そうそう、園児たちは稲刈りの時にお願いしていました。
稲刈り後の事です。
手すりに稲架干しした後、牛乳パックの中へ穂先を入れ、口を締めて引っ張って脱穀をします。
脱穀がが出来ると、板と板でこすったり、すり鉢へ籾を入れゴルフボールなどでゴリゴリと擦って籾すりをしてもらうことにしていたのです。
「上手に出来たよ。」、「毎日大変だったんだよ。」など、なかなか大変な作業だったようです。
少しずつ、少しずつグループに分かれての作業だったそう。
床に籾すりをした玄米さんが落ちると、「一粒、一粒大事に拾っていた。」と。
自分たちが、大事に育てたお米さんです。
とても愛おしく感じるのでしょう。
「これが、僕たちが作ったお米さん達だよ。」と。
洗ったお米さん達の中に、少し茶色のお米さんが。
そう、籾すりまでした玄米さん達です。
新米の白米の中に、茶色の玄米さん。
園児たちも誇らしそう。
洗ったお米さん達は、羽釜の中に順番に入れました。
「お米さんを入れたらどうするのかな?」