おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

改革派官僚の古賀茂明さんの追放を図る経産省

2011年06月30日 | Weblog

曇り空ですが、朝からいい陽気でござる。なんとも清々しい。写真は、このほど札幌で購入してきた台所用品。すっかり重宝しておる「水きり」でござる。野菜を水切りしたり、野菜くずを入れたりたいそう便利。

しかも2枚目の写真のように簡単に平らになるので、洗うのも容易。まことに便利でござる。札幌の円山クラス2階にあるキッチン雑貨「アマーティ&アマーティ」で買い求めましたです。確か599円と値段もよろしいです。

このお店は、キッチン用品大好きなおぢの、すっかり御用達なのじゃ。ついでながら、ここんとこは、札幌のイオン桑園店内にある輸入食品、コーヒーのお店「KALDI」もお気に入りでござる。この店も入ったら、あんなもの、こんなものが、欲しくて欲しくて。今回は、水出しコーヒーと水出しアールグレイ、デカセルのメープルシロップなどなど買い求めましたです。美味しいものがあるって、まことにうれしいです。

さて、つい先ほどまでTV朝日の「モーニングバード」を観ておった。毎週注目しておるのは同局ディレクターの玉川さんのコーナーでござる。記者クラブ制度でがんじがらめの記者諸君より、よっぽどジャーナリストしておるのが玉川さんなのじゃ。

出る杭は打たれるわけで、ちょいと心配しておりますけど、まさにジャーナリストの鏡でござる。今回は表題の古賀茂明さんを取り上げた。改革派官僚である彼が、過日、退職勧奨されたのは報道されておった。

そこを玉川さんはそこを突っ込んでおった。そもそも、民主党はマニフェストに「官僚の退職勧奨」を止めると盛り込んでおる。なのに事務次官クラスが事実上、人事権を行使しておる。何が政治主導だね、海江田大臣。しかも玉川さんは、海江田大臣の記者会見に出て、直接、海江田大臣に質しておる。

こういう大臣の耳に痛いことは、どこの記者も聞かない。いわゆるナーナーの関係なのじゃ。中でも番記者などと呼ばれる大臣の担当記者は、絶対に聞きませぬ。そうやって権力者から情報をいただいて記事にするわけで、いわば情報の垂れ流しが現実でござる。

で、古賀さんは、原発問題やら何やら、解決したい問題を、しっかり方向性を持ってやりたいと申しておる。まさに「こうあるべき」という官僚でござる。こういうお方を事務次官にして、ニッポンを変えてほしいと思うけど。現実は、古賀さんが辞めるか辞めないか、干されてるけど、日が当たる日が来るのかどうか、という問題でござる。

こういうお方が活躍できる場を作るはずが、民主党政権ではなかったのか。自民はもとより、民主党にもがっかりを通り越して、うんざりでござる。ニッポン政治、どもこもならん。でもって、タコスケ・カンについては、また明日のココロだぁ~

 


世界一高い電気料、その「高コスト体質」こそ問題

2011年06月29日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス18度。きょうは暑くなりそうでござる。おぢは昨日の疲れが取れませぬ。ぐやしいけど、歳ですなぁ。

ここんとこ、日経新聞で、東電を擁護する論調が目立っておりましたです。「毒まんじゅう」を食らった記者やら会社らが、東電の株主総会を前に、盛んにアドバルーンを上げておった。早く原発動かさないと、やれ、「電気代が上がる」とか「企業がニッポンから出ていく」とか。

電力会社の社長や会長がトップを務める地方の経済界や中央の経済界も、こぞって電力会社擁護でござる。なんかおかしくないかぁ? そもそも、韓国の電気代の3倍、世界一の電気料金という、とんでもない高コスト体質が我がニッポンの電力会社じゃ。

そもそもそこに問題があるのじゃないか??? なのに、原発を動かさないと、さらに電気料金が上がるという。おバカなことを言ってはいけませぬ。まずは電力会社の高コスト体質を見直してからじゃろう。手っ取り早いのは「発送電分離」だとは思うけど…

地域独占企業で、ようは競争相手のまるでいない電力会社が、なんで広告宣伝費を湯水のようにじゃんじゃん使うかといえば、その総額の3%が電力会社の利益になるという、不可思議な制度、法律があるからじゃ。おかげさんで、中央も地方もTV、新聞は、すっかり「毒まんじゅう」にやられて、正しいことが言えないことになっておる。

最近、TBS、TV朝日は奮闘してますけど、日テレ、読売テレビはホンにどもこもならん。企業ぐるみで毒まんじゅうまみれなのじゃ。鵜呑みにしていたらエライことになりまする。

話は戻って、電力会社じゃ。電力会社では、その他の経費も同様に、その総額の3%が利益。だからコストを上げれば上げるほど、利益が増えるという、とんでもない構造でござる。一般企業がコスト削減で、汲々としておるこの時代に、金を使えば使うほど、会社の利益が増えるというどもこもならん体質が、世界一高い電気料金、韓国の3倍という電気料金を実現しておる。

なのに経済界は、電力会社擁護じゃ。そりゃ、原発からなかにから経費は湯水のごとく使う会社じゃ。その方が儲かるんだから、経費に糸目はつけませぬ。おかげさんで、ゼネコン等々、建設関連会社にとっては、まことにありがたいスポンサー。足を向けては寝られませぬ。

だから電力会社の擁護ってわけ。ニッポン企業が国際競争力をなくしかねない元凶は、そもそも電気料金が高いからではないのかねぇ。それをさらに上げるってどういうことよ??? これぞまさに本末転倒でござる。

こういう体質をしっかり明らかにして、国民に問いかけるのが、経産省ではないのかね。電力会社の走狗と化してどたばた擁護に走る官僚さまは、日本国を滅ぼす気かね。ホンに頭にきますです。自分の所属する党の党員にも見放されるカン総理にも呆れますけど、その話はまたあしたのココロだぁ!!

