おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

こんな人が危ない「高齢者ドライバー」

2016年11月30日 | Weblog

 

午前6時過ぎの気温はマイナス6度。

昨夜から今朝にかけての積雪は10センチほど。

予報ではもう少し寒いように申しておりましたが、さほどでもなくホッとしております。

それでも十勝の陸別町ではマイナス13.3度を記録しておる。

寒さをウリにしておる町だけに、厳しい冷え込みじゃ。

我が家も朝方少し寒いような感じがしましたけど、薪ストーブを焚くと、あっという間に室温20度超だ。

春に取り込んだ薪を、毎日2度に分けて床下から運び出すわけですが、その度に「アリとキリギリス」の童話を思い出したり。

同時に「冬来たりなば、春遠からじ」とも思う朝なのでした。

スキー場もスカッと晴れてるなぁ、、、

そういえば、きのう灯油を配送していただいた。

我が家ではお湯の供給は灯油ボイラーに頼っておる。

使っておるのは毎朝のシャワーとお風呂のみ。

食器洗いはおぢの仕事で、お湯は使いません。

洗濯も水ですわ。

また、自宅でお風呂もめったに入りません。

週2回から3回はご当地周辺の温泉やジムの温泉に浸かっておる。

温泉が豊富なのもご当地の特徴なのです。

だから、灯油を使うのは毎朝のシャワーだけ

夫婦2人が半年間、朝のシャワーを浴び続けて1万4000円、これに水道代じゃ。

年間約3万円、高いか安いか分かりませぬ。

ですが、おぢはこれを「加齢臭対策費」と思っておる。

ちなみに、我が家ではパンツは履かずにパジャマだけで寝ておる。

したがって、毎朝シャワーを浴びてから、上から下まで洗い立ての下着を身に着ける。

じーさん、朝はピカピカなのじゃ。

「加齢臭対策は万全、若いおねーちゃん、かかってきないさい!」と心の底で思っておるけど、ハニーさんに心の内を悟られていないか心配もしておる、しょうもないじーさんでござる。

さて、

ここんとこ毎日のように高齢ドライバーによる交通事故がニュースに登場しておる。

おぢの場合、年間1万5000キロを超える距離を走るわけですが、さすがに「ブレーキとアクセル」を間違えることはまだない。

とはいえ、しっかり高齢化しておるわけですから「潮どき」ってことも頭の隅に置いておかねばなりません。

週刊文春電子版にその症状のリストが載っておりました。

10項目ありますけど、「ウィンカーを左右出し間違える」とか「車庫入れで壁にぶつかる」あたりになると、そろそろヤバイのかもしれません。

記事によると、500人の高齢者ドライバーに行ったアンケート調査では、自分の運転に自信があると答えた人が9割だそうな。

おぢも自信あるもんなぁ、、、

こういうのがヤバイね。

どこかの時点で運転免許は返上する選択、必要でしょうなぁ、、、

その前に不慮の事故で死んじゃう可能性もあるけどね!!


健康長寿の秘密「CRP」って何!?

2016年11月29日 | Weblog

 

午前5時30分の気温はマイナス6度。

雪がジャンジャン降ってます。

まだ暗くてよくわかりませんが、積雪はいまんとこ10センチほどでしょうか。

午前4時ごろから道路の除雪車がやって来て、ガーガーと唸り声を上げておってすっかり目が覚めた。

都会なら騒音でクレームするところでしょうけど、豪雪地帯のご当地では道路が確保できないと、どもこもならんわけですから、やむを得ない。

これから春先まで、大雪の朝は除雪の音で目が覚めるわけ。

雪国は騒音とも戦うのです。

シクシク…

きのう朝、朝食を終えたころ、窓に「ゴン!」とぶつかる音がした。

ここ最近、窓にぶつかる小鳥が多いのです。

で、窓の下を見ると、案の定、小鳥が動けないでおった。

首はキョロキョロ動いておるのですが、足も羽も動かない。

しばらく見ておっても飛んでいく気配もないのです。

脳振とうみたいなもんだったか?

ニャンコの餌食になる危険もあって、おぢは手袋はめて外へ出ましたけど、どうして良いか分からず、ただただ眺めるだけ。

業を煮やしたと思われるハニーさんが家から出てきて、そっと両手で小鳥を包み込み、薪小屋へ。

とりあえず、ニャンコの目に触れないよう片隅に小鳥を置いたのでした。

しばらくしておぢも観に行きましたが、その場にうずくまったまま。

その後、ハニーさんの「偏頭痛」が悪化して、我が家の家庭医に出かけ、帰宅した際には白い糞の跡だけ残っておったです。

無事にどこぞへ飛んで行ったのだとよいのですが…

そのハニーさんの偏頭痛、去年12月には「おさらば」と書きました

当時のNHK「ためしてガッテン!」で「頭痛を元から断つスペシャル」を見て、「そもそも痛みをおこさせない」という予防が成果を上げていると聞いて、試したら、これがどんぴしゃり。

すっかり偏頭痛が無くなったはずでしたが、どうやらハニーさん、このところその予防薬を服用しておらんかったようなのです。

おぢにはっきり申しておりませんけどね。

そんなこんなで、酷い頭痛に加えて、吐き気と肩こりで、病院に行ったのです。

今朝もまだ不調が続いておるようです。

心配だなぁ、、、

そんな昨夜、録画してあったNHKスペシャル「あなたもなれる〝健康長寿〟徹底解明100歳の世界」をひとりで観たのでした。

10月29日に録画して、その後放置プレー状態でござった。

この番組で初めて知りましたが、デンマークで10万組の双子を死ぬまで調査した結果、判った事実があった。

長寿かそうでないかは、遺伝的なモノが25%で、あとの75%は後天的なモノだというのです。

つまり、100歳超の皆さんは、遺伝的に長寿だったのではなくて、その後の食生活や運動などで長寿になったということ。

だからNHKスペシャルは「あなたもなれる」と銘打ったわけだ。

そして、我がニッポン国にはいま6万5000人を超える100歳超えの皆さんがおるのだそうな。

番組では、「老化の因子」として、最も重要とされる「炎症レベル」(CRP)という数値を紹介しておりました。

慢性炎症のことで、これは弱い全身の炎症なのだとか。

老化はこの慢性炎症で起こるのだとか。

番組によると、CPRが1.0は異常、要注意は0.31~0.99、普通が0.3だそうです。

で、ある100歳の方のCRP数値は0.03でござった。

そこで先日血液検査しておったおぢ、恐る恐る結果を取り出してみたのでした。

そしたらありましたよCRPって項目が!!

