白く、かすり状の部分が青虫さんに食べられたところ
葉っぱがかすり状になっています 葉っぱを折りたたんだ中に潜んでいます
ちなみに羽が付いている虫は関係有りません
田んぼの中には、色々な生きものが住んでいます。
当然稲にとって余り歓迎されないものもいます。
この稲青虫(フタオビコヤガ)もそのうちのひとつです。
イネアオムシは、イナワラの中で「さなぎ」の状態で越冬し、年に何回も発生を繰り返します。
さなぎからかえった成虫は4月下旬から5月上旬に産卵し、6日でふ化、幼虫は葉を食害しながら大きくなり、20日で葉を折り曲げてその中で「さなぎ」になります。
さなぎは6日で成虫になり、世代を繰り返すそうです。
幼虫による葉の食害箇所はかすり状の白斑なりますが、発生が多いと、葉が軸だけになってしまいます。
稲作り最初の年は、田んぼ一面に繁殖され、茎ばかりになりました。
でも、稲さんは強いですね~。
見事に復活しました。