今日は、久しぶりの休日である。ネットで『東京新聞』の特報欄を見ていたら、国連女性差別撤廃委員会の対日審査会合で、なんと外務審議官の杉山晋輔という官僚が、『朝日新聞』の慰安婦報道が「国際社会に大きく影響を与えた」などと発言したそうだ。
すでに、『朝日新聞』だけではなく、『産経』、『読売』なども、『朝日』と同じような報道をしていたのに、彼らは『朝日』を批判し続けてきた。『読売』、『産経』には「公正さ」なんか微塵もないことを証明しているのだが、頬被りをしたまま堂々としている。
『朝日』だけは自己批判し、その調査結果を公にしてきたが、もっとも「公正な」姿勢を示したにもかかわらず、虚偽報道を行ったと、右派新聞やネトウヨから激しく批判されてきた。
これについての『朝日』の弱腰については、このブログでも批判してきたし、とくにもと『朝日』記者の植村隆氏への攻撃に対して、何ら手をさしのべることなく終始してきた。また今月、植村氏が岩波書店からこれに関する本を出版されるようだが、なぜ朝日出版ではないのかと思う。
なぜ外務官僚がネトウヨ的な発言をするかというと、もちろん日本の首相自体がネトウヨだからでもあるが、問題は別のところにある。要するに、朝日新聞がきちんと反論し、反論し続けなかったところにある。
ネトウヨの主張を見ると、根拠もない思い込みや誰かが発したデマをそのまま信じ込み、暴力的な攻撃に加わるという、理性の欠片もない姿勢で罵詈雑言を行っているのだが、こうした輩の行動を抑えるためには、引いてはいけないということだ。引けば、一歩も二歩も進んでくる。引かずに反論をし続けることが重要なのだ。『朝日』がそれを怠ってきたために、こうした罵詈雑言が、国連の公的な場で官僚により主張されるのである。植村隆氏は、孤軍奮闘し、闘っているから、ネトウヨも事実の前では弱いから攻撃を弱めている。
『週刊金曜日』の今週号の、植村氏の文を読んでいたら、『朝日』は一昨年8月には反論を展開する準備を行っていたという記述があった。取りやめになったようだが、なぜしなかったのかと思う。
事実は事実として、何度でも主張し続けるべきだ。そうでないと、虚偽が大手を振るような事態となるのだ。
むのたけじ氏は、「始めに終わりがある。抵抗するなら最初に抵抗せよ。歓喜するなら最後に歓喜せよ。途中で泣くな、途中で笑うな。」という。『朝日』は弱腰になるな、弱腰になるから購読者も離れていくのだ。
反論せよ、『朝日』!!
すでに、『朝日新聞』だけではなく、『産経』、『読売』なども、『朝日』と同じような報道をしていたのに、彼らは『朝日』を批判し続けてきた。『読売』、『産経』には「公正さ」なんか微塵もないことを証明しているのだが、頬被りをしたまま堂々としている。
『朝日』だけは自己批判し、その調査結果を公にしてきたが、もっとも「公正な」姿勢を示したにもかかわらず、虚偽報道を行ったと、右派新聞やネトウヨから激しく批判されてきた。
これについての『朝日』の弱腰については、このブログでも批判してきたし、とくにもと『朝日』記者の植村隆氏への攻撃に対して、何ら手をさしのべることなく終始してきた。また今月、植村氏が岩波書店からこれに関する本を出版されるようだが、なぜ朝日出版ではないのかと思う。
なぜ外務官僚がネトウヨ的な発言をするかというと、もちろん日本の首相自体がネトウヨだからでもあるが、問題は別のところにある。要するに、朝日新聞がきちんと反論し、反論し続けなかったところにある。
ネトウヨの主張を見ると、根拠もない思い込みや誰かが発したデマをそのまま信じ込み、暴力的な攻撃に加わるという、理性の欠片もない姿勢で罵詈雑言を行っているのだが、こうした輩の行動を抑えるためには、引いてはいけないということだ。引けば、一歩も二歩も進んでくる。引かずに反論をし続けることが重要なのだ。『朝日』がそれを怠ってきたために、こうした罵詈雑言が、国連の公的な場で官僚により主張されるのである。植村隆氏は、孤軍奮闘し、闘っているから、ネトウヨも事実の前では弱いから攻撃を弱めている。
『週刊金曜日』の今週号の、植村氏の文を読んでいたら、『朝日』は一昨年8月には反論を展開する準備を行っていたという記述があった。取りやめになったようだが、なぜしなかったのかと思う。
事実は事実として、何度でも主張し続けるべきだ。そうでないと、虚偽が大手を振るような事態となるのだ。
むのたけじ氏は、「始めに終わりがある。抵抗するなら最初に抵抗せよ。歓喜するなら最後に歓喜せよ。途中で泣くな、途中で笑うな。」という。『朝日』は弱腰になるな、弱腰になるから購読者も離れていくのだ。
反論せよ、『朝日』!!