山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

感動のメインイベント

2023年11月19日 | 食育

炊き上がったら後は10分程蒸らすだけ。

もう、いい匂いはするし、給食時間が近づくし、もう待てないー!

いよいよ、蒸らしも終了!

「蓋を取るよ!」と言うと、ヵウントダウンが始まりました。

「3、2、1、オープン!」と。

蓋を取ると、「プ~ン」と炊き上がったいい匂いが広がります。

「おいしそう!」、「お腹が減ったー!」、「早く食べたいよー!」色々な声が上がります。

ここで園長先生の大事な仕事があります。

そうです。

検食です。

異常があれば食べる事は出来ません。

どうかな?

「う~ん、お・い・し・いー! 異常なし。みんな食べられますよ!」と園長先生。

「わー!園長先生だけずるいー!」と園児たちから大ブーイング。

仕方ないですね、「園長先生、皆もいいですか?」と私。

「ハイ、一口ずつね。」と。

担任の先生から、お箸で手の平に置いてもらい「パック」と一口。

「すごーい。」、「おいしいー!」、「いえのごはんよりおいしい!」といろんな声が聞こえます。

そんな時、もらえる順番を待っている園児が何か発見しましたよ。

はい、それは自分たちが育て収穫したお米さんたちです。

白米の中に、少し「茶色」や「緑っぽい」お米があったのです。

玄米さんですね。

こども達が収穫できたお米は少量のお米の為、精米することが困難。

玄米のまま炊いたのです。

炊き上がった時、自分たちのお米が分かるのもいいですね。

園児たちの感動が良く伝わってきます。

炊き上がったばかりのごはんは大きなボールに入れます。

ボールへ入れていると、羽釜の縁に硬いものが。

「おこげ」さんが。

美味しそう。

ここで園児たちは、お握りを握る準備に教室に戻ります。

「早く教室に戻るよー!」と先生の声に猛ダッシュ。

園児たちのテンションはもうMAX。