、お粗末に過ぎるニッポンの危機管理でございます。

残念ですが、「トホホな国だなぁ~」と情けなくなるニセコのおぢなのでした。

イギリスBBC放送は「政府の感染対策に批判」としておる。

https://www.bbc.com/japanese/51568233

情けないですワン!!

 


新型コロナウイルス「北海道で4人目」、今度は「渡島管内」ってどこですか?

2020年02月20日 | Weblog

午前5時を回りました。

気温はマイナス5度で、昨夜から今朝にかけて積雪は5センチ程度。

雪はいつもに比べれば、たいしたものではありません。

楽チンですが、そこそこには降っておる。

小雪とはいえ、ニセコはそれなりに「豪雪地帯」しておるのでした。

さて、

北海道内における新型コロナウイルス患者が4人になった。

1人目は「武漢からやってきた40代の中国人女性で、すでに回復した」そうだ。

問題は2人目。

道庁は「国籍も市町村名も明らかにできない50代男性」というもんだから、道民こぞってプンプンだった。

そしたら厚労省は「ニッポン人で50代男性」と発表して道庁は大恥をかいた。

その後、道庁は厚労省のあとを追って「ニッポン人の50代男性」と公表することになる。

この2人目の男性について、札幌市は独自に公表することにした。

そこで道庁はしぶしぶ「札幌市在住のニッポン人50代男性で自営業」ということを認めたのだった。

道庁、すっかり後手後手なのだ。

そして3人目は「札幌市在住の40代男性で肺炎を発症」と札幌市は公表した。

道庁はこれに追随。

さらに4人目だ。

これまた道庁は「渡島管内の60代男性、職業は非公表。意識はあり、食事や会話もできる状態、海外渡航歴はない」としか発表しておりません。

北海道新聞電子版によると、関係者の話として「渡島管内の男性は地方議会議員」だそうな。

過日「石狩管内」といっても「6市1町1村」もあって、広さは「鳥取県とほぼ同じ」で、人口は「約236万人で宮城県並み」と書いた。

今回の渡島管内はというと「函館」を筆頭に2市9町ある。

道庁は、どこの市に住んでおるのか、町なのかも発表しないそうだ。

発表しないままだと、「あそこの市に違いない」「あの町か?」とかなんとか、「流言飛語」に「ウソや出まかせ」がネット上で飛び交うことになる。

だからこそ「正確で正しい情報を迅速に提供する」が役所の務めだと思う。

こんなもん市や町の名前を出さずに「渡島管内」なんぞと隠す意味があるかね?

これでは「渡島管内」の住民、函館を中心に約43万人だって、対応のしようがないジャン!!

さらに不安を煽るだけ。

今回の新型コロナウイルスに関する北海道庁の対応は、相当おかしいのだと申しておきましょう。


桜を見る会「前夜祭」めぐり、安倍総理とホテル側が「大矛盾」、どっちがウソつきだ!?

2020年02月19日 | Weblog

まもなく午前5時半になります。

雪がじゃんじゃん降ったり止んだりだ。

気温はマイナス5度。

予報によると、きょうは曇り一時雪のお天気。

どんな一日になるのでしょう?

さて、

桜を見る会の「前夜祭」です。

開催場所の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」が、安倍さんの答弁の一部を否定したとマスコミ各社が伝えておる。

これまで安倍さんは、「前夜祭でホテル側から明細書を発行されたことはない」と申しておりました。

ANAホテルはというと「明細書を主催者に発行しないケースはない」と野党議員に答えておる。

少々わかりにくいけど、こういうことだ。

安倍さんは「ボクたちは例外だった」と申しておるけど、ホテル側は「例外などない」と言ってるのだ。

ほかにも、安倍さんは「領収書は空欄だった」と国会で言った。

でもホテル側は「宛名が空欄のまま領収書を発行することはない」と至極まっとうなのだ。

また安倍さんは「前夜祭は契約主体である参加者が個々に支払った」と申しております。

ホテルはというと「代金は主催者がまとめて払う」と、これまた、まことに常識的な答えなのだ。

そもそも「参加者が契約主体」ってことなんかあるのか?

