上の画像は、クリックすると拡大します。30代・女性・会社員をされている方です。
【この方の人物像】
細かいことは気にせず、物事を大雑把に捉えるアバウトな性格。物事に対しても柔軟な適応力があります。しかし内面は感受性が豊かで、色々なことに興味を示します。その一方で、熱しやすく冷め易いところもあります。
人間関係においては協調志向で慎重なところがあります。人と接することは苦手ではないですし、新しい環境や人の和にも比較的早く飛び込んでいけるのですが、一旦中に入ってから、用心深く周囲の状況や人の性格を観察し、見極めようとします。しかし、一度順応してしまえば、周囲の注目を浴びることも嫌いではありません。慎重かつ順応的に振る舞おうとするので、周囲の人には地味な印象を与えているかもしれませんが、結構派手好きでおしゃれなところがあります。
【診断の感想】
興奮のあまり筆(?)が止まりませんでした
筆跡鑑定、ありがとうございます
当たりすぎてて、笑いがこみ上げてきました
一言一句間違いなく「私」です
鑑定書を書いたのが転職前だったので、現在とは違う結果が出るのではないかと思っていたのですが、無駄な心配でした
例えば…
大雑把なので、引越し後すでに3つの食器を割りました
どの食器もなんでそんなところに置いておいたんだと自分で突っ込んだほどのケアレスミスです
色んなことに興味があって手を出すのですが、大雑把でしかも飽きっぽいので、どれもモノになりません
人見知りですが、人と接するのは苦手ではないです
相反する性格だと我ながら不思議に思っていました
前職でチームメンバーにワンマンプレイのような言われ方をずっとされてきたので、自己分析に自信がなくなっていたのですが、筆跡鑑定では協調志向で慎重と出ていますね
こんなに当たるのなら、ぜひ自分でも見られるようになりたいです
そうしたら、人の性格の見極めがよりしやすくなりますよね
飽きっぽいから、極められないかな…
本当にありがとうございました(*^◯^*)
【診断後記】
今回診断事例に取り上げた方は、以前から知っている方でした。しかし、筆跡に表れた筆跡傾向は、これまで私が彼女に抱いていた印象とはかなり異なるものでした。このようなことは、筆跡診断の現場でしばしば遭遇します。
率直に言って、知っている方の診断は知らない方を診断するよりやり難いです。それは、診断者の認知がバイアスとなり、診断結果に影響を及ぼす可能性があるからです。バイアスをいかに排除するかは、診断者に常に付きまとう課題であるとも言えるでしょう。
自分が他者に対して抱いている印象は、思っているほど正確なものではないかもしれません。同様に筆跡診断も万能ではありません。さらには自身の自己認知でさえ、正しいものであるとは必ずしも言えないでしょう。したがって、どれが正解かということよりはむしろ、様々な角度から診た結果が互いを補完することで、より良い他者理解、あるいは自己理解に繋げることができるのではないかと思います。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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