おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

憲法解釈の変更過程に関する「公文書がない」!?

2015年09月30日 | Weblog

 

午前6時の気温は、なんとプラス7度。

とうとう一桁の気温じゃ。

我が家の薪ストーブは先ほどからジャンジャン燃えておる。

昨夜から未明にかけて、ご当地では激しい雨が断続的に降っておりました。

いまは雨も止んで、西の空は朝焼けに染まっておる。

そんなことで、どうやらきょうは晴れのお天気らしい。

でも、外は吐く息も白くなる寒い朝なのでござる。

そんな寒さなもんだから、羊蹄山はきのう初冠雪したのだそうな。

雨が降ったり止んだりのお天気でしたらか、ほぼひきこもり状態だったゆえ、さっぱり知りませんでしたわ。

日々、秋が深まっておるニセコの朝でござる。

ところで、

いただいたばかりの新種のジャガイモ「きたかむい」、昨夜「肉じゃが」にしていただきましたけど、これが美味で驚いた。

新ジャガですから、よく煮ても、時に芯があったりもするわけですが、これはそれがない。

炊く時間も短いし、ほくほくして、煮崩れもなく、多少粘りもあったりという優れものなのでした。

ジャガイモ食べて、ついぞしたことのない感動すらしちゃいましたわ。

食味では、ロングラン人気の男爵を完全に上回ること間違いないね。

今年はすでに男爵を20キロ袋で買ってしまったので、どもこもならんけど、来年からは断然「きたかむい」だなぁ~こりゃ。

しかも一冬寝せると、甘みが増してもっとうまいというから、チョーお勧め!!

「きたかむい」は感動ものの新種ジャガイモなのでござる。

さて、

毎日新聞が28日の朝刊でスクープだ。

政府が昨年7月に閣議決定した「憲法9条の解釈変更」について、内閣法制局が内部での検討過程を公文書として残していないことが分かったそうな。

公文書管理法(2011年4月施行)は「(行政機関は)意思決定に至る過程や実績を検証できるよう、文書を作成しなければならない」(第4条)としておるのに、残していないのだという。

なんだこれ!! 

法の解釈をする内閣法制局が、法に従っていないという前代未聞の話でござる。

これでは内閣法制局が、どういう根拠で「解釈改憲」を認めるに至ったのか、検証もできない。

政府による歴史的大転換が、密室で、なおかつ非公開で行われたことになるわけだ。

1972年の「集団的自衛権行使は憲法上許されない」とする政府見解には、少なくとも法制局長官以下幹部の決裁を経て決定されたことを示す文書が局内に残るという。

しかし、今回はそれがないのだ。

これについては政治評論家の山口朝雄氏が日刊ゲンダイで以下のように述べておる。

「法制局は、どんなに屁理屈をこね上げても『解釈改憲は合憲』との結論を導き出せなかったのではないか。そのため、意図的に公文書を残さなかったのだと思う。裏を返せば、それだけ今の安保法が論理破綻している証左です」

ヒデー話じゃないか。

日刊ゲンダイは、「法の番人」である法制局が「政権の番犬」となって法律を勝手に書き換えたと、申しておる。

法の番人が、政権の番犬ではどもこもならん。

話は変わりますが、

安保法制に反対するSEALDs(シールズ)の中心的メンバーが所属する大学に、殺害予告の脅迫状が届いたそうな。

本人もツイッターで「僕と家族に対する殺害予告が来ました。僕だけならまだしも、なんで家族に対してもそうなるのか……。一応身の回りに用心して学校行ったりしてます」と発信したという。

卑劣な連中がいたもんです!!

 

 


