2日間で3回、三原山を歩きました。
昨日は、テレビ朝日「大人の山歩き」のロケハン2日目。
歩きはじめは、こんな景色でした。

歩いて行くうちに、雪ならではの「!」と思う風景に、たくさん出会いました。
たとえば…
新しい葉を開きはじめたオオシマツツジの枝に、積っていた雪。
番組スタッフのTさんに「これ、何の木ですか?」と聞かれて、気がつきました。

まるで綿で飾りつけたみたいで、とてもかわいかったです。
白い地面には、動物達の足跡。

スタンプを押したみたいですね。
雪の上の足跡を見るたびに、番組にガイド役で出演するネイチャーガイドの橋谷さんが
「これは〇〇の足跡だと思います。」と解説してくれます。
楽しいです!←完全にガイド付きの雪山ツアーに参加している気分(笑)
ゴジラも…

頭に乗った雪、いつ溶けるのでしょうね?
「あ、日が当たってすごくキレイ!」
Tさんの言葉で遠くに目をやると、太陽の光が山の稜線を照らしていました。

ほんの一瞬でしたけれど、明るく輝いていました。
進行方向に広がるのはモクモク、フワフワの白い世界。

どこまでが雪で、どこまでが噴気で、どこまでが雲でしょう~?
火口壁に描き出された白と黒の模様に見とれていたら、空が明るくなってきました。

そして、アッという間に青空が広がりました。
おお~!

カッコいい~!
「あ、ここから見た景色も、素敵ですよ!」
またまたTさんが、教えてくれました。

確かに!
青空に向かうホワイトロード、素敵です!
眼下に、雨の後だけ現れる、通称“幻の湖”が見えてきました。
水が溜まっているようです。(写真中央、グレーの部分)

きっと、雪の三原山が水に写っているのでしょう。
いいなぁ~、行きたいなぁ…。(この日は下見だったので、行けませんでした。)
空は、どんどん青くなってきます。
ゴツゴツの黒い溶岩に、ゴツゴツの(?)白い雲!

雪と雲、どっちが白い?

??
いつもは黒い1986年の溶岩流が、この日は白い溶岩流に変身!

どこが溶岩流か、わかりますか~?
4時間以上かけて歩き終わった時、三原山を眺めたら、こんな風景でした。
一番最初の写真と、見比べてみてください。

晴れてから2時間ぐらいしか経っていないのに、太陽の力ってスゴイですね~。
…とまあこうして、「大人の山歩き」ロケハンは無事終了したのでした。

良かった~。
さて、今日です。
午前中は2名のお客様と、ツアーで三原山に登りました。
今朝の展望所からの風景です。

まぶしい白さでした!
舗装された遊歩道は、三原山中腹から凍っていました。
昨日よりもツルツル滑ります。
お客様と相談して、今日は火口は諦めて途中で帰る事にしました。
代わりにジオパーク展で、三原山の風景を紹介。

のんびり椿の森を散歩したり、元町の溶岩流を眺めたりして半日ツアーを終えました。
そして、港にお客様をお送りした後、再び山に戻りました。
「幻の湖」の水面に写る「白い三原山」の写真を、撮りたかったのです。
外輪山斜面の黒い砂には、何本もの白い筋が描かれていました。

これでも充分素敵なのに、この先どんな風景が待っているのでしょう?
ワクワク…
水面に写る雪の三原山を思い描きながら、「幻の湖」の位置までやってきました!
あら?

水が…
無くなっていました~!
あと数時間で消えそうな水に、とぎれとぎれに写しだされる三原山の姿…
完全にタイミングを逃しました!
雪がアッという間に黒い溶岩を白く染めたと思ったら、こんどはアッという間に太陽が色をもとに戻していく…常に移り変わる自然を、今日はより身近に感じました。
そして雪の美しさとともに、太陽の偉大さも実感した2日間でした。
(カナ)
昨日は、テレビ朝日「大人の山歩き」のロケハン2日目。
歩きはじめは、こんな景色でした。

歩いて行くうちに、雪ならではの「!」と思う風景に、たくさん出会いました。
たとえば…
新しい葉を開きはじめたオオシマツツジの枝に、積っていた雪。
番組スタッフのTさんに「これ、何の木ですか?」と聞かれて、気がつきました。

まるで綿で飾りつけたみたいで、とてもかわいかったです。
白い地面には、動物達の足跡。

スタンプを押したみたいですね。
雪の上の足跡を見るたびに、番組にガイド役で出演するネイチャーガイドの橋谷さんが
「これは〇〇の足跡だと思います。」と解説してくれます。
楽しいです!←完全にガイド付きの雪山ツアーに参加している気分(笑)
ゴジラも…

頭に乗った雪、いつ溶けるのでしょうね?
「あ、日が当たってすごくキレイ!」
Tさんの言葉で遠くに目をやると、太陽の光が山の稜線を照らしていました。

ほんの一瞬でしたけれど、明るく輝いていました。
進行方向に広がるのはモクモク、フワフワの白い世界。

どこまでが雪で、どこまでが噴気で、どこまでが雲でしょう~?
火口壁に描き出された白と黒の模様に見とれていたら、空が明るくなってきました。

そして、アッという間に青空が広がりました。
おお~!

カッコいい~!
「あ、ここから見た景色も、素敵ですよ!」
またまたTさんが、教えてくれました。

確かに!
青空に向かうホワイトロード、素敵です!
眼下に、雨の後だけ現れる、通称“幻の湖”が見えてきました。
水が溜まっているようです。(写真中央、グレーの部分)

きっと、雪の三原山が水に写っているのでしょう。
いいなぁ~、行きたいなぁ…。(この日は下見だったので、行けませんでした。)
空は、どんどん青くなってきます。
ゴツゴツの黒い溶岩に、ゴツゴツの(?)白い雲!

雪と雲、どっちが白い?

??
いつもは黒い1986年の溶岩流が、この日は白い溶岩流に変身!

どこが溶岩流か、わかりますか~?
4時間以上かけて歩き終わった時、三原山を眺めたら、こんな風景でした。
一番最初の写真と、見比べてみてください。

晴れてから2時間ぐらいしか経っていないのに、太陽の力ってスゴイですね~。
…とまあこうして、「大人の山歩き」ロケハンは無事終了したのでした。

良かった~。
さて、今日です。
午前中は2名のお客様と、ツアーで三原山に登りました。
今朝の展望所からの風景です。

まぶしい白さでした!
舗装された遊歩道は、三原山中腹から凍っていました。
昨日よりもツルツル滑ります。
お客様と相談して、今日は火口は諦めて途中で帰る事にしました。
代わりにジオパーク展で、三原山の風景を紹介。

のんびり椿の森を散歩したり、元町の溶岩流を眺めたりして半日ツアーを終えました。
そして、港にお客様をお送りした後、再び山に戻りました。
「幻の湖」の水面に写る「白い三原山」の写真を、撮りたかったのです。
外輪山斜面の黒い砂には、何本もの白い筋が描かれていました。

これでも充分素敵なのに、この先どんな風景が待っているのでしょう?
ワクワク…
水面に写る雪の三原山を思い描きながら、「幻の湖」の位置までやってきました!
あら?

水が…
無くなっていました~!
あと数時間で消えそうな水に、とぎれとぎれに写しだされる三原山の姿…
完全にタイミングを逃しました!
雪がアッという間に黒い溶岩を白く染めたと思ったら、こんどはアッという間に太陽が色をもとに戻していく…常に移り変わる自然を、今日はより身近に感じました。
そして雪の美しさとともに、太陽の偉大さも実感した2日間でした。
(カナ)