おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

わずか2%のネトウヨ、でも声がでかい!?

2014年07月31日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。

晴れのお天気ですが、朝方、ザァザァ降りの雨音で目覚めました。

外に放置プレー状態だった道具のあれこれもすっかり濡れてしまって、ワヤですわ。

ちゃんと始末しておかないから、いつもこうなる。

使おうと思うと、道具は故障、ありゃりゃなことになってまうのです。

なんでもそうですが、道具は大事にしないと長く使えません。

おぢの「道具」も若いとき使いすぎたためか、耐用年数がきたか、ここんとこ放置しておるためか、さっぱり役に「立ちません」。

年は取りたくないもんです。

おまけに愛読誌、今週号の週刊現代は「70にして勃つ!」だそうな。

この手の見出しと記事だけは、そろそろ勘弁してほしいです。

いまのままで、心も体もたいした穏やかで、しかも幸せな60代もごっちゃり居ると思うけど…

さて、

「東洋経済」の電子版「ネトウヨは、卒業することを知らない」がまことに興味深い。

話し合っておるのは社会活動家で貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さんと、ブロガーで投資家、保守主義者、ネトウヨの親玉とも言われるやまもといちろうさんの対談記事でござる。

引用するとこうだ。

やまもと:実は右傾化的な発言をしているコミュニティーはものすごく小さい。その小さいのが、タコツボのようにグズグズ、グズグズやっている部分はあるんですが、マイノリティである割に声が大きいので、ヘイトスピーチやるぞ、となるとそれなりの人数が集まってしまうことになる。

湯浅:実数のロットは、何万人ぐらい?

やまもと:140万人ぐらいです。

湯浅:140万人も?! 私が思っていたよりは多いです。

まずはネトウヨと呼ばれる方々が140万人ってことに驚いた。

ネット会社を使って定期的に調べると、有権者の2%前後が右派思想なのだそうな。

やまもとさんによると「ネットだと、だいたい2ちゃんねるにネトウヨが、ほぼすべて集まって日々頑張っておられます」。

「2ちゃん」に毎日140万人が集まるってところが、なんだか凄い。

さらに

湯浅:ネトウヨの反対側の人たちは「2ちゃんねる」には集まっていないんですか?

やまもと:あ、「放射脳」ね。

左は放射脳というのだそうです。

さしずめ右の方から見ると、おぢは放射脳か、本人は真ん中歩いてるつもりなので、なんだか迷惑です。

さらに面白いのは以下のくだり。

やまもと:たまにネトウヨを自認する人たちからイベントとか何とか動画に呼ばれて、しゃべってくれと言われて行くじゃないですか。そうすると、「やまもとさん、南京大虐殺はなかったですよね?」なんて言われるんですよ。「いや、あっただろ。ねえわけねえだろ」みたいな。(苦笑)

そしたら、次は「日本は侵略戦争してないですよね?」とか言うわけですよ。「したじゃん」みたいな(笑)。過剰に戦争を反省するべき時期は過ぎたけど、でも歴史的にはそう見られても仕方の無いこともあった。南京大虐殺にしたって、中国政府が言ったような人数については異論はあるし、そこは反論しなければならない、日本人としてね。だけど、さすがに無かったことにしちゃ駄目だ。

やまもとさん、まことに冷静で面白い。

こと南京大虐殺や侵略戦争に関しては、おぢもやまもとさんにまったく同感でござる。

中国は30万人が殺されたとか申しますけど、そもそも「白髪三千丈」なんて大げさなことをいう怪しい国ですからね。

おぢが子どものころ、中国へ派兵された大人から、「ほれっ!」って感じで、写真を見せられたことがある。

中国人を長い穴の前に並べて座らせ、その首を次々日本刀で切り落とす日本兵の写真です。

ついでながら、その手の写真はいわゆるエロ写真となぜかセットで見せられたりも。

虐殺の実態は数千人規模、多く見積もってもせいぜい数万人ってところではないのか。

とはいえ、真相は闇の中ですけど南京で虐殺が丸きりなかった、な~んてことはないね。

その一方、「30万人」でも「大」でもなかったとは思いますがね。

あの時代はとんでもないことが世界中で起きておったです。

それこそナチスの大虐殺だって、アウシュビッツ収容所の犠牲者も上は400万人、下は100万人と言われておる。

いずれにせよ、大量のユダヤ人をガス室に送り、その人間の油で石鹸をつくったり、髪の毛で布やランプシェードをつくったりと、極めて異常なことが行われておったのは事実。

我が旧日本軍だって、無謀な作戦の代名詞「インパール作戦」なんぞは、兵隊の食糧(兵站、最近はロジスティックス)を無視して進められ、多くの死者を出しておる。

その数4万~6万人といわれ、多くが餓死でござる。

日本陸軍幹部、指揮官の牟田口廉也による無謀な作戦のせいでこうなった。

いずれにせよ、いまからはとても想像できない、とんでもない時代でござった。

話は戻ってやまもとさん、こうも言っておる。

やまもと:一方で「放射脳」の人も、セシウムが基準値を越えたから、もう3年後には日本人の大半が死滅します、みたいなことを言う。リテラシーのある人はおかしいだろって気づくようなことでも、軽薄で根拠のない議論に惑わされちゃう。

根が真面目なネトウヨも、少し真面目に考えりゃわかることを煽られて鵜呑みにする。ちょっと調べれば、在日特権とか言われているものもガセネタが多いわけですよ。そんなものが、さもあったかのようなネットの言説に惑わされて、自分で検証することなく信じた結果、「韓国人に虐げられている日本人は立ち上がるべきだ」と言うわけですよ。それはもう、ほんと少し考えたほうがいい。むしろ、それが事実だとしたら日本人は韓国人より余程劣っていることをネトウヨ自身が認めてしまっていることになるじゃないですか。

やまもとさん、至極まっとうでござる。

今回は前編だそうで、間もなく後編が公開されるそうな。

口汚くののしり合う2ちゃんねるなんか、見る気がしないおぢですが、ネトウヨと呼ばれる皆さんの一端が分かってたいそう面白かったのです。

ネトウヨも放射脳も、ののしり合うのでなく、ちゃんと話をしないといけませんです、ハイ!!

