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通度寺は韓国梁山市にあり、韓国でも有数の名刹です。日本では大化の改新の翌年、646年に新羅の僧慈蔵が唐での修行を終え、頂骨舎利を持ち帰り通度寺の金剛戒壇に奉安したとされています。今年1月に訪れた大野城に遡ること20年の頃です。
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通度寺はその地形からか新羅時代の典型的な伽藍様式とは異なる東西に長い特殊な配置をしており、下から下炉殿、中炉殿、上炉殿と上がっていきます。
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一柱門。
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続いて天王門。ここからが下炉殿になります。
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天王門にはその名の通り、木造の大きな四天王像が脇を固めています。
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左から、鐘や魚板のある梵鐘楼、極楽宝殿、薬師殿、薬師如来像です。
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三層石塔。以前、梵魚寺のときもご紹介したことがありましたが、新羅時代の仏教寺院に見られる特徴です。
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霊山殿。霊山とは、釈迦が説法をした霊鷲山を指しますが、この通度寺のある山が霊鷲山と呼ばれているのは、この山の姿と気がインドの霊鷲山と通じているということに由来するとされています。
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そうしたことからこの霊山殿は浄土の具現とされ、内部には釈迦の一生を描いた八相図が描かれ、韓国の宝物第104号に指定されています。
<つづく>
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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