山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

もみすり

2017年10月23日 | 食育
唐箕かけが済むと、次はもみすりですね。

園児たちにお話しするときは、

「これから、お米さんの服を脱がせます。みんなの服と同じですね。」と。

「服を脱ぐと、籾から玄米と呼び名が変わります。」

「これから、2枚の板を使って、服(籾)を取ってあげましょう。」

「板を一枚置いてください。その上に籾さんを置いて、もう一枚の板でゴシゴシと擦ってみましょう。」



今日は、中々籾がはがれません。

雨が降った後で、湿ってしまったからでしょうか。

園児たちは、辛抱強く摺合せ籾を取っています。

一粒、一粒大事象にとって、集めて先生にもっていきます。

大変な作業になってしまいました。

これでは、船一杯ある籾さんは、何時間あってもできません。

そこで、旧式ではありますが籾摺り機さんの登場です。

ホッパーの中に、籾を入れスイッチを入れると、モーターの大きな音とともに玄米さんが出てきます。

「うぉー!、うぉー!」と大きな歓声が上がります。

早い、早い、あっという間に籾の服を脱いだ玄米さんが出てきました。


今年は、雨が続き保育園で育てた稲が脱穀~籾摺りまでできませんでした。

昨年より、収穫量は多い異様には思うのですが、重量を量ることができませんでしたが、今後何とかしたいものです。