突然ですが、下の画像の中に何かが潜んでいます。
ヒントは細長い昆虫。
これなら、もうお分かりですね。(ボケボケで申し訳ない・・・)
周囲の環境に溶け込む事を得意とする“ナナフシ”でした~。
動きは、まるで動物の“ナマケモノ”の様にとてもゆっくりです。
昨年は、グローバルの敷地内で“10個体以上見付かりました。
体を揺らしながら移動するその姿はとてもユニークで
ゲストさんに大人気。
これは昨年11月頃、デッキの柱に居た個体。
実測で15,4センチ! 過去最大の巨体です。
しかし、せっかく保護色になっているにも関わらず
影が有る為に見付かってしまいました。
(まぁ、これだけ大きければ、影が無くても見付かるかな?)
こちらは1週間ほど前、会社の敷地を掃除している時に見付けた個体です。
例年に比べ暖かな日が多いのですが
この時期にこんなBabyが居るとは・・・ちょっと驚きました。
驚きと言えば、ナナフシの仲間はメスだけで繁殖できるとの事。
いわゆる単為生殖=“クローン???”
その為、オスは殆んど見られないのだそうです。
昆虫の中には、同じような生態を持つ仲間が少なからずいる様ですね。
ダイビング中に見掛ける”ウミウシ(貝殻を無くした貝の仲間)”同様に
雌雄同体との情報もどこかで見た気がします。
【 参考までに、交接中のアオウミウシ 】
いずれにしても様々な環境の中で、生存競争に打ち勝つ為
それぞれ独自の戦略を編み出して生きているんですね。
自然界の生物の多様性と進化の不思議には驚くばかりです。 By-GIBA