 


更新遅れでゴメンねぇ~

2011年06月28日 | Weblog

更新が遅れました。あれやこれやの買い物があって、きのうの夕方から札幌へ行っておりましたです。で、夜は、チョー久しぶりにススキノの「福鳥」でうんまい焼き鳥をいただいてきました。いがったねぇ。

こう言っちゃなんですが、ご当地では安くて美味しい焼き鳥に出会ったことがない。高くて美味いところはありますけどね。安いところだと、いきなり冷凍モノの焼き鳥が出たりして、もうがっかり、ってことも一度ではござりませぬ。

買い物はというと、パジャマとか、ゴアやはっ水機能のあるスニーカー、文房具などなど、消耗品をごっちゃり!! 田舎ではなかなか選んだり比べたりができなくて困りまする。ってことで、今日は丸きり内容のないアリバイ作りのブログでござった。ゴメンねぇ~


積丹は見どころ満載!!

2011年06月27日 | Weblog

午前6時のニセコは、気温がプラス11度。曇り空の朝でござります。ヤフーパーソナル天気によると、日中の最高気温は20度、晴れのよい天気となるそうだ。もっとも、夜9時以降は「弱雨」だそうな。ピンポイント予報、当たるの?

きのうは、既報の通り、義母を伴って積丹町へ行きましたです。余市方面から向かったのですが、これがまことに不正解。何年かぶりに、渋滞というものに遭遇いたしましたです。「積丹ソーラン味覚祭り」、舐めてはいけませんです。古平町の手前から積丹町美国まで20キロ近い道路がチョーノロノロ運転。驚きましたぁ。

好天に恵まれたってこともありますけど、田舎で大渋滞、口あんぐりでござった。もっともこのあたりは海沿いの国道1本しか道路がないことになっておる。札幌方面の観光客が集中すれば、いたしかたないところでござろうか。実際には、会場近くの警察官の誘導が悪くて、結果、大渋滞につながったような気がしますけどね。

で、昼前に美国漁港に到着予定が、大幅にずれ込んで、期待の大浜鍋にあるつくこともできず。あれこれの食べ物には長~い行列で、満足には食べらなくて、多少がっかり。広場ではあれこれイベントも行われておりましたけど、見る余裕もござりませんでした。

ってことで、そばで就航しておる水中展望船「ニューしゃこたん」にハニーさんと義母で乗船しましたです。この船、水中のウニやら魚を、船底に取り付けられたガラスごしに見ることができるのじゃ。で、ひとり1300円なりで乗り込んで、船底のガラス窓にかじりつきましたです。

海辺で育った義母は「なんだか小さいんでないのウニ」「ウニのえさのコンブないけど、これ観光用に撒いたのかい」とか。なかなか辛辣じゃ。ゴロゴロウニはあるけれど、確かに小さい、義母の言葉に妙に納得するおぢでござった。

ま、本州方面の観光客には大受けでしたけどね。で、船上のお客が船底へ、おぢ一行は船上へ、途中で選手交代。そうすると、これがまことによい景色。ご当地で「積丹ブルー」と称する、まことに美しい海の色なのでござる。

そして寄港前には、海上にごっちゃりといるゴメ(かもめ)にパンの耳を給餌。これが大好評。毎日、近所のカラスを「カーコ」と名付けて餌やりしておる義母は、大喜び。船上は子供も大人も興奮でござった。

 

ニューしゃこたん号の「ウリ」は、海中散歩というけれどけど、海上散歩の方が、我ら観光客には大受けでござった。天気のよい6月下旬からの8月頃まで、景観とゴメを楽しむこの水中観光船、1300円はお手軽でなんとも楽しい。積丹観光のお勧めでござる。

その後、おぢ一行は、いまだかつて行ったことのない、「神威岬」に向かいましたです。道産子でも、ここはなかなか行きにくい。札幌からでもかなり遠い。積丹町美国から、およそ20キロ離れた積丹半島の突端なのでござる。ここが絶景でござった。こんなに美しい景色、久々に見ましたです。

写真で見るより100倍美しい。それって、おぢの写真技術の問題か… 黄色い花は、エゾカンゾウ。今が見ごろでござった。岬の駐車場から、突端までは徒歩で20分ほどの距離。絶景を眺めながらの散策、いがったぁ。

てことで、続きはまた明日でござる。それにしてもTBSのTVドラマ「仁」の最終回、観ましたぁ? けなげな「橘咲さん」にウルウルしてしまいましたです。それと、母親役の麻生祐未さんも、たいしたいがった。ドラマは脚本が7~8割だと思うけど、今回は、脇を固める役者さんが、よかったですなぁ。プロデューサーの勝利、ってことでござろうか。


寒い朝ですけど、日中はいい陽気だそうな

2011年06月26日 | Weblog

先ほど午前6時の気温はプラスの5度となんとも寒い朝でござった。7時になってようやく8度。でも、日中は20度を超えるそうな。こんなに気温の不安定な日が続いては、農家のみなさん、困るだろなぁ。震災の影響は、観光だけでなく、水産加工や農業にも及んでおるそうな。加えて不安定なこの天気、心配なことでござります。

そんな今朝、明るいニュースが飛び込んでまいった。平泉が世界遺産に指定だそうな。カン総理のおかげさんで、さっぱり復興の進まない東北地方にとって朗報でござる。観光客が増えるとよいのですが…