でもって見るとその数値、なんと0.05!!

100歳長寿さんと似たりゴンベでござった。

そんなことで、昨夜は休肝日で、しかもハニーさんが頭痛で寝ておるにもかかわらず、ビール1缶、焼酎お湯割り1杯で祝杯を挙げたのでした。

食事と運動、功を奏しておるようです。

努力は報われるのですなぁ、、、

…ってきょうは朝から、除雪作業に加えて朝ご飯の支度がある。

めっぽう忙しい。

不健康な皆さん、スマンね!!


「タイマー」生活

2016年11月28日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス1度。

暖かいです。

これまで降り積もった雪はきのうの雨で融けてしまい、朝から降った雪は1センチに満たない。

きょうはこれから冬型の気圧配置になって、あすにかけて吹雪だそうな。

行きつ戻りつ、降ったり融けたりしながら、本格的な雪の季節になるようです。

まもなく12月だもねぇ、、、

ところで、

「30分に一度は立って、耳石を動かすのが、健康によろしい」

…と過日のNHK「がってん!」が放送しておりました。

そこで自宅にいる際はタイマーを傍らに置いて30分にセットしております。

時間になると「ピピピッ」と鳴るわけ。

携帯電話でもいいようなもんですが、料理用のタイマーが2つもあるもんでね。

そこで分かったことがある。

パソコンの前に座ってパチパチ仕事したりブログ書いたりしておっても、意外なことにおぢは10分、20分で立ち上がっていた。

ストーブに薪をくべたり、飲み物を持って来たり、けっこう頻繁に立ったり座ったり。

「座りっぱ」しておらんわけ。

ヤバイとわかったのは、テレビの視聴中。

タイマーがないと、平気で1時間は「座りっぱ」しておるのです。

そんなことで、テレビ視聴中のおぢとハニーさんは、タイマーの音で慌てて立ち上がる。

でもって、ただ立ち上がるのはつまんないと思ったハニーさん、腰をくねくねしたり、手をフラフラさせたりして、おぢを笑かせてくれるわけ。

負けじとこっちもバカバカしいポーズで笑いを取ろうとする。

「30分に一度は立つ」そのおかげさんで、我が家はなんともほのぼのしておるのです。

世間的にはかなり「異様な光景の夫婦」でもありますけどね。

ついでながら、これを2週間続けるだけで「中性脂肪が15%減少し、悪玉コレステロールが5%減少、逆に善玉コレステロールが11%も増加」するそうですから、嬉しくもなる。

「継続は力」ってことで、「タイマー生活」をしばらく続けるアホ夫婦なのでござる。

スマンね!!


年金が減ることになるそうで、そりゃ誰のせい!?

2016年11月27日 | Weblog

 

午前7時の気温は零度。

ぽつぽつ雨が降ってます。

ずいぶん暖かい朝でござる。

薪小屋の屋根の雪が、つい先ほどきれいに落ちました。

今年塗った「ラク雪塗料」、多少なりとも効果があるような気がします。

来年は、我が家の屋根にも、この塗料塗ることにしようかしらん!?

さて、

年金を抑制する法案が、きのう衆院厚生労働委員会で強行採決されましたです。

ようするに「現役世代の平均賃金が下がれば年金額を減らす」内容だそうです。

年金財政が厳しいゆえ、なんとはなし「しょうがないのかなぁ~」と思うじーさん、ばーさんが多いのかもしらん。

しかし、よく考えてくださいな。

「100年安心」と言って、年金改革したのは2004年のことでござる。

こんとき公明党の坂口なんとかという厚生労働大臣が「100年安心にしていくという案を作ったわけでありますから、それに向かって政策努力を重ねていく」とか申してから、わずか12年。

年金はもう、ニッチモサッチモいかなくなったということか?

この当時、ニッポン全国の「グリーンピア・年金福祉施設・年金住宅融資」のデタラメが明るみになっておる。

年金福祉還元事業と呼ばれたこれら事業は、どれもこれもが関連する役人の天下り先としてつくられ、さらにどれもこれもが大赤字となった。

これらにつぎ込まれた年金資金は35兆9000億円ともいわれておる。

で、グリーンピアなどは軒並み建設時の100分の1といった紙くずみたいな値段で売却されて、これら施設は形式的には消滅した。

しかも、お役人は誰一人として責任は取らんかった。

こんときの年金35兆円があったら、どうなんだろ???

そして、年金が危うくなってきておる背景には、少子高齢社会の出現がある。

その少子高齢化、いつから始まったのか、皆さんはご存知か?

厚生労働省の上記資料によると、昭和50年代初め(1970年代半ば)のころというからおぢの青春時代のこと。

ついこの間から少子高齢化が始まったのなら、年金の減額も納得だけど、40年以上も前から始まっていたわけで、この間、政治は何してきたの?

国の在り方を調査研究し、対策を考えるはずの官僚は何をしてきたのかってことだ。

しっかり対策してくる時間はたっぷりあった。

そして少子化対策というものが、いまだに機能しておるとも思えない。

フランスなんかは人口増に転じてきておるというのにねぇ、、、

役人によるグリーンピアを筆頭とする年金の浪費、そして少子化対策を取ってこなかった政治の怠慢、これが年金の減額を生んだのではないのかね。

政治と役人の怠慢のツケを、高齢者がケツ持つ構造だ。

厚労省はこれまで「高齢化社会を控えて、年金システムは存続の危機にある」として、徐々に給付開始年齢を引き上げ、同時に給付額を引き下げてきておるのです。

かつては60歳から受け取れた年金は、今や65歳以上からだ。

おかげさんでニッポンの年金の世界ランキングは25か国中23位。

中国やインドネシアより下でござる。

与党は強行採決する前に、国民の皆さんにお詫びして「申し訳ないけど減額に応じてください」とお願いするのが筋ってもんではないのかね。

偉そうに強行採決してる場合か!!

