山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

吉報

2008年10月16日 | その他
昨年からファンになってしまった映画監督の想田和弘監督が、「精神」と言うドキュメンタリー映画で釜山国際映画祭、ワイド・アングル(コンペ)部門で最優秀賞を受賞されたのです。

想田和弘監督は、15年前からニューヨークに在住、フィクション映画やドキュメンタリーを制作し、観察映画第1弾のドキュメンタリー映画『選挙』(07年)は、ベルリン国際映画祭、シネマ・ド・レアル、香港映画祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭など世界中の映画祭に招待されました。日本でも約20都市で劇場公開され、話題を呼ました。

初めての出会いは、昨年6月に岡山の公民館で、「選挙」と言うドキュメンタリー映画の講演会へ出席したときでした。

監督は「観察映画」づくり等について熱く語られました。

それは、シナリオもなく、自費でしかも一人で撮影することを貫いて制作するものでした。

ナレーション、字幕、音楽等説明が一切無く、見る人が自由に観察し、感じ、考え、解釈できる映画を実現されたものでした。

内容は、監督の大学時代の友人が、ひょんな事から市議会議員の補欠選挙に立候補したことから始まり、選挙戦の、裏も表もつぶさに観察したドキュメンタリー映画です。

ナレーション、字幕等いっさい何もない映画ですが、どんどん映像に引き込まれていきます。

機会があれば是非一度新しいタイプの映画を是非ご覧下さい。

想田和弘監督のブログ http://documentary-campaign.blogspot.com/

「選挙」の公式HP http://www.laboratoryx.us/campaignjp/

「精神」の公式HP http://www.laboratoryx.us/mentaljp/

是非一度HPをご覧下さい。

なお、「精神」は、来年夏から日本上映開始だそうです。


至福の時

2008年10月15日 | ロハス


脱穀した後の藁を我が家の長老が集めてくれました。

それを見ると、二人の女性がダイビング。

フカフカの特製ベッドです。

「気持い~い」。

深呼吸しながら、大空を見上げ寝てしまいました。

この様子のを見ていると昔アシの野原の中でベッドを作り小屋を作ったことを思い出してしまいました。

それにしても楽長さん、若い女性に比べ体型が気になりますね。

いえいえ、この体型が我が家を支えてくれているのです。

いつもありがとう。感謝。感謝。

脱穀

2008年10月14日 | 農業
先週半ばに風邪を引きダウンしていましたが、何とか回復。

昨日、やっと山に出かけ待望の脱穀を始めました。

当日は、楽長を筆頭に、我が家の長老(91才)に若い美女の応援隊を得ての作業となりました。

楽長は、稲藁をハーベスター(脱穀機)に入れ脱穀します。

長老は、藁を集めます。

若い美女と私は、藁を押しきりで7~8cmに切って行きます。

切った藁は、田んぼに戻してやります。

この後に、夏に刈った草を同じように押し切りして、田んぼにまいていきます。

来年の田んぼの肥料になります。

今年は、若い美女が来て下さったおかげで脱穀終了と同時に完了しました。

私もハッピー。田んぼも稲達もハッピー。今日は最高~。

来年をお楽しみに~。



いったいなんでしょう ③

2008年10月13日 | 食品・材料・料理
形は「丸」く、色は「灰色」、堅さは「ブヨ、ブヨ」。

さてなんでしょう。

そうです。

「コンニャク」さんです。

そこで、先日掘り出した「コンニャク芋」を使ってコンニャク玉を作りました。

作り方

 1.芋を水洗する
 2.芋を2cm位の厚さに切る
 3.釜で湯がす
 4.皮をむぐ
 5.サイコロに切る
 6.ミキサーに水を少し入れ混ぜる
 7.ボールに入れ良くかき混ぜる
 8.まとまってくるまでよく混ぜる(よく混ぜると美味しくなるそうです)
 9.灰汁または炭酸ソーダー(重曹)を入れよく混ぜる
10.できあがったコンニャクを手で丸め、沸騰した湯に入れる
11.初めは沈むが、浮いてきたら出来上がり

出来具合はどうです?

まずまずです。(自己満足・・・)?

どうやって食べるかって?

なんたって当然「さしみ」でしょう。

「わさび」をちょいとのせ、醤油をちょっと付け食します。

「うっ」

「何とも言えません」

まいう~。

ちょっと水が多かったかな?

