グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

クルーズ船「コーラル ジオグラファー」のツアー、散策チーム。

2024年09月20日 | ツアー
昨日、田中がブログで報告していましたが、オーストラリアのクルーズ船「コーラル ジオグラファー」のツアー。17日(火)には、私(西谷)は山には登らず、比較的平坦な山の麓(カルデラ床)を歩くチームをご案内しました。

クルーの方の中に地質に詳しい方がいて、バスの中で伊豆大島火山の溶岩を紹介。

滑らかな形状のパホイホイ溶岩や、ゴツゴツのアア溶岩のことを話されていました💕

でもバスを降りてすぐに、人気だったのは…。やはり、対岸に見える富士山!

本当にうっすらでしたが、姿を現していてくれました😄

9月とは思えない暑い日で、太陽も照りつけていましたが、

その分、三原山はクッキリ見えていました。

まずはバスの中で説明された「パホイホイ溶岩」に立ち寄り。
ここで、ホールアース自然学校の津田さんが考案されたネタ(靴下を使って黒い溶岩チューブから赤い溶岩が流れ出る様子を表現)を披露したところ

皆さんに大受けで、アンコールのリクエストがありました🤣🤣

(演じるのに忙しくて写真はありません😅)

ゴツゴツのアア溶岩の形状を、見ていただいてから折り返し。

どなたかがキョンを見つけ、みなさんで興味深そうに観察されていました。


ほぼ舗装された道をのんびり歩いて観察を楽しみましたが、カルデラ壁の15mほどの標高差を登る坂道は、私でも息が切れます。

この日は特に暑かったので、みなさん中間にある日陰で休憩をとりながら、

ご自分のペースで散策されていました。

昼食後は田中チームと合流し、波浮港散策に向かわれたので、私は港でお別れ。

みなさん、あんこさんのお出迎えが嬉しそうで、一緒に写真を撮る方もいらっしゃいました。

「コーラル ジオグラファー(Coral Geographer、5,536t)」は、2021年に竣工したオーストラリアのクルーズ船で、大型クルーズ船では簡単にアクセスできない遠方の荒野の海岸に航海できるように設計されているそうです。

オーストラリアの広大な大地とはまた違う日本の火山島の風景を、お楽しみいただけていたら嬉しいです。

(かな)
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クルーズ船「コーラル ジオグラファー」でお越しの皆さまと

2024年09月19日 | ツアー
17日(火)に岡田港に寄港したオーストラリアのクルーズ船「コーラル ジオグラファー」の
お客さまたちに伊豆大島をご紹介させていただきました。

西谷とわたしで担当し、西谷はカルデラ内の散策で坂道を登らないコース
わたしは、火口を目指すコースと2チームに分かれました。

全体でもスタッフをいれて、40名弱の人数で、
火口コースを目指したお客さまは17名ほど。



日差しの強い日でしたが、三原山をくっきり望みながらの
トレッキングとなりました☀️



時間があれば、お鉢巡りということでしたが、
出発も遅れ、帰りも早めにしたいということで、
西火口展望所をひたすら目指しました!



歩くペースがみなさん違ったのですが、イヤホンマイクがあったおかげで
立ち止まらずに説明することができました💡

火口もバッチリ見え何よりでした!
(写真を撮り忘れました😥)

帰りに時間があったらパホイホイやアア溶岩をご紹介したいと思っていたのですが、
みなさん、自由に下山されていたので、
わたしの横にはお一人しかいなく...!
まるでプライベートツアーのような写真となりました😉


一旦、お昼を食べに船に戻るお客さま。
クルーズ船は宿泊も食事も船内なので、島への経済的な還元がないので
牛乳アイスをバスの車内でPRしてみました。

暑い日だったので多くの数の方が購入してくれたようです🍦

午後は、波浮港と地層大切断面へ〜


「みなとや旅館」は海外の方には特に喜ばれる立ち寄り箇所です。
(写真を撮り忘れました😥)

バスの中で通訳ガイドの方が「あんこ椿は恋の花」を熱唱し、盛り上がりました ♪
しっかり歌詞の意味も説明されていました🌺

地層大切断面は伊豆大島が世界に誇る自然の芸術品✨


説明はバスの中で行い、みなさん思い思いに写真を撮っていらっしゃいました。


あっという間の時間でしたが、島内のご案内が終わり、
夕方はみなさん浜の湯に行かれたようです!