吹石さんご結婚で、北海道も冷えましたわ、、、

2015年09月29日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス10度。

ぎりぎり二桁の気温、しとしと冷たい雨が降っておる。

大雪山系の旭岳では、きのう降雪があったそうな。

そんなことですから、我が家では起き抜けにそそくさと薪ストーブに火を入れ、いま室内はホヤッと暖かでござる。

未明に目を覚ましたハニーさんは、掛けていたタイルケットを厚い冬用の毛布に取り換えておりました。

どうやら、我が家はそろそろ本格的に冬支度。

厳しい冬に向かって一直線なのでござる。

写真は、きのうお近くの農家から頂いた新種のジャガイモ「きたかむい」。

数年前に新種登録したジャガイモで、北海道優良品種にもなっておる。

食味は男爵を上回るそうな。

芽が少ないので調理が楽ってこともあるような。

さらに、でん粉質は多くないものの、貯蔵することで、でん粉の糖化が進みやすく、驚くほどの甘みを感じるのだとか。

ようは寝かせておくと、ずいぶん甘くなるのが特徴らしい。

ご当地の農家によると、今年のジャガイモ、おしなべて豊作だそうです。

ところで、

今朝の大ニュースはなんといっても歌手の福山雅治さんと女優の吹石一恵さんのご結婚じゃ。

福山さんはどうでもよろしいけど、吹石さんは残念じゃねぇ~

スキャンダルなんぞはさっぱり聞いたことがない清楚な女優さんでござった。

野球選手だったお父さんの躾がよかったのか、ご本人がしっかりしておったのか…

スタイルがよろしいけど、上半身に、もう少し筋肉がつくと、もっと美しいのになぁ~

…などと思っておったのですが、そんなこたぁ、ご本人にとっても福山さんにとっても、どうでもよろしいことでしたわ。

さて、

下の写真は、先日北電さんが家庭に配布した「あなたのでんき」9月号の一部でござる。

その裏面に、「泊発電所の安全性向上への取り組みについて」書いてある。

注目すべきは、下の主な取り組みの概要じゃ。

 写真のように「故意による大型航空機衝突に備えた設備対応」との小見出しがある。

それと同時に原発に突入しようとする大型飛行機のイラストだ。

これだけみれば、あたかも飛行機が原発に突入しても、設備対応ができているかのようだ。

見出しとイラストだけなら、「飛行機が原発に衝突しても万全です」みたいに見える。

でもって、どういう対応をするのか、よくよく見てみると以下のように書かれておる。

「冷却、注水、減圧手段の多様化を図るため、貯水設備やフィルタ付きベントなどの設置を進めていきたい」だ。

これは福島第一原発で起きたような、冷却水がない状態を防ぐとか、また炉心溶融などがあった際に減圧するため、排気するベントを設備します、ということ。

福島の事故を受けて、本来すべきことをします、と言っておるにすぎない。

「飛行機が突っ込んでも大丈夫なように、頑丈な設備にした」などとは一切書かれていない。

実際の対応は、冷却、注水、減圧、貯水設備にベントだけ。

これで「飛行機の衝突に備える」ってなんじゃらほい。

どんな原発でも、大型飛行機が直接ぶつかったら、ソッコーおじゃんだろ!!

なのに、飛行機が突っこんでも、あたかも大丈夫なのだと言わんばかり。

こういうやり口を世間ではイカサマといいます。

「うまく騙せたらめっけもん」、みたいな汚いやり口じゃ。

こういうことを平気でするから、電力会社は信用できない、となる。

おぢはたいした不快でござる。


安保法制「国民の理解は進む」か???

2015年09月28日 | Weblog

 

午前10時の気温はプラス14度。

曇りのお天気ですが、ご当地周辺の大気は不安定だそうで、この先、雷雨もあるのそうだ。

良い天気が続きませんなぁ~

写真は昨日まで小樽田中酒造で開かれておった「秋の美味もん市」。

おいしいモンを食べておると、しみじみは平和はよろしいなぁ~ と思うおぢなのでした。

さて、

安保法案成立後の安倍総理の記者会見におぢはカチンときたね。

まずは安倍総理、こう述べておる。

「今回の法制が決して戦争法案などではなく、戦争を抑止する法案であり、世界の平和と安全に貢献する法案であることの証であると考えています。こうした点について、国民の皆様の理解が更に得られるよう、政府としてこれからも丁寧に説明する努力を続けていきたいと考えております」。

「戦争を抑止する法案」とは、よく言ったもので、ここまでペラペラ大ウソを言い募るその心根が不快でござる。

すでにこんな動きもある。

週刊文春「出る杭は伸ばせ!」は、ソニーのVAIOなどを開発した辻野晃一郎さんが「戦争で儲ける国にしないために」として以下のように書いておる。

今月15日から18日まで、ロンドンでは世界最大級の武器展示会「国際防衛装備品展示会」が開かれたそうな。

約40か国から1500の企業が参加する最新軍需関連品の展示会でござる。

ニッポンからは8社が参加し、防衛省も初めてブースを構えたそうな。

「戦争を抑止する法案」の決定を目前に、防衛省はブースを構えて「フツーの国」をアピールしたわけだ。

憲法9条を持つ国が、「武器輸出ビジネス」へ本格参入する動きでござる。

というのも、去年、政府は「防衛装備移転三原則」を閣議決定した。

これまでの武器輸出三原則に代わるこの移転三原則は、条件さえ満たせば、武器輸出を可能にし、海外との技術協力を認めるものだ。

この閣議決定で、我がニッポン国は「死の商人」の仲間入りを果したのでござる。

昔から戦争は儲かることになっておる。

各種武器から薬品や人間の命まで、日々、大消耗するわけですから、一旦戦争ともなれば、そりゃ大儲けでござる。

戦後ニッポン国は、平和憲法のもとで「産軍複合体」と化した戦前の国家体制を反省したはずではなかったのか。

軍事と経済を相容れないものとしてきたわけですが、この「防衛装備移転三原則」で歯止めが取り払われたというのです。

辻野さんは、この稿をこう締めくくっておる。

「戦後の経済人、中山素平は、90年、湾岸戦争で自衛隊の派兵が論議されていた時、派兵に反対し『平和憲法は絶対に厳守すべきだ。そう自らを規定すれば、おのずから日本の役割がはっきりしてくる』と言い切ったそうだ。我が国を、戦争で儲ける国などに決してしない為、今を生き、未来に責任を持つ経済人の良識が問われている」

儲かるならなんでもやる、そんなもんが経済人ではないと申しておるのです。

安保法案が成立し、自衛隊員がアメリカ軍やその他の軍隊ともに、血を流し、各種武器を消耗する。

ニッポンの商人、そんな「死の商売」していいのかね?

