浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

静かな日常

2025-01-08 20:04:09 | メディア

 テレビを観なくなってもう何年になるだろう。基本的に情報の入手先は、『東京新聞』、『週刊金曜日』、『世界』、『地平』の新聞、雑誌。そしてデモクラシータイムズなどのネットメディアである。

 yahoo NEWSも見るが、「主要」に芸能ニュースが多くあるのには閉口する。わたしは芸能ニュースにはほとんど関心はなく、タレントも俳優もほとんど知らない。テレビを見ないから、NEWSに名前がでてきても、像を結ばない。

 しかし中居某は知っている。ネットでも、中居関連のニュースが飛び交っている。関心がないので表面的なことしか知らないが、兵庫県知事の問題については、テレビは熱心に報じていたのに、中居某については、まったく報じられていないという。ジャニーズ問題も、テレビは報じなかったようだ。

 こういうことから明らかなことは、テレビは報道機関ではなく、カネ儲け機関であるということだ。人気のあるタレントを出演させて視聴率を稼ぎ、広告をだしてもらいカネを稼ぐ。キー局の社員の給与はかなり高いという。そのカネを稼ぐために、テレビ局の組織はそれに対応する組織となっている。だから何を報じるかについて、報じることによってカネ儲けにマイナスとなる場合は取り上げないのだ。こんなに明確な姿勢を示しているのだから、テレビに公正さや正義を求めても最初から無理なのだ。

 もうテレビは報道機関を自称すべきではない。私たちは、カネ儲けのためにエンターテインメントに生きるのだと宣言すればいい。

 テレビに疑問を持つ人びとは、テレビを捨てれば良い。ドラマを見たければ、TVerがある。

 テレビがないと、日常生活はとても静かである。静かな日常を生きようではないか。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 浜松にドーム型野球場新設? | トップ |   

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

メディア」カテゴリの最新記事