ところで、朝日新聞によると、「民主党政権の公務員制度改革を不十分だと批判し、閑職に置かれた経済産業省のキャリア官僚・古賀茂明氏(55)に対し、同省の事務次官が7月中に退職するよう正式に求めていたことがわかった。 」そうな。

古賀さんは、TVタックルをはじめ、あれやこれやのTV番組に登場し、わかりにくい官僚組織をざっくり批判、まことに小気味よいフツーのおじさんでござる。そういうお方だからこそ、事務次官が退職を求めたのでござろう。

こういうお方こそ、事務次官になって、ニッポンの官僚組織を根底から見直してほしいと思うけど、組織のみなさんから見れば、単に煙たい存在。正論を述べて、追い出されるのでは、かないませぬ。ここは頑張れ古賀茂明!! 読者のみなさんにこぞって声援を送っていただきたいところでござる。

さて、きょうのおぢとハニーさん、これから積丹町へ向かいまする。義母を連れて、「積丹ソーラン味覚祭り」なのでござる。ウリはというと、どうやら大浜鍋。なんでも海の幸ごっちゃりだそうな。ほかにウニ、イカ、ツブなど夏の味覚が山ほどあるそうな。

元々、海育ちの義母ゆえ、たいそう楽しみにしておる。おぢは母を亡くしてもう4年じゃ。せいぜい義母を大事にしてあげよう、などと殊勝なけさのおぢでござる。ってことで、あれこれ忙しいので、またあしたねぇ~


泊原発と同じ「加圧水型」の玄海原発が限界だそうな???

2011年06月25日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス10度と肌寒い朝でござる。6月の気温とは違うじゃん!! 変だなぁ今年も。一方、昨日の埼玉県熊谷市は、6月史上最高の39.8度だそうな。う~ん、この違い凄すぎないかぁ? 狭いようで広いなぁニッポン列島。

おぢとハニーさん、昨夜はズンバでござった。毎週恒例とはいえ、ジャブジャブ汗かいて、まことに気持ちがよろしい。今朝は寝覚めもスッキリでござる。体調がいいと心も明るくなりまする。寒くても、なんとも爽やかな週末の朝、ご飯も美味しくいただきました。幸せだなぁ~

それにしても薪の片付けが、さっぱり進みませぬ。急がないとねぇ。真夏のクソ暑いときまで薪を放置プレーしておくわけにはいかんし。ところが、去年中古で買い求めた「運搬車」のエンジンがかからないのじゃ。これが動かないと、ネコ、いわゆる一輪車で薪を運ばねばならんわけで、まことにしんどい。

エンジンがガソリンでかぶっておる様子なので、しばらく放置しておくことにいたします。この運搬車、オイルは交換したけど、プラグなんかも交換しなきゃらんとおもうけど、ぱっと見てもプラグの位置が、どこにあるかわからず、素人ではどもこもならん。困ったなぁ~

さて、おぢは認識不足でござったが、泊原発停止を巡っては、余市町のほか、すでに黒松内町、仁木町、古平町も町議会で、原発からの撤退や自然エネルギーへの転換を国へ求める意見書が採択されておるそうな。これが広がりを見せれば、泊原発は止まるかも… 

そういえば、泊原発は当初、共和町と泊村にまたがってできておるゆえ、「共和泊原発」と呼ばれた。しかし、完成までに道民の大反発があったり、「きょうは止まる原発」などと揶揄されて、泊原発になったとか。ホンマかいな?

ところで、7月2日号の週刊現代によると、「玄海原発は爆発する」そうだ。この原発は九州の西にある。玄界灘の近くでござる。金属材料学の権威で、東大名誉教授の井野満さんが、爆発すると申しておるそうな。つまりニッポンで一番危ないのがこの玄海原発だそうだ。ようは限界なのね、玄海原発。スマン!!

この原発、まずは1975年に稼働した古いものであるという点。そして、この原発がフクシマ原発とは異なる「加圧水型」という点だそうな。加圧水型は我が泊原発も同じですけど、確かフクシマの「沸騰型」より安全だとか言われておったはず。ところがこの加圧水型が曲者だというのじゃ。

件の井野満さんによると「原子炉は老朽化するにつれ、圧力容器が中性子線によって、脆化(ぜいか)=劣化していきます。すると、ある条件に陥った場合、容器がパリンと割れてしまう可能性があります」というから、穏やかではない。玄海原発が75年に稼働なら、我が泊原発は89年稼働だ。すでに20年でござる。

パリンと割れる理由はというと、「原子炉というのはありきたりの金属でできています。老朽化において原発特有の原因があり、それが中性子照射というわけです」という。で、詳しい説明は週刊現代を読んでいただいたいけど、ようは玄海原発は、中性子線の影響で劣化が進んで脆くなって、圧力容器がパリンと割れる。その結果は、フクシマの比ではないという。つまり加圧水型ゆえ、圧力容器は150気圧もあって、「割れると容器内の放射性物質は空高く舞い上がり、広大なエリアに降り注ぐ」という。

玄海原発は、九州のほぼ西端にある。きのうも書いたけどニッポンには偏西風が吹いておる。ってことで、ここが爆発すると、放射性物質は東方向へ降り注ぐ。「脆性破壊で爆発が起きれば、圧力容器は空になり、ほぼすべての放射性物質が放出されてしまいます」という。したがって「被害は九州だけでなく、大阪まで及ぶ」そうな。いやはや。

それも大変なことではありますが、泊原発がこの加圧水型ということじゃ。なんてったって、「爆発すれば放射性物質が空」というから困る。一度事故を起こせば、すべての放射性物質がまき散らされる加圧水型原子炉って困ります。ここはなんとしても泊は止めないとねぇ

もし事故が起きたなら、数億円はするというニセコの高級コンドミニアムもアジャパーじゃ。おぢの土地と家などわずかばかりの固定資産も紙クズじゃ。それは札幌も例外ではござりませぬ。やっぱ、まずいは原発は!!