 


和製メッシ

2014年07月30日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス16度。日差しはありますが、あたりは朝霧に覆われております。

きょうも暑くなりそうです.

きのう放送の読売テレビ「ミヤネ屋」観ました?

世界で活躍するニッポン人を特集してましたけど、この中にいたのが、13歳の和製メッシと呼ばれる久保健英(たけふさ)君だ。

なんといってもあのバルセロナのユースと、10歳のときに契約したというから、凄いのです。

でもって、30試合で74ゴールのリーグ得点王。1試合2得点以上の大活躍だ。

きのうは昨年8月にU-12ジュニアで来日した時の映像を放送してましたけど、そこでもしっかり得点しておったです。

現在は「期待の若手101人」に選出され、海外の注目は高まる一方だそうな。

小さいころから海外で活躍して、将来は日本代表ってことになれば、ちょっと、こりゃぁ、次のW杯にドドッと期待が集まります。

でもって、ほかにも中井卓大(たくひろ)君という男の子が、2012年にレアルの下部組織(育成機関)に日本人としては初めて入団しておるのだそうな。

あれもこれもさっぱり知りませんでしたけど、ニッポンサッカー、そう遠くない将来はまことに明るい話ばかりなのでござる。

ニッポンサッカーがW杯で8強とか4強とかの時代、なんだか来そうな気がしてくるではないですか。

なんとも、こりゃ楽しみだなぁ、、、

 


医薬品「ネット解禁」の大ウソ

2014年07月29日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。晴れて気持ちのいい朝でござる。

昨夜は旧友Sが送ってくれたサロマ湖の「北海シマエビ」でビールをたくさんいただきました。

年に一度のお楽しみですけど、今年は特に美味しかったような…

というのも、旧友Sによれば、サロマ湖の北海シマエビは今年はすでに終漁したのだそうな。

7月に解禁になってあっという間に休漁し、その後、漁は再開したものの、これまたあっという間に終わったそうなのです。

ようは資源不足。

そんなことで、もしかすると来年以降、何年か休漁の憂き目に合いそうだというのです。

そうなると、うたせ船漁で知られる尾岱沼の北海シマエビしか食べることができなくなるわけで、ただでも高級品の北海シマエビは、ほとんど庶民の口には入らないことになる。

いよいよ危機でござる。

ってことで、今年は少し小さめのシマエビでしたけど、ビールとともに美味しくいただいたのでした。

旧友Sさん、いやぁ、ホントにどうもありがとう。この場を借りて、感謝とお礼の言葉を述べさせていただきますよ。

なんといっても、写真の1パック500グラムでいまや4000円もする高級品で、これを複数パックいただいたのですから嬉しくないはずがない。

写真は今朝撮ったわけで、すでに1パック食べてしまっておったです。

そんなことですから、こちらからは高級メロンを近々送らせていただきます。

昔「なにはなくても江戸むらさき」って桃屋のコマーシャルがありましたけど、なにはなくてもありがたいのが旧友だ。

美味しいものを送ってくれる友人、ありがたいです!!

さて、

今週号の週刊現代、古賀茂明さんの官々諤々が安倍政権による「医療品ネット販売解禁の大嘘」と題して、ネット販売「全面解禁」とはほど遠い状況を解説しておりまする。

過日、安倍総理は「28品目(一般医薬品の0.2%)のネット販売は禁止となったが、一般医薬品は全面解禁」と大見えを切ったけど、これが大ウソだと古賀さんはいうのだ。

28品目だけがネット販売禁止だけど、あとは自由といえば、医師の処方箋のある「処方箋薬」もほとんどネットで買えると思ってしまうが、これは禁止なのだそうな。

そして、この処方箋薬の市場が実は6兆円もの巨大市場で、そこらのドラッグストアで買える大衆薬市場の10倍もあるのだそうな。

さらにネット販売が禁止された28品目については、「本人に代わって家族が買う」ことも禁止になったのだそうな。

なんじゃらほい???

ようは古賀さんが言うように「政官財が一体で屁理屈をこねくり回す論議が展開され」て岩盤規制が温存されたってことらしい。

昨年10月安倍総理は「改革は、待ったなし。岩盤のように固まった規制を打ち破るには、強力なドリルと強い刃が必要だ。自分はそのドリルの刃になる」とAPEC首脳会議で大見えを切ったけど、「規制改革」は単なるパフォーマンスに終わったのでござる。

しかも医薬品全てがネット解禁になったかの如く喧伝したから、この総理、まことに始末が悪い。

集団的自衛権行使容認という解釈改憲、特定機密保護法、日本版NSC、武器輸出解禁と、「戦争できる国」に血道を上げておるだけ。

「規制を打ち破るドリルになる」などと平気で大ウソをこくウンコタレ総理には、そろそろ引導を渡さんことには、ニッポン国の将来、まことに危ういことになってきた。


LINEが韓国企業で個人情報ダダ漏れ!?

2014年07月28日 | Weblog

 

午前9時の気温はプラス21度。

空気は体にまとわりついて、かなりジメッとしております。

ですが、この先ずんずん晴れてきそうなお天気。

おぢの体調もほぼ回復、ホッとしております。

ところで、

今週号の週刊文春がいま流行のLINEについてあれこれ書いておってまことに興味深い。

LINEって、ニッポン企業かと思いましたけど、実は親会社が韓国なのだそうな。

取締役も5人のうち3人が親会社NAVERの韓国人幹部だそうな。

だけど、森川亮社長をはじめマスコミのインタビューに応じるのは日本人幹部のみだそうで、意図的に韓国色を消そうとしておるのだそうな。

その親会社NAVER、韓国内での評判は芳しくないとか。

検索サイトトップの独占的地位にあって、広告スポンサーに対して横暴なふるまいをしても、業者は泣き寝入り。

小規模なベンチャーの技術をパクることへの批判の声も多いとか。

そのNAVERでは、個人情報や通話記録の管理に疑問が持たれておる。

つまり、韓国は南北問題があるから、警察は捜査令状なしでデータにアクセスできるのだそうな。

関係者によると、LINEで使用されるサーバーはすべて韓国に置かれておるという。

そのため韓国政府はその気になればいつでもLINEのサーバーに残る個人情報や通信記録を監視することができるのだそうな。

実際LINEのアカウントが乗っ取られ、電子マネーを詐取される事件も多発しておるというからヤバイ。

大人気のLINEですが、そもそもが韓国企業ってことで、安心、安全といえるかどうか、ちょいとならず疑問なのでござる。


日本・ロシア・北朝鮮『新三国同盟』の悪夢

2014年07月27日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス21度。外は黒い雲が低く垂れこめて、真っ暗。