…とおぢは思うけど、どうよそのあたり???


南スーダン派遣「自衛官の命を軽視」? ってどういうことだ???

2016年11月26日 | Weblog

 

午前6時半の気温はマイナス5度。

昨夜から今朝にかけて雪は降っておりません。

ちらちら降り始めてはいますがね。

そんな中、ご当地スキー場がきょうオープンだそうな。

近々、いつもの「30時間券」を買ってまいります。

春までちょこちょこ滑るには、たいした重宝なチケットなのです。

利用できる時間が余った場合、翌シーズンに繰り越せると、もっといいんだけどねぇ、、、

さて、

「東洋経済オンライン」の記事が的を射ておるのでご紹介じゃ。

南スーダンでの「駆けつけ警護」について、軍事ジャーナリストが問題視しておる。

「駆けつけ警護は自衛官の命を軽視し過ぎだ 南スーダンで多くの隊員が死ぬかもしれない」というから穏やかでない。

軍事ジャーナリスト清谷信一さんはこう述べておる。

「結論から記すと、これらの任務で交戦を行った場合、自衛隊部隊は他国の軍隊ならば出さないような被害を出す可能性が高い」といきなり自衛隊に大きな被害が出るとの見解だ。

続けてこう述べておる。

「他国の軍隊の何倍もの比率で戦死する可能性がある。戦死しないまでも、手足がなくなる、あるいは視力を失うなど重大な後遺症が残る被害を受ける隊員が他国よりも多く発生する可能性がある」

事実ならビックリ仰天ですけど、この理由について以下のように申しておる。

「自衛隊は武装こそ軍隊と同じだが、平時の通常の法制に縛られており、まったく実戦を想定していない」とか

さらに「誤解を恐れずに申せば、サバイバルゲームのマニアをいきなり戦場に放り出すようなものだ。そんな馬鹿なことがあるかと憤慨する向きもあるだろうが、実際にそうなのだ」

なぜそうなるかというと「戦傷医療体制の不備」だそうな。

ようは戦場でケガをした時の対応ができていない、ってことらしい。

清谷信一さんのレポートの2ページ目の写真を見てほしいけど、戦闘による人的被害は凄まじいものがある。

写真説明には「切断された下肢の処置の訓練用システム。右下写真は、パリで行われた防衛装備見本市『ユーロサトリ2016』で米陸軍が展示した応急処置訓練用の人形。傷口が極めてリアルで、ボディはシリコン製で肌の質感も人体に近い」。

南スーダンに派遣されている自衛官の家族には見せられない代物ですが、実際の戦闘ならこんなことはざらだ。

ようは、ケガ人に対応するリアルな訓練を自衛隊はしていないと指摘しておるのです。

しかも「各隊員が個人で装備する『ファースト・エイド・キット』は米陸軍が19アイテムを携帯しているのに対し、陸自はPKO用で8アイテム、国内用では3アイテムに過ぎない。太平洋戦争時における旧日本軍と同じか、それ以下の装備」だそうな。

太平洋戦争当時の旧日本軍程度の装備で対応しておるって、赤チンに包帯みたいなもんか?

それにちょいと毛が生えたぐらいってことだろか?

映画「プライベート・ライアン」の冒頭で、ノルマンディー上陸作戦が描かれますけど、若い兵士が腹部右側を負傷する。

肝臓をやられたわけですから、間もなく出血多量で死ぬと自分も知っておる。

そこで自身で麻酔を打って、痛みを抑えてそのまま死ぬ。

おぢの記憶によれば、苦しまない選択を自身でするというショッキングなシーンでもありました。

言い換えると、第二次大戦中、すでにアメリカ兵は麻酔薬を携帯しておったということだ。

そんなもんがニッポンのPKO部隊の8アイテムに入ってるとは思えません。

医師会とか医師法とかの関係もあるわけで、そこは全くクリアしていない。

まずは最低でもこうした法整備をしてから、部隊を駆けつけ警護に出すべきではないのかね。

加えて清谷さんはこうも言う。

「戦闘地域の患者集合地点から負傷者を安全に運ぶ『装甲野戦救急車』も、これまた1台も存在しない」そうだからホトホト呆れます。

現場の隊員がケガすることを、自衛隊は想定していないのだろうか?

ケガ人を安全に運ぶ車両もないというのでは、危険極まりない。

「自衛官の命、軽視し過ぎ」はごもっともなのでござる。

ニッポンのやっておる「駆けつけ警護」、相当ヤバいなぁ、、、、

 


早くも豪雪ですわ!!

2016年11月25日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス6度。

積雪はざっと23~25センチ。

ふあっふあのパウダースノーでござる。

ご当地スキー場はオープン延期となっておりますが、この雪でどうなんだろ???