余市町議会、泊原発の運転停止を知事に求める決議

2011年06月24日 | Weblog

午前10時半の気温は、15度。雨上がりで、肌寒く感じまする。朝からあれこれ仕事したりしておって更新が遅れましたです。ちょと喉も痛かったり… 天候が不順だと、なんだか体調もよろしくない。「元祖お天気屋」のおぢでござります。

きのうは、ほぼ一日中家に籠もって、あれやこれや仕事してました。写真は、四つ葉のクローバーを探す天才、ハニーさんが我が家の周辺で見つけたもの。四つともそろってきれいな葉ということで、テーブルに飾っておりまする。こういうさりげない優しさがハニーさんのステキなところでござる。いい歳こいて、ベタベタでスマン。

さて、北海道新聞によると、「余市町議会は22日、定例議会の本会議で、高橋はるみ知事に対し、北電泊原発(同管内泊村)の段階的運転停止と、同原発3号機で計画しているプルサーマル発電の撤回を求める意見書案を全会一致で可決した」でもって、その「意見書は、泊原発1~3号機の将来的な廃炉に向けた段階的運転停止と、定期検査中の1号機の運転再開中止を国と北電に要請するよう知事に求めている」そうな。

泊原発から30キロ圏内にある余市町は、サクランボやリンゴなど果物の町。加えて港町で宇宙飛行士の毛利さんの出身地にして、ニッカウヰスキーの工場もある。きれいないい町なのでござります。泊原発の周辺にある町議会が、運転停止とプルサーマル発電撤回を知事に申し入れたのは初めてじゃ。

この意味は大きいです。きょう24日には我が倶知安町議会も開かれる。ここでも泊原発停止の意見書が出ると、あちこちの町議会に火がつく可能性もある。余市町、仁木町、倶知安町、ニセコ町などなどあちこちで「泊原発包囲網」が敷かれるといいのですけど…

フクシマ原発は、東北地方の太平洋側に位置しておる。つまり日本列島の東側にある。ニッポンでは風は、西から東に吹くことになっておる。いわゆる偏西風でござる。原発事故でばらまかれた放射能や放射性物質は、もちろん周辺の市町村に降り注いだけれど、偏西風の乗ってアメリカにも届いておる。

仮に泊原発で事故があった場合、大都市札幌が大丈夫かというと、残念ながら、札幌は泊原発の東にある。泊原発の放射能は、偏西風に乗って、小樽、札幌へ降り注ぐことになる。おぢの住む比羅夫地区は、冬の間、日本海側の湿った空気が羊蹄山にぶつかり、ごっちゃり雪を降らす。冬の原発事故なら、雪と一緒に放射性物質が降り注ぐ、ここはホットスポットでござる。

 もし、泊原発で事故が起きたらどうするか。おぢとハニーさんは、その日の風向きにもよりますが、とりあえず函館方面へ避難することにしておる。事故が起きたその日、どこへ向かうか、小さなお子さんを抱えたニセコ界隈の家族は、しっかり決めておいた方がよろしいです。

いまも福島県に残って生活しておられる方たちは、「安心だ」との政府見解に踊らされ、被爆者になってしまいましたです。大人はいいけど、子供たちには、この先、悲劇が待ち構えています。それは20年、30年も先のことだといいます…

 


ポートフォリオ

2011年06月23日 | Weblog

午前6時の気温はプラス15度。きょうは雨降りの予定でしたけど、いまんとこ、曇り空。きのうは、終日晴れの予報でしたけど、夕方に短い時間でしたが土砂降りの雨。夏らしい夕立でござった。さてさて、今日の天気はどうなりますか? 薪運び、さっぱり進んでおりませんし…

話はゴロンと変わりまするが、過日、おぢは「住信SBIネット銀行」ということろに口座を開設いたしましたです。魅かれたのは、3点。(1)豪ドル1年物の定期預金金利が、なんと5%もあったこと。(2)金額にかかわらず振込手数料が月に3回までは無料。それを超えても1件あたり150円という安さ。

(3)加えて預金の引き出しが、セブン銀行、ローソン、ゆうちょ銀行など、どこでも手数料なしで引き出せる点でござる。これに比べりゃ、これまで使っておった銀行、タコスケでござる。

そこで、口座開設とともに、わずかばかりの蓄えを見直すことにいたしましたです。内訳はというと、およそ、こうなっておる。豪ドル預金50%、豪ドルMMFファンド15%、中国株20%、中国A株ファンド5%、日本株10%、日本円預金ほぼゼロ。

ようは、円で預貯金してても、金利が安くてどもこもならん。さらに、そのうちニッポンの国債が暴落し、チョー円安になると踏んで、逃げを打っておるのじゃ。もっとも日本経済が奇跡の復活でもしたら、アジャパー。

ちなみに住信SBIネット銀行の豪ドル預金は、いまキャンペーン中ってことで、8月27日まで、買い付け時の為替コストが通常40銭のところ、なんと、3銭なのじゃ。ここは目先の円高時に、豪ドル預金をするチャンスなのでござる。1年物の金利は5%もあるしね…

豪ドルに大きくシフトしておる理由はというと、これまたはっきりしておる。オーストラリアは、鉄鋼、石炭などの資源国。ニッポンのような資源のない国とは根本的に違うのでござる。「ラッキーカントリー」と呼ばれるゆえんでござる。