今にも降り出しそうなお天気でござる。

きのうは雨が強く降ったり、弱くなったりしながら、終日雨のお天気。

農家にとっては恵みの雨でした。

今日の天候も終日よろしくないようじゃ。

そんなこともあってか、おぢはけさもまだ咳が少しあって、体調はイマイチでござる。

さて、

週刊文春今週号の「日本・ロシア・北朝鮮『新三国同盟』の悪夢」が、現在の国際情勢を知るうえで、まことに興味深い。

ウクライナでマレーシア航空機が撃墜されたことで、安倍外交が目指してきた二つの柱、「北方領土返還」「北朝鮮の拉致問題解決」に暗雲だそうな。

今回の撃墜により、アメリカからはロシアへの制裁を迫られるだろうし、G20の議長国オーストラリアは27人もこの飛行機の搭乗しておったからG20にロシアを参加させない可能性もあるそうな。

オランダは193人も乗っておって、ルッテ首相とプーチンは電話会談で怒鳴り合いだそうな。

これまでロシア寄りだったドイツも、4人が乗っていたそうで、態度を変えつつあるとか。

西側各国は、そんなこんなでロシア制裁に動いておる。

一方、安倍総理は就任以来、プーチンとはすでに5回首脳会談を開いておって、たいした親密さをアピールしておる。

けれども、日中会談は一度も開催されておらん。

独裁者プーチンと安倍総理、気が合うのだそうな。

さらに、北方領土問題の解決と中国へのけん制、天然ガスという経済的メリットもある。

だからロシアとの関係強化を続けたい。

そして、集団的自衛権で支持率が大幅に下がった安倍政権にとって、支持率アップが見込めるのはいまや外交しかないという背景もある。

「拉致問題で北朝鮮から被害者を取り戻し、北方領土問題でロシアから譲歩を引き出すという二段ロケット」で支持率アップが狙いだそうな。

だけど、ロシア、北朝鮮という独裁国家と関係を強めて、米中韓とは関係が良くないのでは、どうなんだ?

官邸の関係者は「北朝鮮とロシアの新三国同盟なんて見られたら悪夢ですよ」という。

この秋にも実現の予定だったプーチン訪日は、日米関係からみても容易なことではないそうな。

マレーシア機の撃墜では、当たり前田のクラッカー。

週刊文春の別の記事、「民間機撃墜で狂ったプーチンの外交戦略」では外交筋の話として「この秋、安倍総理が訪朝した上にプーチンを招くとなると、日米関係は決定的に悪化し、世界に違和感を与える」としておる。

安倍総理が北朝鮮を電撃訪問し、プーチンをニッポンに招くのでは「日米関係決定的に悪化で世界に違和感」は当然だろう。

そんなことでは困ります。

オバマと安倍総理、まことに関係が悪いしねぇ。

とはいえ、西側諸国がロシア制裁に動く中、「ロシアとの対話」重視でもあるまい。

これまで米中韓との関係をないがしろにし、ロシアと北朝鮮に特化してきたニッポン外交は、親ロシア派によるとみられるマレーシア航空機撃墜によって、迷走が露わになってきておる。

西側の一員であることを再認識し、中国、韓国とかつてのような関係を取り戻し、「善隣友好」平和外交の原点に立ち返ってはいかがか。

それとも、「戦後レジームを脱却」し、新三国同盟でアメリカや中国とまた一戦か???

バカを言ってもらっては困ります!!

 


スモッグの時代

2014年07月26日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス17度。曇り空というか、霧が立ち込めておるというのか、いずれにせよスカッとしない天気です。

新聞などによると、煙霧が中国方面から来ておるそうな。

PM2.5の濃度も上昇中だとか。

そういえば、なんだか外の空気、わずかですが煙りのような匂いもいたします。

おぢが中学生のころ、鼻の穴が真っ黒になった当時のスモッグに比べれば、屁みたいなもんですけどね。

昭和30年代の後半、札幌市内は石炭ストーブの煙で空全体がどんよりしており、外の空気も煙の臭いで凄まじいものでした。

家庭から、街の中心部のビルから、暖房用のストーブやボイラーから出る黒い煙が、モクモクと空に向けて上がっておった時代です。

昭和40年代なると、スパイクタイヤが道路のアスファルトを削って巻き上げる粉じんがこれに混じり合い、札幌など都市はとんでもない汚い空気になっておった。

粉じんは洋服の表面にもついて、着ておるのもがざらざらしたので、服をほろってから家に入ったような記憶がありまする。

考えてみれば、もう半世紀も昔のことだ。PM2.5なんて言葉もない時代でしたね。

実態は、今の中国と似たりゴンベかそれ以上。

こと空気に関してはたいそう酷い時代だったのです。

先ほど注意報が札幌と千歳で出たようですが、当時に比べればなんちゅうことないような気がしますけど、外出は避けた方がよろしい。

昔と違っていまは化学物質も飛んでおるもんね。

予報によると、きょうからあすにかけて、ご当地は延々と弱い雨が降るようです。

強い雨だと雨と一緒に地面に落ちていいのかも、ちょいと残念です。

最高気温も今日は24度ってことで、空気はともかく過ごしやすい一日になりそうでござる。

さて、

安倍総理がまたもや外遊でござる。

今度は中南米5か国だそうな。これで就任以来、40数か国目だ。

一番重要な隣国である中国や韓国とは、さっぱり話をしないで中南米って、なんじゃらほい???

