グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

確実に季節は

2010年02月27日 | 
ここのところのスタッフ日記に春めいてきた様子が書かれることが多くなってきました。
私も春を、というか季節の移ろいを確かに感じさせてくれるものを見つけることができました。

トビが枝を咥えて飛んでいる姿を見つけたのです。
3日前、24日の朝でした。
場所は伊豆大島最北端の岬、乳ヶ崎(ちがさき)です。

気付いたときはもう枝を咥えて岬の裏側へ飛んでいってしまいました。
「あれ?一体どこからどうやって枝を取ったのだろう?」と不思議に思いました。


しばらく待っているとすぐにまた現れました。


飛びながらしきりに乳ヶ崎の斜面を見ています。




急降下して足で枯れた木の枝を折り取りました。
それを口に咥えなおします。


何のために枝を折っているのかわからない人はいないと思いますが、念のため。
巣を作る材料にするのです。





私が見ている30分ほどの間に6~7回は取りに来ていました。
2羽で現れたときもあったので夫婦で協力して巣作りしているようです。





気に入った大きさの物は持ち帰り、そうでない物は捨てていました。




春告鳥(はるつげどり)の異名もあるウグイスのさえずりは、もうあちこちから聴こえてきます。
オオバヤシャブシの雄花の甘い香りも漂ってきます。




鳥たちのさえずり、巣材集め、春一番・・・確実に季節はめぐっているんですね。





さて、恒例(?)の本日のオマケ。
今朝の波浮港に虹ができました。


大きな白い船、右が『大島丸』左が『みやこ』です。


       がんま
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