定年を迎えたり、まもなく定年というご同輩の皆々さま、円預金なんぞしておっては、もし仮にチョー円安になったなら、老後の楽しい海外旅行も、ままならないことになりまする。あれこれ、ポートフォリオを考えてみてはいかがでござろうか。

それでも、考えねばならんのは、凋落の一途を辿るのはニッポンだけではないということじゃ。衰退する一方で赤字国の米国ドル、目先はギリシャ問題を抱える欧州ユーロも似たりゴンベ。

そこでやっぱ、豪州ドルにカナダドル。それに加えて中国元でござろうか。元の切り上げに期待がかかるのじゃ。ここんとこ、下落に歯止めのかからなかった中国株も持ち直しの気配だしね。バブルに浮かれる中国株も、目先はたいそう楽しみなのでござる。

ついでながら、かつて書きましたけども、資本主義は必ずバブルを引き起こしまする。うまく売り逃げれば、たいそう面白いことになっておる。もっとも、あのバブルもおぢは最後にやられましたです。ITバブルも、最後はつかまったし… 考えてみれば、うまく売り逃げたこと、一度もないですけど…

 


歳を重ねるということ

2011年06月22日 | Weblog

どんより曇り空ではありますが、午前6時の気温は、プラス19度もありまする。でもって、昨夜は寝苦しい夜でもござりました。夏ですなぁ~ きのうは、そんなこんなの暑い一日でしたけど、おぢとハニーさんは薪を取り込む作業をいたしました。

ではありますが、暑いゆえ、午前中1時間、午後から昼寝して1時間のわずか2時間だけの作業でござった。ということで、今日も作業が続くのでござる。いつものことながら、作業はしんどいで~す!!

でもって、作業を終えてからジムで軽く運動して、ストレッチして、温泉にゆったり浸かったのでござる。その際、どこぞのじいさん集団が、ジャンジャンお風呂に入ってきましたです。ゴシゴシ身体を洗っておったおぢの隣の洗い場にも、70代とおぼしき老人が身体を洗いにやって来た。

で、おぢは隣のじいさんの仕草をチラチラ見ておった。目の前には、「ヘア・シャンプー」「ボディー・シャンプー」「ヘア・コンディショナー」の大きなボトルが3つ。じいさんは、3本のうち2本を手に取って、しげしげ眺めたのじゃ。

で、おもむろにボディー・シャンプーを頭につけて、洗い出した。ま、そんなこともあるだろなぁ、とおぢは微笑ましく見ておった。次にじいさんは、身体を洗い出したのだけれど、手にしたのは、ヘア・コンディショナー。

それを手にたっぷりつけると、当然のことのように身体にゴシゴシ擦りつけたのじゃ。コンディショナーゆえ、これまた当然のことに泡は立たないわけ。そこで、さらにコンディショナーを手に取って、ゴシゴシ。泡はまるで立たないのだけれど、ひるむことなくさらにゴシゴシ。

気の弱いおぢは、「こっちがボディー・シャンプーですよ」とも言えず、ただただ見ておったのじゃ。じいさん、なんか凄いのじゃ。で、そのじいさんは、何事もなかったように、サウナへ向かいましたです。お腹にはまるで切腹のような横一文字、30センチ超の手術跡がござった。

ホテルを出る際に団体宿泊のお客様欄を見たら、十勝のある町のある県人会ご一行様と書いてあったです。で、帰りの車中でハニーさんにそのことを話したら、答えは明確でござった。「ヘアでもボディーでも、シャンプーは頭を洗うもの。だから、そのおじいさんは、消去法で残ったコンディショナーで身体を洗ったのよ」とのご託宣。なるほど!! まことに説得力のあるお答えでござった。だからコンディショナーで身体洗ったのね、十勝のじいさんってば。

さて、世間では国会が70日間、延長だそうな。とにもかくにも、被災地復興に必要なあれこれ法案、トットと可決していただきたいものでござる。そんな中、カン総理は、「再生可能エネルギー法案」に意欲だそうな。原発に代わる新しいエネルギーの重要性はたいそう高い。この未曾有の大事故を受けて、エネルギー政策をここで大転換しないでどうする、って話でござる。

それゆえ、この法案を通していただく、さらには発送電の分離も喫緊の課題じゃ。おとといの講演しておった田中優さんは「送電線は公共機関と同じだから、道路と同じように国民だれもが使えるようにすべき」とも。これもなんとかせねばなりませぬ。

ではありますが、 この重要な法案を、カンは政治の駆け引きに使おうというから腹が立つ。だから、「これがやりたくて総理になった」わけではなくて、「ただただ総理になりたかった男」だといわれてしまうのじゃ。単に権力の座にしがみついておるだけのカンさん、あんたはホンに醜いのぉ。あんたが在任中、この国が滅びないことだけ願う今日この頃なのでござります、嗚呼!!

 


今日は暑くなりそうじゃ

2011年06月21日 | Weblog

「♪キュ、キュッ、キュー、お化けのキュー」ってことで、今朝はQの字のウンチを産み落としましたです。自分でいうのも何ですが、見事なQの字でござった。なんか、素晴らしい。

そういえば、ある旧友が「おまえなら、書くことないから、クソの話ばっか、書いてるべ!!」とか申しておったことがあった。いえいえ、書くことないなんて、そんなことはありませぬ。おぢは、ウンチが好きだから書いておるのじゃ。スマンね!!