きょうは除雪機を出して、家の周りの除雪をしないといけません。

札幌管区気象台のアメダスによると、ご当地倶知安町の積雪の深さは42センチだそうな。

とうとう豪雪の季節がやってまいりました。

とりあえず、デッキの除雪をチャチャッと終えました。

除雪はしんどいけど、オーバーヘッドの深雪を滑りまくる楽しみもある。

痛し痒しだなぁ、、、

 


いきなりニセコは厳冬だ

2016年11月24日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス9度。

昨夜から今朝にかけて、積雪は15センチほどです。

つい先ほどまでじゃんじゃん降ってましたが、いまは晴れのお天気。

青空が見えております。

ご当地はきのうからいきなり冷凍庫、雪もサラッサラのパウダーでござる。

きのうオープン予定だったご当地の人気スキー場、ニセコグラン・ヒラフスキー場はオープン延期となりました

写真を見ると滑れそうな気もしますがスキー場の下の方の積雪がまだ少ないそうです。

いずれにせよ、まもなくオープン、いよいよスキーシーズンの到来でござる。

朝からのテレビニュースやワイドショーを観ておると、東京は雪やみぞれで大騒ぎしております。

「寒い寒い」とレポーターの皆さん申しておりますが、気温はプラス3度程度だとか。

「手袋はめないと、冷たくて…」とか申しておって、なかなか笑かせていただいております。

おぢも先ほど、デッキの除雪をしてまいりましたけど、気温は2度ほど上がってマイナス7度。

薄い手袋で除雪しましたが、汗かいております。

東北も北海道も、東京よりははるかに寒い。

ニッポンの首都か知らんけど、なんでもかんでも東京を中心に世の中が回っておるわけでないと申しておきますわ。

54年ぶり11月の雪ですからしょうがないけど、ちょいと大騒ぎし過ぎだと思います

ところで、

週刊現代「今週のへぇ~、そうなんだ」というのを楽しみにしております。

今週は「正座」です。

これによると、礼儀作法として正座が定着したのは、なんと、明治になってからだそうですわ。

従って、江戸時代の人々は正座なんぞしていなかったわけ。

江戸時代の前、あぐらは「安座」(あんざ)と呼ばれ、大名の正しい座り方だったとか。

茶道も千利休はあぐらをかいて茶を点てていたそうですからびっくりポン!!

江戸時代ですら、町民の家庭には畳なんぞがないから、正座なんぞできるわけがなかったというのです。

正座は明治政府が日本人としてあるべき正しい座り方として選んだものだそうな。

普及してからたかだか100年ちょっとのことだったわけ。

長々と正座できないおぢ、明治以前のフツーのニッポン人ってことだ。

正座できなくても、ニッポン人としては何の問題もないのね。

通夜や葬式で、足が痺れて立てないことがありますけど、明治政府、余計なことしてくれたもんだなぁ、、、

 

 

 

 


「30分に一度立つ」と健康になる!?

2016年11月23日 | Weblog

 

午前7時の気温は、なんとマイナス8度。

細かな雪がジャンジャン降ってます。

ここ2~3日、肩こりが酷かったり、腰が痛かったり、喉がイガイガしたり、、多少頭痛がしたり。

でようやく昨夜になって、風邪かも!? と気が付きましたです。

そもそも、自分の風邪引っきに気付くのが遅くて、重症に至ることが多いおぢですが、加齢と共にそこがさらに鈍いような…

そんなことで、昨夜は風邪薬を服用して、おとなしく寝ましたです。

朝も、いつもの起床時間はスルーして、無理はせず寝ておりました。

そしたらハニーさんがいつもより早く起きて、雪かきしたり、ニャンコにご飯を与えたり。

おかげで体調は良化の傾向でござる。

今年は寝込むような風邪はまだ引いてませんが、今日は12月の寒さゆえ、要注意なのでござる。

暖かくして、うだうだ仕事することにいたします。

ところで、

毎週水曜夜のNHK「がってん!」、皆さんは観ておりますか?

世界各国に輸出もしておるというこの番組、大変なもんです。

先週水曜は「NASA直伝!魅惑のアンチエイジング術」でしたが、これ、ようは以前当ブログでもご紹介した「座りっぱは、第2のタバコ」のこと。

実はこれはNASAの研究だったわけ。

宇宙飛行士が宇宙で長期生活をすると筋肉がとんでもなく衰える。

この原因、実は耳の奥にある「耳石」が活発に動かないことだそうです。

「耳石が活発に働くと、筋肉の活動がよくなるだけでなく、心臓などの働きも良くなって血流が活発化。コレステロールや糖の代謝もよくなる」のだそうです。

一方、「耳石があまり動かないと、全身の筋肉や自律神経の働きもおとえろえ、筋力の低下や循環機能低下、代謝の異常など様々な悪影響」だそうです。

映像を見る限り、どうやら宇宙飛行士が実験台、もしくはモルモットとなって、こうしたことが分かったみたい。

重力の影響で、筋肉が衰えると思ってましたけど、「耳石」が原因とはねぇ、、、

ってことで耳石を動かすことが重要なのだそうだ。

そこで、「30分に一度は立つことを2週間続ける」と「中性脂肪が15%減少し、悪玉コレステロールが5%減少、逆に善玉コレステロールが11%も増加した」そうです。

ということで、おぢの傍らにはいま、料理で使っておる20年近く前に購入したタイマーが鎮座しておる。

30分にタイマーをセットして、時間になると鳴り出すようにしておる。

これを毎日続け、30分以内に1度は立っておれば、中性脂肪が15%減少し、悪玉コレステロールが5%減少、逆に善玉コレステロールが11%も増加するわけ。

でもって、番組でも申しておりましたけど、これは「歩くより効果あり」だそうですから凄い。

番組を観た数少ない読者の皆さんは実践中かもしれませんけどね。

そういえば遠い昔、ところかまわず「30分に一度」は立ってたこともあったなぁ、、、

股間のことですけど…

あのころは「睾丸が美少年!?」でしたわ。

スマンね!!


「がん治療の革命」が起きてます!!今夜再放送だ

2016年11月22日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス3度。 

まだ真っ暗ですが、穏やかな朝のようでござる。

あすは強風で、吹雪や吹き溜まりに注意だそうだから、本格的な寒さになりそうでござる。

などと書いておったら、

福島、茨城、栃木で震度5の地震だ。

マグニチュード7.3と推定されるというからけっこう大きい。

NHKのテレビもラジオも、アナウンサーが「いますぐに逃げてください!!」と叫んでおります。

東日本大震災以降、NHKもいろいろと研究したのでしょう。

こういう場合は多少大袈裟であろうと、「ウザイ」とかいわれても、それで人命が救われるなら、少々やかましい位でいい。

ここんとこ、ニッポン列島のあちこちで大小の地震が発生しておって、漠然と嫌な感じがしておった矢先のことですわ。

津波も発生しているそうですから、大きな被害などないといいのですが…

この先は南海トラフや首都直下の巨大地震が最も心配されておる。

フクシマの事故を振り返れば、狭いニッポンで原発を再稼動させるなど、国を滅ぼしかねない狂気の沙汰と申しておきましょう。

ところで、

日曜夜放送のNHKスペシャル「“がん治療革命”が始まった ~プレシジョン・メディシンの衝撃~」観ましたか?