ホテルと契約するのは「安倍事務所」に決まってるじゃん!!

例えば会費制の結婚式ですけど、「出席者が契約主体」ってことになるか???

会費制の結婚式は、友人たちが会費の徴収や受付など取り仕切るけど、ホテルと契約するのは当たり前だけど主催者である新郎新婦だ。

会費制結婚式で、参加者一人ひとりがホテルと契約するなんってことはありえない。

安倍さんの論理だと、会費制結婚式も「参加者が、ホテルとの契約主体」と言い出したに等しいのだ。

バカも休み休みにしてほしいし、「言葉遊び」もいい加減にしてほしいのだ。

こういうことを言うからこの男は「人として信用できない」と賢明な国民は思ってる。

国会はさっぱり前に進みませんけど、その責任がどこにあるのかは明明白白なのだと申しておきましょう。

 


新型コロナウイルス、北海道庁の「隠ぺい体質」には呆れましたぁ~

2020年02月18日 | Weblog

まもなく午前5時です。

昨夜は休肝日で午後10時前にはヨガして就寝。

ですが午前4時過ぎに目が覚めてしまいました。

酒も呑まずに6時間しっかり寝たので、「これでよしっ」てことにいたしましょう。

短い睡眠時間でしたが良く寝ましたので、体調は悪くありません。

さて、

北海道で初めて、日本人の新型コロナウイルス感染者が出たお話だ。

道内における感染者は2例目だけど、道内在住者としては初めてだった。

北海道庁は14日、これについて道内在住の50代男性で、重篤だけど「地域も国籍も明らかにできない」と発表した。

ようは、なにも発表していないに等しいわけで、おぢもプンプンだった。

北海道庁には抗議電話も殺到した。

同じころ、厚生労働省はこの件について「北海道内在住の50代の日本人男性」と公表した。

道庁は「国籍すら明らかにできない」としておったけど、ほぼ同時間に厚労省は「北海道の患者は日本人男性」とした。

バカです道庁。

なんといっても、このときの道庁の説明が笑止千万!! 笑っちゃいけないけど笑っちゃう。

道庁さん、「厚生労働省と協議をした結果」公表しないと言ったもんだ。

ありゃりゃ~「バッカじゃなかろかサンバ」ですわ。

「厚労省が50代日本人男性」と発表したほぼ同じ時間に、あろうことか道庁は「厚労省と協議して国籍を明らかにできない」とやっちゃったのだ。

「厚生労働省と協議した」ってのが大ウソだということが、ソッコー世間にバレた。

一方東京都はというと、感染者が個人タクシーの運転手であることや、屋形船の新年会で感染が広がった可能性があることなどを明らかにした。

ちゃんと情報公開してるのだ。

そこで道庁は17日、しぶしぶながら「感染した男性は日本国籍で、石狩管内に住んでいて自営業」と発表した。

ではありますが「患者が住む市町村名については、小さな自治体だと個人の特定につながるとして、公表しない方針」だそうな。

だけどねぇ、「石狩管内」って知ってます!?

石狩管内というのは「札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村」6市1町1村を指す。

広さはなんと「鳥取県とほぼ同じ」なのだ。

この広い地域にお住いの皆さんは、約236万人で「宮城県並み」なのだ。

これではあまりに漠然としておって、情報公開も何もあったもんではない。

しかも今回は「小さな自治体だと個人の特定」っていってるから、そりゃまるで「当別町、新篠津村」ってことにでもなるのかい?

それはそれで、どうなのよ???

ご当地ニセコのある「後志管内」ではなくて、いまんとこはよかったけど、「石狩管内」だけで情報公開って言えるのか???