気温は、午前7時がプラス13度。清々しい朝でございます。いい気持ちだなぁ。目覚めも、ウンチもすっきり。どうやらお酒を飲まない日の翌朝の体調、いいようです。かつてのように「呑んで憂さを晴らす」というようなことは、ないもんなぁ。

やりたい仕事をコツコツしていて、楽しいのです。とりあえずはお金に困ることもなく、借金もなく、あるのはハニーさんとの穏やかな生活なのでござる。おぢは、人生で一番いいときを迎えているのかもしれませぬ。

週刊文春、町田智浩さんの「言霊USA」におもしろいことが書いてあった。シンガポールの記者が「シンガポールは景気がいいよ。政府がファンドをうまくやりくりしているから。年金や医療保険も政府系ファンドで運用していて、住みやすいよ。家賃や不動産も安いし税率も低い。教育レベルは世界でもトップだし、犯罪も少ない」。

「アメリカじゃ税率は年収の3割だし、政府は莫大な負債を抱えているから年金は崩壊しているし、医療保険は高いし、子供の学力は先進国中最低レベルだし、ウチの近所では年に100人以上が銃で射殺されているからなぁ」。

翻って我がニッポン、ジャンジャン、ガンガンと、このどもこもならんアメリカに近づいておる。違うのは銃があるかないかぐらい。その分、自殺者は毎年3万人超じゃ。で、このシンガポールには原発はないのだそうな。「こんな小さな国は原発1基が放射能漏れ起こしただけで全部ダメになっちゃうからね」ってことだそうな。ニッポンは酷い国になっちゃいましたねぇ。

そんなこんなの昨夜、町内で田中優さんという反原発運動を続ける文筆家のお話を聞いてきましたです。氏は、我がニッポン国を「電力会社王国」と申しておった。「地域独占企業で広告なんか必要ないのに、莫大な金を遣ってTVや新聞に広告を出稿している」「だからTV、新聞は本当のことが言えない、書けない」「政治家にも票と金を出している」と話しておった。

確かにねぇ。読売テレビの「ミヤネ屋」とか、日テレの「ズームイン」なんかは、完全に電力会社サイドだもんなぁ。ま、そこまで徹底しておれば、わかりやすいといえばわかりやすいけど、それを鵜呑みにしちゃうニッポン人も多いわけで、困ったことではありまする。もっとも北海道では、泊原発が建設される際、102万人もの反対署名が集まったそうな。

子供から、じいさんやばーさんを含めた道民人口が500万人ですから、100万人超のこの数字、たいしたもんです。この際は、もう一度道民投票でもしていただいて、泊原発止めていただきたいけど、どうよ?


「カン」は粘り腰だそうで、どもこもならん

2011年06月20日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス18度。今日も曇り空の朝でござる。これから晴れてくるんだろなぁ。きょうもそこそこ、暑くなりますかね?いい夏になってきておりまする。

読売新聞によると、岡田幹事長は国会の延長について「秋まで」としておるそうな。この未曾有の地震と原発事故ゆえ、復興対策やら、被災者対策などなど、国会の開会が必要ならば、延々と開けておけばよろしい。休んでおってどうするって話じゃ。

とはいえ、「大幅延長と首相の延命は別問題」。トットとカンには辞めていただかんと、どもこもならんです。なにをどうするったって、カンが総理では、野党も動かんというし、実際被災地では、ガレキ撤去も何も、動いていないという。国益を損なうばかりの総理でござる。

ではありますが、本人は「粘り腰」だそうな。あんたが居ては、「百害あって一利なし」ってことに気が付いてないのね。それにしても、多くの国民は、これをどう思っておるのかねぇ?

大体、事故から100日も経った今頃になって、「こどもの安全は何より重要だ」そうで、2次補正に福島県の子供の健康対策を盛り込むそうな。この3か月なにもせんでおいて、いまになって「何より重要」とは笑止千万でござる。これだけとりあげても、総理失格!! 

くどいようだけど、チェルノブイリ事故では、いち早く子供だけは逃がしたのでござる。何してんだか、プンプン!!

ところで、6月23日号の週刊文春に、京大原子炉実験所の小出さんが3月15日に東京の空気中の放射性物質を採取、計測したデータが載っておった。3月15日とは、フクシマ原発3号機が爆発した翌日でござる。

それによると、ヨウ素は1612ベクレル、セシウムは270ベクレルが、空気1立方メートルの中に飛散しておったという。これを吸い込むと1時間に17.1マイクロシーベルトの内部被爆をしていたことになるという。

計測したのは、東京都台東区。東京はフクシマから200キロの距離だけど、とんでもない被爆量でござる。東京のお方は、6月15日に、いったい何を、どこでどうしておったか、記録しておくことを勧めますです。この日の被爆量、ちょと凄いです。

この先20年、30年後、東京でもガンが多発する可能性大でござる。そんなこんなだというのに、ノー天気に原発再稼動なんて、言ってて委員会??? 

 

 


余市で運上家、ニセコでダブルレインボー!!

2011年06月19日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス18度。空はどんよりしておりまする。でも、気持ちがいい。なんかいいことが、ありそうでござる。というのは、写真の「ダブルレインボー」というもんを生まれて初めて見たためなのじゃ。

レインボーステイツとか呼ばれておるハワイでも、なかなか見られないというのが、このダブルレインボー。見たときに「願いごとをするとかなう」とか、「いいことがある」とか言われておるそうな。

で、きのうの夕方、所用で余市町に出かけた帰りに、見たんだなあ、これが。言われておるように、内側に比べて、外側が薄くてわかりにくいけど、確かにダブルでござる。写真より、実際の方がよく分かりましたけどね。

その余市町では、「下ヨイチ運上家」という国指定の史跡にして、重要文化財の建物を見学してまいりましたです。料金は300円なり。だけど、たいそうよかった。というのも、ボランティアの解説員の方がいて、懇切ていねいに説明してくださったためなのじゃ。このボランティアに1000円払ってもよかったね。