安保法制で、支配される庶民が血を流し、支配する側が儲かる。

そんな支配者による支配者のための論理が貫かれておるのがこのたびの安保法制ではないのかね?

今後、「国民の理解が深まる」などと思うほど、日本国民はバカではないと思う。

国民を舐めてもらっては困ります!!

ついでながらこの総理の会見では新しい三本の矢ができてて、「1億総活躍」の時代だそうな。

前の三本の矢はさっぱりうまくいかないまま、株価だって17000円台に逆戻り。

この会見の翌日には、消費者物価がマイナスとなるデフレ状態にも逆戻りした。

大ウソばかり、支配者に騙されてばっかでいいのかぁ、善良で忘れやすいニッポン人!!


唾は「ゴクン、ゴクン」と続けて飲むべし!!

2015年09月27日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス14度。

デッキが濡れておりますから、深夜から未明にかけて雨だったのでしょう。

いまは晴れておって、少しばかり霧も漂っておる。

暖かいためか、お腹が減ったためか、ニャンコがこぞってデッキに出てきましたです。

「ご飯をよこせ!」と目が訴えておるようなので、そそくさとカリカリを与えに行ってまいることに。

すっかりニャンコの僕と化しておる、おぢなのでござる。

シクシク…

ところで、

読者の皆さんは「ゴクン、ゴクン、ゴクン」と唾を続けて何回、飲み込むことができますかね?

過日、家庭医で診察してもらった際、美人女医さんにお教えいただいたのですが、20代の若者は「ゴクン、ゴクン」と続けて10回、唾を飲み込むことができるのだそうな。

若者はのどの筋肉がしっかりしておるので、食べ物や飲み物が肺に入ってしまう、誤嚥(ごえん)はしないというのです。

さっそくその場で試したおぢ、続けて2回もできないことが分かり、愕然といたしました。

ようは、のどの筋肉が弱っておるらしい。

ではありますが、このゴクン、ゴクンを繰り返すだけで、筋肉が鍛えられると、女医さんは申しておりました。

実際、ただいま現在のおぢは、3回連続でゴクン、ゴクン、ゴクンと飲み込めるようになっておる。

この先読者の皆さんも、歳を取れば、うまく食べ物や飲み物が飲み込めずに肺に入り、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性がある。

そして、その誤嚥性肺炎が原因で亡くなる方も多いというから舐めてはいけません。

1日数回づつでも「ゴクン、ゴクン、ゴクン」と唾を続けて飲み込んでおると、筋トレになる。

お暇な方も、そうでない方もお試しあれ!!

50歳以上の皆さんは、たぶん最初は2回続けて飲み込むことさえできないと思うけど…

気長にゴクン、ゴクンすることをお勧めいたしますです、ハイ!!

写真はきのう開かれた倶知安農業高校の「第1回収穫祭」。

生徒が育てたおコメや野菜に行列ができておりました。

出来秋ですなぁ、、、

 


治療の遅れが「大事」に至る

2015年09月26日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス14度。

雲が低く垂れこめた曇り空の朝でござる。

今日は終日こんなお天気らしい。

きのうはいとこの13回忌でござった。

そこで朝から札幌に行っておりましたです。

49歳の若さで亡くなったいとこは、札幌南高、道教育大を経て、道庁に勤めておりました。

おぢと違って生真面目な男でしたね。

その妹に言わせると、少々「ビビり」だったそうですけどね。

いとこのKは、12年前の8月末、自宅で突然下血して入院、約1か月後にあっという間に亡くなったのでした。

死因は肝臓がん。

酒を大量に呑むというような男ではありませんでしたし、不摂生するような男でもありません。

奥さんと海外旅行を楽しむ穏やかな男でござった。

ただし、数年分の健康診断書が、当時の職場である出向先の札幌医大で発見されますが、長期間にわたり肝臓の数値であるGOTが基準値を大きく超えておったそうな。

肝臓の異変を長期間放置しておったのです。

肝臓は「沈黙の臓器」とも言われ、病気になっても、痛くも痒くもない。

だから放置したまま、いきなり「下血」で気が付いた時は、末期だったというのです。

怖くて病院に行けないビビりだったということもあるかしらん。

だけど、血液検査の数値が異常値を示していたわけで、何年か前に再検査して、しっかり治療しておれば、事なきを得たはずでござった。

しかも当時の勤務先は札幌医大だったわけで、なんとも皮肉なことなのでした。

兄弟のいないおぢにとって、4歳年下の彼は弟のような存在でしたゆえ、あまりに突然のことで、ショックは大きく、その時の衝撃はいまも忘れられないのでした。

また、24日に亡くなった女優の川島なお美さんは、胆管ガンと分かってから、手術するまでに約半年をようしたとか。

川島さんは、病気が分かってからも「降板できないから」と舞台出演の予定をこなしたそうな。

胆管ガンは早期でも「黄疸が出る」「便が白くなる」とも…

ガンは早期発見すれば治る時代といわれておるのに、いとこも、川島さんも、なぜもっと早く治療をしなかったのか…

世間には、仲間と酒を呑めば「オレは高血圧だ、オレは高脂血症、いやいやオレは動脈硬化だ」と病気自慢するアンポンタンな中高年が、けっこういたりする。

とりあえず、痛くも、痒くもないためだ。

だけど、おぢに言わせれば、すでに病の兆候が数値に出ておるというのに、すっかり病気を舐めておる。

病気自慢の皆さんが、治療しないで放置しておれば、早晩、取り返しの出来ない事態に進行する可能性は、きわめて大きい。

まずは健康診断の数値に、多少なりとも異変のある時は、どうしたら改善するのか、ソッコー医者に聞いてみる。

ネットで病名をあれこれ調べてみるのもよいかもしらん。

そして、早め早めに数値を改善させて、病気を未然に防ぐのが大切じゃ。

「未病」のうちに治療しておくこと、そこらあたりに尽きるのです。

気が付けば「手遅れ」じゃぁ、本人も周囲の人々も、のちのち悔いが残ることになるのです。

そこんとこ、数少ない読者もヨロピクね!!

 


やはり東電は「貞観地震」を認識していた…

2015年09月25日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。

シルバーウイークも終わって、あちこちで見られた車の混雑もなくなりました。

羊蹄山ろくはいつもの静かな田舎町に戻ったようじゃ。

あたりの景色もすっかり秋色に染ました。

まもなく9月も終わり、季節は秋から冬へと移ろうことになるのでなぁ~

…とじみじみしたりする朝でござる。

さて、

福島第一原発事故について、関係者の新たな証言が公開されたとNHKニュースが伝えておる。

これによると2011年3月11日の原発事故の2年前、原子力安全・保安院の審査官が、東京電力から非公開の場で、平安時代の「貞観(じょうがん)地震」を基にした津波の試算が8メートル台になるという説明を受けたという。

もしそうなると「原子炉の冷却に必要なポンプが水没することから、「『具体的な対応を検討したほうがよい』と話したことを覚えている」と証言したそうな。

さらに、具体的な対策として「福島第二原発のように重要施設を建屋内に入れたらどうか」といった話をしたのに対して、東京電力の担当者は「土木学会の結果を踏まえ ないことには会社として判断できないと思う」と話し、別の担当者からは「炉を止めることができるんですか」と言われたとか。

当時、経産省の外局である資源エネルギー庁に所属した「原子力安全・保安院」は、原発の安全確保をはじめ、電力や都市ガス、高圧ガス、火薬、鉱山関係の施設や、産業活動の安全規制、保安に関する事務を行う組織だったようだ。

つまりは東電を管理監督する立場だ。

ではありますが、上記の証言からうかがえるのは、東電側が保安院の審査官を舐めておるってこと。

「非公式の場で貞観地震の話をした」ってのは、一体全体どこでのことか?

審査官と東電が、どこぞで酒でも飲みながら出た話か?

東電が接待でもしている際に発した言葉なのか。

別の担当者が「炉を止めることができるんですか」と言うあたりは、「炉を止めることなんかできるわけないだろ、何言ってんだ!!」といった脅しにも聞こえてくる。

いずれにせよ、保安院と東電、すっかり「なあなあの関係」で、厳しく審査するはずの審査官より、東電の立場の方が上って感じがよく出ておる。

貞観地震については、事故当時から指摘されておったことですが、東電と保安院の審査官の間で、実際こんな話をしておったとはねぇ、、、

しかも東電側が貞観地震をはっきり認知しておったあたり、事故はまさに人災。

東電の関係者が逮捕、起訴されないのがまことに不思議でござる。

全国各地の原発でも、電力会社自身がうちうちに「ヤバい」とする過去の地震や危険な断層を、しっかり認識しておる可能性は十分あるね。

だけど福島では、それを見て見ぬふりをして、大事故が起きたってことになる。

我が泊原発は、どうなんだ???

地震学者は、活断層の存在を指摘しておる。

ヤバいんでないの泊原発は…

我が北電は、福島の事故以来、2度の値上げをしておるけれど、昨日の会見でも3度目を否定しておりませんでした。

まだ庶民には電気を選択する権利がないゆえ、どもこもならん。

来年4月に電力の小売りが自由化となれば、まずは、どこぞの新電力を選択してやるぅ!!

…と思う朝でござった。

 


「歴史的勝利と大敗」実力はどっち?

2015年09月24日 | Weblog

 

更新が遅れて、スマンことです。

朝から仕事をしておりました。

昨夜、ラグビーワールドカップを見て、すっかり寝坊したためでござる。

昨夜の試合、前半こそ、シロウトのおぢがみても、互角に戦ういい感じでしたけど、反則とミスがボカスカ続き、最後は「力尽きた」感じでござった。

強豪南アフリカに歴史的勝利をしたもんだから、ニッポン国民こぞって、期待はパンパンに高まっておったわけ。

ですが、結果を見れば、ぐやじい大敗に終わったのでした。

中3日で、強豪の南アフリカと闘った後で、体力の回復なんぞなかったってことか?