プレシジョン・メディシン(精密医療)という、従来の抗がん剤とは全く違うアプローチで効果を上げておるというのです。

これまでは、がんの種類によって抗がん剤を投与しておったけれど、効果があるのかないのかよくわからん上に、副作用に苦しむ人も多かった。

ところがこのプレシジョン・メディシンはまず、がん細胞の遺伝子を解析し、2万の遺伝子から変異したものを特定する。

そして、がんになった遺伝子に効くであろう薬を投与するというのです。

つまりは、人それぞれ違うがんに「一番最適な治療法を遺伝子から見つけて、治療する」。

これまでの抗がん剤は3割しか効かなかったのに対し、プレシジョン・メディシンは7割の効果だそうですから、飛躍的な進歩です。

しかも副作用がないわけですから、嬉しくもなる。

放送では、大腸がんの患者のがん遺伝子を調べたら、皮膚がんのメラノーマの薬が効くことがわかり、がんは40%も縮小したそうだ。

などと書いておったら、福島第二原発で、使用済み核燃料と未使用の燃料計2544体があるプールの電源が停止したとNHKが伝えておる。

1時間を超える停電、しかも予備電源も動かない「全電源停止」状態ですわ。

日本の電力会社では最も技術のあるはずの東京電力が、またもや全電源停止ですから、あとの電力会社は推して知るべしです。

危険極まりない原発なんぞ再稼動している場合ではないと、100回でも200回でも申しておきまする。

話は戻りますが、

このプレシジョン・メディシン、アメリカが先進地だそうで去年1月オバマ大統領が旗を振って、国家レベルで普及を進めておるそうだ。

ニッポンでは去年、国立がん研究センター東病院など全国200以上の病院と10数社の製薬会社が、「SCRUM-Japn」(スクラムジャパン)と呼ばれるプロジェクトを始動させておるそうです。

中には遺伝子検査をしても、原因が特定できない患者もいるそうですが、これもAI(人工知能)を使って、解決する方向だとか。

がん治療は、急速に進歩しておって、もしがんになっても充実した人生が送れる時代が来たそうで、「がん治療は根本的に変わった」と番組は伝えておりました。

このNHKスペシャル、今夜午前0時10分からNHK総合テレビで再放送だそうです。

がん患者もそうでない人も、一見の価値ありです!!


食い逃げプーチン!?

2016年11月21日 | Weblog

 

さっと雪の積もった朝、午前6時の気温はマイナス4度。

ちらちら雪が舞ってます。

予報によると日中の最高気温は零度だそうです。

いよいよ真冬日、午後から本格的に雪模様のお天気でござる。

さて、

APEC首脳会議がペルーの首都リマで開かれておる。

そこできのう、日ロ首脳会談が開かれた。

北方領土返還について、ニッポン国民の期待がグッとかかるわけですが、どうやらこれ、アジャパーらしいですわ。

原因は、トランプさんの当選だ。

なにせアメリカとロシアは、これまでシリアとウクライナ危機をめぐって「新冷戦」状態だった。

だから米ロの対決構造にくさびを打つ意味で、日ロ関係を良好に保つことがロシアにとっては喫緊の課題だった。

一方、我がニッポン政府は、この機に乗じて日ロ平和条約を結び、経済面の協力をグッと前面に押し出して、北方領土返還を成し遂げたい考えだったのよ。

その時点で日ロ双方、思惑は一致しておったです。

でニッポン政府は「ハバロフスク空港の新ターミナル」「港湾整備」なんかのインフラ振興。

大型の「風力発電事業」「植物工場」に加えて海底ケーブルによる「日ロ送電網の整備」などなど…

経済協力というニンジンをぶら下げて、なんとか北方領土返還につなげたかった。

ところがここへきてトランプ大統領の誕生でござる。

トランプさん、そもそもプーチンさんが好きらしい。

ってことで、「新冷戦」は一転、雪解けの気配なのじゃ。

米ロ関係は劇的に改善しそうなわけで、こうなるとロシアにとって日ロ関係なんぞ、ほぼどうでもよくなってきた。

ってことで、プーチンさんは支持率低下を招く北方領土返還なんぞ、先送りした方がいいってことになる。

「風が吹いて桶屋が儲かる」みたいなもんで、米ロ雪解けで北方領土が遠ざかるわけ。

そこでいま危惧されておるのは、ロシアによる「食い逃げ」。

領土返還によだれを垂らしておることを見透かされ、いいだけ経済協力させておいて、ロシアにおいしいとこだけ食い散らかされる可能性が出てきたってことだ。

12月15日安倍首相の地元、山口県長門市での日ロ会談、たいした期待があったけど、進展なしに終わるわけだ。

そもそも「外交がヘタくそ」なニッポン、北方領土は戻らず、経済協力だけむしり取られる可能性大と申しておきましょう

ついでながら話は変わりますが、オバマに5万円のパーターを贈った安倍首相だけど、トランプには10倍、50万円のドライバーだそうな。

単なるベンチャラか、それとも極右同士、気が合うとみるべきか。

どうなんだろ???


100歳超えは何を食べてる?

2016年11月20日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス6度。

小雨がパラついております。

ずいぶん暖かい気がするなぁ、、、

厳しい寒さを一度経験すると、体は感覚的にすっかり冬モードか。

一転、あす月曜日からは雪のお天気でござる。

いよいよ、本格的に雪の季節が到来じゃ!!

