18年ぶりの札幌の夜は、ジンギスカン。友人に紹介してもらった「太好了」へ行ってきました。同じくジンギスカンの名店「だるま」のすぐ隣です。
ジンギスカンというと羊肉ともやしの鉄板焼きというイメージだったのですが、このお店はシンプルに七輪で焼く羊焼肉です。羊肉はカルニチンや鉄分が豊富、牛・豚・鶏に比べ脂肪の融点が高いため脂肪が体内で吸収されにくいなどの特色があるそうです。冒頭の写真は、その名も「生でも食べれるジンギスカン」。羊の赤みを焼き、さっぱりとしたタレで食します。羊肉にありがちな臭みがなく、また臭みを消すためのニンニク等の味付けもしていないので、さっぱりと食べられました。個人的にはあの臭みが好きではあるのですが。
胃にもたれにくいので、その後も「塩ジンギスカン」、「味噌ジンギスカン」とすいすい進みました。味噌ジンギスカンも肉があらかじめ味噌に漬けこんであるのではなく、焼いてから味噌をつけるやり方。上の写真の大きな肉の塊は牛ですが、表面だけ炙って厨房に渡します。
どうなるのかと言いますと、カットしてもらって「赤牛かたまりタタキ」のでき上がり。さすがに肉塊をかじったりはしませんよね…
「太好了」というのは、中国語で「やった!」とか「良かった!」位の意味になるそうですが、太好了!でした。
やきにく舎 太好了 すすきの店
北海道 札幌市中央区 南五条西 4丁目5 すすきの寿ビル1F
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした