今から44年前に札幌で誕生したといわれるスープカレー。大泉洋さんらTEAM NACS主演のローカル・ドラマ「スープカレー」で紹介されたお店の一つである、「スープカリーひげ男爵」へ行ってきました。
鶏ガラや豚骨を12時間煮込んだというベースに、キャベツ、ピーマン、かぼちゃ、じゃがいも、ニンジン、ナスなどの野菜がごろごろ入った、旨味のあるカレースープ。辛さは6段階から選択できますが、4でもさほど辛くなかったので辛い物が好きな方は5や6が良いのではないかと思います。スープのうま味をじっくり味わうために、敢えて辛さを抑えめにするというのも良いかもしれません。
スープカレーはライスにカレーをかけて食べるのが基本だそうです。今回の中でのお勧めは、冒頭の写真の「チキンスープカリー」。大振りのモモ焼きはスプーンで簡単にほぐすことができるほど柔らかいのですが、それでいて表面の皮がパリッとしています。その皮の香ばしさがスープカレーと組み合わさることで、うま味が一層引き立ちます。
さらに欲張りたいなら、豚の角煮とソーセージが加わった、「肉男爵」。
シーフードスープカリーは、スープに鰹節が加わることでほのかに和風なテイストに仕上がっています。ライスにトッピングされたイカリングと海苔は良く見るとひげを生やした人の顔の形になっています。
このお店では、ひげを蓄えて来店した方に「ひげ割り」があると聞きました。残念ながら、チョビひげすら生えない僕には縁のないサービスでした。
スープカリーひげ男爵
北海道札幌市中央区北一条東2-5-12 ビーンズコート 1F
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした