窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

NPO法人ごみじゃぱんヒアリング

2008年10月30日 | リサイクル(しごと)の話
 10月15日に香港より関西空港に降り、そのまま神戸へ向かいました。神戸に行ったら必ず立ち寄る店があります。以前ご紹介した炭火焼ステーキの店、三ノ宮北野坂の入口にある「カルネ」さんです。



 今回は前から気になっていたアワビのバター焼きを食べました。本当は香港の最終日から腹を下していて肉など食べられる状態ではなかったのですが、薬を飲んでカルネ訪問を強行しました。



 翌日、NPO法人ごみじゃぱんの代表で神戸大学教授の石川雅紀先生にお話を伺う機会があり、初めて神戸大学を訪問しました。見晴らしの良い高台にあり、おしゃれな雰囲気のキャンパスでした。



  ごみじゃぱんは2005年にごみゼロパートナーシップ会議がまとめた「簡易包装普及のためのシステム検討委員会平成15年度報告書」において立てられた「ごみ問題を知り、インセンティブが与えられれば、生活者はごみが少ない商品選択を行うという仮説を実証するためのNPO法人として設立したそうです。活動は石川ゼミの学生が中心となり消費者、事業者、教育研究機関及び行政と連携して、簡易包装の普及、ごみの分別とリサイクルの向上、新たなリユースチャンネルの開発及びごみを少なくするための商品の製造・販売等に関わる社会実験を実施しています(一部ごみじゃぱんHPより引用)。



  たとえばこれは大学構内のカフェテリアで見つけたのですが、「REVALUE」といって化粧品などの棚落ち品を従来はメーカーが廃棄していたのですが、それを大学生協で安く販売するという取り組みです。

  石川先生は学者というよりビジネスマンではないかと思わせる雰囲気の方で、饒舌、ご多忙の中作っていただいた2時間が本当にあっという間に過ぎてしまいました。「意識を変え、購買行動を変え、容器包装のごみを減らす」という確固たる中心軸を据えた上で様々な活動に取り組んでおられる(詳細はごみじゃぱんのHPをご覧ください)お話は再生資源業を営む我々にも大いに参考になりました。



  というわけで先生の研究室を出たときにはこのとおり外は真っ暗になっていました。キャンパスからは神戸の夜景がきれいに見渡せます。このまま新神戸に戻り、次の出張先である大阪へと向かいました。

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

よろしければクリックおねがいします!

人気ブログランキングへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 玄武山(仏祖廟・元山寺) | トップ | 経済はナショナリズムで動く »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

リサイクル(しごと)の話」カテゴリの最新記事