福岡老舗の和菓子屋さん、如水庵のいちご大福です。以前、このブログでぶどう大福と柿大福をご紹介しました。ぶどうや柿に比べるといちご大福は比較的ポピュラーなのではないかと思います。僕も大好きです。
やはりいちご大福はあっさりした白餡といちごの相性が抜群ですね。福岡を代表するいちご「とよのか」は甘すぎず、酸っぱすぎず、その酸味が白餡の甘みを抑えながら、白餡の甘みがいちごの酸味と香りを引き立てることで絶妙のバランスを保っていると思います。
噛むと口の中でシュワッとした、ラムネを飲んだ時のような感触がありますが、これはいちごが呼吸によって放出する炭酸ガスの影響なのだそうです。いちごも生きているというわけですね。
外側を包むやわらかいお餅とプチプチのタネ(正確にはこれが実ということですが)が合わさった食感が良く、放っておくと何個でも食べてしまいそうです。
いちごの香りは、まだまだ冬真っ盛りながら、何となく春の訪れを期待させます。
如水庵
福岡県福岡市博多区博多駅前2-19-29
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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