午前5時の気温はプラス14度。霧の朝でござる。
今日も暑くなりそうでござる。
きのう、おとといと、オホーツクの港町、雄武町へ行ってまいりました。
この町の「札幌雄武町人会」が主催する弾丸バスツアーだ。
ハニーさんと義母・義兄の4人で参加させていただきましたです。
これがとにもかくにも、旨いもんばっか。
美味しく、楽しく、過ごしたのです。
ただし、道のりが遠くて遠くて、ケツが痛くなったのが玉に傷。
広い北海道の弾丸ツアーですから、やむを得ないことではありますけどね。
宿泊したのは、昇る朝日がウリという「ホテル日の出岬」。
写真のようにホテルのエレベーターには「明日の日の出」時間が時計で示してあるのです。
で、ほぼその時間、ベタ凪のオホーツクから神々しい日の出をみることができましたね。
同じ浜の町である島牧村で生まれ育った義母ですが、日本海側なので朝日が海から昇ることはありません。
「これだけで来たかいがある!」と大感激しておりました。
おぢは二日酔いのウニ頭で、見惚れてしまって写真を撮るのをすっかり忘れましたけど…
その後、朝飯前に岬周辺をハニーさんと散策。
黄色いエゾカンゾウや赤いハマナスが咲いて、めっぽうきれい。そこにウニ漁の小舟が浮いておって、まことにのどかでござった。
キャンプ場には全国各地のキャンピングカーやバイクが止まっておりました。
キャンプには絶好のロケーションでござる。
前夜にビール、焼酎、日本酒たくさんに加えて、毛ガニにタラバガニ、ホタテ、ツブ貝などなど、ご当地特産の海産物をごっりゃりいただいて、胃腸は疲れ気味でしたけどね。
雄武町は人口4700人ほどの町、ご当地隣町のニセコ町が4000人ほどですから似たりゴンベ。
ホタテや毛ガニで豊かな町なのでしょう、たいそうきれいでござった。
この日の目的は、町の一大イベント「おうむ産業観光まつり」。
毛ガニやらホタテが格安販売されるとあって、会場には町の人口を超える?人々が集まっておりましたです。
ここでおぢ夫婦は1パイ500円の「わけあり毛ガニ」2ハイと、採れ採れの新鮮ホタテ10枚500円を買い求めました。
いずれも市価の半額以下でござる。
わけあり毛ガニとは、足が一本取れてしまったみたいなカニ。
そんなことでわずか1パイ500円で販売したわけですが、ゲットしたのは500グラムを超えるズシリと重いモノ。
ちゃんとしておれば2000円はいたします。
今夜、これを冷え冷えビールとともにいただくのです。
流氷が去ったあとの海明けの「硬ガニ」が絶品なのですが、間もなく今年の漁を終えようというこの時期の毛ガニも、そこそこ楽しめるのでござる。
これらを地元水産会社が販売しておりましたけど、売り子のおねーちゃん、どうにもよく日本語が分からない。
どうやら中国人の研修生らしいのです。
水産加工場などでかなりの数が働いておるらしい。
ご当地のお近くにある余市町でも、果物農家で大勢が働いております。
道内のあちこちにこういう中国からの出稼ぎ労働者は大勢いるのでしょうなぁ。
そんな中国つながりで思ったのですが雄武町という名前、考えてみればまことに猛々しい。
英雄の雄に、武士の武です。
中国語で考えれば、これはかなり強い、屈強なイメージ。
富が良いと書く、富良野は「おカネの貯まるイメージ」ということで中国人に人気と聞きました。
そんなこんなで国内外の格闘家の夏合宿に「雄武町」ってのはどうだろか?
格闘技の町「雄武町」、かなり有力と思うのは、おぢだけか???