大阪はJR天満駅を降り、目の前に広がる飲み屋街「ビニシー通り」へ行ってきました。「ビニシー」というのは、そのまま「ビニールシート」のことだと思うのですが、韓国や台湾などでよく見かける、屋台や軒先にビニールシートを張った小さな店舗が所狭しと立ち並んでいます。
聞くところによると、廃れた商店街の活性化のためこのような形になったということですが、日本、韓国、中国、イタリア、スペイン、ブラジル等々、世界各国の料理を提供する居酒屋やバルが、大阪にいながらにして異国を思わせる情緒を醸し出しています。
店の種類の豊富さばかりでなく、各店が工夫を凝らし独自性を打ち出しており、通りを歩いているだけでも楽しめます。しかし、この日は夏日を記録した、暑い週末の夕暮れ。乾いた喉を潤しに、どこか狙いを定めた店でゆっくりするもよし、気になったいくつかの店を次々と梯子するもよし。
僕は最初にイタリアンで軽くおなかを満たした後、魚のお店へ。気取らずに新鮮なネタを楽しめるところが下町飲み屋街の良いところ。横浜でいえば、野毛界隈でしょうか?
その後、かき小屋へ移動。ここもまるまるとしたプリップッリの牡蠣を豪快に蒸し焼き。いやあ、楽しい...。
ビニシー通り。初めて来ましたが、味わい尽くすには相当時間がかかりそうです。
天満ビニシー通り
大阪市北区錦町1-20
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
【ドキュメント】循環型社会の機先を制す~ものづくりを支える資源再生人【ナカノ株式会社】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます