今まで7回にわたって続けてきたオンラインツアー作成の裏話は、今日が最終回です。
以前も書いたかもしれませんが、実はオンラインツアーの前には、ジオツーリズム協会のガイドメンバーでのリハーサルを2回ずつ行い、アドバイスをしあっています。
私の回でも、例えば「手書きのバスの後ろに線を描いた方が、動きが出るのでは?」というアドバイスで、バスの絵が完成しました。
以前も書きましたが「ヒューン!」の音を、自分の音声データにして、プレゼンで再生したのも、みんなの意見を聞いて決めたものでした。
コロナ前までは、オンラインツアーやズーム会議とは縁のなかった私ですが、半年間の間に行ったリハーサルの中で、自分を明るく見せるためのライトが必要なことや、良い音を届けるためにマイクが必要なことを知って、買い揃えました。
実は、カメラも買って使ってみたり、バーチャル背景に伊豆大島の写真を入れたりも試みましたが、自分のパソコンのスペックが低いため、一番肝心なツアーの資料が不安定になるのが恐ろしくて、断念しました💦(自信を持てるほど練習する時間が取れなかった)
代わりに、緑色の布を背後にぶら下げて、折り紙の先生もしている嶋田さん(非常勤スタッフ)に頼んで椿の折り紙を折ってもらって飾りました!(超アナログ・笑)
2〜3個のつもりでいたら、いっぱい折ってくれたので、背景がとっても華やかになりました(ツアー当日の朝に頼むという無茶振りに快く協力してくれて感謝😀)
パワーポイントで作ったツアー内容だけでなく、自分自身の雰囲気づくりも大切なことに気づき、直前になって椿の花を探しに行って髪に飾ってみたり、椿色の服を着てみたり
直前までジタバタして、ツアーに臨みました(笑)
そしてツアーを作るにあたり、準備したものの中から、たくさんのものを捨てました。
たとえば「江戸時代の伊豆大島の暮らしと江戸の暮らしの比較が何かに使えるかな?」と思って取材していた「江戸東京博物館」で撮った写真は、全く使うところがありませんでした😅
あとリハーサルの結果「こリャダメだ」と諦めたのが、パソコンやスマホを複数台使ってガイドをする方法でした。
実はパソコン一台で進行すると参加している方の表情が数人分しか見えないので、とてもやりにくいのです。
本当は、皆さんの表情を見ながら話しかけたいところですよね?
過去6回の皆さんのツアーでは、3台(ぐらい?)のパソコンを駆使し、お客様の表情を映したり、自分でチャット(お客様と文字を通してやりとりできる機能)を管理したりを、1人でこなす能力に長けたガイドが複数人いたので、私も古いパソコンとスマホを使ってチャレンジしてみました。
しか〜し!
結局、メインのパソコン1台しか見ていない自分に気がつきました💦
で、自分でやるのは諦めて、ガイド仲間にフォローを頼み、私はパソコン画面の向こうに参加されている方々の表情を思い浮かべながら話すことにしました。
チャットへの質問に対しては、伊豆大島ジオパーク事務局の臼井さんと、伊豆大島火山のスペシャリスト・川辺先生が、ほとんどその場で回答してくれました(感謝)。おかげで、チャットへの質問も活発で、リアルツアーと同じような「一方通行ではないやりとり」ができたように思います。
準備段階の取材でお邪魔して、色々なことを教えてもらった椿花ガーデン、藤井工房、高田製油所の皆さん、リハーサルや当日に助けてくれた仲間たちや先生など、本当にたくさんの人のおかげで上映できたオンラインツアーでした。
お世話になった皆さんに心から感謝するとともに、準備期間も含めての半年間は、私にとっても新しい発見のある、とても楽しい「椿の旅」だったと思います😊
ということで、長いオンラインツアー報告にお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました❣️
最後にこれまでのメイキングのブログをまとめて張っておきます。
メイキング・オブ・オンラインツアー その1
メイキング・オブ・オンラインツアー その2
メイキング・オブ・オンラインツアー その3
メイキング・オブ・オンラインツアー その4
メイキング・オブ・オンラインツアー その5
メイキング・オブ・オンラインツアー その6