半端ない体力が必要なラグビー、そもそも骨格からして大違いの欧米人を相手にここまでやれるだけでも、すごいなぁ~ おぢなんかは思いましたけどねぇ。

次は10月3日のサモア戦だそうな。

いよいよラグビーニッポンの真価が問われそうなのでござる。


厨や雪朔(くりや せっさ)

2015年09月23日 | Weblog

 

更新が遅れました。

まもなく午後2時でござる

いい天気にめぐまれております。

東京方面からおいでの皆さん、秋晴れのきのうは、羊蹄山を眺めながらゴルフに興じたそうです。

そして昨夜も大宴会でござった。

きょうもゴルフを楽しんでから、帰途に就くそうな。

そんなご当地、このシルバーウイーク中は、あっちもこっちも車だらけで驚きましたです。

ゴールデンウイークや夏休みでも、こんなに車が混んだか???

ってぐらいの大混雑でござった。

いずれにせよ羊蹄山ろくは観光地、こういうときは多少は混雑するぐらいがよろしいようで、まことにけっこうなシルバーウイークなのでござる。

そんな今日のお昼、かねてから行きたいと思っておりましたひらふ地区の「厨や雪朔(くりや せっさ)」でハニーさんと昼食をいただきました。

土鍋ごはんのランチコース1500円ですが、これがすごい!!

外人でも嬉しい量があり、美味でござった。

上の写真が前菜ですが、これだけでかなりお腹がいい感じになって、そのあとに下の写真の土鍋のご飯。

でもって、デザートにコーヒーですからもうお腹がいっぱいでござった。

あっ!!忘れてましたけど、まずはウエルカムドリンクがありました。

これがシソのジュースでしたね。

そして前菜、これが10種類はあるんだろうけど、それぞれ味わいがあって楽しくいただきました。

そのあと、おぢはホタテのバター風味の土鍋ごはん(5種類ほどありました)をいただきましたがこれも美味。

さらに、自家製のデザートがあって、コーヒーですからその量たるや半端ない。

夜は夏限定でコース料理もあるようですが、冬の夜は鍋だけだそうな。

外国人客で大にぎわいとも聞いておりまする。

おいしいお店で、ランチはリーズナブル、お勧めの一店でござる。

 

 


雨中の宴会

2015年09月22日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。

あたりは濃い霧に覆われて、右を向いても左を向いても、もやーっとした視界不良の山の朝じゃ。

今通った車もライト点けてましたわ。

そんなことですから、今日は良い天気となるような…

昨夜はご当地羊蹄山ろくでも、大雨警報が出るなど、未明までけっこうな雨がじゃんじゃん降っておりましたけどね。

そんなざぁざぁ降りの雨の中、昨夜は隣に滞在中の旧友とそのお仲間8人が集まり、そこにおぢ夫婦も加わって、雨中の大宴会でござった。

はるばる東京方面からおいでになった皆さん、いずれ劣らぬチョー有名企業に所属しておった方々。

ほぼリタイア組ですけどね。

現役サラリーマンは、一人だったか?

でもって、食って、呑んで、歌ってと、大したにぎやかな夜を、雨の中で過ごしたのでした。

今夜は晴れるというから、ホントはその方がよかったのになぁ~ と思うわけですが「どうしても外でバーベキュー!!」との強硬論に押し切られたような。

先の大戦もそうですけど、強硬論に押し切られると、たいていロクなことがないわけですが、今回はたいした事故もなく夜遅くまで大騒ぎが続いたのでした。

そういえば、宴会の真っ最中、なんだか煙たいと思ったら、おぢ手製のテーブルが燃えておりましたわ。

炭火の焼き台の高さが足りないくて、下のテーブルに引火し、ブスブス燃えてきたのです。

あわてて水をかけて消火したので、大事には至らず、改めてコンロの足にレンガを置いて高さを確保いたしましたです。

酔っ払いにしては、たいした迅速、冷静な対応で、さすがニッポンを代表する大会社の皆さんなのでした。

でもって、宴会はその後も延々と続いたのでした。

そんな中ではありましたが、おぢは呑み過ぎてはまずいと思い、シャンパンをグラス1杯、ビール1缶、焼酎水割り2杯に抑えて就寝したのです。

おかげさんで、今朝は少し頭が痛い程度に治まっておる。

そんなこんなの皆さん、今日は羊蹄山を眺めながらのゴルフだそうな。

でもって、今夜も大宴会の第2弾が控えておる。

本来なら休肝日となるこの月曜と火曜、おぢの肝臓は大活躍じゃ。

少し古くなってきておるので、壊れないといいけどなぁ…

 


小樽田中酒造に、美味もんが大集合だ

2015年09月21日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス11度

晴れの良いお天気でござる。

写真は、小樽の田中酒造で開催中の「秋の美味もん市」で買い求めたあれこれ。

左の十勝アリゴは「十勝の中札内町のマッシュポテトに自社製チーズを練り込んだ」サイドデニッシュ。

フランスオーベルニュ地方の郷土料理だそうな。

まだいただいておりませんけどね。

その右が「紅鮭こうじ漬け」、お墨付き小樽ブランド商品で日本酒のお供に最適じゃ。

真ん中は「ぬって食べるヨーグルト」、江別の小林農場製でござる。

フルーツに合いそうな、ほのかに甘いヨーグルト、塗って食べるが珍しいってことで、買ったわけ。

左の「焼きカシュー」と「わさびカシュー」は札幌の池田食品のもの。

焼きカシューはカシューナッツを道産丸大豆しょうゆで包んだパリパリの菓子。

カシューナッツと醤油の組み合わせがいいのです。

わさびカシューは、近年増えておる外国人のわさびファンに受けそうなピリ辛味。

真ん中の上は「国産野菜のかりんとう」、札幌の浜塚食品のサクサクかりんとうで、これも美味。

この催しは、27日まで小樽の田中酒造で開催中で、27日にはこれら北海道のうまいもん50品の大試食会もあるそうな。

お暇な方はいかがか!!

ところで、

東大工学部と宮崎大学が太陽光エネルギーの24.4%を水素にすることに成功したそうな!!

これは世界最高率だそうな。

現在は化石燃料からつくる水素を、太陽光からつくってしまおうということ。

これまで「太陽光から水素へのエネルギー変換効率は10%未満」というから画期的なのじゃ。

しかも実際の太陽光で成し遂げたところがすごいらしい。

さらに米エネルギー省が目標とする水素1キロ4ドル以下へのコスト低減が見込めるそうな。

将来は「集光型の太陽電池と水の電気分解で、安価な水素を海外で大規模生産し、日本へ輸送して再生可能エネルギーの大規模導入」といったこと期待されるというのです。

水素も日進月歩となってきて、なんだか楽しくなる。

こうした低コストのエネルギーが、そう遠くない将来、原発なんぞを追い込んでいくのではないかと、おぢは希望的観測も含めて思うのでした。

 


「ハーマンミラー」のイス

2015年09月20日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。

雨上がりであたりは霧に覆われておりまする。

予報では終日曇りのお天気ですが、どうやら晴れそうでござる。

写真は、ハニーさんがおぢにプレゼントしてくれた「ハーマンミラー」のイス。

こんな高価なイスに座るのは初めてでござる。

9月24日号の週刊新潮には「健康長寿の新常識 『座らない!』」とあって、「座り過ぎ」はタバコより寿命を縮めるのだとか。

そんなことで、デスクワークは立ってするのがよろしいとも…

それでも長時間のデスクワークが必要なときは、1時間に1度は立ち上がって体を伸ばしたり、水分補給が必要だと申しておる。

考えたら、きのうも朝からパソコンに向かって当ブログを書き、終わったら朝食を座っていただき、食後はマイカーで小樽へ。

その間、延々と座りっぱなし!!

自宅に戻ってからも、車で温泉に行って、帰ったらイスに座って晩御飯、そのまま引き続き座ったままでテレビなんかを見ちゃったり。

そんなこんなで丸一日座りっぱなしなのでござる。

仕事用としていただいた今回のハーマンミラー、その中でも最もお安いイスなのですが、我が家にとっては高級品。

多少は健康によろしいかと思い、ありがたく使わせていただくことにいたします。

ついでながらこのイスは「12年保証」だそうで、そこにもびっくりでござる。

さて、

安保法制が成立したと思ったら、さっそくPKO参加の自衛隊員が、武器を使った他国部隊の救援や、駆けつけ警護、宿営地の防護だそうな。

南スーダンで国連のPKOに参加しておる自衛隊員に対して、具体的な「行動基準」を定めるのだそうな。

実際には、12月に部隊が交代するので、そこから新しい部隊がこの任務を担うとNHKニュースは伝えておる。

ニッポン国は、憲法変えずにいきなり「フツーの国」になってしまいました。

自衛隊が、他国の戦争に巻き込まれる可能性は一気に増大し、これまで以上に大きなリスクを背負うことになるのです。

この先、自衛隊員に犠牲者が出ることになりますが、その責任は安倍総理と与党にあると申しておきまする。


いつでも、どこでも、後方支援する自衛隊になった!!

2015年09月19日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。

いまんとこ雨は上がっておりますが、予報によるとこの後午前中は弱い雨だそうな。

ご当地のお天気、きょうとあすはよろしくないようでござる。

さて、

この深夜、とうとう安保法案が可決いたしました。

戦後70年にして、この国は大転換したのでござる。

憲法9条を改正したのなら、それも国民の意思ですからよいのでしょう。

しかし、一内閣が勝手に憲法の解釈を変えて、集団的自衛権行使容認に突っ走ったから国民は怒っておる。

NHKニュースによると、最高裁長官(1997~2002年)を務めた山口繁さんは安全保障関連法について「集団的自衛権の行使を認める立法は憲法違反だと考えている」と話したそうな。

安保法制については、「憲法9条に違反する」として全国各地で裁判が起きることでしょう。

自由にものが言える立場の元長官は、憲法違反だと発言できるわけだけど、一公務員に過ぎない裁判官が正しい判決ができるのか、この国の三権分立が問われることにもなる。

海外メディアは、イギリスのBBCが「戦後70年で初めて自衛隊の海外での武力行使を可能にするものだ」と報道。

さらに、アメリカ軍に限定されていた後方支援の対象に、ほかの外国軍隊も加え、地理的な制約もなくしたことなどを詳しく紹介しているそうな。

アメリカのAP通信は「安全保障関連法は~中略~日本が攻撃されていなくても、アメリカなど日本の同盟国の防衛を可能にするもので、自衛隊の役割は大きく拡大する」と伝えたそうな。

いずれにせよ、憲法解釈の変更によって、武力行使のできるようになったのだから、憲法ってなんだろ? って話になるわけで、あまりに乱暴といえば乱暴なのでござる。

それもこれも、アメリカが国防費を大幅削減しておるその穴埋め、肩代わりでござる。

ニッポンは、カネも出せば、血も出すことにもなったわけで、アメリカも、イギリスも、ASEAN10か国も大喜び、大賛成だ。

また、安保も原発も、国防副長官だったアーミテージのレポート通りに事が進んでおるじゃんか、って話でもある。

我がニッポン国、アメリカの友人というより、言いなりの「手下」に過ぎません。

これが安倍総理のいう「美しいニッポン」か???