参加された方々はオーストラリアのみならず、ニュージランド、アメリカ、イタリアなど
多くの地域からお越しで、
文化も違うと思いますが、
自然の美しさへの感動は共通なんだと実感しました😌

伊豆大島の火山のダイナミックさと人々の暮らしを少しでも
感じていただけて何よりでした❣️

ご一緒いただいたみなさま、どうもありがとうございました!

Thank you for visiting us.
I hope you continue to have a wonderful journey!

(ユリカ)
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頑張りに感心!

2024年09月18日 | ツアー
9月15日(日)、開成学園地質部の皆さんと、火口〜裏砂漠を歩いて来ました。
本当は8月末に来る予定だったのですが、ノロノロ台風の影響で一度来島を諦め、スケジュールを組み直して再度ガイドを依頼してくれたのです!!

中学生〜高校2年生と、先生が2人。

滑らかな形状のパホイホイ溶岩では、先生にスケールをしてもらいました。

「ハワイみたい」という生徒さんの言葉が、面白かったです😄

もちろん、盛り上がった溶岩の丘も大人気。

元気に、伊豆大島火山らしい風景を体感していました。

ゴツゴツのアア溶岩の上では、先生が足元の溶岩を拾い上げ、「どうやって流れていたか?」を考察。

生徒さんたちも写真を撮っていました。

すかさずペンをスケール代わりに置くところは、地質部合宿ならでは!

自分では葉を出さず、ススキの根から栄養を吸い取っているナンバンギセルを紹介したときは

「(そんな生き方をして)恥ずかしくないんですかね?」という生徒さんの感想が面白くて、結構ツボにはまりました🤣

地質部なので植物観察は最小限にして、溶岩や観測機器を、ゆっくり見ながら山頂へ。

トイレ休憩の時に、誰かが腕時計の落とし物を拾い、「どうしようか?」と、しばし協議。

結局、私が預かり、すれ違った団体の関係者に連絡を取ったら、落とし主が見つかったようでした。

見つけた生徒さん、お手柄〜❣️😄

良い行いをしたせいか(?)、前日は霧で何も見えなかった火口もクリアに見え

みんなで雄大な景色を楽しみました。

それだけでなく…

伊豆大島らしい強風も体験!😆(瞬間的には風速30m近い風が吹いていたと思います)

ハチも風が強くて飛べないのか、石の影でヨロヨロしていて

生徒さんが「ハチが弱ってます〜!」、「いっぱいいますよ!」と報告してくれました。

裏砂漠に向かう草地では、ナンバンギセルがまとまって生えているのを見つけてくれた生徒さんもいました。

(その生き方、恥ずかしくないの??🤣🤣)

裏砂漠では、気になる石を観察し

黒い砂漠を背景に全員集合写真!

同じ場所で海を背景にもう1枚!

今回の合宿は、最初の予約から打ち合わせ、台風によるスケジュール変更、精算まで、全て高校2年生が行なっていました。
20名以上の宿やバス、船便の変更など、きっと、とても大変だっただろうと思います。
その頑張りに、本当に感心しました。

お疲れ様&ありがとう〜❣️

(かな)
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この時期らしい生きもの

2024年09月17日 | ツアー
一昨日の1日ツアーで、お客様と一緒に立ち止まって観察した”生きもの”シリーズ。

歩き始めてすぐ、足を止めたのは、オオバヤシャブシの若葉が「やっと姿を現しました〜!」というシーン。

お客様からは、「かわいい!」という感想が聞かれました。

水をかけたら、白から緑に色が変わったコケ。

お客様は「コケって、ルーぺで見るとかわいいですよね!」と注目。

オオヒラタシデムシの幼虫が、せっせとミミズの死骸を食べている様子も、みんなで観察しました。


そしてついに、ススキの花が咲き始めました!(オシベがいっぱい垂れ下がっていました!)

猛暑が続いているのに、しっかり花を咲かせるということは、温度よりも日照時間の影響を受けて開花するのでしょうか??

「8月の花」のイメージのラセイタタマアジサイと、ススキのコラボ。

夏から秋への移ろいを、感じる風景でした😄

秋の花の代表のようなイガアザミも開花を始め

つぶらな瞳がキュートなイチモンジセセリが、蜜を吸っていました💕

キンミズヒキの花。

これ、細くてなかなかピントが合わないんですが、お客様も一緒に観察しながら私に写真を撮らせてくれたので、少しはマトモな写真が撮れました😄

地衣類(ヒメジョウゴゴケの仲間?)も、カップ型の胞子を開いていて

これまた「かわいい!」

アシタバの花も、開花を始めました。

まだほとんどが蕾だけれど、ちょっぴり花が開いていますね!!

雨で元気になったカタツムリが道を歩いていたので

パシャ!

😄

私たちの頭上に、いくつものミツバアケビの実が実っているのを、お客様が見つけてくれました。

お客さまの、好物なのだそうです!

そして最後の森では…

「象の足に見える!」木の幹を、お客様が見つけてくれました!
(全員「象の足」で意義なし❗️🤣)

雨、霧、晴れ、風とどんどん変化する天気も楽しかったですが、この時期らしい様々な生きものとの出会いも、楽しかったです😄
一緒に発見&観察してくれた、お客様に感謝です!!

(かな)
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行ったけれど!見ていなかった?

2024年09月16日 | 植物

日中は暑いのだけれど朝夕は少し涼しくなったような気がします、が 山に向かうと(道中)いくつも新しい秋が発見できました.。

道の端に桃色の花びらが散っているのはクズの花

木の樹々を白く覆っているのはセンニンソウ

微妙な色で木を装っているようなクサギ(この木はもう前から目についていました)

運転中にふわっと良い香り‥  が犯人だれだ?  (車内なので相当の香りが出ていたのかな?)  秋は香りが強い物が多いように思います。

山のカルデラではナンバンギセルが花盛り。イタドリは花が咲いて居たり種に成って居たり、アシタバも花が咲いていて!苦い苦いセンブリ 花は咲いていませんでしたが白い蕾がチラッと見えていました。

 今年初めての草木を見るってことは私暫く山に行ってない?  写真がない?そんな時も有る

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目まぐるしく変わる天気!

2024年09月15日 | ツアー
昨日、東京からいらしたご夫婦と、火口〜裏砂漠1日ツアーに行ってきました。

朝見た天気予報は、「1日晴れ」だったと思います。
猛暑が予想されたので、熱中症対策の水や塩分、日傘や首を冷やす濡れタオルを持ってスタートしました。

山には雲が多く、カンカン照りではないことに少しホッとしました。

マグマの飛沫(スコリア)を手にとり「かわいい」と言ってくれるお客様で

この時期らしい生きものたちを観察し、”かわいいもの”を、いっぱい見つけながら坂を登っていくと

雲がどんどん流れてきて、景色を隠していきました。

山の上のゴジラ岩に到着したところで、雨が降り始めました。

雨雲予報を見たら、小さな雲の塊が伊豆大島の周辺に生じていましたが、すぐに止みそうだったので、予定通りそのまま火口一周コースへ!

溶岩でできた三角形の塚の周りは、霧で真っ白でしたが

溶岩トンネルで写真を撮って遊んで、さらに先へ。

すると、再び雨が降り始め、風も強くなったので、火口展望は諦めて引き返しました。


裏砂漠側へ下山すると、霧が薄くなってきたので、ちょっと寄り道して、ゴツゴツの溶岩を背景に写真を撮り

裏砂漠に向かうと…

なんと、けっこう激しい雨が!

雨の向こうに青空が見えたかと思うと

ビュ〜っと風が強くなり、雨が打ちつけてくる!…という、なんだか良くわからない状況に!

