窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

菱湖の試飲会に行ってきました

2024年11月26日 | ワイン・日本酒・ビール


 投稿しそびれ、あっという間に1年。昨日、「酔鯨試飲会」の話題を投稿しましたが、こちらは昨年10月19日に開催された、新潟・峰乃白梅酒造さんのお酒「菱湖」試飲会の模様です。試飲したのは、次の6種類。

・菱湖 純米大吟醸 おりがらみ
・菱湖 純米ドライ 火入れ
・菱湖 純米大吟醸 備前雄町 ひやおろし
・菱湖 純米吟醸
・菱湖 純米吟醸 生 JUICE
・菱湖 4年熟成純米大吟醸 備前雄町



 1杯目、「菱湖 純米大吟醸 おりがらみ」。「おりがらみ」とは、うっすらと濁っているお酒のことです。強い米の甘み、なめらかさ、微発泡で食前酒向きのお酒です。



 2杯目、「菱湖 純米ドライ 火入れ」。瓶詰めした後、湯煎で温度を60度から65度まで上げ、その後水槽で急冷却する「瓶燗火入れ」を行っています。甘みの強いお酒から一転して、さっぱり、水のようです。最初キレがありますが、時間が経つとほのかな米由来の甘み、旨味がでてきます。



 3杯目、「菱湖 純米大吟醸 備前雄町 ひやおろし」。日本最古の酒米と言われる備前御町を100%使用した、恐らく日本唯一のお酒です。その不思議な味わいは、ブドウ果汁で甘みと香りを添加した天然水のよう、甘くスッキリとして非常に飲みやすいです。米の力が存分に引き出されていると感じます。なお、「ひやおろし」は、冷蔵技術の発達で、ひやおろしは年々フレッシュになる傾向がある。



 4杯目、「菱湖 純米吟醸」。バランスの良いお酒。時間とともに旨味が増してきます。普段使いに良いですね。



 5杯目、「菱湖 純米吟醸 生 JUICE」。白麹という、普通は焼酎に使う麹を使用しており、この甘酸っぱさは白麹に由来しているとのこと。白麹は、室を洗わないと他の麴が使えないため、扱いが難しいのだそうです。「JUICE」と名のついている通り、酸味、強烈な甘さ、白桃のような果実香。日本酒の幅の広さを感じる不思議なお酒です。



 最後は、「菱湖 4年熟成純米大吟醸 備前雄町」。3杯目の4年熟成(限定品)です。ですが、3杯目と比べ、意外なことにクセがなく、全体的に抑えられ、飲みやすいです。

ほっこり酒処千



神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1-8-11



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
コメント
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