グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

T学園高等部5年目のツアー・その1

2016年05月29日 | ツアー
昨日と今日、表題のツアーに行って来ました。

若い生徒さん達に『火山』をイメージしてもらうために、最初に店で話をしました。

火山噴火の動画や…

海と接していることで見られる景色…


土砂災害と、その後の景色の変化…


伊豆大島のジオパーク活動を…

35枚のスライドでさっくり説明。
その後「実際に見に行こう!」ということで、午後のツアーに出発しました。

赤くて穴だらけの石を観察に「赤はげ」へ。
地名が受けていました(笑)

みんな石や植物を熱心に観察しています。

続いて、回りが波に削られたことで、海に突き出た溶岩へ。


「この貝なんですか?」とか…

(タマキビという小さな貝を撮っています)

「なんでヒビ割れができるんですか?」とか…

どんどん質問が出て、嬉しい限り(^▽^)

神社を訪れ、巨木の森を見て…


マグマと水が出会って起こった爆発的な出来事が、作った風景を見に再び海岸へ。


ちょっと説明したらみんなすぐ覚えて、友達に目の前の景色の成り立ちを説明していました。

(素晴らしい!)

その後、皆の希望でタイヤキを購入。


波浮港の火口壁の上にある集落で、ミュージアムとして解放されている建物では、全員「かいこ」を飼っていたと言われる2階に行くための急階段を上り…


「タンジェントはいくつ?80度ぐらいかな?」と言いながら、階段の角度を測ってました。

今時ってスマホで角度を測れるんですね~。
知らなかった…。

港では、海洋国際高校の実習船「大島丸」が大人気で…

女子から「カッコいい~」の声が続出していました。

やはり同じ年代の高校生が、サイパンまで実習に行くと聞いたら「カッコいい」と思いますよね(^▽^)

地層大切断面も見て、最後に砂の浜へ。

裸足になって波と戯れたり、貝殻を探したり、記念撮影をしたり…

砂粒のクローズアップ写真を撮ったり…


コーラスしたり…

等々それぞれの方法で、本当に楽しそうに遊んでいました。

数人は「くさや」にもチャレンジしました。

「ここに1時間いたかった」という感想も聞かれました(^_^)

生徒さんの素敵な拾いもの。

「わ~い!」と喜んでいる溶岩です!(笑)

夜は皆で「光るキノコ」観察。
キノコ、まだ出始めですが、シッカリ光っていました~。

…と、こんな感じで1日目を終了しました。

2日目のツアーは、また後日報告します。

(カナ)
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