でも、おいし~~~い。

4年待ったかいがありました。

「親芋」についていた「子芋」ちゃんを早速植とかなくっちゃ。

聞くところによると、五年くらいおいておくと直径が30cm位まで大きくなるんだって。

話を聞くと、また挑戦したくなりました。

来年をお楽しみに。

自然農 やさいたち

2008年10月12日 | 農業
  


  


だいこんの種を蒔きました。

2~3日すると一斉に芽吹いてきました。

その後順調に大きくなっていたのですが・・・。

上の左の写真を見て下さい。

なんと芯だけになって葉っぱはものの見事に食べられてしまいました。

でも青虫さんは、真ん中の新芽は残してくれていました。

だいこんさんも、「新芽が残っていれば大丈夫」、とばかりに葉っぱを製造します。

真ん中から少しずつ、少しずつ葉っぱを作っていきます。

気がついたら、元の葉っぱまで回復しています。

虫たちも全部食べてしまうのではなく、野菜達が成長できるように新芽は残してくれています。

だって全部食べてしまうと食べるものがなくなってしまうもの。

野菜さん達も子孫を残すために一生懸命に成長しています。

大きくなるのが少し遅れてもいいよ。

少々小さくてもいいよ。

安全で美味しい野菜さん達だったら。

仲良くお互いに助け合っていこうね。

いったいなんでしょう ②

2008年10月10日 | 農業
わかりましたか~。

葉っぱと茎、その先には芋?

実はこれです、



そう。

これです。

コンニャク玉です。

初めて芽が出たのは、この地に来た年でした。

元の所有者が、「前年に植えたが芽が出なかった」といっていました。

この世に生を得てから4年が過ぎた今年初めて掘ってみました。



直径17cm、重さは1,6kgありました。

本来は毎年、葉や茎が枯れてくると掘り起こし、凍傷に合わさないため冬の間は保管し、春にまた植えます。

我が家では、初めてで様子を見るためそのままで4年が過ぎました。

花が咲くと芋は採れないそうです。



今年は、我が家の芋でコンニャクを作ってみます。

どのようなことになるかな?



いったいなんでしょう

2008年10月09日 | 農業


最近まで青々としていた茎や葉っぱがいつの間にか萎れていました。

草を抜き、枯れた草を除いてみました。




枯れた茎の先には、ピンク色の芽が出ていました。

さらにその先には、ゴツゴツした丸い物ガ・・・。

いったい何でしょう?



ダウン

2008年10月08日 | ロハス
本職の農業よりも、二足目のわらじの方が忙しくこの1ヶ月は残業続きでした。

残業始めて半月余りしたころからヤバイ信号が出ていました。

昨日一つ大きな仕事の山を超える事が出来ました。

ホットしてしまったのでしょうか、喉のイガイガしていたのですが、朝起きると鼻水はタラタラ、喉は痛く唾も飲み込めません。

本当は工事の検査があったのですが、急遽お休みdayにしました。

勤める時の条件で残業は無かったんですが、どうにもまわらなくなり、受けてしまいました。

ここが私の悪い所で一応断るのですが、余りいわれると断れなくなり受けてしまいました。

受けた事が皆のために良かったかどうか?「今度からは受けないから」と宣言。

仕事辞め割り切って始めたのに悪い虫が出てきていたようです。

九死に一生

2008年10月07日 | その他
今もしかしたらこの世に存在していなかったかもしれません。

実は車を運転中にタイヤがスリップして路上でアスファルトの上で横滑りで反対車線まで一回転してしまいました。

路肩が軟らかい土だったので、前輪がスタックし車が溝の手前で止まり、横転寸前。

横向きになり、我妻が大声で叫んだまましばらく横転状態。

と、思った途端に元に「ド~ン」と戻りました。

「やってしまった」と思いましたが後の祭り。

それからは、溝に落ちないように木をあてがいやっと路上に戻すことができました。

その間約5分?

国道で交通量があり、雨が降り丁度左カーブでの出来事でした。

カーブで路面に溝から水が溢れているところにタイヤがのりスリップ。

後は思わず、ブレーキを踏んでしまい、さらにハンドルを思いっきりきって切ってしまい、横転寸前まで行ってしまいました。

車の免許を取ってから38年目になります。

今まで大きな事故もなく過ごしてきました。(スピード違反と一旦停止違反は数回?反省しています)

運転も危険予知もまんざらでは無いと自負していました。

しかし、還暦が近くなり運動神経を始め目も悪く、脳の判断能力も落ち反省することしきり。

反対車線からの車もなく、また、後続車もなく周りに迷惑を掛けることが無かったのは幸いでした。

心臓が飛び出すほどの恐怖を体験させてしまった妻、そして妻と電話中の娘に「ごめんなさい」

何にしても、交通法規を守るのは当然ですが、危険な運転もしないように。

身を引き締めて、反省の今です。

改めて、家族、社会の皆さん「ごめんなさい」

天国のご先祖様「守って下さり有り難う御座いました」

自然農 岡山師匠の作品

2008年10月06日 | 農業
   
ひのひかりの田んぼの全景です          ひのひかりの穂です

  
古代米の全景です           古代米の穂です(緑米)



我が家も晩生品種の稲刈りがまだですが、師匠の田んぼを覗いてみました。

この写真は、岡山で自然農を実践されているの師匠の作品です。

夫婦で3反の田んぼと3反の畑で栽培されています。

今年は、「奥さんの出産」で一人で作業をされており、「草刈りがなかなか出来なかった」とのことでしたが、「水もそこそこ入った」そうで立派の穂がついていました。

水があり、草刈りが適時にできるとやはり立派に大きくなります。

稲さん達も「この夏は、草刈りをし、風通しを良くしてもらいました。さらに足下に草を敷ったため土がカラカラにならなく、水分不足にならなくて良かった」と喜んでいました。

稲刈りは、早くても今月末から来月初めになるそうです。

いねかり?ひえかり?

