午前5時30分の気温はプラス4度。
薄曇りのお天気です。
予報では雨でしたけど、きょう一日、こんな天気が続いてくれると嬉しいです。
きのうはすこぶるいいお天気で、日中の最高気温が16度にもなった。
この春初めて、洗濯物をデッキで干したぐらいの陽気なのでした。
冬の間はずーっと部屋干しでしたから、お天道様の陽を浴びたTシャツやらパンツは、いつになくきれいな気がしたり。
「こんな天気がしばらく続けばいいなぁ~」と思ってましたら、きょうは雨の予報でがっかりしておったのでした。
とにもかくにもいまんとこ雨が降ってないので、「気分はまずまず」というお天気屋のおぢでござる。
さて、
今月号の文藝春秋は読みました?
「小池百合子独占手記」や、大特集の「食と薬の常識が変わった」では飲んでもムダな薬リストや「日本人は糖質を制限するな」などなど興味深い記事が満載でござる。
特集「安倍一強の陥穽(かんせい)」では「昭恵夫人『頭の中身』を解剖する」「安倍首相『腹心の友』の商魂」も興味深い。
ではありますが、今日は標記の「アトピーの原因はサラダ油だ」をご紹介じゃ。
先週の当ブログで、「サラダ油を200度近くまで温めると毒物を生成する」と書きましたです。
さらには認知症の原因もサラダ油だとか。
今回の記事では、アトピーの原因までがサラダ油というから、サラダ油ってどんだけヤバイの? …って話なのだ。
記事は、ノンフィクション作家奥野修司さんが下関市立病院で40年以上アレルギー治療を続ける永田良隆医師へ取材した話が元だ。
記事によると、この永田医師によるアトピーの治療成果が驚くべき高さなのだ。
なんでも5年間に治療した軽度から最重症の患者495人を追跡したところ、79%が改善したという。
しかも2回目以降来院しなかった患者を除くと、有効率は93%にも跳ね上がるのだという。
長年、アトピーを取材してきた奥野さんは「奇跡といってもいい成果だ」と申しております。
で永田医師によると「昭和40年代以前にはアレルギー性皮膚炎などはほとんどなかった」
「なぜ昭和50年ごろから増えてきたのか。着目したのは高タンパク・高脂質の食事への変化」だそうな。
「急激に食事が変わって日本人はたんぱく質を体内で処理できなくなった」
「吸収できなかったたんぱく質はポリペプチドに。植物油は脂肪酸として体内に残る」という。
ポリペプチドと脂肪酸は〝体内のお荷物〟だそうで、これが皮膚に排出されたのがアトピーや湿疹だそうな。
このお荷物が原因で皮膚に炎症が起きて、大火事になる。
そこで消火にステロイド剤を使うけど、完全に消火できず鎮火させるには、燃料であるポリペプチドと脂肪酸を断つしかないのだそうだ。
そこで永田医師が「もっとも危険」と指摘するのがオメガー6系脂肪酸。
この代表格はサラダ油などに含まれる「リノール酸」だそうです。
逆にアレルギー反応を抑えてくれるのはオメガー3系のリノレン酸と青魚のEPAとDHAだそうな。
ところが危険とされるリノール酸は「必須脂肪酸」というから、体には必要なモノだ。
なんだかメンドイことになっておる。
そこでオメガ-3とオメガ-6の割合が重要で、オメガ-6の摂取量をオメガ-3で割った数値の3以下にするのが理想だとか。
オメガ-3を1に対してオメガ-6は3以下にする感じか?
こうしたことから永田医師が勧めるのが伝統的な和食だそうだ。
「伝統的な和食のたんぱく質は大豆類と魚介類で油はほとんど使っていない。それに加え、野菜、海藻が多いのが特徴」だそうです。
アトピーは和食で改善できるけど、食事のせいだけでアトピーになるわけでもないという。
筋肉量や年齢でも変わるるそうです。
また有酸素運動があれば、和食でなくてもアレルギー疾患や生活習慣病にはならないとも。
やっぱ運動ですか、なるほどねぇ、、、
高度成長後のニッポン人、高タンパク・高脂質の食事に流れておりますが、そこらがアトピーの原因だったとは驚きです。
そこに運動不足も加わる。
毎日の我が家の食事、とりわけ朝ご飯は結婚してから今に至るまで典型的な和食をしておった。
有酸素運動もしておるし、とりあえずアトピーの心配はございませんが、小さな子供のいる家庭は、サラダ油には注意して、「和食中心」にするのがよさそうです。
伝統的なニッポン人の食事、実はアトピー症などの観点からもとても大事だってことらしい。
和食の見直し、ニッポン人にとっても、とてもいいことだと思うのでした。