って外を見たら午前7時を回って、まだ街灯が点いてます。

暗い朝だなぁ、、、

ところで、

毎度毎度、似たりゴンベの内容ばかり、日々書きなぐっておるにもかかわらず当ブログに性懲りもなく来ていただいておる皆さまに、深く感謝いたします。

これからも見捨てないでね!!

ってことで、相も変わらず健康ネタ、健康自慢でござる。

あっちが悪いとか、この数値とあの数値が高いなど、中年の「病気自慢」よりは役に立つと思ってますけどね!!

先日、血液検査した結果が出ておって、きのう我が家の家庭医に伺って結果を聞いてまいりました。

結果は、今回も100点満点!! 血液検査は何一つ異常なしでござった。

現役サラリーマン時代よりはるかに健康でござる。

常日頃から「健康のためなら死んでもいい!!」とのたまっておるおぢ(バカでないの!!…とここは笑うところ)、面目躍如でござる。

コレステロール値が唯一気になっておったのですが、これも上限に近いところにはあるものの、範囲内に収まった。

毎朝の納豆に混ぜていただく「アマニ油」と、これまたサラダに必ず混ぜるお高い「オリーブオイル」のおかげでしょうか?

アマニ油は成分の約6割が必須脂肪酸であるα-リノレン酸だそうです。

このα-リノレン酸は、体内に入るとDHAとEPAという青魚に含まれる成分に変わるのだとか。

サントリーのなんちゃらいう、お高いサプリの成分で、コレステロール値が高いときはおぢも「DHAとEPA製剤」を服用しておりました。

これが「血流の改善、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす、血栓や動脈硬化の予防、高血圧の予防、心筋梗塞や脳梗塞の予防」につながるわけだ。

「親がり患した病は子どものリスク」ですから、脳出血、脳梗塞を起こした両親の影響に、おぢもビビっておるわけ。

ようはおぢの場合、動脈硬化が鬼門、そこで悪玉コレステロールと中性脂肪は要注意なのじゃ。

ついでながら「植物由来のα-リノレン酸はうつ病の発生を抑える」そうですわ。

そんなこんな、ここんとこ各週刊誌が「血管を鍛える食事」とか「100歳は何を食べている」とか、あれやこれやがたいした気になるわけ。

週刊ポスト11月18日号によると、京都府の京丹後市では100歳を超えた人が77人もいるそうな。

で、「長寿村ではこれを食べていた」って記事があった。

まずは100歳超えの皆さん、3食決まった時間にキチンと食事を摂っておる。

人によっては肉と魚卵ごっちゃりの「高コレステロール食」なんかを食べておる方もいた。

ハンバーグにから揚げ、ウインナーに焼き豚が好きな100歳超えもいて、こちらは親しみがわく。

だけど、魚や野菜にくだものも、しっかり食べておる。

総じて言えることは100歳超え、どうやら「肉好き」で、実はこれ、高齢者には重要なことなのだそうな。

肉などに含まれるタンパク質の摂取量が減ると、血液中の「血清アルブミン値」が減少して、結果、老化の進行が早まるそうだ。

タンパク質が足りないと、老けて見えるわけですから、しっかり摂るのが大事なのじゃ。

それと、毎朝ちゃんとご飯を食べておるのも共通点。

朝食を抜くと「高血圧や脳出血になりやすい」という研究結果があるそうですわ。

記事はこう締めくくっておった。

「自分が食べたいものを食べていると、自分にとってバランスが取れた食事になる-それが、百寿者の食事の秘密かもしれない」。

って、これ、どういう結論よ???

食べたいものばかり食べてたら、バランスどころか、偏食になりそうなおぢ、「健康のためなら死んでもいい」けど、そんなんでいいのか???


「盛り塩」の意味、知らんかった!!

2016年11月19日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス2度と暖かです。

日中も11度まで上がるそうで、あすもこんな調子だそうな。

で、月曜日から寒くなってきて、火曜からは連日雪の予報ですわ。

23日勤労感謝の日にはご当地スキー場もいよいよオープンする。

まもなく深雪パウダーの季節を迎えるわけだ。

ヒマをみてスキーの手入れでもしようかしらん。

年々筋肉は多少なりとも衰えてきておるわけですけど、たらたらじーさんみたいな滑りはしたくないなぁ、、、

ヘルメットとゴーグル取らないと、年齢がわかんない感じで今年もガシガシ滑れるとよいのですが、どうだろ???

ところで、

今週号の週刊現代に「塩分と健康」ってグラビア記事があってなかなか面白かった。

飲食店などの入り口には、たいてい塩が盛ってある。

いわゆる「盛り塩」ですが、なぜ盛ってあるのか、その理由を知りませなんだ。

あれ、中国の故事にちなんだものだそうな。

秦の始皇帝の妃たちは、皇帝の寵愛を受けようと競い合っておった。

で、ある妃が門口に塩を盛ると、皇帝を乗せた牛車の牛が毎夜塩を舐めたくて、そこに立ち止ったそうな。

賢いその妃は、あらかじめ牛に塩を与えないよう従者を買収しておいたわけ。

いつも夜に牛が止まったところの妃は、皇帝の寵愛を一身に受けるようになった。

そこで、人を呼び寄せるゲン担ぎが「盛り塩」だそうです。

知らんかったわ!!

ついでながら記事によると、「みそ汁で減塩」は意味がないそうだ。

我が家では毎朝必ず1杯のみそ汁をいただきます。

以前もご紹介した札幌の障害者施設でつくられる「お出汁」でつくるのです。

出汁を利かせておるので、そもそも味噌の量は多くないわけですけど、味噌は血管年齢を10歳若返らせるそうです。

あまり塩分にはこだわらず、「1日1杯程度は飲むべきです」だとか。

また、ステーキには岩塩など大粒のものが、最後まで塩味が残ってよいそうだ。

天ぷらなどにはシャープな塩味でナトリウムの多い「石垣の塩」が合っており、刺身など生魚には粒が大きく塩味まろやかなミネラル分の多い「さんごマース」とかいう塩がよいそうだ。

世代的には、専売公社の味気ない「精製塩」で21世紀まで過ごしてきましたです。

そう値段も高くない塩ゆえ、ちょっとこだわるのもよいのかもしれません。

記事によると「人間の血液に含まれるミネラルバランスは海水とほぼ同じ」だそうな。

だから、海水のミネラルバランスを残した日本古来の塩は体に良いとか。

「敵に塩を送った」武将がいたり、最近では「塩対応」なんて言葉もあったりで、塩の世界も、たいした奥深いようでござる。


トランプ、安倍会談の成果は???