おぢにも、自民党・右派の長老、中曽根大勲位もわけわかりませんでしょうな。

ニッポンが戦後から今日まで掲げてきた「善隣友好」の旗を降ろして、革命家の安倍総理はこの国をどうしようというのだろう…

おぢにはチンプンカンプンです。

都知事の升添さんが韓国大統領と会ったそうです。

「日韓関係のこじれは、私が一度行っただけで片づく問題ではなく、あらゆるレベルの交流を積み重ねるしかない」と述べたそうですけど、まことにごもっとも。

話は変わりますが、

NHKニュースによると、北海道日高沖でメタンハイドレートの可能性があるとか。

同じような地質構造は、新潟県の上越沖、秋田・山形の沖合、島根県の隠岐の周辺の海域にもあるそうだ。

古くて、カネまみれで薄汚い上に、国民の安全を脅かす原発再稼動なんかしてる場合ではないだろう経産省は。

メタンハイドレートを急いではどうかね。

地域の電力は独自の中小発電所で賄うのがよろしい。

ご当地なら木質バイオマスや中小の水力発電、太陽光に風力、地熱発電なんかもいいでしょう。

小さな発電会社があちこちで、地域独自の方法で発電するのが理想じゃね。

現在のような巨大電力会社が地域独占で電力を供給するなんて、選択の自由などない社会主義国の所業ござる。

そのためにもまずは発送電の分離だけど、嬉々として進みません。

過日もご紹介した会津電力と、今年6月に発足した「全国ご当地エネルギー協会」の動きに期待するおぢなのでした。

話はまたまた変わりますが、日刊ゲンダイに以下のような表が載っておりました。

ファストフード店など各飲食チェーン店の一覧でござる。どこの国の肉を使っておるか一目瞭然。

安くて旨いけど、「怪しい」とも言るわけで、株なんかと一緒だね。

リスクは自分で背負ってお食べ下さいな、と申しておきましょう。

 

 

 


「安くて旨いけど、怪しい」と心得よ!!

2014年07月25日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス18度、薄曇りのお天気です。

咳が止まらず、辛いこと辛いこと。

仕事もあれこれ煮詰まっておりますが、こう体調不良ではどもこもなりません。

そんなことで、きのう午後から再び病院へ行ってまいりました。

咳を抑える漢方薬と抗生物質、気管を広げる張り薬などを処方してもらって、一晩でかなり良化いたしました。

なんとかきょう一日で完治してほしいですけど、先行きはまことに不透明でござる。

夏風邪はしんどいことになってます。

さて、

ウクライナで民間航空機が撃墜される事件が起きたと思ったら、台湾ではやはり民間航空機が墜落。

24日未明にもアルジェリア航空機が墜落だそうな。

航空機事故、どういうわけか相次いで起きるもんですけど、こうも続くとねぇ~。

アルジェリア機も116人もの乗客がいたそうで、まことに痛ましい。

便利さが抱えるリスク、途方もなく大きいと申しておきましょう。

ところで、

床に落ちた肉を拾ってラインに戻したり、腐った肉を使ったりと中国の食品会社で行われておった実態には口あんぐりでしたけど、背景には「外資叩き」があると朝日新聞の電子版は伝えておる。

今回とんでもない実態が明らかになったのは「上海福喜」という企業。

ここは、米国の食品卸売り大手OSIグループの企業なのだそうな。だから叩かれたってことらしい。

よく考えても、考えてみなくても、中国国営企業は安心安全で、外資だから怪しい、なんてことなどないだろ。

だけど中国国営メディアは、昨年からアップルやスターバックスなどアメリカ企業を批判する報道が目立つのだそうな。

「人のふり見て我がふり直せ」と申しますけど、チェックのより甘い中国国営企業の方が、よっぽどヤバいと思うけどね。

そんな昨夜、TV東京の人気番組「カンブリア宮殿」で埼玉県にあるサイボク(埼玉種畜牧場)を放映しておりましたです。

怪しい肉が世間に出回る中「“豚のテーマパーク”で400万人集客!養豚の開拓者が挑む!」だも観ちゃうわ。

元々養豚業者だったこの会社、いまでは年間売り上げ50数億円という6次化産業の大成功例なのです。

優れた豚を育てて、高付加価値を付けて売るのです。

まるでテーマパークというサイボクには、バーベキューにとんかつ、ハムに豚肉、どれもこれも自社で育てた豚を原料にした製品ばかり。

多少高くても、安全安心な豚肉を提供する姿勢に感服いたしました。

MCの村上龍さんが「300円かそこらで安全なものを食べおうと思うことがおかしい」と申しておりましたけど、まったく同感。

手間暇かけて育ててこそ、安全な食品を提供できるわけ。この会社の社長さんも「高いのには理由がある」と述べておりましたが確かにその通り。

ってことで「安いのにもちゃんと理由がある」とおぢも思う。

きのうもずいぶんとファストフードのTVコマーシャルやってましたけど、お安いけど怪しいモノ食べてる場合ではありませんです。

この会社の社長はこう申しておりました。

「ニッポン生産者と消費者を守る」。

優れた豚肉、美味しいハム、安全な食べ物でニッポン人を守るなんてことは、TVでコマーシャルじゃんじゃん流しておる外資系はけっして言いません。

「安くて旨いけど、怪しい食べ物」ではニッポンの子どもの健康は守れない。

大人がどこで何を食べようと、そりゃカラスの勝手だろうけど、子どもに怪しいものを食べさせるのだけは止めてほしいね。

テレビのインタビューで若い母親が「安全が確認されるまで食べられない」とか申しておりましたけど、ファストフードの「安全の確認?」そんなんはなからムリじゃん、って思いますけどね!! 