若い鈴木知事、「国は国籍を公表、道は公表に至らなかった行き違いがあった。この部分について皆さんが不安を持たれたことについて率直に申し訳ない」と詫びたそうだ。

だけど、「厚労省と協議の結果」と大ウソこいたわけですから道民は「不安」だけのな話かね?

単純に北海道庁の「信用は失墜」だ。

きのうも書いたけど、公表なんぞは「知事の判断一つ」だった。

38歳とお若い鈴木知事、初当選以来、道民の期待を集めてはおったけど、これまで何してんだかよくわかんなかった。

そしたらここへきていきなりの大チョンボだ。

菅官房長官の覚えメデタイ知事だけど、「早くもメッキが剥げたか?」

いやはやですなぁ~

 


北海道庁は、50代男性の住んでる市町村などトットと公開しないでどうする!!

2020年02月17日 | Weblog

午前6時になるところです。

気温はマイナス3度で積雪は20センチを軽く超えております。

久々の大雪ですが、気温が高いので、パウダースノーはどうでしょう?

あとで雪かきせねばなりませんから、お気楽な軽い雪か、重くてしんどい雪か、すぐわかりますけどね。

写真はきのう、おとといと倶知安町で開かれた「雪トピアフェスティバル」の一こま。

スノーチューブの子どもたちが楽しそうだ。

運転してるのが外国人というのがご当地らしいところ。

そんなこんなの今朝は、

当ブログも指摘した「新型コロナウイルスに感染した道内の50代男性」だ。

北海道新聞電子版によると「道が新型コロナウイルスの道民初の感染者について居住地や行動歴などを明らかにしないことに対し、道民から批判が相次いでいる」と至極まっとうな声が相次いだという。

道の相談窓口には15日に125件、16日に46件の電話が寄せられたそうだけど、「症状などの相談は一部に限られ、道の情報提供の姿勢を批判する意見」だったそうだ。

当たり前田のクラッカーですわん。

「道は、感染が確認された道内50代男性の居住市町村や職業、行動歴などを公表しない理由について、『厚生労働省と協議をした結果』『プライバシーなどの観点から』と説明」したどうだけど、何おかいわんやだ。

こんなもんは知事の判断一つだ。

「知らしむべからず、由らしむべし」かね?

この言葉、一般的な解釈は「大衆は、政府の政策に盲目的に従わせておけばよいので、彼らには何も知らせてはならない」ってこと。

お役人は基本「公僕」、国民に仕える立場ってことを忘れてもらっては困ります。

 


北海道の50代感染者って、どこの人? 加計学園の「感染症対策」もおせーて!!

2020年02月16日 | Weblog

まもなく午前6時です。

気温はマイナス7度で寒さが戻ってきております。

いまんとこ雪は降っておりませんが、今夜から明日にかけて大雪、吹雪だそうな。

ここしばらくは3月並みの暖かさでしたが、一気に逆戻りするようです。

北海道民の皆さま、こういうときこそ体調管理が大切ですぞ!!

ご自愛くださいませ。

…ってそんなこんなの今日この頃、

北海道で2人目の新型コロナウイルス患者だそうな。

50代男性で、集中治療室で人工呼吸器を装着しているというから重篤だ。

この人は1月31日に熱や倦怠感が出て2月3日に医療機関を受診。

14日に道内の衛生研究所の検査で陽性と判明したそうだ。

NHKなど各マスコミが伝えておる。

そこで問題は、この人がどこに住んでる人かってことになる。

どこのマスコミも、どこの市町村の住民なのか、まったく触れておりません。

これでは困る。

北海道道庁と鈴木知事は、ちゃんと「情報公開」してしてくれないことにはどもこもならん。

和歌山県湯浅町の済生会有田病院では、新たに2人の感染が確認されたという。

これでこの病院での感染者は5人になるとか。

和歌山県の仁坂吉伸知事がきのう2月15日に発表した。

昨夜のTBS報道特集で仁坂知事は「大事なことを正しく全て言う必要がある」と申しておりました。

住民の不安を軽減するには「情報の正しい提供」に尽きるのだ。

ところが北海道では、この50代男性がどこに住んでいるのかもわかんないって、どうよそれ???