2016年11月18日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス5度。

ようやく夜が明けてまいりました。

外は雪が残っておるので、ほやっと明るい。

しっかり明るくなるのは午前6時半近くになってからだ。

冬至まで、まだまだ日が短くなると思うと、気持ちがど~よんとしてしまうおぢなのでござる。

そんなこんなのきょうは、日中の気温が7度まで上がるそうで、午後からは雨も降る。

ただし、11月らしい気温も日曜日までで、来週は一気に冷え込んでくるそうです。

写真のご当地の人気スキーエリア、ニセコグラン・ヒラフスキー場も23日オープン予定でござる。

さて、

異例の対談でござる。

トランプ次期大統領と安倍首相がきょうニューヨークのトランプタワーで会談したそうです。

就任前の次期大統領と現役首相の会談は極めて異例じゃ。

しかも19日には現職大統領のオバマとも会談する予定だそうな。

現職と会う前に、次期大統領と会うわけですから、相当危機感を持ってるような?

外務省が慌てて人脈を築いておるそうだから、さもありなんってことだ。

もしくはトランプに「憲法改正の外圧」でも期待してのことだろか?

次期大統領に詣でてから、現職オバマに会うのでは、オバマもいい気はしないとは思いますがね。

安倍首相としては、米軍駐留費問題とTPPの2つを話し合いの焦点にしたいのでしょう。

「米軍駐留費」について、双方が対立することにはなりにくい気がしますけど、TPPはどう考えてもムリ。

そのTPPには「ISDS条項」というのがあります。

英語の「Investor(投資家) State(国家) Dispute(紛争) Settlement(解決)」の頭文字の略称だそうです。

「投資家と国家の紛争解決」とされていますけど、これがクセモノじゃ。

投資対象の外国で紛争が生じた場合、「外国の投資家が相手国に対して直接損害を請求できる」わけ。

カナダとメキシコでは、ISDS条項で46件の提訴があって30件は米国企業が原告だ。

そして、米企業は両国から多額の賠償金を勝ち取った例がいくつかあるという。

メキシコはとんでもない金額を請求されたりしておる。

だからニッポン国内でもこの条項への不安があるわけだ。

ところがぎっちょん、トランプさんをはじめアメリカ国内にもこの条項への不安があるのだそうだ。

だからトランプさんもTPPには反対なのだそうな。

つまりは、世界第3位の経済大国日本の企業から、アメリカ政府が訴えられたらヤバイ、とトランプさんも考えておるのだそうな。

それになんといっても、TPPでは域内の「労働者は全てビザなしで自由に就労可能」という。

今回トランプさんを支持した貧しい白人は「移民に仕事を奪われた」と怒ってるわけですから、域内の労働者が自由に働けるなんてことを許すはずがない。

ついでながら、安倍首相は「TPPの経済効果は約14兆円」とか申しております。

その中身ですけど、まずは農水産物の生産額がいきなり2100億円減少するというからまずは呆れるわけです。

この先が凄いのですが、このために農水産業の人々が離職したり、首になったりして、労働力が流動化し、新たに80万人の雇用が生まれるというのです。

でもって、約14兆円の経済効果が生まれるというからハァ?って話なのだ。

TPP交渉に参加する前の2013年3月にも政府は試算をしておって、こんときは「GDPの押し上げ効果は3.2兆円、農林水産物の生産額は3兆円減少」だったのです。

つまり以前は3.2兆円の効果しかない試算が、4倍の14億円に化けたわけ。

その理由というのが農水産業者の離職による労働力の流動化というのです。

いやはや、ニッポン国民、たいした舐められたもんです。

ま、トランプ大統領の登場で、TPPは完全にアジャパー。

ここはまずニッポン農業にとって、「たいしたいがった~」と申せましょう。

ついでながら読売新聞も、「TPP効果 甘い見通し」(15年12月25日付け)と報じておることを付記しておきまする。


原発避難の中1は「いじめ」、大学生は「奨学金地獄」

2016年11月17日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス4度。

街灯がまだ点いたままの暗い朝でござる。

ニャンコが外でご飯を催促しておるので、行ってまいります。

…行ってまいりました。

この時期になると、ニャンコはたいそう食欲旺盛になる。

義母やハニーさんに言わせると「冬に備えて脂肪を溜めている」とか。

脂肪はすでに充分ついてる、とおぢは思うけど…

ところで、

トランプさんの当選以来、急速な円安と株高が続いておる。

為替は101円から一気に109円台まで円安が進み、ここからさらに円安だと、107円程度で為替予約しておる輸出企業にとっては大きなマイナス要因だそうな。

株も日経平均は18000円台をうかがう動きですわ。

ヒラリーだったら円安、株高、トランプなら円高、株安と言われておりましたから、わけがわからん。

札幌出身で経済評論家の山崎元さんは、「共和党が上下両院の多数を押さえている。トランプ大統領の顔を立てる必要はあるが、御輿の上にトランプ氏を乗せて、共和党の政策を進めることができる」

つまり、「トランプ氏が大統領になったからといって、彼が何でも好きなようにできるわけではない」から株は買いなのだそうな。

でもって「在任中からしばしば無能をからかわれたジョージ・ブッシュ元大統領(息子の方)でさえ大統領が務まったのだから、経済が大混乱するような不連続で大きな変化は起きにくいように筆者には見える」とか。

結果「経済に関する限り、事態はあまり変わらない」「株価も普通に形成される」ってことだそうな。

なるほど!!