体調不良でお休み

2014年07月24日 | Weblog

 

午前10時の気温はプラス23度。

晴れておって、暑くなりそうでござる。

そんな良い天気だというのに、おぢはすっかり風邪っぴきで寝込んでおります。

書きたいことは山ほどありますが(ウソピョン!)体調不良につき、きょうはこれまで!!

スマンね!!


怪しい肉は氷山の一角

2014年07月23日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス20度。

ずいぶんと久々の雨でござる。昨夜からけっこうな降りってことで、農家もさぞかしホッとしておることでしょう。

おぢはすっかり風邪っぴきで喉が痛くて困っております。

痛くてしんどかったのですが、ハニーさんが新しくなった新千歳空港を見たいというので、きのう旧友を空港まで見送りがてら、行ってまいりました。

最近はハニーさんをあまりあちこち連れてってないもんだから、ちょいとムリしたのです。

新千歳空港は、ドラえもんのアトラクションやらロイズのチョコレート工場に加えて、温泉やら映画館まであってなんだか凄いことになってました。

ではありますが、ハニーさんがはまっておったのは、先住民のアイヌのコーナー。

アイヌ独特の模様が気になったようです。

なんでも「魔除け」などいろいろ意味があったりするみたいなのです。知りませんでした。

も少し学校で少数民族についての教育も必要かもしれませんな。

元々北海道に住んでおったのは、我々和人ではなくて、アイヌの皆さんだったわけだしね。

オーストラリア、ニュージーランドなんかでも、先住民に関する教育はしっかりされておるようだ。

北海道の顔ともいえる空港に、ああいったコーナーが設けられておるのは、そういう第一歩として、たいしたいいことだと思ったりもいたしました。

さて、

中国・上海の食品会社でとんでもない実態が明らかになったです。

床に落ちたチキンナゲットとみられる肉を、放り投げて元の食品製造行程に戻したり、賞味期限切れの肉を使っておったりしておったそうな。

専門家は「氷山の一角」と申しておりましたけど、たぶんそのとおり。

こんなことは中国に限ったことではあるまい。

テレビニュースを見ておったら、インタビューに答えて東京あたりの若いおねーちゃんが「信じて食べてましたぁ~」とか申しておって、これまたノー天気なことで、これにも呆れてもうたです。

外食産業、とりわけファストフードなんてなもんは、どんだけ怪しい食材を使っておるかわけわからんことは、いまに始まったことではないじゃん。

北海道苫小牧市の「ミートホープ」は、牛肉のミンチ肉と称して安い内臓肉を混ぜたり、消費期限切れの肉をラベルを変えて出荷したり、100%牛肉と称するひき肉に、豚肉や鶏肉、果てはパン粉まで混ぜたりしておった。

2006年のことでござった。

この大事件を告発した方は、その後不遇をかこっておると聞きましたけど、こういうホイッスル・ブロアー(笛を吹く人、内部告発者)はちゃんと評価されないと困ります。

ニッポンでさえ、こんなことがあったわけだから、外国ならどんなことになっておるかわけ判りません。

アメリカやヨーロッパで猛威を振るった狂牛病(いまはBSEと妙ないい方してますけど)は、牛の骨からつくった牛骨粉と呼ばれる飼料を牛に食べさせたために起きた病気。

脳がスポンジ状になり自分の足で立つことも出来なくなった、へたれ牛がヨーロッパやアメリカで出てきました。

この牛の肉を食べた人間は、痴呆性のクロイツヘルト・ヤコブ病の患者なった。

これは最初英国で発症し、ヨーロッパやアメリカに広がりました。

ニッポンの牛もけっこうな数の牛がこの狂牛病のへたれ牛になっておる。

ヨーロッパではこのあと、しっかりした対策が取られ、いまは安全な牛肉が提供されておる。

オーストラリアは、そもそもこの狂牛病は上陸しませんでしたので、いまも昔も安全な牛肉とされております。

一方、今も昔も延々と怪しいのがアメリカ産の牛肉と言われておる。

そもそも食肉処理の方法がズサンだったり、牛を短期間で飼育するために、ニッポンでは禁止されておるホルモン剤をエサに投入したりと、けっこうムチャをしておるという。

特にこのホルモン剤、エストロゲンという女性ホルモンは、米国産牛にはニッポンの600倍残量しておるといわれておる。

ノー天気に「米国産牛」を使ったハンバーガーだとか、牛丼、焼き肉を食べておってはヤバイのです。

なのに「信じて食べてましたぁ~」という若い女性の無知さかげんには改めて驚かされます。

このホルモンのせいか、子どもの初潮が早くなったという話も聞く。

我が家では、ハンバーグのような何が混じっておるかわからんもんは、札幌の専門店「Toshi」とか倶知安農業高校の生徒がつくったモノ以外はほぼ食べません。

「Toshi」は池田町のあか毛和牛にこだわって使用しておるというから食べるのです。美味しいこともありますけどね。

農高の生徒がつくったハンバーグも出所が明らかです。

出所不明で、どこでどう育てられたか不明な牛では、気持ち悪くて食べられないことになっておるのが、いま食肉を取り巻く世界の実情でござる。

そういえば、我が家では以前、市販のカレールーを使ってカレーライスを作ってましたけど、「牛脂」の入った某食品メーカーのものは買ったことがありません。

パッケージに書いてある「牛脂」、どこの国のどこの牛脂なのか? ちゃんと書いていないのでは怪しくないか?

ガンなどのリスクを避けるためにも、怪しい食品は「極力避ける」のが賢明な消費者ってもんでしょう。

ボーッと、お安いファストフードばかり食べておっては、とんでもない健康リスクを背負うことになる。

自身の健康はしっかり自分で守ることが大切でござる。

もっとも、安くて怪しいものを食べて不健康になるのも自己責任、そういう人はお好きにするのがよろしいと思う。

だけど、子どもにファストフードを平気で食べさせる茶髪のアッパラパーのママさん見ると、「これでいいのか?」とため息が出たりします。

母親にはもっとしっかりしてほしいと思いますけど、どうよそのあたり???