傘は役に立たず、奥様はカッパをきていたものの、旦那さんはもう諦めの境地(?)

さすがに裏砂漠で、お茶を飲むのは諦めましたがが、黒い砂漠はガッツリ歩いて体験されていました。


ジオ・ロックガーデンでは、再び雨が上がり

ゴツゴツ溶岩の景色を、楽しんでいたら、

またまた黒い雲が迫ってきて、雨が降り始めました!


開けた景色から森に入るあたりで、振り返ったお客様が「綺麗!」と教えてくれたのは…

木のトンネルの向こうに、霧に霞んだ三原山と青空が見える…という、今まで見たことのない風景でした!

ツアーの最後に歩いた森には、時々光が差し込んで

雨に濡れた木の幹や葉が、キラキラ輝きました。

目まぐるしく変わる天気だった6時間、火口も見られなかったし、裏砂漠でのお茶も飲めなかったけれど、「楽しかった〜!」というのが、全員一致の感想でした。

非日常感たっぷりの、不思議な1日でした!
ご一緒いただいた皆様、ありがとうございました!!

(ツアーでは、この時季らしい生きもの達にも沢山出会ったので、明後日まとめて報告します)

(かな)
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樹に登るカラスヘビ

2024年09月14日 | 哺乳類、爬虫類、他
アオダイショウかと思って写真を撮り、家のパソコンでよく見てみるとカラスヘビ(シマヘビの黒色型)でした。
同行者が見つけました。
8日のことです。

見上げるかたちだったので2メートル以上は登っていたと思います。



なんかキョトンとしててめちゃくちゃかわいい!!
本人としてはちょっと離れて動き回るナゾの生き物が危険なものかどうか、じっと観察しているのでしょう。

角度を変えて。



体長1メートルくらいの立派な個体です。

カラスヘビが樹に登ってる場面にはなかなか出くわさないので家で密かにコーフンしました。

がんま
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最近の「お!」

2024年09月13日 | その他
今日は、最近出会って「お!」と思った景色を紹介します。

①先週お客様が、火口一周コースで見つけたキノコ。

名前は調べたけれど挫折(笑)
クラゲみたいな形の、1cmぐらいのキノコでした。

②4日前に見つけた、一足早い紅葉。

せっかくなので(?)、星空のような苔の上に配置❤️

③4日前の「夏休み〜!」という感じの海!

奥には火山の島々が、写っています😄

④今日出会った「草になっているつもり!」なバッタ(クルマバッタモドキ?)!

じっとして、草になりきっているのが面白かったです🤣

(かな)
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関西大学の減災政策研究室(永松ゼミ)の皆さんと

2024年09月12日 | ツアー
昨日、一昨日と西谷が報告を書いてくれた
関西大学の減災政策研究室(永松ゼミ)の皆さんに
午前中の三原山(1日目)と裏砂漠(2日目)をご案内させていただきました。

普段は都会で暮らす学生さんにとって
山に着いて、まずはじめの驚きは山頂口のトイレの虫の多さのようでした😅

でも順応が早い子は一晩で慣れたようでした!


災害の切り口で減災政策を研究するみなさんにとって、
自然は「脅威」というイメージが強かったようですが、
溶岩の島の人々の暮らしや植物たちの生命力などを
実際に目で見て、実感していただきました。


1日目は関西から移動して、夜行船であまり眠れなかったようで
疲れている子も多かったですが、全員無事登頂!


2日目の裏砂漠では、元気いっぱいたくさん遊びました。
櫛形山で走り出す生徒さんも!




あっという間に点に!


お気に入りの石も探してもらいました😄


かっこいいジャンプ写真や


空と砂漠のコントラスと美しいシャボン玉も


大学生でも
思いっきり大自然を満喫していただけたのではないかと思います❣️


2日目の夜の感想では、
ツアー中のどこまで受け止めてくれているのか...というわたしの不安を一掃するような
感慨深い感想をそれぞれ述べてくれ、感激しました!