無能なブッシュでさえ大統領が務まったのだから、優秀な経営者であるトランプならもっとうまくやれる、ってことか?

とはいえ、

強烈な差別主義者が大統領になるわけで、すっかりアメリカは分裂国家でござる。

トランプ支持者が、有色人種に殴られたり、イスラム系やヒスパニックに白人がいやがらせしたりと、双方「敵意剥き出し」でなんとも気持ちが悪い。

差別といえば、ニッポンでは福島から横浜に避難してきた生徒がいじめを受けていたそうで、なんともかわいそうな情けない出来事じゃ。

名前に「菌」を付けて呼ばれたり、「なんかいも死のうとおもった。でも、しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた」は切ないです。

また「ばいしょう金あるだろと言われむかつくし、ていこうできなかったのもくやしい」などと書き留めていたという。

それでも心が折れない強い子です。

横浜市教育委員会は「転入時のいじめ以外は、いじめと認識できていなかった」という。

ってことは、転入したときにいじめがあったことは教師も知ってたわけだ。

その後、教師は放置しておったということになる。

酷い話だなぁ、、、

さて、

ニッポンではことほど左様に子どもはいじめに苦しんでおる。

またもう少し成長した大学生はというと、こちらは奨学金で苦しんでおるという。

尾木ママこと、教育評論家の尾木直樹さんによると、首都圏の大学生で奨学金を貰っているのは全体の5割にも上るとか。

おぢは貧乏な家庭で育ちましたから、奨学金は貰ってましたけど、おぢ世代では奨学金を貰っている学生はずいぶんと少なかったような気がします。

おぢも社会人になって、滞りなく返済していたかというと、結構滞納した時期もあった。

ようは給料が酒に消えてしまっておった。

それでも督促状が来た程度で、慌てておカネを収めたりもいたしました。

ところがいまは、3か月滞納するとブラックリストに載って、クレジットカードがつくれなかったり、住宅ローンが組めなかったり。

驚いたのは、たった1ヶ月の滞納で会社に電話が来たりするのだとか。

これって、昔、話に聞いた「サラ金の取立て」みたいじゃん!!

保育士では奨学金が払えないから、キャバクラ勤めしたりだそうな。

も少し賢い子?は、奨学金借りたりしたら返済できないので、ハナからキャバクラや風俗で働き学費を稼ぐそうだ。

びっくりポンの事態が進行中じゃ。

以前も書きましたけど、アメリカでは奨学金の返済をしなくてよい手段の一つとして、兵役に就くということがある。

事実上、経済的な徴兵制ってことでござる。

ニッポンでは、返済しなくてよいという「給付型奨学金」の導入に向けて動き出しておるそうだ。

しかしここにも落とし穴があると尾木さんは指摘しておる。

対象者に基準があって「高校の成績が5段階評定で平均4以上」だそうな。

だけど、学生の半数が奨学金を受けてる時代に、ごく一部の人だけ給付ではどもこもならん。

これではキャバクラや風俗で働く大学生が減るとは思えません。

無事大学を卒業しても、奨学金の支払いで苦しむわけ。

これも1億総中流の時代から、中間層が減って2極化したためなのでしょうか???

ニッポンがいい方向に向かっているような気はしないなぁ、、、

 


駆けつけ警護は「ジャパンハンドラー」の提言

2016年11月16日 | Weblog

 

Eテレ朝の体操が終わった午前6時35分の気温はマイナス4度。

積雪2センチほどで無風、晴れのお天気ですが寒くて目が覚めましたです。

おぢは基本、月曜と火曜が休肝日、お酒をお休みしております。

おでかげで両日ともたいてい寝つきが悪い。

休肝日を設けたのは、先年γGTPが200を超えたことがあったため。

原因は胆のうの肥厚、ようするに胆のうが腫れてしまったったためでした。

単に酒の飲みすぎってこと。

通院して、投薬してもらい、2年間酒の量を減らし、きっちり週二日休んで、完治しました。

それ以来、基本、日常的に休肝日を設けております。

そもそも酒にはだらしないタイプですが、強くはないらしい。

当時は手のひらがぽつぽつ赤くなる「手掌紅斑(しゅしょうこうはん)」も見られましたです。

肝臓の病気にみられる症状のひとつだとか。

痛くもかゆくもないわけで、気にしておりませんでしたが、実は大事な病気のサインだったのです。

その後の血液検査は、どの項目も基準値にほぼ収まっておる。

時々、悪玉コレステロール値が少し上限を超える程度だ。

そんなこんなで健康をキープするには自己管理が大切でござる。

ってことで、きのうは半年ぶりに我が家の家庭医「野の花診療所」へ。

血液検査とインフルエンザの予防注射をするためでござった。

春には肺炎球菌の予防注射を打ったし、きのうはインフルエンザだ。

どうにもこうにも病気になる要素がまるでない。

200歳まで生きたらどうしよう、、、

…と思い悩むアホじーさんでござる。

さて、

きのうの閣議で「駆けつけ警護」が可能になりましたです。

安倍内閣は、これは「国際貢献」とかなんとか申しておりますが、そんな、い~もんではございません。

池上彰さんが申しておりますがこれは「2012年8月、アメリカのアーミテージ元国務副長官とナイ元国防次官補を中心とする研究グループ『ジャパン・ハンドラー』が提言していたもの」にすぎませぬ。

ジャパンハンドラーの報告書にはこうあるそうです。

「自衛隊が他国のPKO部隊を防護できるように法的権限の範囲を拡大すべき」。

まんまでござる。

きのうの閣議決定により、海外で一発の実弾も発射したことがないニッポンの自衛隊は、今後、新たな領域に踏み込むことになる(毎日新聞電子版)わけだ。

しかも「ジャパン・ハンドラー」の要請にニッポン政府が追随する形なのでござる。

おぢに言わせればアメリカのいいなり、たいしたみっともないことですわ。

おかげさんで、これから南スーダンに派遣される青森市の陸上自衛隊第9師団の隊員とその家族、たいした心配なことでござる。

犠牲者などでないよう祈るばかりでござる。