グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

いくつもの名前を持つ植物

2009年05月19日 | 植物
 今日、海岸沿いを散歩していた妻が面白い花が咲いていると教えてくれました。
見に行ってみるとスイカズラでした。

 一塊の花の中に白い花と黄色い花があります。
はじめ白色の花がだんだんと黄色くなるので金色と銀色の花が混じって咲くように見えることから別名をキンギンカ(金銀花)とも言います。
 
 それだけでなくこのスイカズラには「忍冬(にんどう)」という別名もあります。枝先の葉が越冬する、冬を耐え忍ぶ様子からそう呼ばれているのだそうです。

因みに正式名称である「スイカズラ」の名は「吸い葛」の意で、古くは花を口にくわえて蜜を吸うことが行なわれたことに因んでいます。

また薬草としても使われていたそうで、打ち身、かぶれ、口内炎など用途は多岐にわたり、なんと脳溢血や痔にまで効能があると書かれています。その上なんと不老長寿とも書かれていました。

良く見てみると葉にもつぼみにも、花の外側にも細かい毛がびっしりと生えています。それに花からはとても良い香りがしました。
今度は一度吸ってみようかと思います。不老長寿になれるかもしれないので?

(あまの)
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