グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

まいった~!

2022年03月22日 | ツアー
一昨日は、小学生と高校生の息子さんのいる親子3代家族旅行の皆さんとの1日ツアーでした。

美しい黄緑色のイモムシ(?)のようなオオバヤシャブシの花を観察し


過去の溶岩の流れを想像して親子会議。😊


新たな溶岩オブジェを発見し

(私には恐竜が卵から孵るシーンに思えました・笑)

粘り気の少ない溶岩だからこそ見られる「三角形の塚」でポーズ❣️


足元に転がっている石を拾っては、「これはどうやって、この姿になったのか?」をみんなで協議。

答えがわかるものも、わからないものもあったけれど、みんなで考えることそのものが面白かったです。

小学生の息子さんは、形のみならず「きれいな音のでる石」も見つけて教えてくれました!

細長くて赤いのは良い音が出ると、短時間で発見していました〜(実際その通りなので感心しました)

溶岩の隙間に根を伸ばし、石を囲い込むようなイタドリの根の前でも「すごいね」と足を止め


裏砂漠で絡み合いながら伸びていたサルトリイバラの茎は、近くにキョンの足跡がいっぱいあったことから、「キョン取りネット」という名前がつきました(笑)


噴火で飛んできた岩と一緒に記念写真!

かっこいい〜💕
遊びすぎて少しくたびれたけれど、頑張って櫛形山の中腹まで登り、黒い砂漠で全員集合❣️


その後のティータイムでは、久しぶりに「マグマの飛沫が空中に飛んでいる光景」を再現してみました。

スマホの連写の仕方を忘れてしまい、普通に撮ったのですが、なんとか撮れました。

噴火感出ているかな?

昼少し前のスタートだったので、ジオロックガーデンに着く頃には太陽がかなり低い位置になっていました。

うっすらオレンジ色に包まれて、“溶岩の色々なカタチ”を楽しみました。

どうです?
楽しそうでしょう〜?(笑)

のびのび元気な皆さんと、楽しく歩いた1日ツアー。
この場には書き切れないくらい「!」と思った瞬間がありましたが、私が特に「まいった〜!」と思ったのが、小学生の息子さんの質問と発見でした。

質問の方は「避難壕の底が平らではなく曲がっているのはなぜか?」

ツアー始まって以来の質問に、納得できる答えが出せないまま宿題としました。
(これについては、答えが見つかりそうなので、後日実験してまとめてみたいと思います)

そして発見の方は、これです!

「溶岩餅だよ」とのこと。
「伊豆大島ではサルトリイバラの葉をお餅を包むのに使う」と話したのを覚えていて、再現してくれたのです。
これ、めちゃめちゃツボにはまりました〜🤣🤣🤣

ツアーの終わりにホテルの下まで戻ってきたら、空に美しいすじ状の雲が伸びていました。

楽しかった1日の終わりにふさわしい、素敵な空でした〜💕

皆様、ツアーご参加ありがとうございました😊

(かな)
コメント
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