一日中冷たい雨が降り注いだ、1月のある夜。友人と「最近、くどいのがダメになってきてさ...」など妙なところで意気投合しながら、福岡は呉服町近く、昭和53年創業のもつ鍋専門店、「もつ幸(こう)」へ行ってきました。寒い夜はやはり鍋ですね。
なぜもつ幸かといえば、ここのは鶏がらベースのあっさりしたお鍋だからです。しかし、もつ特有の臭みは全くありません。たっぷりのキャベツやニラに加え、とろっと柔らかくなった餃子の皮がアクセントになっています。メインメニューはもつ鍋だけですが、サイドメニューの白センマイ、ぽんぽん(牛の動脈とニラを炒めたもの)、一口餃子なども美味しいです。
新鮮なモツは油もさっぱりしていて、自家製酢醤油でいただきます。この胃腸に衰えを感じ始めている我々でも2杯は軽く食べられました。そのためか、女性のお客が比較的多いようにも感じました。
〆はちゃんぽんをスープがなくなるまで煮込み、そこに白胡麻をたっぷりとかけていただきます。これもどろっとして一見くどそうに見えますが、野菜の旨みが染み込んだあっさり味。これでひとまずお腹は満足。
にもかかわらず、最後はラーメンを食べて帰ってしまいました。
懲りないぼろ屋と質屋の二人組です。
もつ鍋専門 もつ幸
福岡市博多区綱場町7-14
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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