昨日は、千葉市立千葉高校の、地学・生物分野の野外実習の皆さんと、火口〜裏砂漠を歩いてきました。(今年で7年目)
スタート地点から見える、三原山や溶岩流のスケッチがフィールドワークの始まり。
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最初雲で隠れていましたが、目の前で雲が取れていき、なかなか好調な始まり方でした。
生徒さんたちは、例年通り課題がいっぱい書かれた冊子を手に、自分で観察し、空欄を埋めながら進んでいきます。
たとえば、「山頂に近づくにしたがって、スコリアの粒径がどう変化していくのか記載しなさい」という問いに答えるために…
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足元の小石をスケールで測ったり…
チェックする植物リストに入っているクロマツの、まだ小さい個体を観察したり
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伊豆大島の特徴的な植物を観察しながら、江戸時代にできた溶岩の丘までやってきました!
ここでのノルマは、「丘をスケッチして特徴を書く。溶岩流がすれ違っているのはなぜか考察する」こと。
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実は、最近この場所に、一般の方のためのジオパーク看板が3基設置されています。
先生は伊豆大島ジオパークのFacebookなどから、すでにその情報をご存知で…
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答えがわかってしまう看板に自分のジャケットをかけて隠していました(笑)
別の場所も、シャツで(笑)
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服を脱ぎつづけ、ついにTシャツ1枚になってフィールドワーク!
(この間、一般観光客の方は来ませんでした)
1986年溶岩の上では、溶岩の中の鉱物をルーペで観察したり、
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イタドリの種子の形を観察したり
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生徒さんの観察のおかげで、妙に丸い形のイタドリ若葉も見つかりました!
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💖
登山道では、ガクアジサイの葉の大きさを測り、学校で観察したデータと比べるという課題に挑みます。
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縦横測って「大きい」とのこと。
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そして計測のみならず生徒さんからは、「茎に黒い点があるのはなぜか?」とか
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「葉の縁のギザギザが不揃いなのはなぜか?」とか、普段あまり考えたことのない質問が。
「葉が元気なので茎の黒点は個性、葉のギザギザも個性では?」と答えたのですが、どうでしょう?(後でネットで調べたら、茎の黒点は「こういうものだ」「病気だ」と色々な意見があるので、時間できたらもっと調べてみたいです)
遊歩道を歩きながらも、「この辺りの木が、あっちより高いのはなぜ?」との質問がありました。
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(たぶん、流れた溶岩の年代のせいかと思いますが、スルドイ!😊)
溶岩流の断面が見える場所では、複数の生徒さんが"手触り”を調べに行っていました。
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神社横の大きな岩も、形態の観察や、「どうして、この岩がここまで溶岩流に乗って流れてきたと考えられているか?」の証拠探し。
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みんな、とても真剣に話し合っていました!
(ここでは、回答のヒントになる看板を、先生のリュックで隠してます・笑)
後半は、火山弾の観察をしたりしながら移動し、
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裏砂漠では、30分かけてパッチ状にある植物の観察。
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みんなで植物の種類と大きさを測りました。
複数の生徒さんが「植物が線状に並んでいる!」と気づき教えてくれたので、その理由を一緒に考えました。
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最初の観察場所が、3年半前の台風で一度ゼロにリセットされた場所だったせいか、植物はほとんどイタドリとススキだったので、少し場所をずらして、台風直後もパッチが残っていた場所も計測。
少しの距離の違い、風当たりの違いだけで、この場所にはサクユリやニオイウツギ、ハチジョウイボタなど何種類もの植物が生えていて、あまりにもわかりやすい違いに、提案した私自身が驚きました。
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しっかり調べるって大切ですね!!