なんといっても、熱心な解説を約30分もの間、おぢとハニーさんのためだけにしてくれちゃったのよ。感激いたしましたです。これがなきゃ、わけのわからん単なる古い建物だけど、おかげさんで、よ~く分かりましたです。

運上とは、ようは、上納ってことらしい。ようは商人の金を武士に上納する家ってこと。で、外見はボロッちい建物ですけど、中はというと、床はピカピカ、梁は見たことない太くて大きなもの。お金のかかった建物なのでござる。当時の船大工が作ったのだとか。

で、屋根は、板を重ねただけの上に、石を3000個置いただけ。それでも雨漏りはしない、積雪でも大丈夫なのだとか。ある意味、不思議でござった。実際には、役所と警察、裁判所を兼ねた上に、交易の場所でもあったのだそうな。

北海道内のあちこちに残る文化財の「番屋」は、この建物が、お手本だとか。そういえば、TVでおなじみの、遠山の金さんの父親も、ここに勤務しておったそうな。松前藩は、ここでアイヌの人々を騙し、大儲けしたという。

お話で一番驚いたのは、松前藩が来る以前、北海道のアイヌは、船で本州に行き、魚やアワビなどとコメなどを交換しておったそうな。いわば出張販売。ところが、松前藩が道内各地にこうした運上家を建てて、ここで交易させたために、松前藩は、アイヌの持ってくる海産物などを独占的に入手できたのだそうな。

ようは松前藩、たいそう儲かったわけだ。しかも貴重な海産物などを買い叩き、アイヌを騙したから、なおのこと儲かったそうな。昔のニッポン人、ずるいです。とにもかくにも、そんなこんなのていねいな解説に聞き入ったおぢとハニーさん、大満足でござった。余市に行かれた際は、「下ヨイチ運上家」を訪ねてみてはいかがでしょうか。ただしボランティアの解説員がいないと、意味がない。そこんとこヨロピクね!!

 


ようやく薪が届きましたぁ!!

2011年06月18日 | Weblog

午前8時の気温はプラス18度。いい陽気になりました。ちょと曇り空ですけど、初夏のなんともいい陽気なのじゃ。気持ちがよろしい。その理由をよくよく考えたら、きのう、ズンバ・エクササイズでしっかり汗かいたためと分かりました。

ここ半月ばかり、かなり困っておった「味覚障害」も今朝からすっかり治ったようでござる。1日3回しかない楽しみが、しっかり復活したのじゃ、バンザイ!!

今朝は、キノコの当座煮に、ホッケ、擦り下ろした長イモ、シジミの味噌汁にらんこし米の「おぼろづき」、それにサラダでしたけど、どれもこれも、美味いのなんの!! 味覚が戻って、まことに幸せなことなのでござります、ハイ。

写真はきのう届いた「追い上げ材」。どれもこれも、太くて、大きいことになっておる。なもんだから、これをハスクバーナのチェンソーで切って、薪割り機で割って、キャリアーに乗せて、薪小屋に積んで、という一連の作業がありまする。

あっ!! その前にこの冬の薪を、我が家の地下に取り込まねばなりませぬ。あれやこれや、やることごっちゃりなのじゃ。いくら爺さんに突入でも、悪いけどボケてる暇はありませぬ。スマンね!!

さて、フクシマ原発でござる。って書いて、きのうのジムでのお話じゃ。常連のおばちゃんが話しておったのだけれど、「今年のタンポポ、なんか背丈が大きくない?」。そうなのじゃ。我が家にもごっちゃり生えておるタンポポ。

そのいくつかは、やたらに背が高い。例年にない大きなタンポポでござる。フクシマ原発から直線で600キロも離れたご当地ニセコでさえ、怪しいことになっておる。アメリカにもフクシマの放射性物質が、飛来しておるというから、ここに落ちてきてもなんら不思議はない。

北海道では、空気中の放射線料なのに異常はないとはいうけれど、影響がまったくゼロというのも、考えにくいもんねぇ。そんな中、朝日新聞によれば、きのう日本記者クラブで会見したドイツの元環境相は以下のように話しておったそうな。

「脱原発ができるのは『10年前に再生可能エネルギーの拡充を強力に始めたからだ』と強調。電気代も『他国とかけ離れて高いという状況ではない。産業に悪影響を与えているとは言えない』とした」、そうな。

でさらに、元環境相は、「約10年前に4%だった再生可能エネルギーの割合がいまは17%以上だと説明。『ドイツは再生可能エネルギーの普及を始めてから電力輸出国になった』とも述べた」そうな。

 「再生可能エネルギーの普及をしてから電力輸出国になった」。ここがドイツの肝なのじゃ!!  で、「原発は無駄なエネルギー消費を助長する」とのことだそうな。ようは、原発があれば、ジャンジャン、ガンガン電気をムダに遣ってしまうというわけじゃ。

確かにそうだろねぇ。例えば、電気ポットとかいうどう考えても電気のムダ遣いのサンプルのような家電がある。冷えれば、勝手に電気を使って温める。お湯を使おうが使うまいが関係なしなのじゃ!! 一方、我が家では、昔ながらの魔法瓶じゃ。電気代はまるでかからずに、朝沸かしたお湯は、夕方まで熱いことになっておる。

お茶を飲むのに多少冷たければ、そんときに再度沸かせばよい。いつでも熱湯である必要なんかは、サラサラないじゃん。電気ポットは電気のムダ遣いの象徴でござる。原発があるから生まれた家電ともいえそうでござる。ことほど左様に、ニッポン人は、ここで生活を見直して、ライフスタイルの転換を図るが、よろしいのではなかろうか。

そういえば、天然ガスがお安いのだそうな。我が家のプロパンガス燃料は、たいそう高いけど、国際的には、かなり安いのだそうな。発送電分離が可能になれば、ガスを使った発電も急速に普及することでござろう。

家庭用のガス発電機もあるそうな。補助金ゴッチャリ出して、コスト下げれば、我が家だってガス発電が可能かも。再生可能エネルギ-がいろいろ登場すれば、あれこれ考える楽しみもあって、よろしいね。

まずは、発送電の分離じゃ。ただ居座るんじゃなくて、やることやれよなぁ、ドンなカン!!、鈍感め!!