バカを言ってもらっては困ります!!


90歳「辰巳芳子さん」の言葉が重い

2015年09月18日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス12度。

雲が低く垂れこめて、どんより曇り空のお天気でざる。

予報によると、きょうのご当地、午後から雨だそうな。

外に放置しっぱなしのあれやこれや、午前中に片づけねばなりませぬ。

写真はきのうつくった「イクラしょうゆ漬け」。

生のすじこがお安くなってきたので、2本分漬けました。

今朝の朝ごはんでいただくのです。

うめぇどぉ~

ところで、

先日来、北海道を含め、あちこちで地震が起きるやら、阿蘇山が噴火するなど、いや~な感じがしておると書きました。

そしたらきのう、太平洋を隔てたチリで、マグニチュード8.3の大地震だそうな。

その津波がニッポンにやってきておるけれど、幸い、いまんとこ被害はない。

ホッとしておるところじゃ。

このところ大地震が迫っておるような気がして、気持ちがざわざわしておった折も折でござる。

ニッポンでも、心配されるような大地震がないと、いいのですがねぇ、、、

ついでながら、大地震と書いて「おおじしん」と読みまする。

「だいじしん」とはけっして読みません。

というのも、先日とある道内民放の夕方ワイドで、1日に1回は噛んでしまう美人アナウンサーが、仰々しい(ぎょうぎょうしい)を「うやうやしい」と読んで、呆れてもうたためじゃ。

美人だけど、小中学校の国語ができないパーだとばれちゃった。

美人ならなんでもいいのかテレビは!!

などとプンプンしたけど、今週号の週刊現代のグラビアにフリー女子アナの脊山麻里子さんのセミヌードが出ておって、すっかり忘れておった「もっこり感」が復活しそうになりましたわ。

やっぱ、美人が好きなのよ。

すまんね!!

さて、

朝日新聞電子版に料理研究家の辰巳芳子さん(90)へのインタビュー記事が掲載されておった。

結婚生活は戦争で引き裂かれ、わずか20日しかなかったという辰巳さん、今回の安保法制について、すとんと落ちる一言を申しております。

いまどきの90歳、あなどれません。

辰巳さんは安保法案の審議が大詰めとなっておることについて、こう答えておる。

「恐ろしい気がします。これで日本はやすやすと米軍を手伝う国になってしまう。米国の戦争をちょこっと手伝えば、中国を黙らせておけると考えたのでしょうか。憲法の解釈を内閣ごとに勝手に変えてよいことになってしまった。人間いざという局面に立つと、正しい解釈など困難です。政治家は自衛隊を戦場へ送るだけ。隊員のいのちまでは守ってくれません」。

米国の戦争をちょこっと手伝えば、中国を黙らせておけると考えたのでしょうか」とは、法案を支持する皆さんの心情をうまく表現しておるね

そしてこうも申しておる。

「戦時統計を調べました。戦場に赴いた日本の若者のうち、戦闘でいのちを落としたのは3割。残り7割はなぜ亡くなったとお思いですか? 餓死なんです。軍の愚かな作戦で、失わなくてもいいいのちを失った。生き続けたいと思って死んでいった人々のいのちと引き換えに作られたのが憲法9条です。彼を含む230万人のいのちの対価です」。

230万人の英霊の対価が、いま風前のともしびでござる。


狙いは「集団安保」、これは侵略国を叩く措置を指す!!

2015年09月17日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス10度。

きのうあたりから気温が上がってくる、なんてな話でしたけど、今朝はギリギリ二桁でござる。

秋は日に日に深まってきております。

そんな中、安保法案が今週中にも参院で成立するそうな。

酷い話でござる。

9月26日号の週刊現代、魚住昭の誌上デモは、今回の安保法制の陰の主役を炙りだしておる。

魚住さんは「わたしはこれまで官僚の手のひらで政治家が踊る姿を何度も見てきたが、今ほど官僚が政治を思うままに動かす局面を見たことがない」として、いま政治家を思うように動かしておるのは、外務省の旧条約局(現国際法局)の「条約局マフィア」だと指摘しておる。

自民党の副総裁で自民党タカ派の有力者だった山崎拓氏はこう語っておったという。

「この機会に、とにかく自衛隊を海外へ外交ツールとして展開させたいという、外務官僚の宿願が安保法制を推し進めるようになってきた」。

さらに外務省の思惑をこう指摘する。

「米国を守るための機雷除去は集団的自衛権だが、国連から要請されると『集団安保』になる」。

この「集団安保」こそが、外務官僚、条約局マフィアの真の狙いだそうな。

「軍事力を外交ツールとして駆使」するため、集団安保が必要だというのだ。

その集団安保ってなんだろか?