 

 

 


善隣友好

2014年07月22日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス18度。薄曇りのお天気です。

きのうは暑い中、ちょっとだけ薪割りをいたしました。

あれやこれや、別のこともしなきゃならんわけで、なかなか作業が終わりません。

再来年の冬に焚く予定の薪だからいいようなもんですけど、どもこもなりません。

あくまで「マイペース」で作業することにいたします。

そんな昨夜は隣に滞在中の旧友Tと、久々ジンギスカンをデッキでいただきました。

北海道民には子どものころから慣れ親しんだ「ベルジンギスカンのタレ」があったのでそれで食したのです。

タレのビンをふとみると、先月で賞味期限切れでした。

ではありますが、「ま、いっか!」ってことで、そのままいただいたのです。

かつては違いの分かる美食男?でしたけど、舌もすっかり老化しておるので違いは、さっぱり分かりません。

違いのまるで分からんじーさんたち、美味しく肉をいただいたのでした。 

肉といえば牛肉を指す、関西人にはわからんでしょうけど、おぢ世代の道民にとって、肉といえばこれじゃ。

でもって、またまたビールたくさん呑んじゃって…

元祖リアクションタレントの出川さん風に言えば「ヤバイよ、ヤバイよ」て感じ。

そんな今朝は、喉が痛いです。

風の強い中、うだうだ呑んでしまって、どうやら風邪を引いたらしいのです。

ったく、なにしてんだか…

さて、

東京新聞によると、外務省は「中韓系米国人を日本へ招待」するのだそうな。

とっても、いいことですな。

中韓のやたらメンドクサイ皆さんですけど、隣人を取り替えるわけにはいきませんです。

きのうも書きましたけど、自民党最右派の中曽根元総理も、戦後のニッポン外交の基本は「善隣友好」と申しておりますし、集団的自衛権は中国、韓国、ロシアを刺激するとも。

記事のように中韓の人々を日本へ招待するなど友好を積み重ね、余計な摩擦を避けて、隣国と協調を図るのがニッポンの国益に適うものと思います。

外務省も国連の「常任理事国」入りなどといった、国民にはどうでもよいことに血道を上げず、こうした友好にもっと力を入れて下さいな。

中国、韓国をやっつけろと、とかく威勢のいい方に引っ張られがちな昨今ですが、国を救うのも、滅ぼすのも、ひとえに「外交」と心得るのがよろしいかと思います。

そこんとこヨロピクね!!

 


安倍政権「終わりの始まり」!?

2014年07月21日 | Weblog

 

午前5時の気温はプラス16度。晴れております!!

日中の最高気温は25度の予想ですが、そんな程度に収まってくれるのか?

きょうは薪割りを頑張ろうと思っておりますので、涼しいと嬉しいのですけど、どうなんだろ?

きのう、久々にお近くのレストラン89(ハック)で昼食をいただきました。

ここは自前の農場(ハックルベリーファーム)で育てた新鮮野菜を提供してくれるのが嬉しいわけ。

3連休の中日とあって、札幌方面の観光客など、主にリピーターの方で賑わっておりました。

農場の責任者の方にお話を聞きましたけど、今年は雨不足で農家は大変なことになっておるそうです。

ご当地の農業関係者は「夏の日照り」でたいした困っておる。

適度なお湿り、いつになるのでしょう???

さて、

ご尊敬申し上げる元政治家の田中秀征さんが「滋賀県知事選は安倍政権の暴走にブレーキ!」と題して以下のように書いておりまする。

当初圧勝が予想された与党推薦の小鑓氏だったが、「やはり安倍晋三政権の2つの強行が主因であろう。1つは原発再稼働の推進、もう1つは集団的自衛権の閣議決定だ」と分析しております。

そして「この流れは今後一段と勢いを増し、福島、沖縄、愛媛の県知事選にも決定的な影響を与えることは間違いない」とも申しております。

さらに「これでも川内原発を再稼働させるのか。行政改革を放置して消費税10%を実施するのか。ガイドライン(日米防衛協力の指針)を改定するのか。それとも、安倍首相は、暴走を反省して行革と経済に専念する方向に転換するのか。その岐路を迎えている」としております。

自民党内にも大勢いるはずの良心的な皆さんにも大いに期待をしたいところでござる。

また田中秀征さんは「今回の県知事選は、民主党にも大きな転換を要請している」としております。

それは「党内の原発推進派や集団的自衛権行使派と明確に手を切れというのが、かつての民主党に期待した人たちの大半の願いなのである」と、まことにごもっともな発言でござる。

民主党がこの先存続できるかどうかは、ここらあたりで党内の保守派と手を切れるかどうかにかかっておる。

元総理でしたけど、単なる自民党の補完勢力に過ぎない野田佳彦なんか、その最たるもの。安倍政権設立をアシストした罪は相当大きい。

こういうアンポンタンは、トットと自民党員にでもなるのがよろしい。

そして田中さんは「民主党は、有権者が期待し、民主党が公約した『消費税増税の前の行政の改革』を平気で反古にした。民主党政権のこの不信行為こそ党没落を招いた。これも有権者は忘れることはない」と申しております。

ま、もう誰も民主党には期待してませんけどね。

と思ったら「三日月氏が民主党衆議院議員だったことは決して民主党の復活を意味してはいない。かつて民主党を支持した人たちの多くが彼に投票したにせよ、それは現在の民主党を支持していることを意味してはいない。正反対の意見や主張が同居している限り、民主党は二度と浮上しないことを肝に銘じるべきである」とまことにごもっともでござる。

三日月氏が勝っても、民主党に春は来ないと知るべきだろね。

また、山田厚史さんも「脱安倍へと動き出した民意」として、以下のように書いておる。

曰く「原発の争点化を避けるおなじみの選挙戦術だったが、終盤に自民党が党を挙げて応援に乗り出したことで争点は一気に国政へと移った」。

そして安倍政権に関してはまことに納得いくのが次の一言でござる。

「国会中継を見ても、批判されるとムキになる。感情を露わにし攻撃的な口調が目立つ。自信がないと想定問答を棒読みするだけ。とても分かりやすい性格だ」とは、おぢも同感でござる。

安倍総理の性格は、国会中継をラジオで聞いておると、ホントよくわかる。

批判されるとムキになり、感情を露わにするあたりは、小児病的な感じ、一国の総理としていかがなものか?

