7月4日、軽井沢(閉鎖)、富士御殿場、山崎、白州、宮城峡に次ぐ、国内6つ目の蒸留所見学として、ニッカウィスキーの余市蒸留所へ行ってきました。余市蒸留所は、日本ウィスキーの父、竹鶴政孝が本物のウィスキー作りを目指し、1934年(昭和9年)に設立しました。竹鶴政孝と妻リタをモデルに描かれたNHKドラマ「マッサン」は今年3月に終了しましたが、まだまだ沢山の観光客が訪れていました。また、ウィスキー人気の回復に伴い、シングルモルトウィスキー「余市」と「宮城峡」が8月で販売終了という残念なニュースも入ってきています。
ウィスキーの製造工程については、過去に「宮城峡蒸留所②」や「山崎蒸留所」でもご紹介していますので、ここでは簡単に留めたいと思います。
原料のモルト(大麦)をピート(泥炭)を焚いて乾燥させる、乾燥棟(キルン塔)。
粉砕・糖化棟。
発酵棟。
蒸留棟。「本物のウィスキーづくり」にこだわる余市蒸留所では、今や世界でも数少ない「石炭直火蒸留」という昔ながらの蒸留法を守っています。
混和棟。ここはかつてリキュールを造っていた所です。
一号貯蔵庫。
<つづく>
余市蒸留所
北海道余市郡余市町黒川町7-6
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした