山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

二百十日

2019年08月17日 | 自然
超特大台風10号、日本をすっぽり範囲に通り過ぎてしまいました。

お盆の里帰りから戻るのに交通手段を奪われ、皆さん大変だったでしょう。

台風が去ると、空はすっかり晴れてしまっています。

でも、何かおかしい???

よく耳を澄ますとセミさんの声がしない。

どうしたのでしょうか?

セミさんも大きな被害にあってしまったのでしょうか?

一機に秋?


二百十日というのは、立春から数えて210日目にあたる日のこと。

現代のカレンダーの日付的には9月1日頃で、世間では台風の特異日などと言われています。

実際にそうであるかというのは諸説ありますが、この時季は稲が開花する季節で農家にとっては非常に大切な時期でした。

ここで台風等が来ると農作物に甚大な被害を与えることは必至。

そこで過去の経験から、決して気を緩めずに過ごすようにとこの日を厄日としたというのが由来のよう。


保育園の稲さん達は一足先に花が咲き、ぎりぎり間に合ったのですが、様子を見に行かなくては。

生き仏様

2019年08月17日 | まご
お盆は、お墓参りに迎え火、送り火と色々な行事がありますね。

我が家では、墓参りも大切ですが、もっと大切なことが・・・。

墓参りを済ませると恒例に名ている行事です。

朝一番家族一同、墓参りの帰りに朝ご飯を食べに行くのです。

この恒例行事、実は今は亡き父が始めたものです。

私たち子どもが小さいとき、お墓参りに喜んで行くようにと始めたそうです。

私たちが小学生のころは、なかなか外でレストランなどへ行けることはなかったのですが、この時ばかりは何を注文しても良かったのです。

市内にある百貨店に行くのが楽しみでした。

それが私の代も継続中。

やはり一番大事なことは、生き仏様?

そうですよね。

仏様もえらいですが、生き仏様が足を運んでくれないと墓参りもしてもらえないですものね。

恒例墓参りの後の孫の笑顔が一番。