さらに「大学に闘争の嵐が吹き荒れていたころの『にわか革命家』に似ている」はけだし名言でござる。

6月23日の産経新聞一面に中曽根康広元首相の寄稿が載っていたそうで、その中身は安倍政権に自重を促す内容だったという。

論旨は以下のようだ。

①敗戦後の日本は憲法9条の下でどのように実効性のある安全保障体制を作るかが基本課題だった
②同盟国である米国と協議して他国の理解と自国民の支持を得ることが重要だった
③安保政策は自民党と野党が話し合いながら注意深く形成されてきた
④自衛権の整備は安全保障上の一要素、外交戦略が欠かせない
⑤集団的自衛権は中国、韓国、ロシアを刺激する。反応の分析や検討が大事だ
⑥日本の戦後外交の基本は善隣友好だ。対中・対韓での協調を忘れてはならない
 

山田さんは「文章の端々に現政権の内政・外交にハラハラする思いが伝わってくる」と書いておる。

自民党内の最も右寄りとされた中曽根元総理がハラハラする、「革命家」安倍総理の政権運営、こんなもんでござる。

こうもいう。

「頻繁にテレビに登場する首相の映像に、有権者は一抹の不安を覚えるようになったのではないか。表情は正直に語っている。高揚すればするほど手前勝手な未熟さが見えてしまう。安倍首相に対抗するライバルは自民党内になく、野党は無力化。長期政権化がささやかれ、メディアの腰は引けている。そんな状況に『目覚まし』を迫ったのが滋賀県の有権者である」。

そしてこう締めくくる。

「安倍政権への反旗は、地方から始まるのではないか」。

10月の福島県知事選と11月の沖縄県知事選が、安倍政権「終わりの始まり」となるか、たいした興味深いことになっておる。

エキセントリックな二世議員が、総理になって進める革命、そろそろいい加減にせんかい、二千回!! と思う人々は、地方に五万といるのでござる。

 


ゲロゲロの朝

2014年07月20日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。

天気は曇り空、でもってゲロゲロの朝を迎えております。

いわゆるひとつの二日酔いでござる。

昨夜は高校時代のお仲間がごっちゃり集まってバーベキュー。

でもって、当然のようにお酒をたくさん呑みました。

つい先ほど布団をようやく抜け出しましたけど、寝返り打つたびに気持ちの悪いこと…

きょうはなんとか体調の回復を図って、仕事しないとヤバイけど、いまんとこ頭はガンガンしておって、先行きまことに不透明。

とにもかくにもシャワーを浴びて参ります。

そんなことで、きょうもきょうとてチョー手抜きブログでござる。

数少ない読者の皆さん、スマンね!!

 

 


籾井に「罷免要求」

2014年07月19日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス20度。お天気は曇り空でござる。

ピンポイント予報によると、きょう午後3時ごろからご当地は弱い雨だそうな。

旧友が集まって、外でバーベキューしながら呑むことになってますけど、どうなるんだろ?

雨は欲しいですけど、きょう午後からは勘弁して欲しいです。

さて、

なんだかずいぶんとややこしいことになっておるNHKですけど、朝日新聞によるとOBたちが籾井会長の罷免を要求しておるのだそうな。

7月中に1000人の賛同を得たいとしており、いまんとこ172人が名を連ねておるそうな。

「政府支持の姿勢で公的に発言した人物が、NHKのトップに座り続けているという異常な事態」などとまことにごもっともな指摘でござる。

現職の職員では、人事での嫌がらせもありそうなわけで、OBたちが罷免を申し入れるってなかなかいんでないの、と思ったり。

NHKを巡っては、先日「クローズアップ現代」に菅官房長官がゲストとして招かれ、国谷キャスターや記者からの質問に答えた。

この際のやり取りがフライデーに掲載された。

「国谷キャスターは涙した 安倍官邸がNHKを"土下座"させた一部始終」と題して、首相官邸側が放送内容を巡りNHKを叱責したと報じておる。

この時の放送をおぢは観ておりませんが、もし仮にそんなことがあったとしたら、ゆゆしきことでござる。

ユーチューブによるその場面は以下。

http://www.youtube.com/watch?v=6vQS6FXx5wI

いずれにせよ、「政府が右と言ってるものを、左と言うわけにいかない」などと、放送やマスコミとは相いれないことを平気でのたまった籾井にはトットと辞めていただかないと、どもこもならんと申しておきましょう。

それにしても、今回のクローズアップ現代の問題、フライデーしか取り上げていないというあたりがとっても気持ち悪い。

ヤダヤダ!!

 

 


姑息なシナリオ

2014年07月18日 | Weblog

 

午前6時半の気温はプラス18度。

朝霧がずんずん消えてきて、晴れ間が広がっております。

YAHOO!ピンポイント天気予報によると、ご当地の今日の最高気温はプラス27度。

日中は晴れるのだそうな。今日も暑くなりそうです。

それにしても北海道西部のこのあたりは、どんだけ雨が降っていないのか?

農家はさぞかし心配なことでしょう。

そろそろ適度なお湿りがないとヤバいんでないの???