2008年10月05日 | 農業

あと一息で稲刈りも終わります。


ヒエだらけの田んぼですが、たくましく稲達は大きくなりました。


稲を刈った後は、ヒエを草刈り機で刈ります。


今日は、朝から一番大きな田んぼの稲刈りに出かけました。
今日で3週間連続での稲刈りです。

稲刈りと言えば聞こえはよいのですが・・・。
2枚目の写真をご覧下さい。
稲が見えますか?
そう。そうなんです。
「ヒエ」だらけなんです。
ヒエを刈ってやらないと稲が刈れないんです。
鎌で稲をヒエの中から探し出し刈り取ります。
その後草刈り機でヒエを刈ります。
また、鎌で稲をヒエの中から探し出し刈り取ります。
通常の倍以上の時間を掛け刈っていきます。
「もう少し、もう少し。」、「雨降るのまって~」と言いながら刈りました。
最後は、「ざあ、ざあ」降りの中での作業。
「寒ぶう」。
ビニールを掛けてやっと終了。

コシヒカリの「こしちゃん」やっと刈り取って干してやれました。
お待ちどうございました。
これからゆっくりお日様に当たって休んでね。

元祖

2008年10月04日 | ロハス
私の名前は、toto。

えっ。

ブログをかいてるあんたも「toto」?

なんで。

私はね、雨の日に、段ボールの中に入れられ捨てられちゃってたの。

生存率10%だったんだけど、点滴をしてもらい何とか生き延びてきたの。

10月10日にこの家に来たから「toto」になったの。

あんたは、このブログはまだ182日目でしょ。

わたしゃ、なあ、4,001日目。

あんたより私の方が早くから「toto」を名のっとんじゃから。

あんたが名前を変えられ~。

「是非、使わせて欲しい」って。

私に「あやかりたい」って?

そうね~。

私がこの世に命を長らえた「幸運」にあやかりたいって?

まあ、そこまで言うなら使わせてあげるわ。

やさしい、やさしい女性だからね。


だれでしょう?

2008年10月03日 | ロハス


孫が遊びに来ていました。

リビングは、足の踏み場もありません。

彼の為のグランドになっていました。

リビングには、おもちゃに絵本にと彼の宝物が一杯です。

その中でもお気に入りが、この風船達です。

これは大事な彼の家族です。

緑は「ぱぱ」、赤は「おかしゃん」。

後はぜ~んぶ「兄弟」だそうです。

今日は兄弟が沢山いて遊び相手に不自由しなかったようです。

山の生き物 ③

2008年10月02日 | 自然
田んぼの素堀の溝にいるもうごめいているトカゲのようで、トカゲでない?動物がたくさんいます。

皮膚がザラザラして、背中は黒く、お腹は赤地に黒の斑点があります。

またまた図鑑を見るとイモリでした。

昔からヘビやトカゲの類は苦手です。

お腹の斑点模様は毒を持っていることを他の動物に知らせる警戒色だそうです。

さわらなくてよかった~。

小さいころ友達がトカゲのしっぽ切りをして遊んでいるのを横で見ていましたが、イモリも切れても再生するそうです。

トカゲは、骨までは再生しませんが、イモリは骨も再生してしまい、目のレンズの再生は教科書にも載るほどです。

田園地帯や森林に囲まれた水域では目にする機会も多いですが、最近、市街地などの護岸された水域では余り目にすることも少なくなりました。

市街地での個体数の減少に伴い、2006年には環境省レッドリストでも準絶滅危惧種として記載されました。

我が家の田んぼの畦では、悠々自適の生活をしています。

山の生き物 ②

2008年10月01日 | 自然
田んぼの中には色々な生き物がいます。

陣笠をかぶり下ばかり見ながら稲刈りをしています。

刈っていると突然、見知らぬ物体が稲の茎にへばり付いています。

よく見てみると「キアゲハ」?のさなぎです。


チョウチョは、春から夏ごろまで?と思っていました。

調べてみると、10月ごろまで生まれてくるようです。

何を食べているのかと言うと「セリ科植物」だそうです。

我が田んぼの畦沿いに掘った溝には「田セリ」が所狭しと生えています。

私も春には、よく食べるんですよ。

無農薬の田セリは、おいしんですよ。

私のことはさておき、美味しいセリを食べて大きくなったのかな?


(さなぎ) なによ、とっちゃん、なにをぶつぶついとゆうとん~。

(toto)  びっくりしたな~、もう。

(さなぎ) あら、そう。もうすこし、そこでまっててよ~。

(toto)  えっ。なんで。いねかりをせんといけんのよ。

(さなぎ) まっといてといとんよ。もうすこしすると美人のあたいがあいてをしてあげるからさ~。

(toto)  うっそ~。楽長に聞かれると叱られるから、な・い・しょ。な。