山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

第2の緑の革命

2008年07月22日 | 農業
「SRI(コメ高収量システム)」という節水型稲作技術が、朝日新聞朝刊で紹介されていた。

今、アジアの水不足の地域に導入が図られている農法です。
苗を1本ずつ植えます。
「稲が持つ本来の生命力を引き出す」と言われ、水・除草管理を行うことにより茎が太くなり穂が増え米粒も大きくなります。
80年代にマダカスタルで開発されたのを米国や日本の学者が研究し、「環境に優しい持続的な農法」として提唱しました。
インドでは、04年に導入、田んぼの水量を3割減らし、単位収量は倍増しました。
スワミナタン博士は、「緑の革命の父」としてインドでの旗振り役の一人で、60年代以降、米と小麦の新品種を導入して食糧自給に成功しました。
反面、膨大な水をくみ上げ、化学肥料を大量投入する「負の構造」を定着させ、多国籍農業ビジネスの利権を世界規模に広げた」と批判もあります。
博士は、「当時は水量に余裕があり、使われていない水を最大限に使った。
「第2の緑の革命」は環境条件に応じたエコロジカルな農法で乗り切る必要があり、SRIはその一つだ」と言っています。

今先人達が努力研究され、不耕耕で、一本ずつ植えて環境に優しい方法を実践されている方が少しずつ増えています。

私も水の関係で一部耕す方法(耕しても当然無農薬・無化学肥料)で稲作を行っていますが、全部「自然農」出来るようにしていきたいと思っています。

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