浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

暴挙

2011-06-21 23:54:38 | 日記
 「暴挙だ!」と叫びたくなる。なぜか。中学時代からの友人が脳幹梗塞で倒れたからだ。昨年九月に倒れたそうだ。知ったのはつい最近。今日彼のうちを訪ねて事実を知った。

 昨年夏、同窓会を開き、彼は楽しそうにたくさんの友人と語らっていた。クラスの同窓会は、彼が「そろそろやろう」という呼びかけから始まる。万年幹事の私は、彼からの声がかかると名簿を取り出して連絡する。そういう関係であった。

 なぜ彼なのか!彼は今、寝返りもできず、病院のベッドに寝たままだという。なぜ彼なのか!私は、彼の無念を思う。きわめて活動的な彼。であるが故に、よけいに彼の無念さを感じる。

 彼が倒れたのは、暴挙以外の何ものでもない。

 私は、病床の彼の姿を、平常心で見ることが出来るか。



 
 また今日、高校時代の一つ上の先輩から手紙が来た。メールアドレスが記されていたので、高校時代参加していた「社研」の同窓会をやりたいですね、と書いて送った。みんな浜松を出ているだろうと思っていたが、そのうちSさんは浜松にいるようなことを聞いていたのでその旨を書いて送ったら、Sさんはもう亡くなっているとのこと。

 Sさんが卒業する時、彼がかぶっていた学帽をもらった。独特の話し方をする人だった。

 これも、暴挙だ。


 今日、浜松市立中央図書館に行った。これから研究を始めようとしている静岡県のハンセン病の資料などを閲覧するためだ。20世紀は、ハンセン病の人々を隔離し、国家的差別のなかに追いやった歴史をもつ。これも暴挙である。


 暴挙には、何とか対抗しようと思えば何とかなるものもあれば、そうでないものもある。

 私は、何とかなる暴挙を一つでもなくしていきたいと思う。




コメント
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