メイキング・オブ・オンラインツアー その7
(かな)
以前も書いたかもしれませんが、実はオンラインツアーの前には、ジオツーリズム協会のガイドメンバーでのリハーサルを2回ずつ行い、アドバイスをしあっています。
私の回でも、例えば「手書きのバスの後ろに線を描いた方が、動きが出るのでは?」というアドバイスで、バスの絵が完成しました。
以前も書きましたが「ヒューン!」の音を、自分の音声データにして、プレゼンで再生したのも、みんなの意見を聞いて決めたものでした。
コロナ前までは、オンラインツアーやズーム会議とは縁のなかった私ですが、半年間の間に行ったリハーサルの中で、自分を明るく見せるためのライトが必要なことや、良い音を届けるためにマイクが必要なことを知って、買い揃えました。
実は、カメラも買って使ってみたり、バーチャル背景に伊豆大島の写真を入れたりも試みましたが、自分のパソコンのスペックが低いため、一番肝心なツアーの資料が不安定になるのが恐ろしくて、断念しました💦(自信を持てるほど練習する時間が取れなかった)
代わりに、緑色の布を背後にぶら下げて、折り紙の先生もしている嶋田さん(非常勤スタッフ)に頼んで椿の折り紙を折ってもらって飾りました!(超アナログ・笑)
2〜3個のつもりでいたら、いっぱい折ってくれたので、背景がとっても華やかになりました(ツアー当日の朝に頼むという無茶振りに快く協力してくれて感謝😀)
パワーポイントで作ったツアー内容だけでなく、自分自身の雰囲気づくりも大切なことに気づき、直前になって椿の花を探しに行って髪に飾ってみたり、椿色の服を着てみたり
直前までジタバタして、ツアーに臨みました(笑)
そしてツアーを作るにあたり、準備したものの中から、たくさんのものを捨てました。
たとえば「江戸時代の伊豆大島の暮らしと江戸の暮らしの比較が何かに使えるかな?」と思って取材していた「江戸東京博物館」で撮った写真は、全く使うところがありませんでした😅
あとリハーサルの結果「こリャダメだ」と諦めたのが、パソコンやスマホを複数台使ってガイドをする方法でした。
実はパソコン一台で進行すると参加している方の表情が数人分しか見えないので、とてもやりにくいのです。
本当は、皆さんの表情を見ながら話しかけたいところですよね?
過去6回の皆さんのツアーでは、3台(ぐらい?)のパソコンを駆使し、お客様の表情を映したり、自分でチャット(お客様と文字を通してやりとりできる機能)を管理したりを、1人でこなす能力に長けたガイドが複数人いたので、私も古いパソコンとスマホを使ってチャレンジしてみました。
しか〜し!
結局、メインのパソコン1台しか見ていない自分に気がつきました💦
で、自分でやるのは諦めて、ガイド仲間にフォローを頼み、私はパソコン画面の向こうに参加されている方々の表情を思い浮かべながら話すことにしました。
チャットへの質問に対しては、伊豆大島ジオパーク事務局の臼井さんと、伊豆大島火山のスペシャリスト・川辺先生が、ほとんどその場で回答してくれました(感謝)。おかげで、チャットへの質問も活発で、リアルツアーと同じような「一方通行ではないやりとり」ができたように思います。
準備段階の取材でお邪魔して、色々なことを教えてもらった椿花ガーデン、藤井工房、高田製油所の皆さん、リハーサルや当日に助けてくれた仲間たちや先生など、本当にたくさんの人のおかげで上映できたオンラインツアーでした。
お世話になった皆さんに心から感謝するとともに、準備期間も含めての半年間は、私にとっても新しい発見のある、とても楽しい「椿の旅」だったと思います😊
ということで、長いオンラインツアー報告にお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました❣️
最後にこれまでのメイキングのブログをまとめて張っておきます。
メイキング・オブ・オンラインツアー その1
メイキング・オブ・オンラインツアー その2
メイキング・オブ・オンラインツアー その3
メイキング・オブ・オンラインツアー その4
メイキング・オブ・オンラインツアー その5
メイキング・オブ・オンラインツアー その6
メイキング・オブ・オンラインツアー その7
(かな)