山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

伐採

2017年12月19日 | その他
日曜日に、知人に頼まれ、庭の木を伐りに出かけました。

一人で、枝を切り、幹を切っていたそうですが、鋸が持てなくなり、断念していたそうです。

私が、他の知人と一緒に山の木を伐りにいった話をしたのを聞き、オファーが来たのでした。

行ってみると、まるで鉛筆のようにたたずんでいました。

「隣地に葉を落とすので、庭の整理をしているので、他の木も切ってほしい。」とのこと。

まずは、松の木を鋸で切っていきます。

この状態になってかなりたつのでしょう。

既に腐りかけ?いとも簡単に切れました。

梅の木も、椿も、紅葉も・・・。

梅の木は、とりあえず剪定、花が咲いた後実がなるかどうか見極めてから。

椿も切ろうと思いましたが、これも花が咲いた後に。

常緑樹ですからね。

紅葉は、隣地に向いている枝のみカット。

もう一本、ヒイラギの木がありました。

「葉が当たるといたいだけなのでこれも切って。なんで近亜紀を植えついるかわからない。」とのことでしたが、どうも切る気がしなかったのです。

ネットで調べると、


低木で常緑広葉樹であるため、盆栽などとしても作られている。殖やし方は、実生または挿し木。葉に棘があるため、防犯目的で生け垣に利用することも多い。

幹は堅く、なおかつしなやかであることから、衝撃などに対し強靱な耐久性を持っている。このため、玄翁と呼ばれる重さ3kgにも達する大金槌の柄にも使用されている。特に熟練した石工はヒイラギの幹を多く保有し、自宅の庭先に植えている者もいる。他にも、細工物、器具、印材などに利用される。

古くから邪鬼の侵入を防ぐと信じられ、庭木に使われてきた。家の庭には表鬼門(北東)にヒイラギ、裏鬼門(南西)にナンテンの木を植えると良いとされている(鬼門除け)。また、節分の夜、ヒイラギの枝と大豆の枝に鰯の頭を門戸に飾ると悪鬼を払うという(柊鰯)。


とある。


防犯目的、鬼門除けとやはりそれなりの目的が隠されていました。

梅の木が咲いてころ、また一度覗いて話をしなければと。