(西谷が昨日のブログで感想の一部を書いてくれています)

減災政策を学ぶみなさんが
大島での災害や島民の思い、そしてあらゆる対策や備えを
目で見て、耳で聞いて、心で感じ、現場で気づいたことを
これからの社会に役立ててくれたらうれしいかぎりです☺️

教育は人の視野を広げ、平和な世界をつくっていくための
最高の資本であることをあらためて実感しました。

みなさまのこれからのご活躍をお祈りしています✨


2日間でわたし自身も多くの気づきをいただきました。
どうもありがとうございました💕

(ユリカ)
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関西大学の減災政策研究室(永松ゼミ)フィールドワーク、2日目。

2024年09月11日 | ツアー
関西大学の減災政策研究室(永松ゼミ)の皆さんのフィールドワーク、2日目は午前中に裏砂漠へ。

裏砂漠への往復は、減災政策とは直接関係がない気もしましたが、活火山の島に生きる植物たちが、噴火や台風などのダメージから再生し、互いに関わり合って生きている様子を見てもらいたかったし、噴火や台風によって作られる黒い大地を楽しんで欲しかったので、(いつもより短めの)3時間で往復することにしました。

まずは、崩れやすい火山島の正体を体感してもらいたくて、地層に触って観察。

その後、木漏れ日の森を抜け

噴火が作った開けた景色の中へ!

草木の生えない裏砂漠で、約30分間、自由に過ごしてもらいました。

お茶を飲んだり、シャボン玉をしたり

空に向かって飛んだり

仲間で飛んだり

3人の学生さんと先生は、やや距離のある黒い山(櫛形山)の頂上まで急いで往復してきたので、こんな遠近感のある写真も撮れました。

女子大生の足の下に点のように小さな先生たちが入る風景が、面白かったです。
あ〜、先生が潰れる〜!

…と、思ったら無事でした!

🤣

最後に全員で集合写真。

雨予報が出ていて心配していましたが、ずっと良い天気でした(晴れ女が数人いたらしいです)

午後、最初に行ったのは、メモリアルパークにある2013年土砂災害で犠牲になられた方々の慰霊碑。
前日の午後の話を聞いて、学生さんから「行ってみたい」と希望が出ました。

皆さんが、慰霊碑に手を合わせてくれたのにジ〜ンときました。

この後、噴火、津波、人の織りなす物語を辿りに波浮港へ。
でも、暑さと午前中の疲労で、みんなあまり元気がなかったような…(私自身も暑くて余裕がなく、写真撮り忘れました💦)

複数の学生さんから、「海に行きたい」という希望があったので、最後に”砂の浜”へ。

キラキラ光る海が綺麗で、みんなで見惚れていましたが

そのうち足を水につけたり、なんと泳ぎ出す学生さんも!

全身ずぶ濡れパターンは、ツアー始まって以来かもしれません🤣

ただ靴を濡らさずにシャワーに行くために、火傷しそうな熱い砂浜を走らねばならず、「あち〜!!」と言う声が、あちらこちらで💦

黒い溶岩の島を、足の裏で体感してもらえたみたいです😅

夕食後、先生が、学生さんとガイドが話し合う場を設けてくれました。(ガイドは田中と私の2名でした)

学生さんの感想の中で、印象に残った言葉を簡単に書き出してみます。
「慣れの怖さという話が印象的」、「災害に対するリスク対応の時に、お金の計算では測れない島への愛があると感じた」、「自然災害は怖いとしか思わなかったが、自然の素晴らしさを感じた」、「本や資料だけではわからない。実際に体験することで学べることがある」、「備えと知ることの大切さ」、「再生した新しい生命など学びがたくさんあった」ーなどなど、それぞれの言葉で語ってくれたので、感動しました😢

地震、津波、台風、噴火など、人間の力では止めようもない地球の動きの中で、人間が少しでも幸せに生きられる社会を作るために、未来を担う学生さんたち。
今回の伊豆大島滞在が、皆さんの心に少しでも何かを残せますように!(切望)

私にとっても、とても貴重な2日間でした。
皆さん、ありがとうございました!!

(かな)
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