山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

桑の木

2017年06月06日 | 自然
桑の木を初めて知ったのは、山の中の集落にお世話になった時です。

それも4、5年もたってから。

隣のおじいさんが、わたしのところに来られ、「このきをしっとるか?」と一言。

「しりません。」と私。

「この木は、この実は食べることができる。あめーぞ!学校帰りによくたべたもんじゃ。」と教えてくれました。

それが「くわにき」との初めての出会いでした。

それ以後、この時期になると子供たちと一緒に出掛け実を、とるようになりました。

とってきた実は袋いっぱい。

「生だけで食べるのはもったいない。」とジャム作りも。


そうした中、岡山の川沿いに借りた畑で、「何に使ってもよい。」と地虫の許可をもらったので、桑の木から落ちた実が大きくなり、50cmほどになった苗を子の畑に持ち帰りました。

移植して3年目です。



かなり大きくなりました。

背丈も、1m50cmほど。

そして嬉しいことに、初めての「実」も付きました。



全部で20粒ほどです。

山の赤土と川の砂地と味は違うのでしょうか?

早く大きくなって、沢山の実でジャムを作りたいな。