「119番」や「AED」の手配が出来たら、けが人の呼吸状態を確認します。
目視するのも良いそうですが、お腹に手を軽く起き様子を見るのも良いそう。
普段と違う呼吸かどうかを観察します。
いびきをかくような呼吸もあるそうです。
勿論、普通の呼吸ではないです。
呼吸が無いか、普段ん通りでない場合、胸骨圧迫を始めます。
服を脱がし、押さえる箇所を確認します。
女性の場合は、押さえる場所を確認したら、周りの方がタオルや服をかけるなど配慮が必要です。
みぞおちのすぐ上のあたりの平らな骨の部分です。
手の平の付け根と手の平の付け根を重ねます。
手の付け根を当てます。
圧迫点の真上から、腕を真っすぐに伸ばして、押していきますがテンポよく押す必要があります。
「はとぽっぽ」や「もしもしかめさん」などが丁度良いテンポだそうです。
嘔吐などしている場合は、顔を横にして胸骨圧迫を開始します。
押さえる力は、5cmぐらい。
胸骨圧迫の際、胸郭を必ず元まで戻します。
100%元に戻さないと、血液が十分送れず、脳などへダメージを与えてしまうこともあるそうです。
大変力が要り、継続して行う必要があるため、周囲の方と交代しながら行う必要があります。
概ね30回ぐらいが一つの目安。
消防士の方も2分を目安に交代するそう。
実際に、人形を使い体験してみると、かなりの力がないと5cmも沈みません。
圧迫を行うことで、骨折することもあるそうですが、胸骨圧迫は続ける必要があります。
あくまでも命を優先するためです。
骨折しても、罰せられることはないそうです。
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