そんなきのうのおぢ、薪割り作業は放置して仕事でござった。

いつも週末にかけて仕事が忙しいことになってますけど、あすは東京から旧友Tがやって来る。

週末は大騒ぎの宴会でござる。

仕事せんとならんし、呑みたくない酒(ウソピョン!)も呑まねばならん。

楽しいやら、しんどいやら…

さて、

今週号の週刊現代古賀茂明さんの官々諤々「『1年後の夏』に向けた布石」が元官僚らしく、安倍政権の姑息な戦略を読み解いておってまことに興味深いことになっておる。

安倍政権による解釈改憲、集団的自衛権行使容認は7月1日に閣議決定された。

なのに関係法案の提出は9ヶ月先の来年4月だという。

やたらに急いだのに、どう考えてもおかしな話だ。

古賀さんはここをしっかり読み解いておる。

「秋の臨時国会で集団的自衛権の議論を始めると…中略…10月、11月の福島と沖縄の県知事選が危なくなる。そこで、来年通常国会提出へと変更した」と解説する。

つまり、福島と沖縄の知事選のときは、国民に集団的自衛権のことは忘れてもらおうってこと。

集団的自衛権を国会で論議している間に知事選をしようもんなら、自民党の勝利などないと思ったわけだ。

だから来年なのだ。

さらに「法案審議は予算成立後の4月以降となるが、4月は統一地方選だ。公明党はその直前の集団的自衛権の法案審議は絶対にノー。自民党も公明党の選挙協力を得たいので、審議開始はゴールデンウイーク前後となる」そうだ。

なるほど!! だから7月1日に閣議決定したのに、関係法案の提出は来年4月というわけだ。

つまり公明党は統一地方選前に集団的自衛権の論議をしては、選挙に影響がある。

自民党も公明党の選挙協力がないと地方選は困るので、審議開始は選挙後のGWの後ってこと。

さらに法案は10本以上になるので会期末までの成立が危ぶまれるわけだけど、これは「束ね法」「担当大臣」「特別委員会」の3点セットで可能になるのだという。

束ね法案とは20本でも1本の扱いにすること。

安倍総理が「幅広い法案整備を一括して行って」といったのはこのことだそうな。

同時に担当大臣も置きたいというのは、安全保障担当大臣を置けば、関係省庁の全大臣の代わりにこの大臣がひとりいれば、審議ができるからだそうな。

さらに特別委員会を置けば関係する委員会の審議はしないで済む。

この3点セットで審議時間は大幅に短縮するのだという。

これをやるとどうなるか? 

ここからがポイントですけど、これで6月末までに法案成立は可能となる。

そして、北朝鮮拉致問題に関する特別委員会の調査期間が1年以内でちょうど国会会期末と符合する。

つまり法案を強行採決して国民の批判が高まったところで、安倍総理が北朝鮮に出発し、数日後、拉致被害者とともに羽田のタラップを降りる。

国民の目は、集団的自衛権関連法案の強行採決から、拉致被害者の帰国に引きつけられる。

マスコミも拉致被害者の帰国一色になる。

集団的自衛権の関する強行採決は、国民からすっかり忘れ去られる。

そんなシナリオだと古賀さんは解説する。

そして古賀さんはこう締めくくっておる。

「そんなシナリオを考える安倍総理の頭の中は『国民は健忘症で愚か。操縦法は二つ。時間をおく、他に目をそらす、それだけで十分だ』」

どうやらこの先1年後、ニッポンの行く末を決める法案は可決成立し、拉致被害者の帰国でマスコミは大騒ぎとなり、このシナリオ通りに事は進むのだろう。

こういう「姑息な政治」、国民を小馬鹿にしておると思うのは、おぢだけではないと思うけど、どうよそのあたり???

 


原油高騰で胸突き八丁のニッポン経済

2014年07月17日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス16度。朝霧が漂っております。

きょうもいいお天気になりそうで、クラクラいたします。

農家同様、少しはお湿りがあってもいいと思う、きょうこのごろのおぢでござる。

きのうも暑くて、なかなか薪割り作業が進みません。っていうか、暑くて暑くて「やーめた!」、ってことになるのです。

元々が「年寄り半日仕事」なわけですから、薪割りが終了するのは、いつになることか、さっぱり見通しが立ちません。

家の裏の塗装も残っておるし、煙突も取り替えたいし…

あれやこれや、やりたいことや、やらんきゃならんことが山ほどあって、若くないおぢ、なかなかしんどいことになっとります。

そんな昨夜は恒例、ズンバでじゃぶじゃぶ汗をかきましたです。

薪割りも、中には重さで70~80キロの丸太もあったりで、汗はたっぷりかくわけですが、こうした作業のあとは、筋肉が硬くなって、体はガチガチ。

一方運動のあとはというと、体が調整されるというか、バランスを取り戻すというのか、体が補正されるような気がしてなんとも心地よいのです。

汗もたっぷりかきますし、けっこう複雑な動きなのでいわゆる脳トレにもなるズンバ、お勧めのエクササイズなのでございます。

さて、

ガソリンの値段が12週連続で上昇中だそうな。

田舎暮らしにはガソリンの高騰、たいしたこたえます。

自動車から運搬機、チェンソーに草刈り機まで、田舎暮らしに必要なものは、あれもこれもガソリンエンジンで動くのでござる。

草刈り機やチェンソーなど、2サイクルエンジンはガソリンにオイルも加えたりしますけどね。

リーマンショック前の2008年、ニッポンでは1リットル185円を付けたのがこれまでの最高ですけど、いまはずんずんそれに迫っておる。

困ったことに原油価格が上昇すると、LNG液化天然ガスも連動して上昇するとか。

このままでは電気代に、航空機の燃料サーチャージ、化学製品といった素材までがジャンジャン値上がりする。

こうなってくると、せっかく回復基調だった景気にも水を差しかねない。

一方、日銀ももうそろそろ打つ手がなくなってきておる。

そこで海外のハゲタカファンドは、「日銀の次の一手」が「最後」とみておるとか。

そうすると、株価はその最後の一手で天井を付けて、あとは下がる一方だというから穏やかではない。

アベノミクスも第3の矢は、どうしたことか、いつまでたってもサッパリ。

株価は去年12月につけた16320円を超えることなく、レンジ内でうだうだしておる。

こうなると、不況プラス物価上昇の「スタグフレーション」も危惧される。

安倍政権は経済政策もいよいよ胸突き八丁を迎えております。

集団的自衛権がどうのと言ってる場合ではございません。

足元のニッポン経済、なんとかしてもらわんことにはホンにヤバイです!!