本州の各県よりはるかに広い北海道で、中国への渡航歴のない人が、一体全体どこで感染したのか、どこの住民か、ちゃんと教えてくれないことには、不安が募るばかり。

特に「感染症」に敏感なことになっておる我が家にとって、これはとっても大事な情報なのだ。

これが公開されてないから余計不安にもなる。

確かに「観光と農業」で成り立つ北海道ゆえ、どこぞの観光地であれば、そりゃ影響も出る。

ご当地ニセコなんぞ海外からの観光客が大勢来ておりますから、影響もあるかしらん。

ではありますが、感染の拡大、不安の払しょく、感染対策を進めるためにも、この50代男性がどこに住んでる人なのか、しっかり情報公開してくれないことには困るのだと申しておきましょう。

そんなこんな、

コロッと忘れてましたけど、感染症といえば岡山理科大獣医学部つまりは「加計学園獣医学部」を忘れてはいけません。

先週開かれた衆院予算委でのことだ。

立憲民主党の阿部知子議員が、「今般の事案(新型コロナウイルス)に対して、いま加計学園はどんな活動をしているのか」と質した。

そしたら、萩生田光一文科相はこう答えた。

「今後の感染症、微生物学に関する講義のなかで取り扱うことや、今後、シンポジウムにおいて情報発信・啓発を行うことを検討している」

新型コロナウイルスについては、「講義」したり「シンポジウム」してるのが加計学園獣医学部なのだ。

おぢもすっかり忘れてましたけど、安倍さんは、加計学園獣医学部についてこう申してきた。

獣医学部新設の狙いは「人獣共通感染症対策」「新薬開発」

ここは新型コロナウイルスで世界中がビビっておるわけですから、まさに「人獣共通感染症対策」の成果を示してもらおうじゃんって話だ。

なにせ加計学園獣医学部には大枚約186億円もの税金が投入され、補助金もごっちゃり入っておるのだ。

「設立2年目だからなにもできない」って、そもそも変だろ!?

でもって萩生田さんは新型コロナウイルスに関してこうも述べたそうだ。

「海外の拠点で感染症研究をしている9つの大学に調査研究の検討を指示した」

だからもちろんこの9つの大学に加計学園獣医学部が入ってるかと思いきや、さにあらず。

9つに入ってないというから「はぁ???」って話だ。

一方、加計学園獣医学部が優先され、蚊帳の外に置かれた「京都産業大学獣医学部」はどうしてる?

京都産業大はというと、2006年に「鳥インフルエンザ研究センター」を立ち上げた。

そして2018年にはこのセンターを「感染症分子研究センター」にして、広範な感染症研究の体制を整えたそうだ。

加計学園獣医学部に関してネトウヨは「岩盤規制の突破だ」と正当化しておりました。

ところがギッチョン、2020年度、加計学園獣医学部における四国4県の受験生の特待枠「四国入学枠(四国枠)」合格者はゼロだ。

「岩盤規制の突破」で、「四国枠がゼロ」ってなんじゃらほい???

外されてしまった京都産業大の方がよっぽど感染症の研究してるじゃん!! 

四国に「獣医学部の特例枠」いらないじゃん!!

…って話なのだ。

つまり、加計学園獣医学部はどっからどうみても莫大な税金の無駄遣いだった。

そして、喫緊の大問題である「新型コロナウイルス対策」に、何の役にも立たないこともわかっちゃった。

「岩盤規制の突破」「人獣共通感染症対策」「新薬開発」とは笑止千万だ。

つぎ込まれた約186億円もの税金「返せ、戻せ!!」と思うおぢなのだ。

腹立つなぁ~