兵庫県をめぐって、SNSで野蛮なことばが飛び交っているという。わたしはXは見もしないし、ユーチューブは特定の番組をみるだけで、実際SNSの世界でどのような怪情報が飛び交っているかは知らない。知らない方がよいと思ってそれらに関わらないようにしているのだが、しかし死者まで出るとなるとこの問題に関心を持たざるをえない。
SNSにはたくさんの広告がひも付けされていて、アクセスするだけでSNSを発信する者に広告収入が入るという。わたしのパソコンやiPhoneには、AdGuardという広告をブロックするソフトを入れているので、そうした広告は目に入らないのだが、たしかにAdGuardがはいっていないパソコンなどを使用すると、たくさんの広告が入ってくる。
SNSを利用する者には、アクセスにより広告収入が入るのだから、それでカネ儲けを考えている者は、できるだけアクセス数を増やそうとする。となると、真実を報じるというよりも、どうしたらアクセスが増えるかということが優先事項となる。したがって、何をSNS上に出すかは、真実とは関係がないのであり、虚偽情報やデマが、SNS上には無数に流されるというわけだ。
SNS上に流される情報はそうしたものだという認識をもっていれば、SNS上の情報を真実とはみなさない。しかしそれらを真実とみなす者があとを絶たない。公職に就いているもの、タレント、テレビに出ているコメンテーター(わたしは、まったく専門知識のない方々がコメンテーターとしてあらゆることに口をはさむという番組が昔から嫌いで、ほとんど見ないできた)などなど。
詐欺事件の報道においても、同じような手口なのになぜかだまされる人が次々と現れる。人びとは、簡単にだまされると、わたしは思っている。詐欺事件の多くは電話から始まる。わが家の電話については、非通知、特定の番号から始まる電話番号などについては最初から受けつけないように設定してあり、またすべての通話は録音されるようにしてある。それでも着信音が鳴る場合もあるが、基本的には知らない番号にはでない。最近の電話機はいろいろな防御手段がついているので、それを利用すれば良いのに、と思う。
話がずれた。
デマや虚偽情報、他人の名誉を毀損するニセ情報がでまわっているが、わたしは何らかの法的規制が必要ではないかと思うし、また平気で偽情報を拡散する者には、刑事罰を適用すべきだと思う。
デマや誹謗中傷でついに死者が 「流言」を言いっぱなしにする立花孝志氏と「真実を知り全てがつながりました」と言っていた有権者は...