山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

文化財調査 ③

2008年09月03日 | 食品・材料・料理
大変お待たせしました。

我家の大御所 (お母上様=御歳86歳) が作りました、「筑前煮」の登場です。

文化財調査により判明した、「滝川ごぼう」を使用しての作品です。

そして、左下におります橙色の物体?

そうです。

これもわが楽長(奥様)が、丹精込めてお世話して(うっむ?お世話した?お世話してもらったほう?)大きくなった「にんじん」さんが鎮座しています。

それはさておき、肝心な「あじ」は、如何だったでしょうか?

大御所 (お母上様=御歳86歳)曰く、

「おかあさん(楽長)、いつも硬いものが噛めなくてこまるのに、このごぼうは、軟らかくて、噛めたよ。「ごぼう」の風味がよく、甘くて美味しかった。去年の「にんじん」は、筋が入っていたのに、今年の「にんじん」は筋もなく、軟らかくこれも美味しかった。」

と大好評でした。

我々夫婦も試食。

「うむ。我ながらなかなかの出来。」

あっ、間違えた。「ごぼう」さん、「にんじん」さん達が、自然の栄養を吸収し一所懸命大きくなってくれたおかげです。

とにかく美味しかった。

微生物が耕してくれた大地、人間が邪魔者にする草(我家では大事な栄養素=肥料)、太陽の光、風、雨、空気、虫達と多くの生き物や自然が共同作業して仕上げてくれた作品です。

それでは改めて、多くの「命」に感謝を込めて「いただきま~す。」。