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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

オズマガジン取材

2015年04月07日 | ツアー
4月5日(日)オズマガジンの取材陣が日帰りで来島しました。
三原山の火口の写真を撮りたいと、連絡を受けていました。

しかし山は・・・

真っ白でした~!

でも、その場にとどまるうちに、少しうっすらと景色が見えてきました。

またまた、三原山さんが、気をつかってくれたみたいです。

この後少し歩いてみましたが、再び霧が濃くなったので引き返しました。
その時の霧の写真がとても幻想的でステキだったので「スゴイ!」と思ったのですが・・・

それもそのはず、この日のカメラマンは「光に包まれたやさしい写真」で人気の写真家『かくたみほ』さんだったのです。
(かくたさんの写真日記はこちら。http://www.pie.co.jp/cc/kirari2/index.html

実はこの日、朝から雨か霧が予想されたので、霧でも雰囲気のある森~溶岩流の写真を撮ってもらいたいと思っていました。雨や霧の日にしか見ることが出来ない伊豆大島を、取材してもらいたいと考えていたのです。

雑誌やTVの取材だとどうしても『華やかな晴れの風景』を求められます。でもこの日は、電話で雑誌社の方に状況を説明し「霧を楽しむコース」を歩けることになりました!

まず、撮影前にここで腹ごしらえ。

温泉ホテルさんの駐車場にある避難壕の中です。

ここで、かくたさんが立ったまま、じっと外を見ていました。
「散っている椿の花が、とても綺麗なんです。」とのこと。

確かに!ホンワリとして、なんとも優しい雰囲気です。ステキな感性ですね~。なんだか歩く前から楽しくなって来ました。

そして・・・
歩き始めから、私の大好きな水滴が、まん丸になっていました!


カジイチゴの蕾も、ぷっくり膨らんで可愛いです!


メギの若葉が、打ち上げ花火のように華やかでした。

ライターの河西さんが目の前の風景から『ステキなもの』を見つけ出し、言葉で表現してくれます。

今が盛りのオオシマザクラ。


かくたさんのカメラのレンズには、どのような風景が写っているでしょう?

(同じ桜の花でもきっと、全然違う写真が撮れているのでしょうね)

『生き物みたい』な溶岩や・・・


『ピースしているみたい』な溶岩を撮影。

この後、再び視界が良くなってきたので、足を伸ばして裏砂漠へ。

そして最後に樹海へ。


ライターの河西さんの「い~い溶岩だねえ」「生ものだねぇ」「地球生きてるねぇ」の言葉に、楽しい記事が目に浮かぶようでした。


頭上には、様々な植物が戦いながら生きています。

でもこの日は、水分がたっぷりなので、みんな生き生きしている気がしました。

江戸時代に流れた溶岩の上にゼロから再生した森の姿は、雑誌でどのように表現されるのでしょうか?


この日の撮影記事は、オズマガジン5月号(5月13日発売)に、2ページ分掲載される予定のようです。雑誌を読んだ読者の方々が、晴れの日も、雨の日も伊豆大島を楽しんでくれたら、とてもうれしいです。

皆様もぜひ雑誌をご覧ください~。

(カナ)
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