3日前の朝6時、港にいました。
3月に予定されているあるツアーの下見で、利島の宮塚山の下見をしに行く必要があったので、東京から着いた大型船に乗り込んで、利島滞在4時間の日帰りしようとしました。
しかし…利島に近づいたら、「欠航となりました」の船内放送が💦
確かに条件付きではあったけれど、海は静かになっていく予報だったので、なんとか上陸できるだろうと思っていたのですが…。ダメか〜!😅
目の前に見える桟橋は、確かに波をかぶっているから仕方がないか…
ということで、航路上の一番南にある神津島まで行って引き返してくる船に、そのまま乗って大島に帰ることになりました。
これは伊豆大島ジオパークのFBページに載っている写真ですが、船は、これらの島々の間を抜けてくような感じで往復しています。(全部火山なのに、一つとして同じ形はありません!)
なかなか行く機会のないほかの島々。下見の目的は果たせなかったけれど、久しぶりに島を近くから眺めるチャンス。「これを無駄にしてはいけない!」と、帰りはずっと甲板上から写真を撮ってきました。(めちゃ寒かった〜笑)
その時に撮った写真から、島々を紹介しますね。
神津島
伊豆大島とは正反対の個性を持つ、冷えると白くなる粘りの強い溶岩(流紋岩)の島です。
溶岩ドームが並んでできている島だから、伊豆大島と全然形が違うのが面白いです。
一番高い天上山! カッコいいなぁ〜💖
式根島
標高100mちょっとしかない島だけれど、こちらも溶岩の粘りが強くて白い島。
近寄ると、100mとはいえ十分高いし、伊豆大島の溶岩とは質感が違っていて、迫力ありました。
新島
こちらも溶岩ドームが連なる白い島。
でも大きいから、全体を入れるには離れないと撮れません。(まだ入りきらない〜💦)
で、そうとう離れてからパシャ!
(右側の端っこに早島が写っています)
早島(無人島)
やはり溶岩ドームが波に削られてできた島で、近世中期までは新島と砂州で繋がっていたのだとか。
それにしても、完璧なまでの断崖絶壁に囲まれた島ですね!
カンムリウミスズメの繁殖地として有名というのも肯けます。
地内島(無人島)
溶岩ドームが波に削られて、現在の姿になったようですが、新島の港を強い西風から守る役割を果たしてくれているようです(すばらし〜)
妙に黄色く目立ってたのは、木がなくて草ばかりだから。1934年から1969年までの間に、観光目的でヤギ、ウサギ、サル、シカが移入されたことで、植生が著しく破壊されてしまったそうです。
鵜渡根島(無人島)
赤い色が、ひときわ目を引く島です。
溶岩のタイプについては諸説あるようですが、この島の色が赤いのは、波に削られて噴火口の近くに積もったものが見えている、いうことなのでしょうか??
見る角度で、ずいぶん印象が変わりますね。
伊豆大島も、噴火活動が終わって波に削られると、こうなるのかなぁ…
利島
復路は無事、利島の港に船が着きました。
今まで見てきた白い溶岩の島々と違い、伊豆大島と同じ粘り気のない溶岩を流す島です。
なので島の周囲の崖には、何回も何回も溶岩が流れて積み重なっていった跡が見られます(黒い岩の横縞)
離れているので高さがわからないけれど、昔は随分活発に溶岩を流していたのだなぁと崖を観察していたら、その横縞を分断するように縦に伸びる溶岩が目に入りました!
これって、もともとあった地層を割って、地下からマグマが上がってきた証拠(岩脈)ですよね?
今は静かに見える利島も、活発に噴火を繰り返していた時代があるのですね〜。
全部、個性の違う火山の島々を船から見て、「地球ってすごいなぁ〜」と心から思った1日でした😊
(かな)
3月に予定されているあるツアーの下見で、利島の宮塚山の下見をしに行く必要があったので、東京から着いた大型船に乗り込んで、利島滞在4時間の日帰りしようとしました。
しかし…利島に近づいたら、「欠航となりました」の船内放送が💦
確かに条件付きではあったけれど、海は静かになっていく予報だったので、なんとか上陸できるだろうと思っていたのですが…。ダメか〜!😅
目の前に見える桟橋は、確かに波をかぶっているから仕方がないか…
ということで、航路上の一番南にある神津島まで行って引き返してくる船に、そのまま乗って大島に帰ることになりました。
これは伊豆大島ジオパークのFBページに載っている写真ですが、船は、これらの島々の間を抜けてくような感じで往復しています。(全部火山なのに、一つとして同じ形はありません!)
なかなか行く機会のないほかの島々。下見の目的は果たせなかったけれど、久しぶりに島を近くから眺めるチャンス。「これを無駄にしてはいけない!」と、帰りはずっと甲板上から写真を撮ってきました。(めちゃ寒かった〜笑)
その時に撮った写真から、島々を紹介しますね。
神津島
伊豆大島とは正反対の個性を持つ、冷えると白くなる粘りの強い溶岩(流紋岩)の島です。
溶岩ドームが並んでできている島だから、伊豆大島と全然形が違うのが面白いです。
一番高い天上山! カッコいいなぁ〜💖
式根島
標高100mちょっとしかない島だけれど、こちらも溶岩の粘りが強くて白い島。
近寄ると、100mとはいえ十分高いし、伊豆大島の溶岩とは質感が違っていて、迫力ありました。
新島
こちらも溶岩ドームが連なる白い島。
でも大きいから、全体を入れるには離れないと撮れません。(まだ入りきらない〜💦)
で、そうとう離れてからパシャ!
(右側の端っこに早島が写っています)
早島(無人島)
やはり溶岩ドームが波に削られてできた島で、近世中期までは新島と砂州で繋がっていたのだとか。
それにしても、完璧なまでの断崖絶壁に囲まれた島ですね!
カンムリウミスズメの繁殖地として有名というのも肯けます。
地内島(無人島)
溶岩ドームが波に削られて、現在の姿になったようですが、新島の港を強い西風から守る役割を果たしてくれているようです(すばらし〜)
妙に黄色く目立ってたのは、木がなくて草ばかりだから。1934年から1969年までの間に、観光目的でヤギ、ウサギ、サル、シカが移入されたことで、植生が著しく破壊されてしまったそうです。
鵜渡根島(無人島)
赤い色が、ひときわ目を引く島です。
溶岩のタイプについては諸説あるようですが、この島の色が赤いのは、波に削られて噴火口の近くに積もったものが見えている、いうことなのでしょうか??
見る角度で、ずいぶん印象が変わりますね。
伊豆大島も、噴火活動が終わって波に削られると、こうなるのかなぁ…
利島
復路は無事、利島の港に船が着きました。
今まで見てきた白い溶岩の島々と違い、伊豆大島と同じ粘り気のない溶岩を流す島です。
なので島の周囲の崖には、何回も何回も溶岩が流れて積み重なっていった跡が見られます(黒い岩の横縞)
離れているので高さがわからないけれど、昔は随分活発に溶岩を流していたのだなぁと崖を観察していたら、その横縞を分断するように縦に伸びる溶岩が目に入りました!
これって、もともとあった地層を割って、地下からマグマが上がってきた証拠(岩脈)ですよね?
今は静かに見える利島も、活発に噴火を繰り返していた時代があるのですね〜。
全部、個性の違う火山の島々を船から見て、「地球ってすごいなぁ〜」と心から思った1日でした😊
(かな)