集団安保とは、国連決議に基づいて侵略国を叩く措置で、守る事を目的とする「集団的自衛権」とはまるで次元の違う話だというのです。

ではなぜこれを条約局マフィアは推進するのか?

ニッポンはこれまでODA(政府開発援助)で外交をしてきた。

ところが、ODA予算は現在、1998年当時の4割しかないという。

一方、ODA支援では中国が人海戦術も含めて支援が厚く、ニッポンは対抗できなくなってきておるそうな。

また、東南アジア諸国連合に加盟する10か国が中国の軍事力に怯えている状況もある。

そこで、自衛隊という軍事力を外交ツールとして駆使したいというのが外務官僚の意志であり、同時にアメリカの要請だというのです。

アメリカも軍事費も減らすなど足元から弱ってきて、世界の警察官として機能しなくなってきた

そこでアメリカは、「自衛隊という警察犬が欲しい」と、山崎拓氏はいう。

条約局マフィアにとって、自衛隊員は「カード」や「ツール」で、アメリカにとっては、新たな警察犬だという。

先日の洪水で命がけの救出活動を行った自衛隊員をカードやツールに使い、さらには警察犬にしてしまおうとは、、、

たかが一内閣に、こんなことをさせていいのか。

「一内閣がしたことは、一内閣で潰せばいい」そう思い直して、この安保法案が成立したとしても、頑張り続けましょう!!

 


口の根も乾かぬうちに…ホルムズ海峡での機雷掃海「想定していない」だと!!

2015年09月16日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス7度。

気温は連日の一桁で、ついさきほどストーブにちょいと火を入れました。

日中は20度を超えますからいいようなもんですが、朝夕はホヤッと燃える程度がよろしいような。

写真のように朝焼けでお天気がよろしいことから、放射冷却現象でしょうかね?

きょうとあすは良いお天気ですが、週末は気温は上がるものの、お天気は崩れるらしい。

秋は日々変わりやすいお天気なのでござる。

さて、

大ウソがばれちゃったりで、呆れるばかりの安倍政権でござる。

今度は安倍総理自身が「ホルムズ海峡での掃海を想定していない」と14日の参院特別委員会で言い出したからびっくりだ。

東京新聞電子版が伝えておる。

東京新聞は「これまでの説明と整合性がなく、法案を必要とする根拠も崩れたとして、追及される可能性もある」としておる。

はぁ~ なにこれ!! って話なのだ。

総理は、国会で集団的自衛権の必要性を説明する際に、ホルムズ海における掃海が「必要だ」と、総理自らの口で散々繰り返しておった。

誰が申したわけでもなく、総理本人が申しておったわけで、それをいまさらって話、だからこそ呆れてまうのです。

今年2月16日の衆議院本会議で、民主党の岡田代表らの質問に、総理自らこう答えておる。

ホルムズ海峡の封鎖について「『我が国が武力攻撃を受けた場合と同様に深刻、重大な被害が及ぶことが明らかな状況にあたりうる』と述べて、機雷除去が集団的自衛権行使の具体例になるとの認識を明言した」。

朝日新聞の電子版が2月16日20時24分に伝えておる。

さらにこう続けておる。

安倍総理は「ホルムズ海峡に機雷が敷設された場合、かつての石油ショックを上回るほどに世界経済は大混乱し、我が国に深刻なエネルギー危機が発生しうる」と説明。

昨年7月の閣議決定でも「我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合」などとした集団的自衛権行使の「新3要件」に当たる可能性があると明言しておる。

ムチャクチャですなぁ安倍政権ってば。

ホルムズ海峡が封鎖されたら大ごとだから、集団的自衛権を行使して掃海しないと、ニッポン経済は大混乱すると総理自ら申しておったのは、ついこの間のことだ。

酷くはないか???

「日本の政治と外交は、アーミテージ・レポートに、唯々諾々と従っております」と正直に言った方がまだ潔い。

きのうのテレ朝のスクープについては、今朝の朝日新聞電子版も追いかけておる。

砂川判決を出した最高裁判事、入江俊郎さんのメモにはこうあったという。

「故に、本判決の主旨は、自衛の手段は持ちうる、それまではいっていると解してよい。ただそれが、(憲法9条)二項の戦力の程度にあってもよいのか、又はそれに至らない程度ならよいというのかについては全然触れていないとみるべきであらう」。

ここですね。

入江さんははっきりと「本判決の主旨は、自衛の手段は持ちうる、それまではいっていると解してよい」と書いて、自衛手段は持ってよいレベルにとどまっておる。

高村副総裁がいうところの「集団的自衛権行使容認」なんてことには、どっからどうみてもならん。

これもひどい話だと思うけどねぇ、、、

憲法学者のほとんどが憲法違反だといい、根拠として挙げた砂川判決もどうやら集団的自衛権行使容認とは無関係。

さらにはここへきて、ホルムズ海峡の掃海も想定していないと言い出した。

この総理には「人間のまこと」ってもんがない。

この国は、トンデモナイ人間を総理にしたものだと、おぢは言葉もございません。