グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

名経大市邨高校のサイエンスキャンプ

2022年12月25日 | ツアー
今日は、名古屋経済大学市邨(いちむら)高校のサイエンスキャンプで大島に来島された皆さんと、火口〜裏砂漠を歩いてきました。(裸地からの植生の変化が見られる伊豆大島に着目し、2年連続で調査にきてくれていたそうですが、コロナで間が空いてしまい、今回が3年ぶりとのこと)

歩き始めてすぐに、先生が霜柱を見つけて教えてくれました。

ほぼ全員、霜柱を初めて見るとのことだったので、

みんなで、踏みつけて遊びました😀

先生から、植生調査方法の説明を受け

ゴツゴツの溶岩の上を注意して歩きながら、10mの方形区を作って、様々な角度から写真を撮っていました。(あとでデータをまとめるとのこと)

先生は、以前同じ場所で調査した時よりも植物たちが成長しているとおっしゃっていました。

なんとここで、伊豆諸島の植物の第一人者、上條先生と遭遇!

火山博物館にジオラマを作るための調査とのことで、やはり方形区を作って調査するための道具を手にしていました。
(あまりのタイミングに驚きました)

引率の先生は看板を見て、「今、口から流れ出た、よだれの先端にいるんだ」と生徒さんに説明。

確かに火口から流れ出たのだから「口から出たよだれ」の表現良いかも!

😀

しばらく上がっていくと、なんと今年初のツララ&氷筍(ひょうじゅん)を発見!

クリスタルな美しさに見とれました😀

火口一周コースに入ってからは、富士山がすごくきれいだったので、ゴジラとのツーショットを撮ったり

眼下の景色の中に、雲が作った黒い影が、動物のような形になって動いていくのを観察したり

シャンパングラスの上に浮かぶ、火山島に見とれたり

火口を背景に写真を撮ったり😀

(ちなみに調査のための道具を手に持っている写真は、ツアー始まって以来初です!)

今日は、噴気も盛大で

モクモク立ち上った湯気が、そのまま雲になりそうでした😀


以前の来島時、先生が「なんでこんな形になったんだ?」と不思議だったという場所にも、ちょっとだけ接近。

ゆっくり観察されていました😀

裏砂漠に向かって歩いていると、なんと300羽以上のハギマシコが目の前を横切りました!

富士山とハギマシコの群れ。めちゃめちゃかっこよかったです💖

裏砂漠では「みんなで影で集合写真を撮ろう」と言ってチャレンジし

久しぶりにジャンプに挑戦!

みんな頑張って飛んでいました。

いっぱい歩いてくたびれたので、いつもの「寝心地の良い場所」で休憩。
ここで、今まで誰も思いつかなかった「休憩方法」を、先生が発案されてました。
それがこれです!!

「坂の低い方にを頭にして、高いほうに足を向けると、足の疲れが取れる」のだそうです。
面白〜い😀

ということで風は爽やかだし、生徒さんたちは私の質問に「なるほど〜!」と感心するような意見を聞かせてくれるし、楽しい一日でした。

みんな、かなり疲れたと思うけれど、最後まで元気に歩いてくれて、ありがとう!!

おまけ
ツアーが終わったら、ピンク色の雲が空に浮かんでいました!

爽やかな一日に感謝💖

(かな)
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