グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ハンバノリ

2019年01月14日 | 歴史・文化
冬の季節風が吹くこの時期に昔から冬の食べ物が有ります

“ハンバノリ”です
本来なら磯へ行ってどの様に岩についているか写真を撮るべきなのですが、割愛させていただきます(なぜ?)

私は料理をします

成って居る所(根っこのような物、岩もついていたりして硬い)を取り洗います

一番似ているようなものは わかめのような感じでしょうか?


加熱するとすぐに色が変わります


炒め続け、綺麗な緑色が少し茶色に代わると出来上がり(この間に味付けをします。味醂・醤油等)


硬さや味付けの味見をして はい、出来上がりました


浅草海苔のように木枠に入れ乾燥させ炙って食べる方法も有りますし、ハンバを入れた炊き込みご飯や炒めたハンバをご飯に混ぜ込んだ調理方法も有ります。天ぷら・和え物などにも活用しています。
島の昔からの食べ物ですが、伊豆半島や房総の方からも話を聞きます。
しかし、近年は温暖化の為かハンバノリが磯につかなくなったようで人にとっては暖かな冬は過ごしやすいのですが、寒くなくては出来ないもの 昔ながらの懐かしい味が少なくなってしまうのは残念です.
島から出た子供達に食べさせたら『懐かしい』と言ってくれるでしょうか?(しま)
コメント
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