この後も、生徒さんたちの集中力は途切れず、約8時間のフィールドワークが無事終了しました。
毎年同じですが、「自分で答えを探す」「間違っていても良いから自分で考える」「仲間と話し合う」ことが、これだけ生徒さんを、活発にするんだなと感心します。
何より、生徒さんたちがみんな、楽しそうでした。
フィールドで本物に触れ、考えた体験を、学校での勉強とつなげて、成長していって欲しいです。
質問いっぱいの、楽しい時間をありがとうございました〜😊
(かな)
スタート地点から見える、三原山や溶岩流のスケッチがフィールドワークの始まり。
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最初雲で隠れていましたが、目の前で雲が取れていき、なかなか好調な始まり方でした。
生徒さんたちは、例年通り課題がいっぱい書かれた冊子を手に、自分で観察し、空欄を埋めながら進んでいきます。
たとえば、「山頂に近づくにしたがって、スコリアの粒径がどう変化していくのか記載しなさい」という問いに答えるために…
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足元の小石をスケールで測ったり…
チェックする植物リストに入っているクロマツの、まだ小さい個体を観察したり
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伊豆大島の特徴的な植物を観察しながら、江戸時代にできた溶岩の丘までやってきました!
ここでのノルマは、「丘をスケッチして特徴を書く。溶岩流がすれ違っているのはなぜか考察する」こと。
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実は、最近この場所に、一般の方のためのジオパーク看板が3基設置されています。
先生は伊豆大島ジオパークのFacebookなどから、すでにその情報をご存知で…
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答えがわかってしまう看板に自分のジャケットをかけて隠していました(笑)
別の場所も、シャツで(笑)
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服を脱ぎつづけ、ついにTシャツ1枚になってフィールドワーク!
(この間、一般観光客の方は来ませんでした)
1986年溶岩の上では、溶岩の中の鉱物をルーペで観察したり、
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イタドリの種子の形を観察したり
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生徒さんの観察のおかげで、妙に丸い形のイタドリ若葉も見つかりました!
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💖
登山道では、ガクアジサイの葉の大きさを測り、学校で観察したデータと比べるという課題に挑みます。
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縦横測って「大きい」とのこと。
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「葉の縁のギザギザが不揃いなのはなぜか?」とか、普段あまり考えたことのない質問が。
「葉が元気なので茎の黒点は個性、葉のギザギザも個性では?」と答えたのですが、どうでしょう?(後でネットで調べたら、茎の黒点は「こういうものだ」「病気だ」と色々な意見があるので、時間できたらもっと調べてみたいです)
遊歩道を歩きながらも、「この辺りの木が、あっちより高いのはなぜ?」との質問がありました。
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溶岩流の断面が見える場所では、複数の生徒さんが"手触り”を調べに行っていました。
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神社横の大きな岩も、形態の観察や、「どうして、この岩がここまで溶岩流に乗って流れてきたと考えられているか?」の証拠探し。
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裏砂漠では、30分かけてパッチ状にある植物の観察。
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みんなで植物の種類と大きさを測りました。
複数の生徒さんが「植物が線状に並んでいる!」と気づき教えてくれたので、その理由を一緒に考えました。
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最初の観察場所が、3年半前の台風で一度ゼロにリセットされた場所だったせいか、植物はほとんどイタドリとススキだったので、少し場所をずらして、台風直後もパッチが残っていた場所も計測。
少しの距離の違い、風当たりの違いだけで、この場所にはサクユリやニオイウツギ、ハチジョウイボタなど何種類もの植物が生えていて、あまりにもわかりやすい違いに、提案した私自身が驚きました。
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しっかり調べるって大切ですね!!
この後も、生徒さんたちの集中力は途切れず、約8時間のフィールドワークが無事終了しました。
毎年同じですが、「自分で答えを探す」「間違っていても良いから自分で考える」「仲間と話し合う」ことが、これだけ生徒さんを、活発にするんだなと感心します。
何より、生徒さんたちがみんな、楽しそうでした。
フィールドで本物に触れ、考えた体験を、学校での勉強とつなげて、成長していって欲しいです。
質問いっぱいの、楽しい時間をありがとうございました〜😊
(かな)
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