 


ステキな晴れの朝

2011年06月17日 | Weblog

気持ちのいい朝でございます。爽やかですねぇ。いまの北海道、天国に一番近い島でござります。そんなこんなのきのう、新しいパソコンが我が家に届きましたです。TVが付いてるのですねぇ、いまどきのパソコンは。

ってことで、いま新パソコンでTV観てますけど、液晶画面はパナソニックの黒のビエラに比べりゃ、たいそう画質が落ちまする。液晶、ダメだね。ま、比較の問題ですけど。

で、当ブログは、旧パソコンで書いてます。メールアドレスとか、アウトルックの住所録とかが、移動できないので困っておりまする。ほかに旧パソコンに入ってるソフトも移動したいけど、ど素人のおぢには、ムリ!! ってことで、きょう、お助けマンを呼ぶことにいたしまする。

さらにきょうは、薪が届きまする。毎年お願いしている会社からきのう連絡が来たのです。「お待たせしてましたけど、あす、追い上げ材、届けます」とのこと。追い上げ材とは、我が家で使っておる木の根の部分。

硬い薪で、斧などでは割れませぬ。機械がないとどこもこならん代物なのじゃ。だけども、燃やすと、これが火持ちがたいそうよろしいのじゃ。去年、念願の薪小屋も完成しましたゆえ、きょう届く薪は、来シーズン以降に燃やすことになりまする。作業はしんどいけれど、これも冬のお楽しみのためでござります。

さて、枝野官房長官は、放射線汚染の酷いところ、いわゆるホットスポットを「避難勧奨地点」に指定したのだそうだ。なにしてたんだか。とにもかくにも「遅すぎ!!」。こんなことは、グリーンピースやら、地元住民らが事故直後から指摘しておった。

国民の健康を守るのが、政府の仕事なら、政府としては丸きり失格じゃ。大体、元市民運動家の総理なら、なんでグリーンピースなんかの指摘を無視してきたのか、わけわからん。自民党から民主党に取り替えた国民の意思が、な~んにも反映されてないです。呆れるなぁ。

あれもこれも、どれもこれも、手遅れじゃ。フクシマ原発では、「汚水処理試運転」が中断だそうだ。だけど、実際には、燃料はもう、原子炉格納容器を通り越し、地中に流れ込み、地下水を汚染しておる状態というのではないの。

もう地下ダムを造るしかないそうだ。それで、高濃度の放射性物質で汚染された地下水、ちゃんと処理できるとは、とうてい思えませぬ。数十年は地元にも帰れないという原発被災地の皆さんに深く同情しますけど、こうした情報、しっかり公開されておりませぬ。

どもこもならん政府なのに、総理は居座るというから、ほんとに困る。おかげさんで、おぢのストレス、凄いことになってます。船が沈没している最中なのに、船長は、酒呑んでニヤニヤご機嫌って感じでしょうか。困るなぁ、こういう国ってば。


東電は、存続だそうな、嗚呼!!

2011年06月16日 | Weblog

朝からたいそうよい天気でござる。これぞ北海道でございます。気持ちがいいなぁ。おぢの体調もすっかり元通りでござる。月、火とお酒を休んで、昨夜美味しくお酒をいただいて、熟睡したせいでしょうか。目覚めもすっきりじゃ。

きのうは、煙突掃除に明け暮れました。ススが凄いことになっておって、難渋いたしましたです。それでもようやく、きれいになって、この冬も薪ストーブがジャンジャン、ガンガン燃えそうでございます。今週か、来週、天気の良いときを狙って、薪を取り込むことにいたす所存なのじゃ。それで、「いつきてもいいぞ冬!!」ってことになります、ハイ。

さて、世界中に放射性物質をばら撒いた「東電」が、企業として存続するらしい、ってことで、株価が連日急騰しておった。とんでもない話じゃ。しつこいようだけど、世界中に公害を撒き散らした企業が、存続していいわけないジャンと思いませんかね???

先ほどからやっておるTV朝日の「モーニングバード」で同局ディレクター「玉川徹」さんが、京大の原子炉研究所の小出さんに取材しておった。フクシマの現実は衝撃の現実らしい。とんでもないことになっておる。

小出さんによると、いまフクシマ原発は、メルトダウン→メルトスルーを経て、燃料は、原子炉格納容器を通り抜けてしまっておるそうな。ようは地下まですり抜けてしまっておるという。もう、地下水に入り込んでしまっておるのではないか、という指摘じゃ。

「原発被災者が地元に戻れるか?」とういう問いかけに、日大の教授は、元の年間1ミリシーベルトになるには100年とか。生活できるレベルになるにしても数十年だそうな。たいそう恐ろしいことになっておる。

なのに、この事故の責任企業、「東電が生き残る」って、おかしくはないかね?とにもかくにも、もう専門家すら収拾できないのではないかとさえ言われておるフクシマの現実、ちゃんと情報公開せんかい、ボケカスのカンナオト!!